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2011年3月10日木曜日

ワンテーマ講習会@恵比寿「井桁、正中線」

テーマは『井桁』と『正中線』 
参加者が常連さんで人数も少なかったので何となく(?)テーマとは違う構造動作トレーニングからスタートした。 

■構造動作トレーニング 
私は股割りの自主トレ。 

中島先生は、足骨の解説資料を広げて踵の位置や骨の繋がりの確認。 
資料によると足指の外側2本と内側3本は繋がっている元が違うらしい。 
もう知ってしまったので後戻りが出来ないのだけれど、手に入れた知識が”こういう感覚になるはず。”といった先入観をもたらすおそれについても考えておきたい。 
ここはよくよく注意しなければ実際に身体に変化があったものなのか、知識に引きずられた思いこみなのかわからなくなってしまうからだ。 
特に私のように武術も構造動作トレーニングも中途半端な状態であればなおさら。(上達したい)という気持ちが時に思いこみを呼び起こし、上達の邪魔をする。 
なんてことも考えられる。 
足骨の外側2本・内側3本という構造と、足裏の感覚はそれはそれ、別物として考えたほうが良いだろう。 

動く稽古では、胸割り運動=体幹の動きというテーマを取り扱っていた。 
身体のどこかが相手に触れた状態で胸割り運動をすると、それが相手に伝わるというもの。 
胸と腕を繋げる。胸の動きと腕の動きが連動する。 
「手だけ動かす。」とは、また違ったアプローチになる。 


Hさんと 
■太刀取り 
・体捌き 
・気配読み 
どちらの稽古とするか目的をはっきりさせないと、タイミングでよけているのか何なのかわからなくなってしまうおそれがある。 
・検証方法@体捌き 
相手にゆっくりでいいから、一定ではないリズムでなるべく気配無く打ってもらう。 
・検証方法@気配読み 
相手に、「打とうと考え始めた」「打つと決めた」「動こうとした」「動いた」などの段階のうち、どこでこちらが動き始めたのかを申告してもらう。 
信頼できる稽古相手が必要だ。 


■後ろ両手持ち 
剣の操作で抑えるというもの。 
『虎拉ぎ』でも止められてしまう。 
私は剣の操作がなっていないので、真似できない。 


■正面の斬り 
Hさん相手でも吹っ飛ばされにくくなっていた。 
「やっぱり、進展してますね。」とHさんの言葉。 
Hさんは気は使ってくれるが、稽古でお世辞を言うタイプではないので、この言葉は素直に嬉しい。 


■岡本先生ごっこ 
前日YouTubeで見た、大東流の岡本正剛先生の動画。 
何となく技の秘密の一端が見えた気がした。 
それでさっそく真似。 
受けたこともない技を動画で見て真似しているだけだから、正しいわけもないし、そもそも確かめようがない。 
ただHさんが受けた感想としては、「岡本先生とは全く違っていたとしても、これはこれで面白い。」とのこと。 
悪くはないらしい。 


■井桁、正中線 
私とHさんで稽古している間に本来のテーマでも稽古をやっていたようです。 
気づかなかったけど。 


■正座の稽古 
U氏に正座の稽古をご紹介いただく。 
時間が無かったなぁ。と思っていたら講座後に正座の稽古に関するメッセージをいただいた。 
いろんな稽古法があるものです。 
興味は尽きない! 

みなさまありがとうございました! 

2011年3月8日火曜日

構造動作・基礎トレーニングセミナー

今回は基礎トレーニングの回に参加。 
基礎編は何度も出ているが、いつも新しい発見がある。 


■足首の背屈 
捻れる。真っ直ぐに背屈するのは難しい。 
捻れるとよけいな力が入ってしまい、それがブレーキとなって動きを妨げる。 
以前から小指側の握りが足りないという指摘を受けていたが、修正するつもりで取り組んでいたのが小指側を捻るというものであった。 
まいった。力みをチェックしなくては。 


■股割り 
丁寧に丁寧に。 
限界でがんばるのではなく、限界手前でポジションのチェックを行う。 
・足首の背屈は? 
・膝の遊びは? 
・座骨結節の位置は? 
・腰の反りは? 
・腹圧は? 
・胸は? 
・力こぶの向きは? 
・顔の位置は? 
丁寧にやることが上達の近道。 


■歩く 
足を”振り出す”と蹴って歩いてしまう。 
足が”振り出される”と蹴らずに歩ける。 

胸を前に出し、胸の上に頭を乗せて立つ。 
そこから胸を少し前に出すと重心が前に移動し、身体が倒れ始める。 
倒れそうになるので足が”振り出される”。 
姿勢を保つことで重心は絶えず前にかかり続ける。 
・足首の背屈 
・膝の遊び 
・腰を反らないこと 
・胸が前に出ること 
・頭の位置 
歩くも簡単ではない。 


聞きたかったことがあったが、基礎編のテーマと外れるのでセミナー中は遠慮してセミナー後(飲み会)で中村先生に質問してみた。 
■縮む背中 
「『背中が縮む』という説明で言われる、背中が縮むとは上下に縮むのですか?左右に縮むのですか?」 
中村先生の答えは上下。トレーニングの中で、背骨が凹む感覚を左右から縮むように感じていたが誤りだったか。 
陥りやすい誤りについても書いておこう。 
中村先生の姿勢をみると、身体の前面が伸びやかで、身体の背面が反っているように見える。 
形だけ真似をしてお腹を伸ばすと、同時に腰を反ってしまう。当然これは誤りである。 
胸が前に出るようになってくると背中の感覚が変わる(本当に変わる)。 
いわゆる腰を反る動作をせずに背中が縮むようになる。 
動きの見た目だけを追ってはだめ。地道に丁寧に動作の方向を誤らずにトレーニングすること。 


■横移動 
横方向は前後方向よりも単純。 
横に倒れ込めば良い。 
たぶん、蹴らないで横に移動するには足裏のアウトエッジが利いてくる必要がある。 


■捻る動き 
武術の稽古では捻ってはいけないと言われる。 
しかし、横を向く、後ろを振り向くなど実際には捻らないと始まらない。 
構造動作では、捻る動きはどうなのか。 
中村先生が言うには、「蔓が巻くように上方向へ。」「自然な方向は左巻き。」だそうな。 
実際、私の場合も右巻きより、左巻きの方が動きやすい。 
動く関節を無理無く動かすという意味では、捻らないと言い替えても良さそうだ。 
捻って捻らず?! 

2011年3月4日金曜日

琉煌會主催 城間流@千葉・東京セミナー

城間流のセミナーに参加した話 

・相手を思いやる気持ち 
・本気で続けること 
これはきっと文章で伝える事は出来ない。 
セミナーに参加するなどして直接話を聞くしかない。 
城間先生は、「これが理解出来れば本当に全てが変わる。」とまで言う。 


本当にいろいろと考えさせられる話を伺った。 
なぜ武道をやるのかという話。 
「何のために武道をやっているのですか」 
「強くなりたいですか」 
「どこまで強くなれば気が済みますか」 
「身につけた技を何に使うのですか」 

城間先生は何とかご自身が掴んだ想いを伝えようと説明されていた。 
しかし、これらは素直に聞いたからといって、簡単に身に付くものではない。 
教えてもらって覚えるものではなく、自分で考えて納得していかなくては意味がないだろう。 

自分は変わる必要があるのか、それも今はわからない。 
変わったときのために今の気持ちをまとめておこう。 
「何のために武道をやっているのですか」 
⇒身体の不思議さが楽しくてしょうがないから。 

「強くなりたいですか」 
⇒わからないけど、上達したい。 

「どこまで強くなれば気が済みますか」 
⇒想像がつかない。 

「身につけた技を何に使うのですか」 
⇒興味を持つ人に受けてもらって、身体の不思議さを楽しんでもらいたい。 


元々サッカーに活かせるかも知れないと思って始めた武術稽古。 
いつのまにか、身体の不思議さに夢中になって武術稽古がメインになっていた。 
動機がそうだから、誰かと戦って勝ちたいとか相手より強くなりたいという気持ちが薄い。 

今のままでも良いような気がする。 
もっと深く追求するには変わる必要もあるような気もする。 


この日の最初は、考えさせられる深い話。 
この日の最後は、何も考えずに動く稽古。 
ただ真っ直ぐついてくる相手のパンチを自由に捌いて崩すというのを5回ずつ、参加者同士全員が当たるように稽古した。 
私は漏れなく崩されるが、相手の方は崩れたり、崩れなかったり。結果がどうであれ、感じたように動くことを心がけた。 
ラストがO氏だったが、強烈な威力でした。 
夏と辛いもの以外で、久しぶりに汗をかいた。 




最初と最後以外のメモ 
■当波 
 
上から、下から 
腰まで連動させると威力が出すぎて危ないので、人相手には使えないのだそう。 

■正中線、重心 
真ん中が正中線というわけではない。 
相手の状態を感じ、相手の重心を感じること。 

■誘導 
初参加のときに受けさせていただいたのが、これだ。 
パンチが当たらない。 
当たらないというより、自分から避けてしまう。 
『誘導』というのか。 
相手の目標に手をおく 
同じ速度で誘導する 
O氏にいただいたアドバイスは3点。 
・手のひらを見せ続けること(甲が見えると我にかえる) 
・柔らかく動くこと 
・動きが早すぎないこと 
消える動きについてもアドバイスを受けられた。 
・背中を見せること 
今回も「バッチリです!」と言っていただけた。 

■本能に従う 
本能の動きに従う 
鳩尾より下は後ろに下がって避ける。 
後ろに逃げたくなる自然な反応に従って動く。 

■城間先生の技 
拳を出そうとしたその瞬間を捉えられてしまう。 
全く手が出せずにその場で崩れてしまう。 
もう、笑っちゃうしかない。 

■サイン 
城間先生の著書「手を使う!」にサインをいただいた。 
サインをお願いしたときの城間先生の言葉。 
「うほっ、すっげ。」 
まだ慣れていないご様子で、親近感を覚えました(笑) 
サインは、「龍雲」と書かれるのですね。 

2011年3月1日火曜日

ワンテーマ講習会@恵比寿「足裏の垂直離陸」

料金改定があってから初めて恵比寿の稽古に参加出来た。
テーマは「離陸」
何と恵比寿にしては珍しく、5名という少数での稽古であった。

恵比寿なのでいつもの通り、勝手に稽古(構造動作トレーニング)していたが、いつもと違って中島先生の説明が耳に入ってくるし、稽古の様子も目に入ってくる

聞こえてきたキーワードをメモ。

■『離陸』『浮き』
(稽古をする上での話)ギューっと力感を持って、行うのが「離陸」
ふわっと力感なく同じ事をするのが「浮き」
足裏の離陸で言えば、足裏に感じる地面からの圧力に偏りが生じないようにするということ。
踏ん張れば偏りが生じます。
以前そんな日記を書いた気がすると思って検索してみたら発見。
これ:
「離陸で考える@垂直離陸講習会から」
http://vtotai.blogspot.com/2009/07/blog-post_18.html


■歩くのを止める。瞬きをする。意識を失う。
耳慣れない説明と稽古だったので、ここで私も輪に加わる。
歩いている途中で歩くのをやめると相手に追われにくくなる。
動いている途中で瞬きをしたり、意識を失うと相手に触れても動き続けることが出来る。

前者は相手の脳を混乱させる。後者は自分の脳を混乱させる。
動きをとめるのは脳だということ。


■インナーゲーム
中島先生に「『触った。』の稽古に似ていますね。」と話す。
上に書いた稽古を見ていて、思い出した稽古だ。
相手に触れた瞬間に「触った」と口に出して報告するようにすると、相手に触れても動き続けることが出来るというもの。
自分の脳に仕事をさせることで、身体にブレーキをかける働きを消すというもの。面白い。
この稽古は私が初めて参加した稽古で取り上げられていたので良く覚えている。
インナーゲームという本があって、そこからヒントを貰った稽古らしいです。


この日は少人数にも関わらず稽古のほうは盛り上がって、予定時間を20分以上オーバーして終了。
終了後も「太刀取り」などの稽古をしていたら道場を出るのが遅くなってしまって、お茶する時間が無くなってしまった。
稽古が楽しかったのでOK!