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2010年6月18日金曜日

離陸@東京武道館

引越し準備の最中、またまた参加してしまった。
この日参加できるように前々日から荷造りを頑張っていたのでちょっと寝不足で参加した甲野善紀先生の講座@東京武道館の話。

一時間ほど遅れて到着すると参加者の輪の中でいつも通り甲野先生が技の実演と解説をされていた。

■払えない突き
輪に加わり説明を聞いていると、技を受けたいオーラを出しまくっている私と、甲野先生の目があって、
『払えない突き』の最新バージョンを受けることが出来た。
何気なく出す左の突きを私が右手で払う形。
「ちょっとその辺まで、顔までは届かないところまでのばす感じで手を出すと、、、」
という説明をしながら出された手を払おうと先生の手に触れるが、触れた途端に身体が後ろにのけぞってしまう。
何度か受けされてもらったが、今までの感触とは違ってきている。
自分の腕が押し退けられる感触ではなく、いつの間にか侵入されてしまっている感じ。


■引き手崩し
柔道で道着を掴まれた形から引き手を切ることなく、
相手を崩すというもの。その最新版。
以前の技は『腕に急激に重さが載ってくるのでとても耐えられない。』という感じだったものが、
今回受けた感触は『気づいたら技の中にいて、崩されてる。』というもの。感触もとても柔らかい。


後は周りで稽古。
■払えない突き@見よう見まね
T上さんと。
甲野先生の説明の通り、何気なく、ちょっとその辺までのつもりで手を出すと、、、あっさり払われる(笑)
突く時に相手の払いが気になってしまい、相手の腕が向かってくる方向に力が入ってしまう。
これではだめだとわかっているのは脳みそだけ。
もっと稽古したいなぁ。

■払えない突き@皮膚
中島さんと。
『ちょっとだけ動かす。』
甲野先生のそれとは感触が違うが、払えない。
相手の突きに触れた瞬間、相手が譲ってくれるほんの少しだけ動かす。
すると相手の動きが止まるのでそのまま譲ってもらい続ける。
皮膚系のアプローチだ。

■浪之下
周りで稽古されていて、浪之下に苦戦されていた方にちょっとだけアドバイス。
誰かに腕を掴まれていても掴まれていないときと同じように自分がただただ真っ直ぐ下におりる。
簡単に言うと、肩があがらずに身体が真っ直ぐのまましゃがめれば良いのだが慣れないと身体が言うことを聞いてくれない。

とっかかりの手順は、
・相手が”抵抗無く”譲ってくれる分だけ、ほんの少しだけ手を下に下げる。
・手が下がった分だけ、身体も下に移動する。
手が先にというのと、身体は手が下がった分だけというのが重要。
この2つの動作を繰り返す。

慣れてきたら2つの動作をなるべく連続で途切れないように続ける。
もっと慣れてきたら手も身体もただ一緒にさがり続ける。2つの手順が見た目の動きとしては1つになるように(これが最初から出来る人もいるのでこの順序のアドバイスが万能とは限らない)。

☆止められるかも
上の手順を守って会心の動きが出来たとしても相手の方はその浪之下を止めるかも知れない。
そのときは止まれば良い。
止められて身体が前のめりになったり、肩があがってしまったりするのは自分が下がるのではなく相手を下げようとしているのだと思うこと。

■浪之下、斬り落とし、正面の斬り、一畳相撲
Kさんと「何かやりましょうか。」ということで色々と。
いただいたアドバイスが私の課題である「上半身と下半身の連動。」につながり、稽古のテーマというか道しるべが立ったような感じ。
とてもありがたい。
同じアドバイスを以前にも似たような言葉でいただいていたが、
ようやく受け取り側である私の準備が出来始めたということか。
斬り落としや浪之下において、『離陸』のかけ方が全く不十分であった。
上半身:”縄ばしごにしがみついて登るように手を下げる。”
下半身:”大きく上にジャンプするようにしゃがむ。”
Kさんに受けてもらう間、今までに無い感覚で動いていた。
この体験は大事にしたい。
前回の日記で『離陸』はおおざっぱでもそれなりに効果があると書いたけど、
おおざっぱではそれなりの効果しかないということだなぁ。

座り技でも、
・膝に離陸をかける。
・立ち上がらない(重心をあげないということ?)。
今これを書いていて思ったこと
・後ろに倒れるつもりで手を前に出す。
これも『離陸』と解釈できるなぁ。
これをヒントにすると他の動きでも力まない離陸を身につけられるかも知れない。


■皮膚
Kさんと稽古しているとM岡さんが合流。
「ひふひふ。」と言われたので皮膚@左右ずらしをかける。
面白がってもらえたみたいで良かった。
M岡さんは感触をこのままに早い動きの中で合気道に応用したいとのこと。
積極的に動いている相手に使うにはもっと稽古が必要だなぁ。
この日中島さんに受けた「払えない突き@皮膚版」が近い感触になるかも知れない。


■腕相撲
完全に負けた状態から相手を身体ごとひっくり返すというもの。
八光流柔術の広沢さんに教わったものだが、これが肩・肘の脱力度合いをはかるのに良い感じ。
T森さんに受けてもらって久しぶりに精度を検証。
右よりも左の方が良いが、相手が返り始めると少し力んでしまっている。
まだまだ無駄なことをしているようだ。
あえて『離陸』で言えば手のひらの離陸が途中でとけている。
広沢さんの説明でも接触している部分の状態は変えないとされている。
もっと楽をしなくてはならない。
そういえば広沢さんの土曜稽古会がスタートした。また行きたいなぁ。
ココ
http://ankoroneko.blog115.fc2.com/blog-entry-168.html

2010年6月10日木曜日

皮膚・離陸@半身動作研究会

久しぶりの皮膚の稽古。
この日は宮崎からという熱心な方も参加されていた。
本当にこの稽古の為に来たとのこと。驚いてしまった。
少しでもたくさんお土産を持って帰るのだと意気込み十分!すばらしい。
おかげで良い時間が過ごせました。

『皮膚』と『離陸』がテーマだったが、そもそも皮膚系の技は接触面に離陸がかからないと成り立たないのでどちらかと言うと、
離陸の稽古を接触面(特に皮膚)の状態に着目して行ったと言える。
しかし、比べてみるとアプローチが違う分だけ受けた感触や注意する点が違うようだ。

『離陸』も普段と異なる感覚を必要とするが、『皮膚』と比べると大ざっぱでもそれなりの効果が出る。
これは私が『離陸』を大ざっぱにしか出来ていないというだけのことなのだろうが、『皮膚』は大ざっぱにやると全然相手が動かないのでその点において違いがあるのだ。

『皮膚』
・出来ないと相手が全く動かないか、明らかに生力(なまぢから)で動いているのかがわかる。
・出来るか出来ないかなので、出来ないと段々焦ってくる(笑)
『離陸』
・離陸のかかる度合いに差は出るが、それなりに出来るようになるのでとっつきやすい。
・離陸のかかる度合いが低いとかかっているのかどうかわかりにくい。
・稽古では、わざと力んで行うので疲れる(笑)



『皮膚』
触れた相手の皮膚を、擦る方向に動かす。
摩擦力を超えて滑り出さない程度に、弱くしようとして自分でブレーキをかけないように。

大事なこと。
①.手が先行すること
②.接触面の圧(皮膚の張り具合)を変えないこと
③.相手が動くのについていくこと(初動以外は自分で動かさない)

これらが成立すると触れただけの相手が崩れだし、
そのままゆっくり崩れ続けるという受けてもかけても楽しい技を体験することが出来る。
どう動くかは相手次第、後ろに倒れていったり、右や左に回るように崩れたり。
スピードも様々、多くは動きの初速に影響を受けるが、
相手の姿勢・皮膚の状態などによっても変わってくる。
ほとんど動かないように思えても動くのを待っていると、ほんの少しずつゆっくりゆっくり崩れていったりする。
これが出来るようになると達人になったような気分が味わえるのだ(笑)
特に注意点②、③の感触はうまく出来ているとやっていて楽しくなってくる。


しかし、実は①が出来れば②も③も意識しなくてもよろしいとのこと。
手の先行さえ出来れば技になるのである。
「それが面白いかどうかは別として(笑)」というのは説明をする中島さんの補足。
②と③で磨かれる感覚もあるので稽古メニューとしては②も③も捨てがたい。

『離陸』はパントマイムということで良さそうだ。
架空の相手の腕を掴んでいる状態をパントマイムで作り出し、
その状態を保ちながら相手に触れる。すると離陸がかかった状態で触れることが出来る。
相手に触れた途端、ついつい手のひらを握る方向に動かしてしうが、動かしてしまうと離陸は解除されてしまう。



以下は実際にやった稽古
<<皮膚と平行方向>>
■皮膚@両手で大皿献上
■皮膚@片手で一教風
■皮膚@片手でドアノブ
■皮膚@両手で上下スライド
稽古の形の詳細は省略するが、どの形も皮膚を擦る方向に触れる。
・皮膚が張る以上の圧力をかけないこと。
・相手が動き始めても接触面の状態を変えないこと。
相手が動くのについていく感覚を磨く。
受けは初動以外は何もされていないように感じる。

中島さんによる皮膚の稽古解説動画(皮膚@両手で大皿献上の形)
http://www.youtube.com/watch?v=okYpnn1OoPY

<<皮膚と垂直方向>>
■皮膚@指
これは皮膚を骨に向かって押す方向に触れる。
両手を重ねて突き出した形の相手の手のひらを、指の腹でプニっと押す。
押すと相手が少しだけ動くのだけれど、相手との接触面の状態が変わらないように手を伸ばしてついていく。
・手のひらの表面がプニっと凹む以上の圧力をかけないこと。
・相手が動き始めても接触面の状態を変えないこと。
手が先行する感覚を磨く。
受けは抵抗の仕方がわからない働きを受ける。

(無意識に)手を引いてしまう相手に対して
①.皮膚の張りを作ると相手がほんの少し動き出す。
②.動き出した分だけついていく。
のだけれど、①の動きが割合大きい人がたまにいる。
それでもついていければいいのだけれど、一瞬張りが解除されるくらい引かれることもある。
その場合はもう一度張りを作るべく、積極的に動いてもよいようだ。
試していないがあるいは初動のスピードをあげても良さそう。

■離陸@指
■離陸@手のひら
■離陸@腕
■離陸@足裏
皮膚との違いは皮膚の張りは関係ないという点。
接触面に働かせたい方向と逆方向の力を生み出しながら相手に触れ続ける点がポイント。

2010年6月7日月曜日

半身動作研究会@恵比寿

引越しの準備でなかなか日記が書けないでいる。
準備の合間を縫って参加した先々週の半身動作研究会@恵比寿の話。

上り階段の感覚変化の余韻か、
股割りスタートポジションでの骨盤の起き具合がいつになく良い。
稽古中、股割りをやっていたりしたせいか、終了後で参加者の女性の方に股割り実演をリクエストされてしまった。
私などお手本にはほど遠いということを織り交ぜなが説明していて、やはり以前よりも骨盤が回転しているように感じた。
座布団の傾斜補助無しで座骨結節を乗り越えられるようになっている。
地道なトレーニングの成果があらわれ始めている。


Hさんと
稽古のメニューについてあれこれ。
おこりをとらえる稽古。
体幹部を動きに参加させる。


■柾目返し@皮膚
私の受けが独特らしい。
崩れやすい?崩れにくい?
真っ直ぐきたら自動的に崩れる受けのつもりです。


■浪之下
受けを極端に弱くしてもらい、動きの検証。
いかに力みなく動けるか。
腕の力みはだいぶ抜けてきたが、「しゃがみきってから立つ」を繰り返したせいで足が筋肉痛。
筋肉痛は左足の前側だけだったが、左足だけで立ち上がっていたせいなのか、右足はハムが効いていたせいなのかは不明。


■面を合わせる
相手に腕をつかまれた状態で手首から先で相手の腕をくるりと回るように動かすと相手が少しだけ崩れる(場合によっては大きく崩れる)。
崩れた相手に正中面を合わし続けると相手は少しずつ崩れ続ける。
手を動かすときに身体は正中面を合わせたままでなくてはならない。
うまく行かない方はだいたい手を動かすときに身体も一緒に動いてしまっていた。
手だけを動かして相手が動いた分だけ面を合わせ続ける。


■鏡写し@股関節
相手の腕・肘をとり、立ったり座ったり。
誘導する側が股関節を使うと相手の股関節が働き、スムーズに動ける。
誘導する側が腰椎を使うと相手の重心が後ろに残ってしまい、強引に引っ張る形になってしまう。


■鎌柄
久しぶりの鎌柄。
今度中島先生とカルチャーセンターの講座を受け持つことになるというK川さんと。
早っ!


城間流のセミナーで受けたインパクトがまだ続いている。
こうなったら6月も参加だー!!
と思ったら引っ越しの日程とかぶってしまっていた。
7月までおあずけかー。それまでは骨盤おこしとあの体操をやって過ごすか。
引っ越しが片づいたら参加したい稽古がたくさんあるのだ。
ムズムズ。
13日の甲野先生の講習会にも行きたいなぁ。
引っ越しの準備をものずごく頑張ったらいけるかなぁ。。。
と思っていたら6日の皮膚の稽古に参加出来た。
もっと頑張ってみよっと。