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2008年10月31日金曜日

粘り腰@千代田武術研究会

ちょっと日記が遅くなりましたが、先日の千代田武術研究会の話。
この日は骨盤おこしセミナーからのはしご。
実に贅沢な一日でこの日を心待ちにしていた。

これについては家で姫を見てくれる妻に感謝するしかない。
何と言っても、姫誕生前よりも稽古に行く回数が増えているし(^_^;)


中村先生をはじめ、骨盤おこしセミナーに参加した数名で千代田に向かう。
実は道順があやふやだったのですが、Sさんが詳しかったのですごく助かった。


今回の目的は、
1.骨盤おこしセミナー(@恵比寿含む)で変化した『目』で先生の動きをみる。

2.骨盤おこしを含む万全の状態で先生の技を受けるとどうなるかを体験する。

3.それから、普段お会い出来ない稽古人の方々との稽古も!
の3つ。

1.先生を見る。
体術にみる先生の動きは、常に骨盤がおきているわけでも胸を出しているわけでもないようだ。
細かく、大きく常に調整をしながら身体が動いているように見えた。
動きの中で骨盤をおこしたり、胸を出したり。
腹圧は確認出来なかったが、お腹を自在に動かしてイタリア『真実の口』の如く
手を飲み込まれた事があるので自由度はかなりのものだろうと思う。

剣術のほうは、まさに”目にも止まらぬ”速さ。
全然動きが見えません。
この日受けを取っていたE木さんや松田さんの動きは、
見る限りかなり速くて『ひょっとしたら捌けるかも。』と思って見ていた。
しかし、この二人からしても驚きの速さだったようでした。
これは暫く見えるようにはならないか。


2.技を受ける
この日は周りの方と稽古をしていてあまり先生の技を受ける機会がなかったが、
『直入り身』と『浪之下』を受ける事が出来た。
『直入り身』は、
・数メートル飛ばされたり
・飛ばされないが懐に入られ顔をペシペシされたり
と受ける人によって、違った結果になりやすい技なので、
今の自分が受けるとどうなるか興味があった。
以前受けた時は数メートル飛ばされたが、果たして。

骨盤をおこして立ち、手を払うタイミングで『踵を踏む』。

すると接触した時の姿勢のまま浮かされ、少し後ろに運ばれた後、
やはり姿勢が変わらずに着地という『受け』になった。
感触はフォークリフトで丁寧に運ばれたようで気持ちがいい。
これは受けにも工夫のしがいがありそうです。

『浪之下』は東京武道館の時より捕え所がなくなっていた。
先生曰く『出来る気もしないが、出来ない気もしない。』
もともと捕え所なんてなかったので、要するに『わかる気がしない』です。


3.稽古
千代田はこれが楽しみになりつつあります。

E木さん、H川くん、Sさんと。
E木さんと言えば『榎木崩し』。
ちなみに命名は中島先生ですが、この日H川くんが技の名前を聞いたところ特に名前が無いことが正式に判明しました。
前回に続いて今回もリクエスト。
骨盤おこし&ふわっとした感じで受けてみる事に。
肩から背中をなで下ろす動きで相手を崩すこの技、前回は見事に崩されたのですが、
今回はなんと、崩されませんでした!
『いい腰してますね。』とはE木さんの言葉。
骨盤おこし稽古人の一人であるH川くんも崩されなかったが、崩れなくて一番驚いていたのは本人達だったかも。
しかし2人はこの後『榎木崩し、腰ロックバージョン』で見事に崩されるのでした。
一緒に稽古したSさんは、ことごとく技を受けきっていて凄かった。


T賀さんと。
T賀さんといえば(私の中では)『一畳相撲』。
この日、T賀さんは仕事の関係で時間差で到着。
甲野先生の輪から離れたところを狙って、『一畳相撲』をお願いした。
前回T賀さんに教えて頂いた『重心を落とす』に、『骨盤おこし』+『脱力』で挑む。

始まってみると、T賀さんの前進力というか突進力が強烈で、受け止めるので精一杯。
とにかく自分の姿勢が崩れないように、重心が浮かされないようにしながら耐える。耐える。耐える。
しかし、自身の体勢を整えるうちに徐々に後ろに下がってしまい、一畳相撲の土俵が一畳だとすれば
とっくに押し出しで負け。
それでもしつこく何度かやらせて頂いて、自分の腰に粘りが出てきていることが実感出来ました。
T賀さんには、この後また仕事に戻る予定だったにも関わらず、たくさん付き合って頂いてしまった。
ここで私はヘトヘト。
腕がパンパンだったということは、T賀さんの指摘とおり後半は重心があがってしまったのだろう。
腕力を使い出すと、重心を下げたままにしておくのは難しくなってしまう。

この後、綾瀬でよく会うTさんや、J会のNさんともお相手して頂いて課題がはっきりしてきた。
課題は攻めですね。中心を取るとか、中心を隠すとかその辺りの感覚が無いようです。
で、さっそく稽古後のファミレスで中島先生にこの話をしたら、『攻めは「井桁」ですよ。』とのアドバイスを頂いた。
もっと胸を出せるようにならないと、『井桁』にならないなー。
積極的に攻められるようになるのは、もう少し先になりそうです。
他にも呼吸とか上半身の力みとか課題が見つかりました。

H川くんと。
甲野先生の『斬り落とし』を見ていると、相手の崩れるのにしたがって関節がきれいに畳まれていくようだった。
さっそくH川くんに真似バージョンを受けてもらうと悪くない感じ。
特に股関節をきれいに畳むと良いみたい。背中は丸めない。
そう言えば『斬り落とし』って今まで出来なかったような、、、


他にもIさんと『手を上げる』とか、Kさんの『前受け身を見る』とか。
K津さんと中村先生に『開脚』を見てもらうとか。


何と皆さまのおかげで大変充実した時間を過ごすことが出来ました。
一緒に稽古してくれた皆さま、ありがとうございました!

2008年10月29日水曜日

成長株ー!@第4回 骨盤おこしセミナー


『骨盤おこしトレーニング』
7月に参加した第1回のセミナーから続けている骨盤おこしトレーニング。
第4回のこの日も、これまで続けてきたトレーニングの方向が間違っていないか確認してもらうのが大きな目的。
第3回の日記にも書きましたが、間違ったトレーニングは身体を壊すだけですから。

盛りだくさんな内容になってしまいますが、1つずつ書いていきます。


ちょっと遅れて参加。
セミナー初参加の方、1人1人に骨盤をおこした位置を説明する中村先生。

一巡した後の質問タイムで中村先生に私なりの骨盤おこし全開をみて頂く機会があった。
・(スタート位置)正座。骨盤を後傾させ、胸椎を猫背気味に曲げた状態。
・胸を出すのと同時に骨盤をおこしていく。
・腹圧をかけて、胸を意識できる限り出していく。

すると、中村先生に『いいじゃないですか。変わりましたね!さすが成長株!!』なんて言って貰えた。
事前に『褒めるとのびるタイプ』だと伝えておいたのが良かったか、照れるくらい褒められた。
最後に『まだまだいけますから、頑張ってください。』と言われかなり良い気分。
第1回の頃の私を知る、中島先生、S水さん、Iさん達は特に驚いてくれて、それがまた励みになります。
世界同時株安なんのその。がんばるぞー!!


セミナー前に書いた日記の流れで、『持ち上げる』がテーマになった。
古武術介護で知る人も増えてきている『添え立ち』を中村先生の前でやる事になった。
S水さんに受けてもらい、(私なりの)古武術介護バージョンと骨盤おこしバージョンの2つをやった。

前者は動き始めの力みを避ける為、自分と相手の重さを利用して動く。
具体的には、
・やや後ろ方向に倒れる力をきっかけに動き出す。
・このままでは後ろに倒れてしまうので倒れかけながら立つ。
この時は少し後ろに下がってしまったが、腰に負担を感じる事はなかった。これはこれで楽。
後者は、
・骨盤をおこして、胸を出す。
・さらに腹圧をかけて隙間が出来ないようにして、ただ真っ直ぐ上に立つ。
これも楽。骨盤をおこしているので腰だけに負担が片寄らなくて安心感がある。
楽は楽だったが腕と背中に少し力感があった。
中村先生の指摘でまだ後傾していた骨盤をおこして再度やってみると、さらに楽に立つ事が出来た。
受けて頂いたS水さんの日記によれば、中村先生のと比べると私のは引き上げられる感じがあるとの事。
このあたりは、私より『添え立ち』が上手な方の感触とも比べて欲しいところです。
ただ私も中村先生のを受けたが、S水さんと同じく、優しくすーっとあがっていく感触でした。
さらに注目すべき点は、受け手(被介護者)の体勢を骨盤がおきるように変えると、さらに立ちやすくなるところ!
これはこれまでの古武術介護では言及していなかったのでは。
※ここで説明している古武術介護バージョンのやり方は、この日私がやったやり方です。
後ろに倒れない方法など他にも色々あるので、そのうちの1つだと理解して下さい。
実はもう一丁、これはうまく行きませんでしたが、『左足で1本で立ち上がる』というアドバイスがありました。
中村先生の『添え立ち(抱き上げる)』中に右足の下に手を入れてみると、体重がかかっていない!!
80Kg程度までなら片足で十分だそうです。


この日は他にも『開脚』について質問した。
座った状態から足を開いて、身体を前に出すあれです。

前回までのセミナーでやり方は聞いていたのだけれど、痛いのが嫌でこれまでほとんどやらなかった。
『成長株』の一言でおだてられた勢いで聞いてみたのでした。
中村先生に「どうぞ、やってみてください。」といわれ、ドキドキしながらやってみる。
開脚というより、長座から少し足を開いた程度で座るとこの時点で骨盤が後傾しまくりなのが、自分でもよくわかる。
やり方だけは以前のセミナーで聞いていた。
・足首を背屈させ、足指をぎゅっと握り、身体を前に倒していく。
・骨盤をおこす方向に、胸を出しながら、、、、倒して
、、、いきたかったが、
ほとんど動いていない位置にも関わらず足の付け根が痛くなり、
(これ以上はちょっと無理かな)という感じがしたので、『もう限界を感じます。』といってみた(笑)

すると予想通り(?)中村先生から、
『まだいける。』
『まだまだ、もっと!』
『このあたりまで伸ばして来て下さい(私には遥か先に見える)。』
結局、さすがにこの場では大きな変化はなかったが、この骨盤おこしトレーニングでの『開脚』は、股関節を正しい方向に動かすという方法をトレーニングする為、
トレーニングを進めるうちに徐々に出来るようになるのではなく、突然『出来る』ようになるとの事。
だから、教えてすぐに出来てしまう人もいるというのだ!


他にも日記に書ききれない程たくさんの収穫があった。
書ききれないのであと少しだけ、書きます。

セミナー後にいった喫茶店で、中村先生に『私が開脚を出来るようになるとしたら、自分にとっては本当にとんでもなく凄いこと。』という話をしたら、
『股関節の稼動域はまだまだそんなものじゃない。』
中村先生が続けて言うには、
『この先には『別世界』とも呼べる変化が存在する。』
との事。
このトレーニングを始めた頃からすると、既に自分でも自覚出来る程の変化を感じているのだが、さらに『別世界』とは!?
自分なりの行けるところまで行ってみたい。

『開脚』(痛いからちょっとずつ)やってみます。


これまでやってきた内容が気になる方で長文でも大丈夫な方は以下の日記を見てください。
・第1回 骨盤がおきる位置を確認する。
http://vtotai.blogspot.com/2008/07/am-pm.html

・第2回 骨盤をおこす+胸を出す+鼻緒を摘む
http://vtotai.blogspot.com/2008/09/blog-post.html

・第3回 続けてきたトレーニングの方向を確認
http://vtotai.blogspot.com/2008/09/blog-post_29.html


ところで写真は日記とは全然関係の無い、新富町『キッチンスイス』の元祖カツカレー。
中島先生の日記をみて、食べたくなって行って来ました(笑)
何年か前にも一度食べましたが、カツが美味しくなってました。

2008年10月26日日曜日

超稽古法@半身動作研究会

雨のせいか人数が少なかった半身動作研究会の話。


稽古後のお茶で、中島先生が野口悠紀夫著『超超整理法』を持って来ていて、この『超○○法』シリーズが稽古に繋がっているという話になった。
『超勉強法』のパラシュート勉強法というもの。
勉強をするとき、復習から始めるのではなく、解かなければいけない問題から始めるのである。
当然わからないので少し戻って勉強する。ここでもわからない箇所があればまた少し戻って勉強する。

まさに甲野先生の技を受けて『???』とした上で、恵比寿で稽古すると『!!!』となるやり方に当てはまる。
しかし、これがいきなり恵比寿だとやはり『??』となってしまう危険性がある。
これに絡んで中島先生が言った一言『ここ(恵比寿)でも結構不思議な事をやっているんですよ。』が、面白かった。
我々は知ってか知らずか『超勉強法』ならぬ『超稽古法』の恩恵を受けているというわけですね。
中島先生がことさら『わからなくてもいいから甲野先生の技を受けておくと良いですよ。』と言うのは、『超稽古法』の基本を抑えるという事でしょう。


ここからは超稽古の話(笑)
雨のせいか、人数少なめ。じっくり出来るので、これはこれでいいですね。

Iさんと。
・浪之下
とにかく『力みを消す』が課題。
さらに力みを消す方向に稽古法もシフトしている。
沈んだ結果、手が引っ掛かろうが力が抜けていれば良し。
私がやると引っ掛かる時にぶら下がるか、押し下げようとしてしまい力んでいることに気づく。


・散らす
これもIさんと。
立ったまま腕相撲をするように互いに力を掛け合い、拮抗した状態で力みの分布を観察する。
次に力みを散らす。
散らした後で、力みの分布を観察する。
これをじっくりやる。

肩の力みを感じるも、散らすことが出来ない。

この稽古は目下の課題の『力み』を観察するのに良い。

S川さんと。
・『骨盤おこしの効果』
座りで手を持たれた状態から、骨盤を後傾からおこして来ると『受け』が崩れる。
崩れる前に手を使ってしまう止まる。

・『触れる』
動きの少ない場所に合わせると自分の身体に一体感が出てくる。
受けていると不思議とこちらの身体とも一体感が出ているような。
馴染んでくる感じで、抵抗する気にならない。

・『ついていく』
皮膚を動かすと、受けが動くのでついていく。ついていく時、持ち上げていまうと一体感がなくなる。
ピタッとしたほうが、一体感が出る。


そうそう、お茶の席で中島先生、S川さんに紹介して頂いたホーミー聴いてみました。
音が2つ聞こえます。変ですねー!
面白い(^o^)

2008年10月24日金曜日

成長株@東京武道館

ここでも骨盤おこし恐るべしといった体験が出来た東京武道館の話。


今回のテーマは2つ。
1つめは前回の新宿で受けた技(※)を『骨盤おこし』&『膝抜き』で受けてみる。
※『しっかりと構えた両手を斬り落としのような形で沈める』という技

2つめは前回の東京武道館で受けた技(※)を骨盤おこしで受けてみる。
※『座りで床に着いた両手を自由に押さえられた形から手をあげる。』という技。

1つめ。
「受け」の姿勢は骨盤おこし。身体は(私なりの)いつでも反応出来る状態で受けた。
すると、初めて先生に『ほう』と言われる受けが出来ました!!
しかし、先生に『こういう場合は、、、』と言われて受けた2回目。
何をされたかわからない。
「あっ」とも言えない間に転がっていた。

2つめ。
これは先生の技を受ける機会を逃した。
前回も相手してもらった粘っこいIさんと『取り』で試す。
ちなみに前回やったときは歯がたたなかった。
今回は骨盤おこし全開で試した。すると胸の高さまではスッとあがる。
ここまでは前回と同じだが、前回よりも力感がない。
ここから先はいかに力まないかがテーマ。Iさんの『受け』ではこちらが力むと止められる。
とにかく力まないように意識すると、ついに手があがった。

しかし多少力みが残っても、ある程度(技や相手の体勢によってはかなり)効いてしまう『骨盤おこし』の力は、
『これで良し』としてしまいそうな誘惑がある。

さらにこの日の講座では先生から『たいさん、彼も最近なかなかの成長株です。』などと紹介を受けてしまったから、
お調子者の素質がある私は相当気を引き締めなければならない(笑)
しかし先生にこう言われては、ますます成長しないわけにはいかなくなったという事で気を引き締めていこうと思う。
特に力みについては厳密に稽古する必要がありそうだ。


この日は『骨盤おこし』東京支部長(?)の中島さんも遅れて参加。
講座の端っこでミニ骨盤おこしセミナー開始(笑)
中島さんに骨盤をおこされた人たちが、一様に衝撃を受けていた。
特に少林寺拳法のOさんが、『これまで長い間一生懸命やってきたのは何だったか』と嬉しそうにショックを受けていたのが印象的。

他にもたくさん稽古ができた。
ウッチーさんと。
・『骨盤おこしで筋トレ添え立ち』
立たされる側にはやさしく、立たせる側には厳しいという筋トレ版添え立ち。
私がやったら立ちくらみしそうになった。
なんだか稽古好きのウッチーさんらしい添え立ちで面白かった。


H川さん、群馬からのMさん、粘っこいIさん、少林寺拳法のOさんと。
・『座りでがっちり押さえられた手をあげる』
『受け』が骨盤をおこすと押さえも強力になる。
『取り』が骨盤をおこすとそれでも手はあがる。

骨盤おこし恐るべし。
でも甲野先生や中島さんの技を受けて感じるのは、これだけではないということ。


それにしてもこの日はたくさんの方と稽古やお話が出来て楽しかった。
中島さん、ウッチーさん、H川さん、誕生日が同じM岡さん!
皆さまありがとうございました!!

2008年10月19日日曜日

次の脱力@柔術研究会

ノーブラ研(※)の話

※広沢先生主宰の柔術研究会”ノーブランド柔術研究会”の略称。
”ノーブランド”が”ノーブラ”に略された上に”柔術”が消えてしまった名前。

近くていいです。
終わってから帰っても、姫に離乳食&お風呂に入れられる!
そうそう、昨日ついに姫が『つかまり立ち』をしました(^^)/
いよいよ本格的に小物の片づけをしなければ(^^;


さて稽古。
ここでは『何もしない』。
さて、前回10月は『何も出来ない』でしたが今回は、、、

『八光捕り』
全ての技に繋がる動き。
これが出来ると色々な技が出来るらしいが、現段階では「そうなんですか?!」という感じ。
まだまだ表面的な動きに惑わされているようです。

手をあげるとき、肘をひいてしまう。これは押さえられている力に反応してしまっている証拠。
普通にあげられるようにしなくては。
弱い力で押さえてもらうと、いい軌跡を描いて動けているようなので、これを手がかりにして行こう。
うんうん、前回よりは動けたぞ(^^)


そう言えば、7月の日記で”いったんお手上げ”とまで書いていた『咬ませたまま動く』が、
この日の稽古では上手くいったみたい。
身体が割れてきたようです(^^)v
もっとも、咬ませたまま動くのは技の前段階なのですけど(^^;

咬ませておいて『引っこ抜く』だったかな?
おとりのように使う『咬ませ』は、体幹部ではなく腕の生力を使うとやりやすい感覚でした。
咬ませたまま体幹部が動く。


そうだ!
忘れてはならない重要な指摘。脱力について。
動き出す前の脱力は、だいぶ出来ているとの事。
しかし脱力の結果、相手に(例えば腕の)重さが乗ってしまっている。
この重さを伝えないようにすると、相手はさらに消えたように感じるらしい。

重さが残る脱力では、動き出す時に『重さが変化する』という手がかりが伝わってしまうのかもしれないな。


皆さまありがとうございました!!
Kさん
またまたDVDありがとうございました!!


ところで、広沢先生が稽古中に放っていた駄目出しの「ち~か~ら~♪」が頭から離れません。

2008年10月10日金曜日

セルフセグウェイ@骨盤起こしから


写真で小泉元首相が乗っているのは『セグウェイ』
乗ったことはありませんが、前重心で加速、重心を戻すと減速する1人用の乗り物。


今日の帰り、電車から降りると雨がパラパラと降り始めていた。
傘を持っておらず、家まで濡れるのは嫌なので走って帰ることに。
せっかくなので『骨盤を起こして走る。』を試す。

こんな感じでやってみた(出来ているかどうかは別として)。
・骨盤を起こし、身体を前傾させる。
・猫背にならないように腹圧をかける。
・頭の重さが首の負担にならないように胸を出して、頭はその上に乗せる。
・踵を踏み動き出す(※蹴るのではなく踏む)。

すると今までにない感覚。
緩やかな下り坂を駆けるような感じだ。

さらに加速を試みる。
加速といっても地面を蹴る力を増すのでは今までと何も変わらない。
・股関節に角度をつけるようにして、身体を少したたむ。

加速した。
さっきよりも急な下り坂を駆け下りるような感覚。
とにかくどんどん足を前に置かなければ倒れてしまいそうだ。

こけそうになったので上体を起こして減速。
自分で自分の身体を操縦している感覚がして面白かった。
たとえるなら『セルフセグウェイ』

絶対的なスピードは、それほど変わらないかもしれないが、
『蹴らない加速』は多くのスポーツで有効だろう。
何より感覚が面白い!!


動画はマラドーナ伝説の5人抜き。
今見ると3人目を抜くときの動き(0:12あたり)が、セルフセグウェイの加速に見える。
私の場合まだまだ荒削りでドタドタ走ってしまうけど、1歩近づいたか!?
http://www.youtube.com/watch?v=8h4bEiQXYYY

2008年10月9日木曜日

誰にもわからない@新宿

甲野先生の講座@新宿の話。


腕を曲げてしっかりと立つ。
胸の前で小さくガッツポーズをする形。脇は絞ってとにかく崩されないようにする。
技を受けると、腕に触れられたと思ったら、頑張る間もなく崩されてしまった。

腕をしっかり曲げて潰されないように受けるこの技は、
『浪之下』などの、技の前からしっかり接触する技と違って《持った時の変な感じ》が無いので、
やられる前まではやられる気がしないのにやられてしまうという何とも言えない感触。
崩され方は人それぞれだが、自分の経験では潰し系の技で重くて持てないという感じがなく、
ほぼ最初に立っているその場に崩されるというのは、この技が初めて。
後ろ方向にござ引きされる感触にも似ていたので、次回は膝抜きで受けようかと考え中(^_^)


・手をあげる。
綾瀬で受けた技にさらに磨きがかかっている。
なぜ全力で押さえられた手があがるのか?
やってる本人もわからないそうです。
見ても、やられてもわかりません。
誰もわからないけど、そこには認めざるを得ない技が存在していました。
先生に「試しにやってごらん。」と言われて、最近流行の(?)例のポジションで試す。
胸の高さまでは、それほど力感なくあがるが、これ以上は抵抗されてしまって手があがらない。
ここから先はやはり誰もわからない。


・竹刀をよける。
技のスピードには前から付いていけていなかったが、さらに大変な事になっている。


この日はドラマー、打楽器奏者、隣の人が持つ楽器も弾くというキルギスの民族楽器、バイオリン、、、
他にも濃ーいメンバーが何人も集まっていた。
こういう時の講座には独特の雰囲気があってとても好き。


皆さま、ありがとうございました。
懇親会では、帰り際に見せた姫の写真に『可愛い!』と言って頂きありがとうございました(親バカ)。


反省
・影抜き?
動きの説明の段階で避けられないとは情けない。
道具を持つと居ついてしまうらしい。
慣れの問題でしょうか?!

2008年10月6日月曜日

レビュー+α)甦る古伝武術の術理―井桁崩し--その誕生と展開


甦る古伝武術の術理―井桁崩し--その誕生と展開 

大先輩稽古人O田さんのおすすめ術理本『甦る古伝武術の術理―井桁崩し--その誕生と展開』を読みました(1回目)。 
平成5年出版。 
『井桁術理』発見直後の松聲館の技をインタビュー形式で紹介、解説している。インタビュアーはなぜか外人さん。 

著書の中で『自分の中で当たり前になった動きはことさら言わない。』とある通り、この本が出てから10年以上経ったいま、当たり前の事として言われなくなった動きは数知れないだろう。 
そんな中でこの著書は井桁術理を発見した当時にインタビューした内容である為、『まわさない』ことの大切さを色々な技の解説を通して説明している。 
これはかなり大事なことのようで、つい最近まで強調するように発言されていたが、 
最近では聞かなくなってきている。 

甲野先生の術理に興味があり、実際に稽古を始めた方なら読む価値あり。 
『胸を下ろす』は『当たり前の事となったのでことさら強調しない』との記述が出てくる。 
これを胸椎、胸骨の操作として解釈して読むと、、、 
同じ動きが今までと違って見えてくる。 
中島先生からこの話を聞いてますます『見える』ようになってきました。 

以前の日記にも書いたけど、人は見たことがない動きや理解出来ない動きは目の前でみても認識することが出来ない(見えない)らしい。 
語学の学習でも「正確な発音で話すには、正確な発音が聞きわけられないといけない。」みたいな話を聞いたことがある。 
これと同じことが稽古にも当てはまるとすれば、当たり前の事としてことさら言われなくなった動きでも、 
井桁以降に稽古を始めた我々は1つ1つ拾い集める必要がありそうである。 

幸い周りには先輩稽古人がたくさんいるが、その先輩稽古人ですら当たり前として言わなくなっている事があるかも知れないし。 



2008年10月5日日曜日

猫背と腹圧@骨盤起こしから

腹圧をかける。
骨盤起こしセミナーで習ったこれ、簡単にいうとお腹を膨らませること。
このとき、単にお腹を前に出そうとして、腰を反ってはならない。
やってみると内臓が圧迫から開放されて、身体にも良い感じがする。


ためしに猫背になって腹圧をかけてみた。
猫背になって腹圧をかけると、自分の中での最大腹圧にする事が出来ない。
腹圧が強くなる場所を探していると、猫背ではいられなくなり背筋がのびてくる。

さらに、骨盤を後傾させていても腹圧は最大にならない。
骨盤を起こしていくと腹圧を強くする事が出来るようになる。

骨盤を起こして、背筋を伸ばし、さらに胸を出すと腹圧が最大になる。
胸が出るようになると、お腹が出ていてもかっこ悪くない(たぶん)。

『骨盤を起こす』、『腹圧をかける』、『胸を出す』
バラバラにトレーニングをしていたけど、続けていると連動するようになるらしい。

私のお腹が膨らんでいるのは腹圧のせいであって、これらおいしい食事のせいではありません(笑)
上から築地場外市場『きつねや』ホルモン丼、東銀座『ヤンヤン』坦々麺、府中『節』つけ麺。


2008年10月3日金曜日

骨盤起こしセミナー?@半身動作研究会

中島先生が日記で宣言していたこの日のテーマは『三要素同時進行』。

しかし始まったのは『骨盤起こしセミナー』(笑)
ポジションの重要性を強く実感されている為だろう。
ボールあぐらで骨盤を起こすのが意外に難しかった。
先日のセミナーで中村先生に「悪くない。いいですよ。」と誉められて、
調子に乗りかけていただけにぷちショックを受ける(笑)
腰を反ってはならないが、ボールの傾斜に負けて(?)骨盤が後傾したがって困った。

最終的には何とかおさまったが、正座できちんと骨盤を起こした位置を確認してからやらないと逆効果になりかねない。
注意注意。

最近、骨盤を起こす時に胸を出すと気持ちがいい。
気持ちがいいのでつい大げさにやってしまうせいか、Iさんとの定番稽古『手をのばす』では背中と肩の僅かな力みを指摘される。
まだまだ途上中ということでとりあえずヨシとしよう(笑)


しばらくIさんと稽古していたら「『三要素同時進行』やります。」の宣言とともに当初のテーマが開始。

座り稽古『正面の斬り』。
向かい合い、お互い自分の顔の前に手をあげる。
この時、手首をだらりんと脱力して、手刀は立てない。

「取り」は「受け」に向かって半身を差込む、この過程でお互いの腕が触れ合うが力はぶつけない。
脱力した肘が曲がるに任せて半身を差込む。
この動きで前後左右の二要素が発生。
やはり力はぶつけずに曲がった肘を落とす。
これで上下が加わり三要素目。

力をぶつけないので腕が感じる圧は変わらない。
ここまで動くと「受け」が崩れだすので、最後まで力をぶつけずにただただついていく。


『真っ直ぐ(ポジション)』
『自分が負ける』
『(相手が崩れるから)ついていく』
色々な稽古素材があるけど、どれにも当てはまる三要素。
稽古も『三要素同時進行』で練っていこう。


そういえば『ついていく』は、子育てにも活用中!
変な体制になって眠っている姫を起こさずに動かすのに応用しています。
ちょっと説明が難しいけど、姫に触れる接点の圧力を一定にしたまま
姫の動きに合わせて『ついていく』と起こさずに動かせます。
課題はうつ伏せから仰向けに戻すとき。
どうやっても接点の圧力が増してしまう、、、


あ!『柾目返し』やり忘れた。
稽古後のお茶会でK野さんから聞いた話が面白かった。
と○○き渓谷での暗闇稽古!!
まずもって発想が凡人とは異なるようです。
ここで書くと差し支えありそうな感じ(?)がするので
他は胸のうちにしまっておきます(笑)


皆さまありがとうございました!

追記:
K野さんの日記についたコメントを見たら、発想が凡人とは異なる人が何人もいらっしゃいました(^^;