辰巳返し@構造動作トレーニング「股割りチャレンジ」

休日のせいでしょうか、股割りmoreチャレンジに比べて人数が多いこと。


東京で行われる構造動作トレーニングセミナーは、基礎編・股割り編、股割りmoreチャレンジ編の3種類+よし子先生による女性向け講座から成っている(来月から構成が変わるようですが)。


3種類の雰囲気を一言で表すと、こんな感じ。
・基礎編:バラエティ。いろんな方が参加。
・股割り編:スポーティ。身体を動かす方が参加。
・股割りmore編:マニア。股を割りたい人が参加。


特に最後のマニアは私の偏見ですが、今回日記に書くのはスポーティな股割り編。
ラグビー、社交ダンス、コンテンポラリーダンス、合気道、古流剣術、ジャイロキネシス(初めて聞きましたが)、等々スポーティな方が多数参加されていた。


基礎編との違いは、重心移動についての説明が中心になる点でしょうか、姿勢(骨格構造)を動きに結びつけるためのポイントを中心に具体的な姿勢と意識について実演や参加者をモデルにした説明があります。


動きや姿勢の説明は難しいので省略しますが、セミナーでは構造動作理論に基づく前重心の取り方、何故前重心なのか、股割り以外のトレーニング方法の紹介。そして股割りとは何か、股裂きとの違いなどの説明が聞ける。


(稽古メモ)
・股割りは骨盤立位がスタートポジション(最初はこれが大変!)
・腹圧を抜かない。苦しいところではより強く腹圧をかける
・腹圧をかける際、腰は絶対に反らない!
・右股関節の外旋可動域が足りない。体幹立ち!


姿勢や動作を変えていくのは地道な作業。
股割りだけ毎日1時間頑張ってもそうそう変わるものではない。普段の生活の中で姿勢や動作を意識する時間を増やして過ごす事で、変化は少しずつでも確実に訪れる。


この日も最後に股割り。
基本姿勢から連続で15分ほど繰り返し股割りにチャレンジ。
もうこれ以上重心移動できないというところで、腹圧をかけていく。
きついぜー




■打ち上げ
私のように稽古に参加しながら、かつ家庭円満で幻の初段を貰って、実はサラリーマンでいられる秘訣を本にしたらいい、と中村先生がこの日取材で参加された月刊秘伝の編集者の方にプッシュされていた。
本は軽く流されていたようですが、家庭円満の秘訣にまじめに回答するとしたら、「そのような秘訣は無い。」になってしまう。
私が何をしようが、結果的に家族に理解してもらえないとどうにもならない。元も子もないが、(どうにか)許してくれる家族であったという事です。
寛大にも許可してもらえているだけで、私のささいな家族サービス(※)の影響など微々たるものだろう。




■辰巳返し
最後に構造動作トレーニングの幻の初段をくれた中村先生に、甲野先生から幻の初段をいただいた『辰巳返し』を受けていただいた。
私「両手で私の手首を持って体重をかけて下さい。」
中村先生「こういう感じ?」
私「重っ!」


「辰巳返し」はうまくいきましたが、それより中村先生の押さえ方にこちらが驚きました。
100kg超の方に受けてもらったこともありますが、中村先生のはそれよりも重く感じる。。。




重心移動!!


中村先生のブログでもこの日の「辰巳返し」が紹介されている。




※参考まで
食器洗い、掃除、布団上げ(我が家の押入れはちょっとコツがいる)、保育園送り、買い物、、、
抱っこなどの力仕事をする度に稽古のおかげで楽々などとアピール。
怪我や体調不良の時に武術仲間情報のおかげで対処出来たなどとアピール。

コメント