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2010年3月30日火曜日

手の内@東京武道館

先日東京武道館で行われた甲野先生の講習会。

■『鶴翔の手の内』からの展開『伏流水』。
先生の説明ではわきの下から手の先の方に向かって流れる感じを損なわないように動くというが、見た目にはわからない。
『正面の斬り(一教?)』で受けた感触は『多方向同時進行』が複雑な立体になり、『風見鶏の原理』とあわさった感じ。
しかも多方向には(私の感覚との)わずかな時間的ずらしが入っているようだった。
まあ、要するによくわからない(笑)

甲野先生が途中の説明で「1の次に2が来ると思っている人は1.5に対応できない。」と言われていたので、ずらしが入っているという感覚はあながち的外れではないか。

興味深かったのは、四国の講習会で勧められて試したところ効果が大きかったというグッズ。
グッズといってもただのスポンジで出来たボールのようなものだが、
これを手の内に仕込むと身体の遊びが取れるというのだ。
この日はスポンジ3つだったが、四国では両手にスポンジをごっそりはめて色々と試したとのこと。
面白いことに「持ったような形」「持ったつもり」と実際に「持った」では全く状態が変わるということ。
以前(といってもだいぶ以前)、『卵殻の手の内』という表現をされていた頃があったが、
今回は本当に持つという点が大きく違うところか。

その昔走り幅跳びでは”石”を手に持って飛んでいいということになっていて、
どれくらいの石を持つとよく飛べるかという工夫もされていた。
とか、中国拳法の達人がボクシングをやるとガチガチに拳を固めたせいで(手の内が固定されたせいで)、普段通りの力が出せない。
などの話とともに手の内、指の状態が身体全体の状態と密接に関係していると説明があった。
この感覚の違いを感じられるようになると色々と自分で工夫出来るようになる。

最近、半身動作研究会でパントマイムで離陸を稽古したが、繋がっている気がしてならない。
持つと持たないとで大違いという説明からは、パントマイムではNGだと思ってしまいそうになるが、
持った形にするのと、持った状態を再現しようとするのでは大きく違うだろう。


■ウッチーさんの後輩である合気道のS本君と。
・一畳相撲
・正面押し
・競り合いのかわし
・合気道の型(名前知らないけど2つか3つ)
・対パンチ、対ナイフ

一畳相撲では腕力で来られたときにつられて力んでしまうとそこから崩されてしまうのに対して、
かまわず・力まず動けたときは力感無く相手が崩れていく。
比較的自由度の高いこの形で終始力まずに動くのはわかっていてもなかなか難しい。
S本君は力みまくっていたのでもっと力を抜いたほうがこちらはやりにくくなるというようなアドバイスをしたいのだけれど、
アドバイスをしたい私も力んでしまうので説得力にかける(笑)
そこで形を正面押しに変えてやってみたところ、
さすがにいつも稽古している形だけあってこちらは多少は説得力のある説明になったと思う。
S本君も何度も前へならへの素振りをぶらぶらとやった後で動くと力みのない動きが出てきていた。
本人曰くあまりにも普段の動きと違いすぎる。との事。
なかなか癖がぬけないようで苦労されていた。

S本くんの課題を聞きながら一緒に稽古していたら、面白くなってしまって気づいたら終了時間になっていた。
甲野先生の講座に来たのに私と稽古ばかりで申し訳なかったかなと思ったが、
ウッチーさんの話でも彼は喜んでいたらしいし、今回は勘弁していただこう。

彼に稽古を紹介しながら、自分がどのようにその稽古・動きを理解しているのかが、
その場で整理されていく場面が何度かあって終わった後はなんだかすっきりした感じだった。
しかしいくら整理出来たと言っても、あくまで”私が感じていることの紹介”であって、
”正しい動きの説明”ではないという点は強調する必要があると感じた。
彼がまじめそうなので特に感じたのかも。
次回は是非、甲野先生の技をもっと受けて欲しい。

2010年3月24日水曜日

演技力@半身動作研究会

皮膚に離陸をかける。
人数が多く大盛況の回。

パントマイムで色々な場所に離陸をかけて、パントマイムの状態のまま動くという形での稽古。
パントマイムの本気度でその後の動きに差が出てくるのが面白かった。
■手のひら
触れた手が離そうとしても離れない演技。
■足裏
足裏を床から離そうとしても離れない演技。
■腕
腕を掴んでおきながら離そうとしても離れない演技。
腕を掴まれてどの方向にも動かせない演技。
掴まれる演技の方は思ったよりも効果が強く若干危険だった(笑)
■指
誰かに掴まれて抜けなくなってしまった指の演技。

『離陸』とは”順逆拮抗”の状態。
パントマイムの”どちらにも動けない演技”がぴったりはまる状態なのであった。
必要なのは”演技力”、もちろんやられる方には演技力は必要ありません(笑)

以前、中島さんが『離陸』については一つの結論のようなものが出たとおっしゃっていたが、
この日の講習会はまさにその結論に基づいたものになっていたと感じた。


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週末の回にしては珍しくIさんも参加されていた。
Iさんと最近の稽古の状況など情報交換をかねてはじっこで稽古。
■多方向同時に動く
Iさんの『浪之下』最新版。
1挙動する間になるべく多方向に力を働かせる。

■正面の斬り
対甲野先生受けの今後の課題
・いなし、後退の要素を無くす(その場で受けきる)。
・攻めの要素を入れる(起こりを体幹部のスピードでおさえに行く)。

■伏流水
甲野先生の最新の気づきを伝言ならぬ伝技。
”脇の下をさらさらと流れる伏流水の感じをキープする”
柔道で襟を掴まれた状態から相手を崩す形。
直入身ゆっくり版。
何となく雰囲気は伝わったらしい。

■股割り
情報交換。
Iさんは、張りを感じたらそこに逆向きの力を加える。
私は、テンションをかけていい方向に思い切って力む。

■柾目っぽい動き
Iさんの気づき。センサーモードではなく対がっちり押さえに対する柾目。
この場合、私ががっちり押さえる必要がある為こちらのセンサーが鈍ってしまい、
技の質がわからないという残念な結果になってしまった。
それはそうとして、皮膚系の繊細な稽古はコンスタントにやっていく必要があるという話も出来た。


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■引き落とし@姫先生直伝
うちの娘が本を読んでほしい時の腕の引っ張り方が強烈なのでそのまま試してみたところ、
かなり強力だったので今後やるときは気をつけたいという反省。


そういえば開始直後、中島さんが『皮膚・離陸』が初めての参加者に「この2人に聞くと面白いかも知れません。」と私とIさんが紹介して下さった。
反応を見る限り面白がっていただけたようで良かった。

2010年3月19日金曜日

養蜂講座?@池袋コミュニティカレッジ

遅れて到着した為、残り時間が限られていたが迷わず受講した甲野先生の講座@池袋コミュニティカレッジの話。

遅れたせいで、講座では一通り技の進展の話は終わっていたらしく、
・農薬を用いた農業をうれいている話
・日本みつばちは賢いという話
・スズメバチはその次に賢いという話
・対スズメバチ対策をほどこした蜜箱の話
・対策を攻略してくるスズメバチの賢さ
・みつばちの買い方の本の話
・スズメバチと遭遇したときのやり過ごし方
・名工と呼ばれる方と今道具をテーマに対談するという話
などなど、武術に関係のない話で時間が過ぎていった。
(こういう話も嫌いではないので意外に覚えている。)

しかも講座は早めに終了。あとは「質問したい人がいれば時間までご遠慮なくどうぞ。」という事になった。
もちろん、帰らずに質問する人と対応する甲野先生を観察していると、
ここで甲野先生も驚くゲストが登場したのである。
その人物とは光岡先生@韓氏意拳であった。
明らかに甲野先生のテンションがあがり(もちろん私も)、光岡先生向けにここ最近の気づきを再度説明してくれたので、とても助かった&面白かった。
ラッキーなことに光岡先生が木刀をもって素振りのような動きするところも見ることが出来た。
何気なくさらりとやられていたが、その姿の印象は強烈。
・何気なく、自然に、淀みなく。その結果として速い。
という感じ。いいものを見させて頂きました。

さらにテンションのあがった先生が真剣の重さも制御しながら速度が出るという話で、
竹刀を持った私が真剣を振る甲野先生の前に立つという大役もやらせていただくことが出来た。

蜜蜂トークが続いていたときは今日はいよいよ養蜂講座になってしまうかと思ったけど、良かった。

後の随感録にも書かれたいたけど、甲野先生のあの手の内(『龍爪』『鶴翔の手の内』を見て「自然としか言いようがない。」といえるとはさすが光岡先生。
あと面白かったのは、光岡先生が最近ウエイトトレーニングの弊害を身を持って感じているという話(以前そのようなトレーニングをやられていたということだと思います)。
台詞が骨盤おこしの中村先生と同じだぁと思って妙に感心してしまった(両名に)。

2010年3月15日月曜日

入る@半身動作研究会

遅れて参加した先週の半身動作研究会の話。
今回は珍しく短いです(笑)

U田さんと
私がTwitterで”『間』とか『気配』の稽古をしたい。”とつぶやいたのを読んでいてくれたウッチーさんが、
相手に「入る」という状態について色々と教えてくれた。
文章にする(しなくても)と説明が難しいのだけれど、(私にとっての)ポイントは、
・自分の運動を止めない。
・柾目返しの感じで動き続ける。
の2つのようである。

なるほどうまく入れると触れるだけで相手が崩れる。
入る場所は平面だけでなく立体的に入れる感じが出てくるようになると良い。
面白い、面白いとやっていたらこれだけで時間になってしまった。
柾目返しの感じというのは、手は遅れてはならないということと、手の運動も止めないということだろう。


サイラスさんと久しぶりにお会いできた。
股割りを実演したところ、「胸割りは?」という指摘。
「胸割り」は今感じている(前の日記に書いた)課題の1つであり、改善ポイントとしていたところであった。
そこを的確に指摘されるとは、さすがです。


そう言えば珍しくIさんと稽古しなかった。

2010年3月14日日曜日

いったん退化@股割り

前回の大幅進展から引き続きトレーニングを続けているが、
現在は見た目で言えば、股割りの成果が後退してしまった状態だ。

以前Hさんが、”方向性”の気づきについて話していたときに、
「前傾角度を戻してでも正しい方向性を探る。」といったような話をしていたように思う。
ようやく今の私もそのような状態になっていると思われる。

■連動
これは電車の座席で発見したこと。
腹圧をかけることで骨盤を動かすという連動を感じた。
連動とは次のようなもの。
・腹圧をかけると身体のお腹がのびる。
・身体のお腹がのびると、背中が縮む(このとき上体全体は前へ)。
・背中が縮むと、お尻が持ち上げられる。
・お尻が持ち上げられると骨盤が前傾する。
とこのような感じだ。
背中が縮むと感じているところで、背中を反っていないかが心配。
ここは慎重にやっていこうと思います。

■胸割り強化
股割りは、開脚から上体が前傾し、お腹が床に接地する。
その状態でさらに腹圧をかけるとロールオーバーによりいわゆる”足抜き”状態になる(らしいです)。
このとき、上体を倒すことを目的とすると中村先生の言う「まず腹をつける」が不可能になってしまう。
あくまで股関節を動かすことが目的である。
図にするとこんな感じ。
(線を上体、付け根が股関節。丸が頭。右側面からみたところ。)
【理想】股関節から前傾することで上体全体が倒れている。
○  ○ 
|→/→_○

【現実】股関節の働きが足りない為、途中から腰で折れ曲がってしまっている。
○  ○
|→/→ヘ○

こうならないように膝裏の力みを抜いたりと言った気づきが有効だったのだが、まだまだ(自分に)甘かったことに気がついた。
前回までの気づきをフル活用しても途中でどうしても止まってしまうところが出てくる。
このときの姿勢を確認するとなんと、背中が丸まっているのだ(駄目ではないか!)。
もう一度スタートポジション近くまで戻って、ポジションを修正する。
今度はゆっくりと自分の身体を観察しながらやってみる。
すると確かに途中で身体が丸まってきそうになるポイントがある。
ここが頑張りどころなのだけれど、ウンウン無理して頑張るのではない。
ここで必要な動きは『胸割り』かなぁ。
頑張ります。

■前へ
中村先生の言う「前へ」の意味が少しわかってきた気がする。
「前へ」は決して動きの方向性を示す単なるイメージではなく、体感として「前へ」移動する感じなのだろうということ。
極端に言えば、開脚から上体を倒すときに(不可能だけど)上体を床と並行にまるごと前方へ移動させたい。
こうすることで股関節を支点に骨盤を前傾させ、上体を床と並行にスライドさせるように動かすのだ。
実際は骨盤と腰椎が繋がっているので、結果として上体は前傾するのだけれど、
倒れる方向を目指すのではなく、本当に真っ直ぐ「前へ」向かうのだろう。

色々検討しなおす為に前傾角度はいったん戻ってしまうけど、しばらくこの方向でトレーニングしてみます。
どうなるのか自分でも楽しみだ。

2010年3月9日火曜日

重さUP!@システマアプリケーション

全4回のショートカットシリーズを経て(って、全部参加したわけではないですが)、次のシリーズ「システマアプリケーション」(全4回)が始まった。
今回参加したのは、その第1回。
「重さ」と「波」に関する理解を深める回でした。

「波」は普段の稽古(ためない、うねらない、ねじらない)のせいか、感じを掴みづらかったけど、
途中で(順番に伝わるけどタメをつくるわけではない)と理解してから良い感じでトレーニング出来るようになった。
「重さ」は今回とっても身体が理解してくれた感触。特にストライクは確実に重くなったと思う。。
システマ経験のある方(今回は全員が経験者でしたが)と組んだ時に、
”肘が拳よりも先に落下しきってしまうことによるブレーキ”に気づけたのが大きい。
”塀から一気に落ちるか、階段を転がって落ちてくるかの違い。”と指摘して頂いたが、
実際に言われたその場で「重さ」にはっきりと差が出るほどの変化があった。
これを自分で気づくのは相当時間がかかっただろうなぁ。
当たり前の事かもしれませんが、私にとってはすごい収穫でした。

ゆっくり丁寧にやるって大事ですね。


後はトレーニングメニューのメモ。
■共通事項
ゆっくり、丁寧にー!!!

■呼吸にあわせて動く
緊張とリラックス
・歩く・走るを呼吸にあわせて。
・緊張リラックスを歩く・走るの呼吸にあわせて。
・呼吸は吸う・止める・はく。
・吸って緊張、止めて確認、はいてリラックス。

■重さ
姿勢の変化、緊張からリラックスへの変化による重さの違い
・緊張で持ち上げてリラックスで落とす。落下時に自分の重さを感じる。
全身、上半身、首、肩、腕、肘、拳、胸、腹
・緊張からリラックスの変化で相手の重さを感じる。
後ろから持ち上げて。
・緊張からリラックスの変化・姿勢の変化で相手の重さを感じる。
プッシュアップの拳によるマッサージで。

重さを感じたまま動く
・でんでん太鼓で腕を振り回す。
・でんでん太鼓で振り回す腕の重さでウロウロする。

重さで相手を崩す
・片手で触れたところに重みをのせる。重みに相手が反応して、緊張したところをもう一方の手で触れて崩す。

重さを相手にぶつける
・でんでん太鼓で振り回す腕を相手にぶつける。
・挙げた手を落下させながら相手にぶつける@掌。
(この日最大の気づき(指摘)はこのメニュー)
・挙げた手を落下させながら相手にぶつける@ストライク。
(ストライクが重くなっているのを実感!!音でいえばペチンからドンに変わった。)

■波
・自分の身体で波を発生させて、それを伝えて感じる。
両足から指先まで(腕から前方向へ)
両足から指先まで(腕から横方向へ)
両足から指先まで(腕から上方向へ)
右手から肘・肩・右胸・左胸を伝って左手へ。その逆。
両足から右手へ、右足から右手へ。その逆。
身体の前、後、中を伝わる波の違いを感じる。
・自分の身体で発生した波を相手に伝える。
自分で波が完結していたような動きになっていた。相手を感じて、相手に伝わる波まで感じようとしなっくては。
両手(片手)を掴まれた(掴んだ)状態で、足で発生させた波を腕を通して相手に伝える。
自由な格好で相手に触れたところから波が伝える。このときは重さも伝わるように動く。

■波の種類
最後の質問タイムで教えてもらった。
・自分の身体で起こした山・谷が相手に伝わっていく波(体術)
・衝撃波のように同心円上で伝わっていく波(ストライク)

■相手の動きをもらって動く
「楽をしたいから。」はセミナー後の北川さんの言葉。
これがシステマの動きの特徴でしょう。
・2人組で立って向かい合い、相手の動きを貰って動く。
・2人組でグラウンド。止まらないで動き続ける。
Rさんと。重かったけどリラックスして動き続けられた気がする。
・3人組でグラウンド。Rさんともう一方と。
・全員でグラウンド。はじっこの安全なところでゴロゴロとリラックスできた(笑)

2010年3月5日金曜日

ボコボコ@システマショートカット

技あり企画のシステマショートカット、今回で4回目。

ショートカット3回目までで丁寧にやってきたシステマの4原則をある程度のパニック状況でも発揮出来るかどうかというのが今回のテーマ。
4原則とは以下の4つ。
・呼吸
・リラックス
・真っ直ぐ
・動き続ける

■まずは身体をほぐすところから。
プッシュアップやシットアップ、スクワットなどを行い、
輪になって腕を組んだ状態で色々な動作を行った。
これは人と触れることや協調して動く準備段階になっていたように思う。
ちょっと発展して、四つん這い状態で輪になっている人の上を、ほふく前進で進むというワーク。
力んでいる人が通ると痛かったりするので、自分はなるべく力まないようにやってみた(結果、どうだったかはわからない)。

■ボディーガード
大きく2つのグループに分けて、グループ同士が少し離れて向かい合う。
向かい合ったところからお互いの今いる位置まで歩く(途中、すれ違う)。
というもの。
・歩いてすれ違う。
・ショギングですれ違う。
・ダッシュですれ違う。
・歩いてすれ違いざまにストライク
・ジョギングですれ違いざまにストライク
・ダッシュですれ違いざまにストライク(怖い)

・VIP役とSP役のペアを決める。
ひたすら何も考えずに真っ直ぐ目的位置に向かっていくVIPを、向かってくるグループの攻撃から守るというもの。
お互いVIPを抱えているので『お互い何もしないでただすれ違う。』というのが一番利害が一致した形なのだけれど、
なぜかそうはいかず、お互いのSPが相手のSPやらVIPを攻撃する(笑)すると思い切り隙が出来てVIPが攻撃を受けてしまうという悪循環に陥る。
(中にはVIPなのに攻撃する人もいたようだけれどこれはルール違反である(笑)。)
作戦タイムを経て繰り返した結果、SPがVIPから片時も離れないというのが一番効果的であるということがわかった(当たり前か)。

■されるがまま動く、リラックス。
5人組で1人が真ん中に立ち、周りの人が拳で押し込む。
押されたなりに身体を動かして拳を受け入れる。
色々な方向から同時に押し込まれるがすべてを受け入れて、押し込まれたなりに動く。
足、首、顔、肩、腕、背中、胸、腹、腰、、、
固まると身体ごと動かされてしまう。
呼吸を忘れずにリラックス。
姿勢を崩さない。
押されたなりに動くので結果的に動き続けることになる。

■ストライク一生分?
5人組で1人が真ん中に立ち、周りの人がストライク。
ストライクする場所は関節(骨)部分以外の全身。
真ん中の人はリラックスしてストライクを受ける。
・触れる程度の軽いストライク
・拳を少し重くしたストライク
・重さそのままでスピードをあげたストライク
・さらにスピードをあげたストライク
・重さをさらにのっけたストライク
・さらにスピードをあげたストライク

端から見ると4人組に棒立ちでボコボコにされている図である(笑)
パンチに耐えようとして足を踏ん張ったり、腹筋に力を入れてしまうと痛みを感じ、ダメージが蓄積されてしまう。
私は痛いのが嫌なので”必死でリラックスする”という状態で立っていた。
甲野先生の言う、「矛盾を矛盾のまま矛盾無く取り扱う。」を実感した瞬間であった(笑)
具体的には呼吸をし続けながら、身体を小刻みに動かし続けることによって、余計な緊張が生まれないようにしていました。

■キック一生分?
5人組で1人が真ん中に寝そべり、周りの人がキック。
真ん中の人はローリングで逃げ続ける。
逃げる側の重要なポイントは逃げ続けるということ。
止まったら最後、4方を囲まれてボコボコにされる(された)。
ここでもリラックスは重要で、4人組で囲まれていても冷静に隙間を探し出し、
逃げ込むことで悪くても1対2の状況、理想的には1対1
の状況を作り続けるようにするのである。
もちろん、囲む側に先回りされてしまったりすれば1対4でボコボコにされる(された)のですが。
そういう風に動こうと思えたかどうかが重要だと思います。

■キック、ストライク一生分?
さっきの形でキックにストライクを加えてもう一回。
真ん中がいっそう大変になります(なりました)。

■団体戦
2組に分かれてごちゃごちゃになるやつ(詳細は省略)。
ここで呼吸とリラックスを忘れないことが大事なのだけれど、たいてい忘れてしまう。
今回はわりあい(忘れていることに)気づくのが早かったけど、やっぱり動いている最中は忘れがちですね。

■マッサージ
2人組でいたんだ身体を踏んづけて癒す(笑)
実際気持ちが良いです。
ふー。


これを書いていてふと気がついたけど、4人に囲まれてストライク受けまくるとか、相手に対して重たいストライクを連続で打つなんて言うことは1年前であれば逃げ出したい&出来ない状況だ。
そんなドリルに参加出来ている自分にふと感心してしまった。
これがシステマショートカットの成果?!
参加して良かったっす。

2010年3月4日木曜日

股割り!@第19回骨盤おこしセミナー

何度も通っていると聞く話は同じ内容がほとんどだったりするのだけれど、
理解度が進んだ分、今の自分に必要な課題や新しいテーマが見えてくる。
そうでなくても参加された方が抱えている悩みや課題によっても、説明の角度が変わって新たな展開を見せたりするのでなかなか見逃せない骨盤おこしセミナーの話。

今回私は『股割り』をチェックしてもらうことをテーマにして参加した。

■股割り
その股割りの話。
以前の日記にも書いたとおり、方条さんの気づき(といっても、中村先生の説明そのまんまですが)によって、私の股割りにも変化が発生していた。
今回はそれを見てもらおうというわけであったが、結論から書くと、見てもらった時にはそれほどの気づきも課題は見つからなかった。
実際には『腹からつけるように』というアドバイスを貰ったのだけれど、この部分は今でも意識していて出来ていないだけに課題ではあるが”新たな”という意味での課題として認識出来なかったのである。

ハッとしたのは中村先生の実演を見たときである。
股割りの準備段階であるスタートポジション作り。
1.長座から開脚して、足首を伸展させる。
2.足首を伸展させたまま小指側を床につける。
3.このときに座骨結節がお尻の後ろ側に出てくるようにポジションを取る。

実演されているのを見ながら、あらためて説明を聞くと、
このスタートポジションを取るトレーニングがおろそかになっていたように感じる。
(これだー!!)

というわけでスタートポジションを見直すという課題に取り組んでみようと思います。
しかし、セミナー後に質問したときも「たいさんは、腹からつけるようにするといい。」と言われた。
この重要性は頭ではもちろん理解しているつもりである。
しかしこれもだいぶ後になってから、
(そうか!腹からつけるのかー!!)
なんて気づき直すことになりそうだ。
もちろんそうなれば嬉しいし、そうなるようにトレーニングを続けていこうと思います。
そうだ、足首の背屈で小指側に捻っていると指摘されたんだった。これにも気をつけなければ。

2010年3月1日月曜日

武術の世界@平直行氏ミニセミナー

先週は空手ミニセミナーに参加。
空手どころか格闘技は全然やりませんが、参加案内の文章(※)を読んで以来、気になってしょうがなかったのです。

平さんは元総合格闘家で今は武術家兼指導者をされている方(ブラジリアン柔術アカデミーストライプル代表)。知る人ぞ知る漫画「グラップラー刃牙(バキ)」のモデルにもなった人です。

平らさんが紹介してくれたのは、武術の世界。
空手の型(サンチン)を例に取りながらの説明、
重心を感じて動くことやお腹から動くことの重要性について実演・説明されていた。
月刊フルコンタクト空手の取材ということで空手の型をテーマにしたらしいのですが、
サンチンの型を説明するとそれだけで真夜中までかかってしまうという事で途中で切り上げ。
空手の突きで説明される”引き7分”について、身体中が連動して動くという前提で引き7分ということを説明されていた(たぶんそういうことなんじゃないかなぁ)。
つまり、引き手の動きが結果として突きの動きに繋がるという意味で、重要なのは引き手のほうだという事なのではないかということ(ちょっと違う理解になっているかもしれませんが、めちゃくちゃ間違っているわけでもないと思います。ご了承ください)。
こうしてミニセミナーは空手に限らない武術の世界に突入した。
セミナーの途中で平さんが取材の方に「これは『しぃー(内緒)』」のようなジェスチャーをしていたけれど、この日記にうっかり登場してしまうかも知れません。
でもあの場にいなくては(いたとしてもあるいは)、そうそう伝わるものではないと思うので、差し支えないという判断で書き進めてしまいます(^^;

■身体の可能性
本人が気づいていないだけで、細胞1つ1つがとんでもない働きをしている。
傷をおったときの修復過程で細胞におこる変化に注目してみるとその一例をみることが出来る(ここでは省略~)。


■武術的動きの可能性
いろいろな形で武術的な動きの有効性を紹介・検証していったが、
その前段として武術の特徴とも言うべき説明があった。
・相手を傷つけるのではなく、制するものである。
・人を殺めることが出来るが、それは苦しみを与えずに介錯する為である。
・護身術としての武術は、相手と喧嘩しないということが大事。

実際に行ったのは以下のような形。
・膝を押さえてもらって腰を沈める。
・手刀で相手の腕を払う。
・腕を掴まれた状態から動く@片膝をついてしゃがむ版。
・腕を掴まれた状態から動く@円の動き版。
・などなど

大事なことは重心を感じて、地球の重力を見方につける。
護身術の説明の中で、踏ん張ったり、力んだりすると相手と喧嘩になってしまうという話をされていたけど、
ブレーキをかけて地球と喧嘩しているとも言える気がしました。

重力を見方につけるには自分が真っ直ぐでいること。
斜めにゆがんでいてはそれを支える筋力が働いてしまいます。


■鍛えながらストレッチする
もう1つ紹介されたのが「鍛えながらストレッチする。」という一石二鳥な方法。
平さんが取り組んでいる『操体法』(セミナー中にこの名前は出なかった)の一部を紹介してくれたのだと思う。
2、3回同じ動作を繰り返すうちに1つの動作に身体全体が参加してくる変化が出てくるのには驚いた。
やり方は文字では説明しにくいので省略。
実際体験させていただいたけど、その場で身体に変化が訪れた。格闘技で試合をやる方は、試合前のストレッチは筋肉の働きを鈍らせるということで控えたほうが良いと言われているが、このやり方であればパフォーマンス向上が期待できそうです。


職場が立川という遠方からの参加ということで、常連さんたちよりも色々と優先的に体験させていただけて嬉しかった。
平さんをはじめ参加された皆さま、ありがとうございました!

平直行氏のブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/strapplestrapple

※もう終わっちゃいましたが、気になっちゃったミニセミナーの案内文
http://blogs.yahoo.co.jp/strapplestrapple/50219595.html