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2011年6月21日火曜日

甲野善紀「武術の実演と解説」@八幡山

八幡山で行われた甲野先生の講座。 
駅から遠い。 
道を調べないで最寄り駅に向かったが偶然にも駅を降りたところで甲野先生とTさんと合流できた。 
カレーのレシピが載っていると聞いてメルマガ購読を始めた話などをしながら会場へ。 


■浪之上下左右(仮名) 
持たせ方は浪之下。先生が動く方向は下とは限らない。 
だから浪之上下左右。 
とは私が日記を書きながらつけた仮の名前。 
汗ではない。しっかりと捕まえているつもりの先生の腕が抜けて、逃げられてしまう。 
感触として伝わってきたのは、動きが割れているということ。 
持たせた腕は下方向への働きを持たせながら身体は別の方向から動いて腕を抜く。 
持った腕に反応してしまうのがいけない。 
そう思って、もう一度試しても結果は変わらない。 
真似してやってみると何となく的外れというわけではないようだ。 


■虎拉ぎ 
「あなた、出来ましたよね。」 
虎拉ぎモデルとして呼ばれる。 
仰向けに寝転がり、襲いかかる甲野先生を蹴って遠ざける。 
虎拉ぎをかけているとやられそうな感じがしない。 
それにしてもあんなに長いこと甲野先生を蹴り続けたのは初めてだ(笑) 


■小手返し 
陽紀さん考案の手の内。名前は先生が忘れてしまったので不明だ。 
受けでも取りでも有効。 
私が小手返しにかからないようにある程度自由に耐えるという形。 
この日は教わったばかりのこの手の内と、先生が一瞬、体を沈める瞬間に合わせてこちらから浪之下をかけるという防ぎ方を試した。 
何度かタイミングを外せたような気がしたが、いつまでも続くわけではなくやられてしまった。 
後になって甲野先生から「けっこう頑張りましたね。」の言葉をいただいたので、良し。 


■太刀取り 
甲野先生が打ち太刀。 
厳しい。というより厳しすぎる(笑) 
参加者達が次々と入れ替わりに挑んでは叩かれるという図式になっていたが、 
先生、途中から叩くのが楽しくなってしまったのでは?!と思うほど。 
だけど、最後だけ逃げられたもんね。 


■釣り鐘人参 
手の内。 
・襟持たせからの斬り落とし 
布団の上で釘を打つより、固い台の上で釘を打った方が良く刺さる。 
釣り鐘人参で作った台(甲側の手首)に相手の肘の先を乗せ、斬り落としをかける。 
相手の持ち方にもよって、どの動くのかが決まる。 

・直入り身 
甘くみていた。辰巳返しの要領でやればいいのかな。くらいの思いでやっていたが、先生の技は質が違う。 
腕は全く力まず、接触面は終始柔らかい。それでいてもろ差しで腰を落として耐えている私の身体をフッと持ち上げて崩してしまう。 
こんなことを言っていたな。 
「肩があがらないように。」 
観察していたら、例の真っ直ぐしゃがむ姿勢の要領で体を沈めていた。 
芝居をされているO女史の受けもつとめたが、柔らかい動きで私の身体が浮かされた。 
それに比べると私のは力みすぎ。 


Tさんと 
■浪之下 
自分にとっては本日一番の気づきがこれ。 
ふと思いついて、肘を何もしないくらい自由にしておきたくなった。 
普通に考えたらこの状態で身体が沈めば腕は相手に掴まれたまま置いてきぼりになる。 
ただこのときはそうなる感じがしなかったので、肘を自由にしたまま試してみると、意外な威力。 
いや、威力というよりもTさんの反応が遅れる。 
Tさん曰く、「全然頼りにならないものを掴んでいる感じ。」 
やり方のメモ 
・肘を自由に 
・身体を真っ直ぐ 
・体の沈みと足裏の離陸を同時にかける 

課題は後半つまってくるところ。 
若干の力みも生じる。 
詰まらないように動く稽古をするか、詰まっても力まない稽古をするか。 
面白い感じを発見したもんだ。 
後者かな。 


U田さんと 
U田さんからもらう感覚はいつも新しい。 
特に今回のは微妙な感覚だった。 
・みちのく山道 
足の指先の感じを観察する。そのときの上半身の感じも。 
積極的にバランスを取る行為をしない。ただ立つ。 

・手を伸ばす 
重心をポンと渡す。腕に引かれるわけでもなく、足が先行するわけでもない。 

・動く 
胸が動ける(動いている)状態でいると、相手の動きに自動的に反応出来る。 
相手に合わせるように動くというより、そうなるという感覚。 

Hさんと 
太刀取りとかショルダーチャージのかわし方とか。 
私がやっているやり方を紹介した。 
私のやり方は甲野先生の動きを元に、城間流でもらったヒント、構造動作トレーニングの身体でやっているもの。 
「おもしろい」と言ってもらえたので面白がってもらえて何より。 
私も面白かった。 


稽古はええのー。 

第4回楽楽動作研究会

一人稽古。 
場面場面で動画を撮っては、自分の動きを確認する。 
もちろん納得いかないが、なかなか良い稽古になる。 
動画があるので日記はあっさりめ。 

■体操から。 
城間流で教わった体操。 
定番になってきた。 

■股割り 
長机があったのでちょうど良い。 
この前のセミナーでやったトレーニングに励む。 
もうちょっと追いこみたかったきもするが、一人だとなかなか難しい。 

■杖 
・影踏み 
・下段抜き 
手順だけでも覚えたいところ。持ち込んだDVDで甲野先生の動画をみながら練習。 

■立位体前屈 
背中が抜けないように。最後が我慢出来ていない。 

■体の転換 
楽に楽に。一回転はちと苦しい。 

■剣 
・鞘引き、納刀 
岸先生の講座で教わったやり方。 
ピンっと切っ先が飛んでくるはず。 
はず。 

2011年6月16日木曜日

キャッチボール@松聲館の抜刀術・剣術入門講座

先月末に参加した剣術講座の話。 
日記を書くまでにこんなに日が開いたのは初めてかも。 

剣術に絞った形での講座に参加するのは初めて。 
この日は中島先生、三増 紋右衛門先生による2部立て。 
なんとか具体的な動きを覚えて、自分で稽古できるようになるのだ!という意気込みで参加した。 

■重心の移動 
中島先生 
構造動作トレーニング。 
重心の移動を足裏の小指側で感じる姿勢を取る。 
動きの中で効果を確かめる。 
と日記はさらり。 


■剣術 
紋右衛門先生 

初心者向けと題してあっただけあって、説明が丁寧。 
剣術をやっている人なら当たり前でも、私のような素人は知らないのが当たり前というところまで説明していただいた。 
甲野先生からは聞けない情報だ(笑) 
しかし、紋右衛門先生はこの細かい手順の内容も全て、甲野先生から直接教わったのだというから、甲野先生も聞けば教えてくれるということだ。 


(講座前)帯の締め方。色々とやり方があるようだけれど、1つだけ教わった。 
飛び出させた帯の端の下に下にと残りを巻いていく。 
最後、余りそうな部分は内側に折り返し、わっかを作る。 
最初の端を動かして結ぶ。 
わっかを動かして結ぶ。 
結び目を右か後ろに移動させる。 

全て甲野先生から直接教わった内容であり、自分の解釈などは加えていないという。 

・刀礼 
右手で持ったところから、フルートをあげるがごとく左手の甲で迎えに行き、目の前の高さまで上げる課程で刀を捧げる形に変化させて、礼。 
下げ緒は右手の小指にかけておく。かける場所は端から3分の1くらい。 

・刀を差す。 
左手の親指で帯に隙間をあける。その親指をガイドに鞘を差し込む。 
下げ緒を左手の小指にかけ、腰の後ろに回す。 
このとき緒が鞘の外側を通り、鞘の端の部分下側から上がって、帯に引っかけるようにする。 

・鞘引き 
左手は親指(11時)、人差し指(5時?の位置)で柄をおさえる。これで下向きに刀が滑り落ちるのを防ぐ。 
右手は親指、人差し指は柄を巻くように添える。中指は第一関節がかかるくらい。薬指は左側が柄の側面に触れる位置。小指は柄に触れない。 
柄の位置が正面に来るように構える。 
右手は使わず、左半身で刀を抜く。 
完全に抜けた後、右手の形をそのままに刀がぐらつかなければ良し。 

・納刀 
左手、右手が拍手をするが如く、右手と左手でキャッチボールをするように鞘と刀が合うように。 
右手にかけた刀を左半身の抜きを使って跳ね上げる。 
ここから先は感覚。うまく鯉口に刃先が飛んでくるように練習。 
切っ先が刺さりそうで、ついつい鯉口をみてしまう。 

・抜刀 
鞘引きと納刀の後というところがミソ。 
前足の抜きを使って落下中に抜刀を終える。 
こわくて出来ない。 
借り物の模擬刀では(壊すのが怖くて)思い切って動けない。 
さすがにそろそろ買おうかな。 


2尺4寸で2.5万円以内。 
Twitterでつぶやいていたら、武道具屋さんにフォローされた(笑) 

講座の中では剣術の動きを体術に応用したり、体術の動きで剣術の動きを確かめたり。 
剣術の動きがわかってくると体術の動きが変わるのでとっても面白いらしい。 

久しぶりにお会いしたP女史の動きが以前の私の記憶に比べてとっても良い感じに変化されていた。 
みなさん良い稽古をされているようです。 

2011年6月2日木曜日

頑張った@構造動作トレーニング(MATAWARIチャレンジ)

構造動作トレーニング(MATAWARIチャレンジ)セミナーに参加した。 

グッときたキーワード「背中が抜けないように」 

この言葉でこの日は”頑張れた”。 
今までは、この頑張り方がわからなかったのだ。 
基本的にきつい動きをトレーニングしている事には変わりないが、姿勢を技術だとすれば技術的な頑張り方が1つ理解できたということ。 
今日の頑張り方に比べれば、今までの頑張り方は根性で頑張っていた事になる。 
実際この言葉を聞いて、今までになく頑張れた! 


■立位体前屈 
ポイントはいくつか。 
・肘を緩めたまま 
・手をまっすぐにつく 
・膝を伸ばしきらない 
・下を向かない 
そして、 
・背中を抜かない 

この言葉はいきなり言われてもその感覚まで理解するのは難しいだろう。 
なぜなら背中を抜かないために要求されることは、今まで聞いてきたアドバイスほぼ全てに渡るからだ。 
上に上げたポイント以外にも 
・腹圧をかけ続ける 
・胸を出す 
・足指の握り(のばさない) 
・上方向を意識する 
・背中を丸めない 
・上腕力こぶの向き 
などが必要である。 
それだけにこのキーワードが体感として理解できれば、動きは一気に進展する。 


■腕立て 
肘のまっすぐ。 
・「背中が抜けないように。」 
この形ではどうしても力が入ってしまう。 
ただほんの少しだけうまく行ったときの感覚が想像できるようになってきた。 
(いずれ、そのうち)肘を曲げたり伸ばしたりするだけの感覚で腕立てが出来るようになれるはず! 


■立つ 
足拳で立つ?! 
イタタタ!! 
ま、これはおいおいやるとしよう。 


■股割り 
チャレンジ前に入念に土台づくり。 
セミナーでやる股割りは、自主トレでやる股割りとは質が違う。 
重要なポイントをこれでもかと、何度も繰り返す。 
こうやって、じっくりと正しい動きを身体にインプットするのだ。 
正直、今の身体にはきつい動き。自主トレではここまで追い込めない。 

まずはスタートポジション 
・座骨結節は後ろ向き(潰さない) 
・力こぶの向きは正面 
・首のしわを伸ばす(下を向かない) 
・腹・胸を上へ 

まだ身体は倒さない。 
スタートポジションで足首の底屈・背屈を繰り返す。 
・背屈の握りで小指を緩めない 
・底屈の握りで親指を緩めない 
・膝を伸ばしきらない 

この動きだけで20分は続けただろうか(もっと長く感じたが)。 
がんばった後、身体をゆるめてから再びスタートポジションを取る。 
すると、頑張る前よりもしっくりくるようになる。 
「今、楽になった人。もっともっと楽になりますから。」 
とは中村先生の言葉。 

「まだ前には行きませんよ。まだ早いです。この動きだけでも最低3年は訓練が必要です。」 

もちろん冗談。 
笑いで身体をゆるめた後は、いよいよ股割りチャレンジ! 

みんなでチャレンジ。 
「背中を抜かない」 
「踵はキープして」 
「下を向かない」 
「まず、下腹をつけて」 
「下腹がつかない人はお腹を膨らまして」 
「下腹がついたらそこで腹圧をかけ続けて」 
「戻って」 
何度も繰り返す。 

「苦しいから抜けるんじゃなくて、抜けるから苦しくなる。」(ここ個人的には納得出来ていないのですが、どうもそうらしいです)。 

舞台でチャレンジ。 
「ではチャレンジする人!たいさん。」 

もちろんやるつもりだったが、その前にご指名を受けて挑戦! 
とにかく背中が抜けないように頑張った。 
私「座布団を足しても良いですか?」 
中村先生「いい感じだから続けて。」 
と、珍しく(?)お褒めのお言葉(笑) 
気を良くしたせいもあって、結構頑張った。 

常連のI女史が「とてもきれいだった」と褒めて下さったり、中村先生にも「たいさん、頑張ったねー」と声をかけられたり。 
なんだか良かったみたいけど、セミナーでは自分の姿が見えないので、それほどの変化は感じていなかった(感覚的な変化は別として)。 

後日、中村先生のブログに載った写真を見て納得。 
おぉ、頑張ってるじゃん! 

この先はどうすれば良いか?!今の技術で頑張れる限界を超えるには?! 
まあ、理解が進むまでは根性で頑張るしかない(笑) 
もっと頑張ります!!