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2010年9月30日木曜日

接触面はそのまま@半身動作研究会


構造動作トレーニング基礎編とのはしごDAY。
誕生日を迎える中村先生が柔道部時代の同級生のKさんを連れて参加されていた半身動作研究会の話。

Kさんは空手や合気道をされていて、この日の稽古に興味津々だったそうで、積極的に技を受けたり、質問されたり熱心に参加されていた。

Kさんの熱心さにひかれた私は、Kさんに色々と伝えたいことが出てきて、ついつい話が長くなってしまった。
(それでも早めに切り上げたつもりだが)もっと中島先生の説明や技を受けてもらえたのにと反省。

色々やりましたがこの日のポイントは1つ(と私は考えています)。
”(重心の移動を相手に作用させるとき)接触面の状態はそのまま変えない”

これを色々な形で確認するという稽古だったと思う。
■重心移動
■皮膚
■鏡写し

重心移動では重心の位置を前でキープする『片足立ち』の効果を確認。
中村先生に説明をバトンタッチすると、『片足立ち』をきっちりやることが、そもそも容易でないことが判明。
技の効果を確認する段階に至るまで、思いのほか時間を費やすこととなった。

なにをするにも接触面の状態を変えないということが重要ということで、終始注意したのは皮膚の感覚。
自分で言うのも何ですがこの日は本当に良い稽古になったと感じる。
受けを取って下さった方々が、素直な感想を伝えてくれるのがありがたかった。
「今のは少し力んだんじゃないですか。」
「止まっちゃいましたね。」
「今のはぶつかりが無かったです。」
「中島先生のと比べるとぺたっと貼り付く感じが強いです。」
感想を頂戴して、自分で考え直して少しずつ理解していくのが楽しいのだ。

考えてみれば答えを教わったところで身体で理解するのには時間がかかるのだから、教えられすぎても理解しきれない。
Kさんにはやはり説明し過ぎただろうか。加減が難しい。


■楔(くさび)
相手と手刀を斬り結ぶ形から、斬り結ぶ瞬間、楔の形に角度と方向を切り替える。
このとき斬り結んだ接点をグイグイ押し込むのではなく、
皮膚の稽古と同じように表面をこするように方向を切り替えると相手が勝手に崩れるので、それについていく。
相手を押さずに切り替えるのは難しいが押された相手は止まってしまう。
ちなみに接触面の状態を変えないようにと意識的に引くようにしても相手は止まってしまう。
押してもダメ、引いてもダメ。考えすぎると意識的な動きが出てしまう。
スッとやってみる。

■中村先生
しっかりと立っている人は崩れにくい。
逆に自分がしっかりと立っていれば相手は勝手に崩れる。
中村先生はしっかり立っているせいか、横方向には動きがでるが、下方向にはなかなか崩れない。
「何となく誘導されて動いていってしまう感じ。」
が出ると動くのだけれど、そうじゃなければ動かない。

■拍手
自分の正面で拍手をするという動作はとても強いということを確認。
・システマの動画などでみられる2点接触による崩しを拍手で。
ポイントは拍手で生じた相手との接触面の状態を変えずにそのまま貼り付き続けると言うこと。
・両手持たせから動かす動きを拍手で。
両手をもたれている状態でも拍手の動きだと簡単に動けるというもの。拍手しながら手を挙げていくと相手の肩がロックされる(かも)。

■抜刀
中島先生が私に居合刀を貸して下さった。
以前木刀の稽古でウッチーさんに教わった記憶を頼りに壁の前に立ち、構えを取る。腕で抜けば壁に柄がぶつかる位置である。
ここから柄の位置を変えずに刀を抜く。
抜いてみると、重い!
金属だから当たり前だが、これは良い稽古になりそうである。
そばで私の様子を見ていた中村先生が、「これは股関節が動かないと抜けないねぇ。」と言われていたがその通り。
右手で抜く動きではなく鞘を送る動き、つまり左半身の動作と連動しなければとてもこの長い刀を鞘から抜くことは出来ない。

股割りで股関節の可動域を広げつつ、抜刀の稽古をやってみよう。

2010年9月28日火曜日

音楽家向け講座

都内某所で行われた甲野善紀先生による音楽家向けの講座に参加した話。


■ペンのキャップを閉じるように手を閉じる。
お互い両手を伸ばし、向かい合う。
私は内側から手が閉じないように頑張り、先生は外側から閉じる方向に動かす。
ペンのキャップをしめるように左右の手を近づけると、
力み無く閉じることができる。
実際にキャップを持つのと、”つもり”でやるのでは全く違う。

■真剣
介護のOさんが受けを取っていたが、横で見ていても剣の変化を目で追うことが出来ない。
随感録にも書かれていたがいまの真剣の速さは、かの光岡導師が目を見張ったというほど。
竹刀より真剣がはやい。
甲野先生自身出来たときは感無量だったそうです。
速さの秘密は、刀の持つ反り、重心の偏り。それを制御する手首の返しと全身の連動にある。
答えを聞いたところで、目の前で動きを見せてもらったところで今の私にはとても真似の出来るものではない。
なにより甲野先生も今のはやさを簡単に手に入れたわけではないのだ。
・2008年6月に柄の持ち手を寄せるようになり、
・2009年末あたりに柄との接点が極端に少ない手の内に変化し、
・2010年初で剣をたたくように操作するようになった。
・少し経って重い木刀がこれまでにないはやさで動くようになる。
このような研究と気づきを経て今のはやさなのである。

■音楽家の悩み
・高い音を出したい声楽の方
真っ直ぐしゃがむという動作を何度かやったり、
横隔膜を強制的に下げる手の内を試したり。
素人の私には音の変化はわからなかったが、変化の兆しが聞き取れた方々から期待の声があがっていた。

稽古人を観察する目で見ていると腰の反りが強すぎて動きに下半身が連動していなかったように見える。
甲野先生のアドバイス通りに動ききれていないのだ。
本当に真っ直ぐしゃがむができるようになって、
横隔膜(肩もさがる)がさがる手の内で身体の感覚が磨かれればずいぶん楽になることだろう。
構造動作トレーニングにも参加して欲しいと思ってしまった。

・左肩が凝る篠笛の方
これはフルートの気づきそのものが応用出来るとあって、甲野先生も「白川さん、お願いします。」と一任。
気づきの順序をおって説明されたのでとってもわかりやすく、
笛の方もその場で変化を感じていたらしい反応をされていた。
白川さんの講座を疑似体験出来て得した感じ。

・薬指をうまく動かしたいピアノの方
何かの操法をされたり、足助式(たぶん)の体操を紹介したり。
面白かったのは、指を一本ずつ動かすときに反対側の手で動きにくい指だけを握りこんでおく場合とそうではない場合では動かし易さに差がでてくるというもの。
質問された方は、はっきり感じた様子ではなかったが、自分で試してみると面白い感覚の差を感じた。
片手持たせ系の稽古で、なかなか自然に動けないとき、
持たれていないもう一方の手で同じ動きをするとうまく行くことがあったが、それと似ているように感じる。


■居合刀の話
先日、甲野先生に剣の稽古をすすめられた勢いで、購入を検討中の居合刀。ちょっとだけ先生に聞いてみた。
重さなら真鍮製が良いそうな。
しかしネットでざっとみる限り真鍮製は見あたらない。
まずは中島先生が貸して下さる居合刀で練習するとしよう。
借り物となると余計に緊張しちゃうなぁ。

打上げは白川さんの誕生日祝いで乾杯!
ギターの方、カイロの方とお話したり、M女史と稽古したり。
久しぶりにお会いしたNさんともOさんとももっと話をしたかった&稽古もしたかったが、時間が足りなかった。
楽しい時間はあっという間だなぁ。


そうそう、後日甲野先生の技がさらに変化されたらしい。
今度の千代田が楽しみだ!!

2010年9月25日土曜日

システマ@トロント土産

システマ
半身動作研究会からのはしご参加。
いつもと会場が違ったが、I女史の案内で無事到着。
トロント土産のトレーニングになるということで楽しみにしていた。

■マッサージ
呼吸でリラックスしながら、自分のお腹を丁寧にマッサージ。
おへそとかかなり痛かったんですけど、どこか悪いのでしょうか、、、
とにかく呼吸でリラックスしながら痛みの原因となっている緊張をのぞく。

■プッシュアップ、シットアップ
10カウントで沈んで、10カウントで戻る。
限界が来たら負荷を軽減する姿勢を取ることは良しとするが、
絶対に途中でやめてはならないとのこと。
沈みの6カウントくらいからきつくなって、11カウント目で戻るときにはすでに限界近かったが、
バーストブリージングで何とか乗り切った。
目を閉じて横になり、余分な力が抜けきったときの自分を感じるワーク。
この為の準備であった。
疲れきって、もう力など入れたくない状態。
痛い、きつい、苦しいが嫌いな私のこと、自主トレでは絶対にこのような状態にはならない。
システマはそういった意味でも普段出来ない体験が出来る貴重な機会だ。

■プッシュアップで上り下り
プッシュアップの状態から相手の膝、もも、腰、腹、胸に拳を当てながら上り、
逆に当てながら下がる。
自分の拳がピタッとくる場所をさがす。

■マッサージ@ストライク
相手をマッサージするつもりで、ストライクを打つ。
実際にそのつもりで打たないと、力んで打った衝撃は自分にダメージとして跳ね返ってきてしまう。
背中側から、肩をのあたりを打ってほぐすマッサージで打つ。
北川さんから、肘よりも肩が堅くなっているというアドバイスを受けた。
なるほど、言われてみれば私の拳は階段を1段ずつ落ちるように肘で1クッションおいている形で落ちている。
北川さんのアドバイスにしたがい、肩を柔らかくすることを意識してみると、その場で明らかに威力があがったように感じた。
セミナーの後で、このとき相手をしてくれたH川さんが、聞いた側から威力が上がっていたと証言してくれたので間違いないようだ。

■暗闇
この日、この後は照明を落としてほぼ暗闇の中でのドリルとなった。
トロントの夜の森で行われたワークのお土産だ。
自分と周りを感じながら動く。
これも普段の稽古ではなかなか出来ない体験だ。
歩いたり、転がったり、プッシュアップしたり、シットアップしたり。

2人組で相手の動きを感じて動くというドリル。
・手を合わせて、相手が前蹴りをすると感じたときにスッと手を押す。
・片手を繋いで、相手がもう一方の手でストライクを打ちにくると感じたときに、相手をコントロールして防ぐ。
・手を繋がずに相手がストライクを打ちにくると感じたときに、避ける。
3人組のドリル。
・2人がストライクを打ちにくるので、それを感じたときに避ける。

感じたままに動く。
打たれまいと緊張するくらいなら打たれた方が良い。


相手を崩すドリル。
・相手が向かってきたところをその力に逆らわないようにして崩す。
・崩してから相手が起きあがろうと動くところを、こちらも動き続けることにより自然と押さえる。

■課題
この日組ませていただいた中で、どうにもやりにくいと感じたケースがあった。
向かってくる相手の動きに逆らわずに相手を崩すというワークで、
相手のストライクを私が避けた時点で、相手が止まってしまうという状態があった。
(さあ、どうぞ無抵抗ですから崩して下さい。)
という状態なのだけれど、私はこの状態から崩すのが苦手なのである。
仕方なく相手の横に回り込み、首を下から上になでると同時に腰を上から下にという形で崩していたのだけれど、
止まった相手にやるのは、どうもこの日のポイントとずれていたように感じていた。
今は、相手が止まっても私が止まらなければ良かったのかも知れないとか考え中。
今度北川さんに聞いてみよう。

面白かったこと。
やはり北川さんに相手をしてもらうのは楽しい
崩した相手が起きあがろうと動くところを、動きを止めずについていくと相手が勝手に自滅して追い込まれる。というワークで、逃げる側の相手をしてもらった。
このワークで相手をしてくれた方とはお互いけっこうな確率で逃げきることが多かったので、意外と逃げる方が有利なのではと思っていたのだ。
実際やってみると、局面局面では逃げきったと思いながらも北川さんが常に動き続けているので次々と新しい局面が生まれる。
その結果、ずっとやっていればそのうち逃げられるかもという心理状態から、ずっとやっていればそのうち捕まるという心理状態に変わっていった。
その結果が頭を両足でロックされてのホールド。タップして終了であった。
まだまだリラックスが足りない!!

2010年9月22日水曜日

(段差参考記録)下腹つきました@半身動作研究会

この日は半身動作研究会~システマのはしご稽古。
まずは半身動作研究会の話。

構造動作トレーニングで紹介された『片足立ち』というトレーニングメニューを取り上げて、
技への作用を確認するという内容であった。

技を成り立たせるには、相手に触れても触れる前の状態で立ち続けることが条件だが、
『片足立ち』は一人でたつのがきついくらい不安定な状態で立っているため、
相手に触れるとどうしても、相手に寄りかかってしまう。
この誘惑に勝つには相手を気にせずに動くという稽古を続けることと、
『片足立ち』を苦もなく出来るようになるための『片足立ち』トレーニングの2本立てが良いだろう。

元々『片足立ち』は構造動作トレーニングの股割りの回に紹介されたメニューということで、
『片足立ち』の後、一人で勝手に『股割り』をやってみた。
会場にあった10数センチ程の段差を利用したのだけれど、いつになく股関節が働いた。
段差ありとはいえ、初めて下腹が床に着いたのだ。
『片足立ち』の効果がいきなりあらわれたと言えそうだ。
ポイントは2つ
・足首の背屈
足首の背屈が強化されるとその分だけ股関節が働くようだ。
・お腹をつける場所を確保しておく
お腹が空中にあると、ある位置でどうしてもブレーキがかかってしまう。
段差をつけて取り組む場合、なるべく深い位置に座ると良い。
前傾したときにお腹をつける場所を確保しておくのだ。
段差ありという条件付きながらも、お腹がついて感じたことは、以前予想していたものと一致した。
お腹がつくことによって重心が前に移動し、踵から体重が抜けていくのである。
股関節の可動域がひろければこのままロールオーバーになりそうだ。

この日は、他にも色々と『片足立ち』の効果を確認するメニューで稽古をしたが、
『片足立ち』が『股割り』に与える効果に一人興奮気味であった。


講座後に、最近甲野先生に教わった遊びを参加者のみなさんに紹介した。
・2人で向かい合って立ち、1人がペットボトルのキャップを持って手を前に伸ばす。
・もう1人は相手の手と同じ高さに手を挙げて待つ。
・キャップを持った人は、自分のタイミングでキャップから指を離す。
・待っている人は落ちていくキャップを手のひらを下に向けたまま上から掴みにいく。
というもの。
初級編では手を離す動作がわかるようにすると良いです。
慣れたらキャップが予期しないタイミングで落ちるように、緩く持った状態でやると良いです。
なるべく相手の手の近くでキャップが掴めるように目標を設定して遊んでも面白いです。

この稽古は相手のおこりを捉えることと、捉えたと同時に全身が連動して動くことの稽古になります。
落ちてきたら動こうかな。という気持ちで待っていると良いです。
いつくるかいつくるか!と待ちかまえていると、無駄な力が入ってしまいかえって遅くなります。
それから最近あまり聞きませんが、以前甲野先生が”2連続で避けられたら講座料金をお返しします。”と言われていた『鎌柄』からも、練習を続ければ少なくとも1回は逃げられるようになると思います。
スポーツにも応用がききそうだなぁ。

2010年9月18日土曜日

技を受けたそうな顔@池袋コミュニティカレッジ

甲野先生の講座@池袋コミュニティカレッジに参加した話。

少々遅れて到着。
改装されていて階を間違えたかと思った。
きれいになってます。明るい。


またまた色々な気づきがあったご様子。
「次々と気づきがあって、整理できない状況にある。」
「最近もこういうのがあって」

■斬り落とし
抜刀と同時に斬る
鞘を送る動作が重要

■小手返し
手は返す方向。身体は反対側を向くように。

リアクションがいい(遠慮なく思い切り抵抗するが、抵抗しきれずに派手にやられる)おじさんを相手に最新の気づきを交えて次々と技をかけていく。
私はおじさんのすてきなリアクションに気を取られて、技の説明をあまり聞いていなかった。

「たいさん、(技を)受けたそうな顔をしていますね。」

後からきて後ろの方に座っていたのだけれど、見えにくくて
ちょこちょこ立ち上がったり、見えやすい位置に移動したりしていた先生の視界に入っていたのか。
とにかくラッキーなことに、最新の気づきによる技を受けることが出来た。

■抜刀の体捌きで崩す
お互い向かい合って立つ。
私が手刀を立てて、そこに先生が同じく手刀で斬り崩すというもの。

だいぶ前、『3要素同時進行』や、『立体井桁』の時に「抜刀の体捌きでの崩し」は紹介されていたが、今回は相手を直接斬るのではなく、
手前の関係ない位置にある何かを斬ることで、結果として相手を巻き込むようにするとのこと。

私も先のすてきなおじさんと同じく、抵抗を試みるが徒労に終わる。
技を受けた感触は、押されているのか引かれているのかわからないまま崩されるという感じ。
手刀どうしが触れている形で崩されているので、結果としては押されている格好になっているのですが、押されている感触がありません。
どうも『抜刀』の動作のうち、鞘を送る動作がその感触を生み出しているようです。
もちろん、先生は自分の技を受けられないので、感触と動きの関係については私の予想でしかありません。
しかし、講座とは別の機会で鞘を送る動作に加減をつけて、感触の違いを確認させていただいたのでここは間違いなさそうです。
それにしても”技を受けたそうな顔”で良かった。
他にもいくつか受けることが出来て、大満足のうちに終了。


・・・講座後・・・
甲野先生「居合い刀は持っていますか?」
私「持っていません。」
甲野先生「刀の稽古をするといいですよ。」

これは私への助言と受け取るべきだろう(そうじゃないとしてもだ)。

急激に剣の稽古がしたくなってきた。
むむむ。
これは居合い刀を買うしかないか。
やるとなったら形から入る派なので、鞘付き木刀ではなくここは居合い刀だ。
木刀ほどの普及率が無い様子からすると結構なお値段がしそうだなぁ。
おいくら万円から手に入るのだろうか。

ん、居合い刀を手に入れたとして、いつどこで稽古するのだ???
ずいぶん前に購入した赤樫の杖だって、システマや杖の稽古会が無ければ手に取ることはない。
振り回せるほど広い部屋に住んでいない。
しばし考えよう。


ここまでに書いた以外で、見えにくい時にチョロチョロしながら見ていたもの。

■真剣の速度
刀の重心。手首を返す動き(下側の手で返す)

■まっすぐしゃがむ
片手で斬り落とす

■足の踏み替え
座りで左右の膝を踏み替える動作を、身体を前傾させながら行う。
膝に体重がかからないようにしながら踏み替え動作をなるべくゆっくり行うようにすると、お腹に力が合つまってくる。

■後ろ手で掴まれた手を外す。
はね吊りの手を潰したような手の内。

■掴む
親指を使わないということ。

2010年9月10日金曜日

股割り途中経過@構造動作トレーニング

開脚して骨盤をおこす。MATAWARI最初の壁である。
しかし、この準備段階は以前よりだいぶ良くなってきた。

次は前へ。

「まず腹をつける。」
といわれるが、これが遠い。

(その前に肘をつけよう。)
あくまで「前へ」いった結果、肘がつかなくてはならない。
背中を猫背にして肘をついても目的を考えれば無意味だ。

さて、8月半ばに気づきがあり、股割りが進化中である。
といっても何か新しいことを編み出したわけではない。
中村先生が言う「親指使いすぎ」をあらためて見直したのである。
これは立位や歩行時に言われることが多い説明だが、
股割りでも有効なようだ。

骨盤をおこした状態で開脚が出来るようになったら、
そこから前傾を行うが、次にあらわれる壁が腹圧である。
腹圧が抜けた状態で前傾するとお腹がおれ曲がってしまう。
お腹が折れると腰椎から曲がってしまい、いくらがんばっても腹は床につかない。
何とか腹圧をキープすると背中が曲がらなくなってくる。

腹圧がかかってくれば、そのまま前傾してお腹をつければ良いということになる。
もちろん以下も忘れずに。
・踵を背屈でキープ
・胸を前へ
・下を向かない
・腹圧!!

途中、左右に偏りがでる場合があるので、テンションの抜けている方に重心を移動する。
さて、ここまでやって腹はだいぶ床に近づいてきたが、感覚的にはまだまだ遠い。
つかないということは、前傾の途中でどうにも前に行かなくなる点があるということだ。

ちょっと前までは、この先は「気合い」しかないと頑張っていたのだけれど、
どうも「気合い」にも限界が見えてきた。
前々回のセミナーで「小指が足りない。」というアドバイスを受けてから、小指側を思い切り握るようにしてトレーニングを続けていた。
そうしていると、「まだまだ親指を使いすぎているなぁ。」という感覚が出てきた。
その感覚に従って親指を使わないようにしてみると、
前傾がもう1段階進んだ。
なんと肘がつくようになったではないか!
すごいすごい。
まだまだ腹と床は遠いという感覚だが、これは着実に近づいている。


さらに前へ進むべく中村先生の動画をあらためて見直してみた。
お馴染みの動画だが、だぼだぼしたタイパンツなので企業秘密(?)の部分はえにくい。
しかし自分の動きが変わってきたせいか、以前とは違って見えるようになってきた。

http://www.youtube.com/watch?v=jFyaNCkXSP0

「まず腹をつける。」
このとき、体重は腹の位置かそれより前の椅子にだいぶかかっているようだ。
するとお腹の丸まりの分だけ、腰が浮いてくる(ように見える)。
浮いた腰を支えるのは踵とお腹、椅子か。
お腹がつくのは前に重心が移動した結果のはずだから、
お腹がつくまでは踵で支えるのだろう。

「ここで腹圧をかける。」
さらに重心を前に移動し、お腹だけで体を支えるような状態か。
踵への加重を減らし、股関節を内旋させることで足を抜いてくるのだ。
しばらくは、この予想を検証する形で取り組んでみよう。


「まず腹をつける。」かぁ。

いったいいつ、腹がつけるのlだろうか。