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2010年8月31日火曜日

マンツーマン@半身動作研究会

平日の半身動作研究会@茅場町

偶然が重なり、参加者は飛び入り参加の私だけ。
テーマは「ナンバ動作と武術」ということだったが、
「一人だけなので何でも良いですよ。」ということに。
これで本当に何でもやることになった。
時間は2時間半弱だったが、何しろ中島先生とマンツーマンでの稽古だったのでボリューム特大。
とてもすべては日記に書ききれない。

・構造動作トレーニング
・半身動作研究会の稽古
・システマのトレーニング
・甲野先生の技法研究

こじつけもあるかも知れないし、これから解釈も変わっていく可能性もあるが、
これらに繋がりを感じることが出来た稽古になった。
私の体感ではこれまでにご縁のあった八光流柔術や沖縄空手城間流セミナーでの経験も繋がってきた。

この日の稽古で確認したことを私の理解の範囲内で書いてみました。
内容にはこの日の稽古で話したこともあれば、そのとき感じていたこともあれば、日記を書きながら思ったこともあります。

■まとまってきた
技についてはこんな風にまとまってきました。
・重心の移動が相手に作用するということ
・相手の重心の移動を感じながら動くということ
・重心移動のキャッチボールをすることで動き続けるということ
・接触面の状態を変えないということは、重心の移動を止めないということ
・力みを消し、リラックスして動くには姿勢が崩れてはならないということ
・力みは相手への力の通り道・相手との繋がりを塞いでしまうということ

・重心移動を行うときに接触面の状態は変えない。
接触面を動かすと相手には単に引っ張る・押す動作としての作用しか働かない。
接触面を動かさなければ重心移動は自分だけの移動ではなくなる。接触面でつながった相手も一緒に移動し始めるのだ。
この相手と一緒になって動く為には、重心移動を伝える身体をリラックスさせておく必要がある。
接触面の状態を変えないように一生懸命微調整するのではなく、リラックスしていると接触面の状態を変えずに動くことが出来ると言うことだ。
面白い。

例えば『小手返し』に対して身体をかためて踏ん張っている相手に対して。
相手が十分に頑張れる位置で技をかけようとしても相手はやはり頑張れる。
しかし、まるで技にかかる途中のような形になるように”接触面の状態を変えずに”仕掛ける方だけが動くと、相手は少しだけ動き始める。
その動きについていき、その動きを貰って動く。
相手はくずれつづける。


■ここからもっと面白くなってくる。
相手の技を受けるときも同じ。
例えば腕をとられたときは相手の動きに逆らわず、接触面の圧力を変えないまま自分が楽になる位置に移動する。
すると相手も動き始めるのでその動きについていく、その
動きを貰ってさらに動き続ける。
この動きには攻防の切れ間がない。切れ間が無いというのは目まぐるしく攻撃・防御が切り替わって切れ間がわからないというものではない。
仕掛けているほうは仕掛け続けているつもりが、いつの間にか崩されている。
仕掛けられたほうは、自分が楽なようにしていたらいつの間にか相手が崩れている。
ということ。

突きを受けるときも。
難易度は変わるが、原理は同じ。
相手の突きに触れた箇所の接触面が変わらないように動く。
すると、相手は瞬間的に動けなくなるか崩れ始める。
速い突きが当たってからこのように動くのは困難だが、遅い突きで動きの質を身につけると良さそうだ。
相手の動きを感じられるのであれば相手の突きを迎え入れるように手のひらや腕で触れに行く。
このとき受け側に力みがあると相手との衝突がおこる。相手は衝突の手応えを頼りに出来るため崩れない。

さらに相手の動く気配を実際に突きをし始める前に感じられるのであれば同じ動きを相手には触れずにやってみる。相手は触れているときと同じように崩れる。


■実感と想像と妄想と。
先日システマのスティックワークでも最後に少しだけ紹介されたが、
触れずに崩す動きは相手の攻撃する気配を感じられれば、
一応それっぽく出来るようになる。
注意すべきは、上記の段階を踏んでいない動きはいわばおもちゃの刀。はったりである。
刀を知らない人にはそもそも通じないし、切れない刀だとわかれば無力になる。
捨て身で来られたら通用しない。
だからシステマのドリルでは十分に相手とのコンタクトワークを十分にこなしてからアンコンタクトワークの例として紹介されたのだろう。
自分の刀の切れ味はさておき、触れずに崩すという稽古はなかなか面白い。
八光流柔術の稽古で聞いた「熱いやかん」のたとえ、
沖縄空手城間流のセミナーで体験した「入る」「透かし」の動き。
システマのマスター達がみせるアンコンタクトワーク。
いずれも切れる刀を持っていればこそ。

そういえば甲野先生の講習会でも合気道経験者で受け身の上手な方が参加されていると、
甲野先生が何か演武のように技をかけ続けるという場面を見ることがある。
同じ技でも素人の方に対してはああはならない。
甲野先生の技を受けきってしまいそこで終わってしまうからだろう。
刀の切れ味を感じ取り、逆らってけがをしないように受け身が取れなくてはならない。

ここでも八光流柔術の「転がる稽古」、システマ4原則の1つ「動き続ける」が私の中でつながってくる。
面白いぞこれは。


■実際やった稽古

■片足立ち
構造動作トレーニング(MATAWARIチャレンジ)で、前回初めて紹介されたメニュー。
小指がきかないと厳しい姿勢。これは股割りに繋がるトレーニングだ。
これはききそうだ。

■仙骨の話
仙骨をしまうとか丸めるとは、どういうことかという話。
その前に仙骨の場所をはじめて知りました。

■股割り
仙骨が動かないので、股割りでもやってみたら多少は動くかなどど思って股割り。
とここで、股割りで肘がついた。
お腹をつけたいのだけれど、こちらはもう少し頑張りましょうという感じだ。
仙骨の動きは感覚が無い。

■片足立ちから手を伸ばす。
片足立ちは前に行こうとしているが、相手によりかからない状態。
その状態で手を伸ばすと相手は崩れる。
崩されるときの感触は、『離陸』だ。

■正面の斬り
負ける、くっつく、ついていく。
なのだが、その前に”斬る”動きが前提だ。
”負ける”が前提で動くと、相手に触れたとき、無意識ながらも自ら引いてしまう。
引けば動きが止まる。

■3要素同時
斬る、負ける、くっつく、ついていく。
同じだ。

■歩法
フォックスウォーク

■甲野先生の最新の技
お互いの半身で手刀を交差させた状態から、手首から先を抜刀後の状態にするのをきっかけにまっすぐ沈む。
沈みきらないうちに前側の足の股関節をたたみ、前傾姿勢になっていくと相手は耐えられない。

■それから色々と武術トーク。
こちらは差支えがあったり無かったりしそうなので省略。

贅沢だった。

2010年8月25日水曜日

おんぶ@第3回構造動作トレーニング(基礎編)

◎前置きがパパの苦労話。
◎真ん中がトレーニング内容。
◎終わりがありがとうございましたの話です。


◎パパの苦労話
週末から妻が熱を出していて、股割りの回は参加見送り、基礎編も無理だなぁと思っていた。
しかし当日、娘を家の外に連れ出せば妻の子守負担が減り、午後いっぱい妻もゆっくり休めるという話になり、
娘とパパの2人で構造動作トレーニング参加ということになった。
ちなみに娘と2人だけで保育園と公園以外に出かけるのは初めて。
ALL『だっこー』の事態さえ避けられれば何とかなるさ。
と思っていたら日曜日の千葉・東京は灼熱地獄とも言える暑さ。
出発早々に「だぁーっこー。つかれた~」となってしまった。
こうなると説得に相当の時間を要するので時間の無い今回はすぐに抱っこ。
幸い電車は座れたが、その他ALL抱っこでの参加となった。
おかげで会場に着いたときには、大量の汗と疲労でもうトレーニング終了状態。
次回連れてくるのはもう少し涼しくなってからにしようと思う。

お昼がまだだったので、会場で娘とおにぎりを食べ、そのまま後ろの方でおとなしくしながら中村先生の話を伺う。
常連のS水さんが、娘がご飯中の機嫌が良いときにかまってくれたのが良かったのか、その後も娘は終始ご機嫌だった。
娘がおにぎりを食べ終わったところで食べ終わってトレーニングに合流。

◎トレーニングの話
■股割り小先生
私が股割りを見てもらおうと開脚し椅子を構えたところ、
「やるー。」と娘が前に割り込んでくる。
私「じゃあ、あんよを開いて押してみて。」
(スイー)
何の力みもなく前傾し、そのまま止まることなくスッと足が抜ける。
足が抜けるあたりで骨盤がクイクイっと動く。
みなさん「すごいねー。」
むすめ「なんでー?」

「なんでー?」は娘の最近の口癖。
「何でこんな簡単なことをみんな大変そうにやってるの?」
と言われているように聞こえた。
パパたちはやり方を忘れちゃったんだよ。

■股割り
私もやってみた。
やりながら感じていたが、左のテンションが抜けやすい。
中村先生「左が抜け気味だね。」
椅子を左側に置いて押すといい感じ。
しかし続けて頑張っていると、私の背中に娘がよじ登ってきてストレッチ状態に。
見た目だけはけっこう前傾出来ていたかも。
もちろん、腰から曲がってしまっているのは駄目ですが。
普段の家トレでは椅子なしでだったけど、椅子を押すというのはそれだけで股割り効果が増すように感じた。
家トレでも何か押してみることにしよう。
それから1つ、中村先生から気になることを聞いた。
何でも股割りの回で新しいトレーニングをやったらしい。
片足立ち?
気になるなぁ。

■おんぶ
骨盤おこし式ゆっくり走り(LSD)では、娘をおんぶしながら参加した。
おんぶでも骨盤をおこして、腰は反らない。
姿勢を微調整しながら取り組んでいると、
「その姿勢はいいね。」
と中村先生から声がかかった。
「骨盤に乗せるといい。」
なるほど、つい腰を反って腰椎に乗せてしまいがちだが、
骨盤に乗せればその心配はない。
猫背にして背中に乗せるのではないのだ。
中村先生のブログで紹介されている、構造動作式おんぶはこんな感じ。
http://ameblo.jp/eni4/entry-10628488690.html

◎お礼
今回はセミナー初参加の娘(2歳6ヶ月)がちょこちょこと走り回り、
相手をしてもらっては「キャキャキャ」と大きな声で笑い、
LSDでゆっくり走っている皆さまに「ばきゅーん」と手で作った鉄砲を撃ち、それに合わせてやられたフリをしていただきまして、
本当にありがとうございました。
おかげさまでとっても楽しかったらしく、セミナー帰りには「やだ、おうちかえんない。」と言われるほど。

中島先生、中島先生はじめ、参加された皆さまありがとうございました!!

2010年8月19日木曜日

スティック@システマ

『当たったら痛いから動き続けるでしょ。』

というのはセミナー途中でインストラクターの北川さんから聞いた話。
確かにそうだと実感したシステマセミナー@スティックワークに参加した話。

■マッサージ
武器に慣れる。
武器との接触に慣れる。
武器の操作に慣れる。
スティックで相手をマッサージ。
はじめは軽く当てる。
慣れてきたら強めに当てる。
あくまでも相手をマッサージでリラックスさせるつもりで。
痛いから骨には当てないこと。
ダメージがたまっている事があるので同じ箇所は続けて打たないこと。

■振りおろす・避ける
武器による攻撃からの緊張を解くトレーニング。
頭の上から左右に振りおろされるスティックを普通の速度で歩きながら避ける。
歩く速度は普通の速度。
避けるのが目的ではなく、自分が緊張しているかどうか感じながら動くこと。
発生した緊張を呼吸で取り除いてみる。


ここからは攻撃を避けずに受け流すドリル
■振り回す@縦・受ける
上方から振りおろされるスティックを腕で受け流す。
柔らかいところに当たるようにスッと腕をあげる。
「カンッ!」「ゴツ」
何度も痛い思いをしながら何とか感覚を掴むことが出来た。
思ったよりも上に伸ばす感じで受けないと、衝撃を骨で感じてしまう。
うまくいくと「ペチッ」という感じがするだけで、スティックが腕と一緒に落ちていく。

■振り回す。弱め@横
これも腕で止めにいったり、掴みにいってはならない。
腕と身体全体で受けるようにすると何とかなる。
はず。

■振り回す。かなり強め@横
北川さん「次はもっと速く振り回して下さい。ここまでで何か質問はありますか?」
私「中段でなぎ払われるとダメージを吸収するのが難しいのですが。」
北川さん「まずスティックの動きに対して、正面で受けること。それから受けた後も足を止めないように。」
私「はい。」
(北川さん、スティックをブンブン振り回す。”ぶつかったら痛い”ではすまないような勢い!!)
北川さん「ちょっとやってみますか。」
私「え?そこに私が行くんですか?」
話の流れからして私が行くに決まっているのですが、思わず確認してしまった。

とにかく呼吸を忘れずに正面を向くようにして動きを止めないように。
北川さんもはじめは私の様子をみて、弱めに加減してくれた。
これを感じ取り、私はさらにリラックスして動く。
それを確認すると徐々にスティックは速く、強く振り回されていく。
それを正面で動き続けながら受ける。
動き続けているせいか、思っていたよりも衝撃を受けない。

後で周りでみていた方の何名かから、「あれはきれいに受けていましたね。」と感心された。
確かに傍目には私が華麗に受け止めているように見えたかもしれないが、
実は北川さんのスティック捌きが見事。
当たる直前に深刻なダメージにならないようにスティックを操作されていた(それでもまともに当たれば痛い)。
北川さんのアドバイスで私が上達したのは私自身も感じたが、
それ以上に相手をみてドリルの加減をコントロールする北川さんに感心した。

『当たったら痛いから動き続けるでしょ。』

思っていたよりももっともっと動かないとならなかった。
受けたと思ったあとも止まらずに動き続けること。
リラックスして動くというイメージから落ち着いて”ゆっくりと”受けるのだと思っていたが、
速いスティックを受けるのにゆっくり動いている暇はない。
落ち着いて走ると言った方がしっくりくる。
もっと技術があがればそんなにずーっと急がなくても大丈夫なのかもしれないが。
けっこうなスピードで動き続けないと速いスティックを柔らかく受け止めることが出来ないのだ。


■エクササイズ
杖を持って寝たり起きたり。
両腕を絡ませて、縛り付けられたような格好から寝たり、起きたり。
この格好になると力んでも無駄。動きを工夫しなければスムーズに動けない。

■相手の状態を感じて動く@相手がスティックを持つ
スティックを持ってもらい、スティックを動かすことで相手にどのような変化が生じているかを感じながら動く。
どうも納得がいかない動きが多かったが、参加された方が見せてくれた動きが”相手の状態を感じて動く”というものになっていてとても勉強になった。
どうしても崩そう崩そうという動きになってしまう。
次の機会ではもっと”どう動くときに相手に作用するのか”というのを感じられるようにしたい。

■相手の状態を感じて動く@自分がスティックを持つ
自分のスティックを取りにくる相手の動きを感じて、相手を崩す。
・発想の転換。わざとスティックを取らせて相手のバランスを崩し、その他の手段で相手を崩す。
・スティックを取ろうとする相手の意識を感じ取り、相手よりも先に相手を制するように動く。うまく行くと相手は動けなくなる。
・スティックを取ろうとする相手の意識を感じ取り、スティックが元の位置から相手が動く方向に遠ざかる。うまく行くと相手はそのまま崩れる。
道具があることでいかにそれに捕らわれてしまうかという事と、
それに捕らわれすぎることがいかに危険かということがわかるドリルであった。
今回はスティックだったが、ナイフでもチェーンでも同じことが言える。
無視は出来ないが、捕らわれてもいけない。
忘れてはいけないのは、相手の攻撃意識を感じ取って動くことが出来たとしても、その後の動きが止まってしまうと相手の動きも止まってしまう。
”動き続ける”の原則はここでも厳守すること。


この日だけでこんな体験が出来るとは!
北川さんをはじめ一緒に参加した皆様、ありがとうございました。

2010年8月18日水曜日

杖@半身動作研究会

この日はシステマ@スティックワークとのはしご稽古。
ほかの参加者もそのようで、みなさん杖を持参。
というわけで半身動作研究会も杖のお稽古となっていた。

杖は、買ったはいいけど三角袋を引っかけて持ち歩くため以外に使っていないというもったいない事をしている道具。
この日の杖の稽古とシステマのスティックワークでたくさん使っておこう。

基本的なことを色々と確認した。
■水車
手で操作しない。杖の動きにあわせて動く。
杖は杖の重さで動くように。

■突き(連続)
手は滑らせる。
杖を止めない。
前側の手は添えるだけ。
意識の変化程度で杖の先端は動く。
杖を引きながら身体は前へ。

■下段打ち・中段打ち(連続)
杖の動きが止まらないように。
下段から中段打ちへは満月@鹿島新流の動きで杖を引き上げる。

■下段打ち(連続)
左右の手を持ち変えたらそのまま下段打ち。
あとは同じ。

道具を使う
■動かす@皮膚
相手が杖を掴んでいる状態から動かす。
力まずほんの少しだけ杖を動かすと相手はその動きにゆずるように動き始める。
動き始めたら相手の動きについていく。

■動かす@重心移動
杖を操作しない。
相手が動くまで待つ。
お互い杖を掴んだ状態で、取りが重心をほんの少しだけ移動させる。
このとき杖を持つ手はリラックスしていなければならない。
また、重心移動を行う際に杖を手で操作してはいけない。
重心移動して待っていると相手が動き始めるので、それにあわせる形でついていく。

■動かす@重心移動+皮膚
重心移動の動きが伝わると無意識的に崩れた重心を修正する方(Hさん)との稽古。
重心移動して待っていると、Hさんが崩れを修正する動きが逆に伝わってきてこちらが崩れ始める。
待っていたら崩されたので面白かった。
こちらも修正すれば崩れないが、何の稽古かわからなくなってしまう。
そこで、この場合は相手の重心の崩れを感じたら最初にやった皮膚の動きで相手に侵入する。
こうすると重心移動で崩れていたかどうかが確認出来る。

杖を使わない稽古も少々
■皮膚@重心移動
相手の肩に触れて重心を移動させる。
触れている手は何もしない。
待っていると相手が動き出すのでそのまま何もしないで、ただ手をつけたままにしているとどんどん相手が崩れていく。

■斬り潰し
中島先生から、甲野先生の最新の技の紹介。
抜刀終了時の手首の状態で相手の手に触れる。
まずこうしておくと肩があがらない。
手がほんの少し動くのをきっかけに、一文字腰の状態で腰を落としていくと相手に強力な作用が発生する。
しゃがみきらずに最後は股関節から折り畳んで相手を斬り潰す。
手は初動以外は何もしない。
強力。

この日はこのままシステマスティックワークへ!!
つづく。

2010年8月16日月曜日

30分@東京武道館

東京武道館で開催された甲野善紀先生の講座。
着替えて会場に着いたのが終了30分前、会議が延びたせいで大遅刻。
会場はいつになく大入り。さらにDVD作成の為、撮影班が入っていた。

しかしそんなことは関係ない。30分でセミナー費用の元を取るべくいつにも増して技を受けたいオーラ全開で輪の中へ。
甲野先生がオーラをキャッチし、ほどなく技を受けることが出来た。

この日はバラエティーに富んだ参加者がそろっていて、
総合格闘技の方が、膝十字からの逃げ方の質問。
テニスコーチの方が、素早く力のあるラケットの振り方の質問。
介護関係の方が、膝の腱を悪くした人と一緒に歩く方法の質問。
合気道の方が、様々な技の質問。
などなど、見ているだけでも楽しむことが出来た。
合気道経験者の方は、女性は特に道着を着ていない方が多いので、
知らないで見ていると一見普通の女性がブンブン投げられたりする。
それが2回目、3回目の参加の方となると先生も覚えているので、
事前の確認無しに一見普通の女性(合気道経験者)をいきなりブーンと投げ飛ばしたりする。
周りで見ている人は、一瞬ヒヤリとするが、女性の見事な受身で2度びっくり。


以下は、私が先生に受けた技&お稽古メモ。
■斬り潰し
手を交差させた状態から、手刀を外側へ回るように斬り潰す。
気がつけば床が目の前。
再度お願いしたが、結果は同じ。
と、こう書いていて次回試したい受け方が思い浮かんできた。
受けの手刀が回転体になるように、小指・親指主体で肘から先を捻る。
脇を締めるときの感覚で肩があがらないように。
決め打ちではなく、先生の動きを感じて動く。
さて、どうなるか。

■小手返し
柔らかさが増しているのか、ますます何をされているのかわからない感じ。
何故、やられまいと下に落とし続けている私の手がふわりと持ち上がるのか。

■高速移動
腰を深く落としたところから、蹴らずに移動する。
前側の足の膝抜きだけではうまく動けない。
後ろ側の足はアウトサイドを踏み込んでいるように見えるが、
下半身だけではなく上半身も動きに参加しているはず。
先生は何度か私に向かって移動してくるが、目の前にいるとますますよくわからない。

■払えない突き
間にあっても払えない版と間にあわない版。
間にあわない版は、間にあわない限りどうしようもない。
間にあっても払えない版は、実は間にあっていないという感じがしてきていた。
そこで、払うというよりも自分も突くという感じで受けると何度か跳ね飛ばされずに受けることが出来た。
しかし、技のおこりを消されるとそもそも間にあわないので、どうしようもなく潰される。


稽古後、K磯さんに最新の気づきの技を受ける。
みちのく山道での気づき版。これは良さそうだという感触。
この先には何かあるに違いない。


終了30分前に着いたとは思えないほど十分楽しめた。
お相手していただいた方、ありがとうございました!!

2010年8月10日火曜日

勝者~ 赤コーナー 木村悠!!

「勝者~ 赤コーナー 木村悠!!」

先週末は、後楽園ホールへボクシング観戦。
稽古仲間でプロボクサーの木村悠選手が大事な一戦を迎えるというので、現地で直接応援してきたのだった。

相手は日本ランク8位の選手。これに勝てば木村選手も日本ランク入り。
負ければ、、、考えたくないが厳しいプロの世界だ。
次に挑戦出来るのはいつになるかわからない。そういう大事な一戦だったのだと思う。

それは対戦相手にとっても同じこと。
負ければ、、、の世界である。
失敗しても何とかなる私の仕事とは厳しさのレベルが違う。
私が頑張れるのは当日このときの応援だけ。
ありったけの声で
「きむらー!!いけぇー!!!」
と叫んだ。
応援が盛り上がればジャッジも木村選手のポイントを見逃しにくくなるかも知れない。

その甲斐あってか、結果は8R判定(3:0)で木村選手の勝利!!

2Rでいきなりダウンを奪われた時は(また!!※)と焦った。
相手選手もいい動きをしていたし、当たればダウンというパンチを持っているのは証明されてしまった。
このまま相手の流れにしてはいけない。
応援にも力が入った。
しかし、ラウンドが進むにつれて木村選手の動きが相手を上回り、終わってみれば堂々の判定勝ち。

試合を終え、もう大好きなラーメンを食べただろうか。
木村選手おめでとう!!!

次戦はきっと、さらに厳しい相手になるはず。
しかし、相手にとってはもっと厳しい木村選手に成長して来るはず!
今から次の応援が楽しみです。

※前回の試合もダウンしてからの勝利で、ダウンしたのが2R目だったんです。
http://vtotai.blogspot.com/2010/04/blog-post_06.html

2010年8月6日金曜日

日常トレ@構造動作トレーニング

「普段どういったことに気をつけていますか?」

構造動作トレーニングのセミナー中、常連ぶって(というつもりではないのですが)ちょろちょろしていると、セミナー参加者の方からよく質問をされる。
色々やっているのでちょこっとまとめてみました。


・トレーニングを続けてみるということ。
長く続けていくことになるトレーニングなので、頑張り過ぎて嫌になってしまってはもったいない。
嫌にならない程度に無理なく続けるのが良いと思う。
あくまで私の場合だが、適度に自分に甘いというのが長く続けるこつのようだ。
というわけで、これから紹介する方法は、気づいたらやってみる程度の意識で良いと思います。
継続は力なり。

・隙をみては骨盤をおこすということ。
具体的な場面をあげてみよう。
<電車編>
座れたら骨盤をおこした位置で本を読む。
立っていたら吊革を掴んで立位での骨盤おこしに挑戦。
なぜ本を読むかというと、なにもしないで前傾だけしているとちょっと変に見えるからである。
前にスカートの女性がいるときはいったんトレーニングを中止すること。
すごく変に見えるからである。

<会社編>
普段使わない階段に骨盤をおこして挑む。
椅子で骨盤をおこして前傾姿勢で仕事に取り組む。
職場にいる間このような姿勢で過ごしていると、
端から満た姿がとても熱心に写るので、本人のやる気にかんけいなく良い印象を持たれる。
興味の無い会議に出席したときは積極的にトレーニングすること。
一石二鳥。

<家庭編>
あんまり無理しない。
お腹をシンクにつけて前重心で洗いもの。
骨盤立位で前重心での掃除機がけ。
TVを見ていて気が向いたら正座で前後運動。
床から物を拾い上げるときは、立位体前屈の要領で。
応用編である。
実際の日常生活で行う動作でいちいち骨盤をおこしてみたり、股関節運動を意識したりする。
おっくうな作業が一転、トレーニングになる。
これも一石二鳥。

<ラーメン編>
食べるときに背中が丸まらないように、丼を遠ざけて股関節からおじぎ(中村先生談)。

<運転編>
軽トラに乗り、フラットなシートで骨盤をおこす。(中村先生談)

<ソファー編>
座ってから思い切り腹圧をかけて後傾風、骨盤立位。
でもソファーでくつろぐ時までやらなくていいと思う。


トレーニングのチャンスはまだまだありそうです。
こんな感じで普段から気にしていると少しずつですが、確実に可動域が広がってきます。
可動域が広がると、、、
どんな世界が待っているのでしょうか?