一人稽古)「風伝一気読み」

詰め込み過ぎた。 


稽古関連のブログ(通称「風伝」)に過去記事がアップされている事に最近気がついて、 
現時点の最過去記事、2006年からの記事を飛ばし読みながらも、 
ここ数日で相当な数を読んだ。 
読んだというより、読み始めたら止まらなくなってしまったという感じ。 

先日読んだ数冊の本に匹敵するか、あるいはそれ以上の読み応えで、 
記事を読むごとに私にとっての新たな発見が次々と出てくるのである。 
それは、自身が体感として共感出来るものであったり、 
そのほとんどは考えたこともなかった視点であったり、 
あらためて考えさせられるものであったりと、 
稽古を始めて9ヶ月の私が刺激を受けるのに十分すぎる内容であった。 

で、ここまで読んでさぞかしすっきりしたのかと言えば全く逆で、 
色々な情報が一気に届いてしまって全く整理できていない『もやもや状態』になってしまった。 
全部が全部、重要な話に思えて、出来れば全て吸収したいのだけれど、 
とてもそんな容量は無いという感じ。 

やはり実際に体験しながら少しずつ吸収していくか、 
読むにしても、当時ブログにアップされた頻度(月一回)か少し早めのペースくらいが、 
丁度良いのかもしれない。 
ひどく頭と体のバランスが崩れてしまった感じがする。 

整理出来ていない頭に、さらにおいていかれた感のある体は、 
『浪之下と浪之上を同時にかけつつ、ストライクを受けながら歩きたい。』 
というような、焦りに似た状態か。 
わかってはいたけれど、この先まだまだ未知の世界が広がっていることにあらためて気づかされたらしい。 
ここ数日はそんな感じで、『もやもや』していて、連日書いていた日記もお休みしていました。 

この気分は稽古三昧の日々を送る以外に解消のしようもないかな、でもそれは無理だなぁ。 
などと思いながら今日も会社から帰って来たのだけれど、 
家について姫の寝顔を見て、それからさっき「さまぁ~ず×さまぁ~ず」を観てひとしきり笑ったら、 
そんな気分はどこかへいって、普段の調子に戻ってしまった。 

まあ、一度受けた刺激は身体にしろ、頭にしろ間違いなく経験になっているので、 
そのうち役に立つかもしれないし、立たないかもしれないのでしょう(当たり前か)。 
って、こういう事が書いてある記事もあったのでマッチポンプみたいだけれど、 
さっそく読んでいて役立ったのかも知れない(笑) 


この体験から考えてみると、稽古前にブログを読むと、読まないよりも稽古によさそうだということです。 

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