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2012年5月31日木曜日

腹圧vs内転筋!@構造動作トレーニング(股割り More★チャレンジ)


前回初めて参加して、評判通りきつかったのにまた参加してしまった。
麻薬的な魅力の「股割り More★チャレンジ」、セミナーでないとここまでのトレーニングは出来ない。
短時間でもこれだけ集中してやると、やっただけの変化をその場で感じることが出来る。


ところで、先日私が日記に書いた文を中村先生が気に入ってくれたらしい
セミナーでも紹介された。
「嘆かず、心配せず、迷わず。地道に続けるのみ。」
硬い人が股割りに取り組めば一度は頭に浮かぶ迷いだ。
どの場面に該当するのかは、1つ前の日記の最後に書いてるので興味のある方、よかったらどうぞ


1.股関節を暖める
■ゆっくり走り
リズム良く、乗って弾む。
股関節を感じようと、股関節に乗りすぎてはいけない。重心は常に前。


■立て膝からの屈曲・重心移動
これには名前がついていなかったか(『片膝』?!)。
立てた膝側で屈曲、そのまま前方向に重心移動、最後は反対側の肘を床につける。
・屈曲で下を向かない
・重心移動で膝の上に乗らない(内腿とわき腹が擦れるように入る)
・肘をつけるとき、身体を崩さない


■壁伝い(スパイダーマン)
足を大きめに開き、壁に向かってプッシュアップの形から開始(壁には手のひらで接地)
手に体重がかかるように常に前重心をキープ。
そのまま下へ、上へ。下から左右へ。


■伸脚
スパイダーマンの左右重心移動が伸脚。
左右に移動する際、重心を移動する側に完全に乗せる。
ただし、立て膝でのトレーニングと同様、膝の上に乗らない。
いわゆる体育の準備運動で行った伸脚とは意識を向ける足が逆。
屈曲する側に重心を乗せ、腹で割って入る。
私の場合左右差が激しい。左はむしろ楽なのに、右がきつくてしょうがない。必要なのは股関節の外旋。


■空気椅子
これも罰ゲームの空気椅子とは重心の位置が異なる。
重心は前。壁に接するのはお尻の座骨結節付近、一部のみ。
ほぼ腰割り。


■体幹立ち
丁寧に手順を確認出来た。
ポイントは『腹圧』!


■股割り
セミナー残り30分でいよいよ股割り。
前回もやった手順通り繰り返す。
きつい。
きついが腹で割る感覚が掴めそうだという期待感が最後の一押しをしてくれているよう。
しかしそうとうにきつい。
自分の限界まで前に重心を移したところからの腹圧。
腹圧で内転筋を伸ばす。股関節の間を、体幹をまとめた状態の腹で割って入る。
これが『股割り』

中村先生「たいさん、割れましたか?」
私「割りたい感じはあります。」
中村先生「割って下さい。」

もう少しの予感もするが、腹圧vs内転筋はまだ苦労しそうだ。


■打ち上げ
中村先生から「たいさんは甲野先生から幻の初段をもらってて、構造動作トレーニングからも幻の初段をあげるから、後は中島先生が半身動作研究会で幻の初段をあげたら幻の3段じゃないですか!」
段を足す意味がわからないが、全て非公式というか貰った後でも、貰った側が勝手に言うだけというのが、自分には良い。
何が良いかと言えば、私が2段だ3段だと言い張ったとしても実際に技や動きが出来なければ、意味がないところが良い。
中島先生「たいさんは恵比寿に来ても自分で勝手に稽古していますからね。」
勝手稽古初段ということでしょうか??






2012年5月27日日曜日

また股割り@半身動作研究会

また日記が長くなっている。 


半身動作研究会@恵比寿にまた股を割るべく参加した話。 
遅れてつくと少人数で「離陸」をテーマに稽古中。 


先輩稽古人のOさんが顔を出されていて、年末から7kg減のご報告や食事と体調管理についてアドバイスをいただいた。 
量を減らすなら質を高めて満足度を高めるといった方法は、多くの人に有効だろう。 
外から与えられた思いこみの生活リズムと身体の真の要求は必ずしも一致しないという考え方には共感するものがある。 
「一日3食」を守ったところでそれ以外が不規則になればかえって身体には負担になるだろう。 




■体幹立ち 
股割りというよりもこれをやりにきたといってもいいだろう。それくらい自分に必要なトレーニングだと思う。 
AさんやHさんにやり方を紹介したりしながら、何度かやっているとやはり股関節に刺激が入っていくのを感じる。 
私の場合、効果がわかりやすいのはこのトレーニングを行うと股割りのスタートポジション(骨盤が起きた状態で構える)がすんなりとれるようになる点だ。 




■股割り 
Hさんに股割りの状態をチェックしてもらう。 
Hさんは稽古を始めた当初からの私の身体の状態を知っているので、進展度合いを聞くのにふさわしい。 
道場にあったござを丸めて段差を作って股割り。 


Hさんからは進展を認められた上で、「膝が内側に入ってしまっている」というのを指摘してもらったが、これも体幹立ちのトレーニングで改善出来そうな予感がある。 
それからHさんに「中村先生のプリケツに近づいている。股割り中にお尻がピクピク動くところまでww」と感想をもらった。これはよい傾向だwww 




■バランスボード 
恵比寿恒例の1本足のバランスボード。こちらもかかせない。 
この上でゆっくりとスクワットをするのだが、これが難しい。連続では出来なかったが、何度か成功。 
股関節がゆるんだせいかのか、なかなか調子がよかった。 




■膝の先行による動き 
Hさんより。 
膝抜きによる落下を使わずに身体に浮きをかける方法。 
やり方は膝抜きよりも簡単。やや身体を沈めておいて膝の向きを変える動きに身体全体がついていくというもの。 
その場180度回転をやると確かめやすい。 




■上半身と膝の連動 
これもHさんより。 
二方斬り、三方斬りの剣の振りを膝の動きで先導するというもの。 
見よう見まねでやってみるが、効果を感じられない。上半身と膝の動きが連動していないのだろう。タイミングだけ合わせて動くのとは違う。 




■『浪之下』受け 
Hさんに受けでリクエスト。 
Hさんの強力な浪之下をどこまで受けられるかというもの。 
『屏風座り』で感じた「寄りかからない」ことの効果を『浪之下』の受けでやってみた。 
『浪之下』の受けは相手の腕にしがみつくような格好になるため、相手に寄りかかりやすい。そうなると身体の一部に負担がかかるため相手の体幹部の重みを受け止めきれない。 
結果的には(いくつまであるのか確認していないが)第2段階で早くも止められなかった。 
しかしHさんからは「状態は悪くない。」という感想をもらった。 
これは、止められなかったときの私の身体の状態を感じての発言。一部に負荷がかかるような受けではなく、身体全体にそれなりに負荷を散らせているが、それでも止められなかったということだ。 
やはり受けの状態としては進展があったようだ。 




■離陸の稽古 
いかに待てるか。 
”相手が動いてくれる”のだから自分で方向を決めてはいけない。ただ触れられれば相手は動く。 
触れても動かなかったら、そう言うこともあると思って稽古すればよい(実際には微動だにしない人はいないだろうが)。 
”ついていく”も同じ。自分で方向を決めてはいけない。 

2012年5月24日木曜日

構造動作トレーニング@半身動作研究会


中島先生の説明を聞きながら隅っこで目立たぬように『体幹立ち』を含む構造動作トレーニングをさせていただこうと企んで参加した半身動作研究会「骨盤おこしトレーニング」の稽古。 
と思ったら珍しく10人近い大人数で、本当にすみっこでやることに。 

最近、構造動作関連のセミナーに参加すると「DVDに出てましたよね」と声をかけられることが多い。 
なにがというわけではないが、なんだか油断ならない(笑) 

Twitterで中村先生に聞いたところによれば股割りmoreチャレンジでやった新メニューに『体幹立ち』という名前がついていた。 

■体幹立ち 
うつ伏せから股関節の可動域を広げるあの新メニュー。 
これが自分に必要な動きに思えてならない。 
やると今まで動いていなかった方向にテンションがかかってくる。 
腹圧を忘れず、股関節の場所を意識しながら丁寧に行うのがよい。 


■股割り 
股割りトレーニングは骨盤立位でやったほうがその効果が高いように思う。 
この骨盤立位の手助けになるのが段差なのだが、股割りの場合は段差がありすぎても、落下に対するブレーキがかかってしまいやりにくい。 
明石町の会場にある段差は、そのあたりが丁度良い。 
ちなみに東京武道館にある段差も良い。 

講座の後半、股割りの説明が始まったところで、私も周りの方に手順だけ説明しながら段差で試しにやってみると、今までになく腹で割って入れた。 
この日1時間半近く様々な動作で股関節に刺激を入れてやったおかげだと思うが、やはり『体幹立ち』効果が大きいだろう、久しぶりに股割りの進展を感じることが出来た。 

そういえば、この日みた中島先生の股割りも以前と比べて随分進展されている。 


この日、私の股割りを見ていた参加者の方に「そこまでになるのにどれくらいかかったのですか?」と質問された。 

最近この質問を受けることが多いが、そのまま「構造動作トレーニングを始めて4年ほどです。」お答えした。 
これを長いと感じるか、短いと感じるか。 

続けてきて思うのは、やる前からそしてやってからもどちらも感じる必要はないということ。 
変化は一人一人の個人のもので、中村先生のようにロールオーバーが出来なくても、中島先生のように腹圧がかからなくても、続けていれば何度となく自分の進展を感じる場面があるからだ。 

中村先生はこれを「感覚変化」とよんでいるが、これも人それぞれ。 
私の場合もいくつか「感覚変化」があった。 
・股関節の位置を把握出来る感覚 
呼吸の吸気が自動的に行われる感覚 
上り階段で後ろから押し上げられる感覚 
などなど 
すぐに慣れてしまうので、いまでは当たり前になっている感覚だが、変化を感じたときは嬉しい驚きだった。 

だから、 
「股割りが全然出来るようにならない」と嘆かず、 
「いつ出来るようになるのだろうか」と心配せず、 
「いっそストレッチで伸ばしてしまおうか」と迷わず、 
地道に続けるのみです。 

と書いてはみたものの、一度はロールオーバーを自分の身体で体験したーい! 
 
やっぱりインパクトがありますから(笑) 
いつ出来るようになるのかなぁ。。。 


まずは下腹をつける! 

2012年5月22日火曜日

『屏風座り』と『膝が前に出ない』@恵比寿&水天宮

恵比寿の半身動作研究会と水天宮自主稽古会(仮)のダブル稽古 
最近また日記が長くなっている(どちらでも良くなってきましたが)。



--恵比寿-- 
■構造動作トレーニング『割り』メソッド 
Sさんに股割りmoreチャレンジのメニューを紹介などしながら、胸・腰・股を割って過ごす。 
もっと股関節に動いてほしいと思う。 

■屏風座り、膝が前に出ない 
以前に比べると背中が真っ直ぐになってきたよう。体幹部が動くようになってきたということか。 
Sさんの感覚でも両方とも股関節が重要とのこと。 
Sさんは抜刀も股関節で随分変わった。 

稽古メモ「切っ先が最短距離を動く」 
稽古メモ「解剖学で筋肉のつきかたを知ったら動きが変わった。(Sさん)」 

■膝が前に出ない 
座りで『膝が前に出ない』時の状態を保ったまま立ったり歩いたりして検証。 
みちのく山道に単に姿勢を正して乗った場合と、膝が『前に出ない』ちょっとふわふわした状態で乗った場合との感触の違いを検証。 
後者はみちのく山道の凸凹が痛みとなってあらわれない。 

Sさんからの提案で同じくこの状態で『屏風座り』を行ってみると、同じ姿勢になるのにずいぶん背中が楽になる。Sさんも感じている通り、この2つは股関節繋がりだ! 

■小手返し 
・接触面は操作しない 
・居着かず体を転換する 
胸の前を左右にスッと横移動させる(江東友の会斉藤氏より) 

■辰巳返し 
・手が身体に遅れない 
・相手の肩に向かって、動く 

■『のめらない』 
Hさんとの検証。 
これであらゆる動きが変わる。 
片手で前へならえをした手を下から担ぐように持ってもらい、それを下ろす。形としては相当厳しいが、前にのしかからなければ抵抗なく動ける。 

稽古メモ「壁に寄りかかる方法も有効」 

「斬り落とし」、「浪之下」も同じ。 

稽古メモ「斬り落としは股関節」 
稽古メモ「相手が崩れなくても自分は力まない(I毛さんの動き 
稽古メモ「座りでの膝が前に行かない。では上半身がおそろかになっている。(Hさんの指摘)」 

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--水天宮-- 
K山さん、I上さんと。Oさんも。 
ダブル稽古2つ目。 
途中から合流して恵比寿のお土産稽古など時間の許す限り稽古した。 

稽古メモ「ふわふわしている動きは止めにくく、相手に動きが写る(I上さんの動き)」 

■座りでの『膝が前にいかない』を立ちに応用する 
元々甲野先生が座り技に応用されていたのを見よう見まねでやってみたのが私の座り版。 
これが思いの外面白かったので、逆輸入ではないが、今度は立ちに応用し返してみようというもの。やってみると、これも良さそう。 
特に今までにない受けの強さに恵比寿ではHさん、水天宮でもI上さん、K山さんに少なからず驚かれた。 

(稽古メモ)足裏の離陸は主に膝でかける。膝の離陸は主に股関節でかける。 


■浪之下 
『首で立て直す』 
名古屋で山口先生の動きを体験した影響が強く残っている。首をぐるりと回しながら首がおさまるところを探す過程で身体全体がまとまってくる。 


■剣 
鍔競りから 
・太刀奪りで入って、満月の手の内で相手の柄を掴む、左足を相手の膝の後ろに置く。 
満月を解除すると同時に身体を起こすと相手が崩れる。 
そのまま身体を転換して相手を制する。 
・片手で相手の柄を掴み、引き込むと同時にもう一方の手で柄を打ち込む。掴まれる側は相手が片手になったところを斬り下ろす。 

組立ち 
・名前は忘れてしまった。小手に留めたときの左手の張りが重要。このまま正面を取る動きをすると相手が崩れる。 
そのまま顔を下に向けずに股関節から畳むように斬り下ろして相手を制する。 
・下段小手留め 
膝はつかない。剣は左下から回り込むようにして相手の小手につける。ワイパー的な動きにならないように前に進みながら斬り入る。 


良い稽古が出来たからこそ、感じるのだと思うけど、これだけ稽古してもまだまだ稽古したりない! 


2012年5月18日金曜日

『屏風座り』@甲野善紀「武術が明かす世界」池袋コミュニティカレッジ


甲野先生の池袋コミュニティカレッジでの講座。
琵琶湖での変化を体験すべく参加した。


■屏風座り
これを知らないと今回の日記は何のことかわからないので一応書いておきます。

<屏風座りのやり方>
足を腰幅以下に開き(狭い方がより厳しい条件)、次の条件を守りながらしゃがむというもの。
体幹部が働くようになると出来るようになる動きで、1つの指標になるとのこと。
・踵は浮かさない
・背中は床と垂直
・背中(腰)を反らさない、丸めない
・(特段言われないが)膝は外に開かない
・踵(アキレス健あたり)にお尻がつくまでしゃがむ

出来たと思っても意外と前傾していることが多く、やっている本人の感覚とずれやすいようだ(真っ直ぐと思っていてもまだ前傾している)。
機会があれば鏡でチェックしてみると思ったよりも前傾している事実にプチショックを受けるかも知れない。
ってこれは私のことですが。

この動きは前から知っていたが、琵琶湖でこれが技に応用されたというのだから面白い。
詳しくは忘れてしまったが、きっかけは名古屋で私もご一緒させていただいたことがある米田柔整の河原監督の発言だそう。やはり熱心な方は感度が高い。


■屏風座りからの技
・柔道で組んだ形からの崩し
正面に立ち、十分に組ませたところから、投げるわけでもなく屏風座りを行う。手は引っかける程度。
すると受けた側は、甲野先生を中心とする渦に吸い込まれるように崩される。不思議な感触だ。

・屏風座り版浪之下
今まで受けた浪之下とは質が違う。
重くて持ちきれないのではなく、急な変化についていけないのでもない。腕に張りがあって持ちにくいのでもない。
甲野先生と一緒にしゃがんでしまうのだ。
『鏡写しの原理』が働いているように強く感じた。
特にしゃがむだけではなく、浮かされる動きも写ってしまうところがまさにそうだ。

『鏡写しの原理』は相手との接触面の圧が変わらないことが前提なので、自分を積極的に止めにくる相手にこれをおこなうのは相応に高度な技術が必要とされる。
甲野先生自らも使っていると説明されていた『風見鶏の原理』によって、接触面の圧は自動的に調整されているようだ。

崩され方の感触だけで言えば、正面から先生の片足を抱えあげた状況で、先生が「膝蹴りをやるように動く」と説明される崩し技を受けたときの引き込まれる感じに似ている。

講座後恒例のおまけ質問タイムで、珍しく甲野先生が中島先生を呼んで「あなたこの技好きでしょう。」と屏風座りの崩し技をかけていた。
・なんだかよくわからないけど崩される
中島先生好みと言われたのは、この感触のことだと思われる。
私見だが、より中島先生好みなのは『屏風座り版浪之下』など『風見鶏の原理』の要素が多く含まれているほうではないかと思われる。そしてこれは私の好みでもある。


■膝が前にいかない@座り
これは私の話。
甲野先生と同じかどうかは別として、試してみたら面白かった動き。
講座後、常連さんにうけていただく。
触れた瞬間に膝が浮いてくるので、面白がってもらえた。
一瞬の動きで感触だけ得るのなら膝の離陸を極端に行うと似たような原理の動きになる。


■メモ
屏風座り版の崩しと浪之下については、この日メルマガ用に動画撮影を行った。次回のメルマガに掲載されるかも!



<2012/9/22追記>
■写真付きの説明ならこちら


2012年5月3日木曜日

腹で割る!@構造動作トレーニング(股割り More★チャレンジ)

構造動作トレーニングセミナーに参加。 
今回参加したのは、『股割り More★チャレンジ』 
『基礎編』『股割りチャレンジ編』とは別に股割りの実践に特化した講座が設けられている。 
前回参加した人に感想を聞いたところ、”けっこうきつい”という話だったので、少々びびりながら参加。

少し遅れて到着すると『ゆっくり走り』中であった。 
私も合流する。 
股割り前に股関節をあたためるのが目的か、中村先生に「股関節はあたたまってきましたか?」と確認される。 
あたたまり具合は良くわからないが股関節に刺激が入っているのは確か。 
歩くよりも遅い速度で走るというこの動きは、うまく継続出来ると20分ほどで身体がゆるんでくる。走るのを止めて歩いたときにハッキリとわかるが、身体が勝手に進んでいくような感じになれば良い。 

続いて(私にとっては)新メニューの壁に向かって行うトレーニング。 
壁に向かって基本姿勢で立ち、壁に体重を預けるように手をつく。 
"体重を前に預けたまま"、壁づたいに下へさがる。 
・腹圧 
・胸割り 
・前を向く 
・常に前重心 
・踵は床につける 

これらに気をつけながら、下がる・上がるを繰り返す。 
続いて足幅を広くとり、同じく下がった後、左右への重心移動を行う。 
前重心なので壁づたいに手に体重を預けながらの重心移動となる。移動途中で壁から手が離れるようであれば、前重心になっていない証拠。 

続いてまたまた新メニュー 
うつ伏せで行うトレーニングである。うつ伏せのまま基本姿勢を作ってから動く。 
誤ったトレーニングをする人がいるといけないので、やり方はセミナーで確認していただきたい。 
上体を起こして腰が反ったような姿勢になるので、見た目に腰椎のストレッチに見えるかもしれないが、そうではない。股関節の伸展と外旋のトレーニングである。 
股関節で動かなければならない。 
これも丁寧にやろうとすると難しいが、それだけに高い効果が期待できる。ちなみに私の場合は、股関節がほとんど動いてくれなかった。 


■股割り 
中村先生の声に合わせて、参加者全員で股割り。 
「基本姿勢を取って。この状態をキープします」 
「背屈」 
「底屈」 
「胸を前に。身長を2,3cm上にのばして」 
「背屈」 
「腹圧をかけて、顔を上げたまま重心を前へ」 
「自分の行けるところまで前へ」 
「行けるところまで行ったら、そこでさらに腹圧をかける」 
「腹で割っていく」 
「カウント。1、・・・、10。はい戻って」 
というのをときおり私を含む参加者の号令でひたすら繰り返す。 
最後は私の号令で20カウントして終了。 

前回はいきなり股割りだったらしいのでキツさは幾分やわらいだようだが、moreチャレンジの名にふさわしい内容であった。 
これほど集中して自分を追い込むトレーニングを自主的に行うのは難しい。私なんかはここまでのトレーニングを普段はやろうとも思わないが、セミナーになると何とか出来てしまうのだ。 
それにこれだけやれば、その場で感覚も変わってくる。 
中村先生が説明する「腹で割っていく」という感覚が、割られる側の股関節の実感としておぼろげながら分かってきた。 

この感覚を引き出すためには、見た目の柔らかさを追わずに、構造動作トレで求められるポイントを押さえながら丁寧に動く必要がある。 
・基本姿勢をキープ 
・前重心をキープ 
・腹圧をかけ続ける 
・顔は前 
: 
: 
背中は1ミリも丸めない。 
とにかく丁寧に丁寧に動きながら自分の限界まで行き、そこでさらに腹圧をかける。 


良い感じです。 

(感覚変化メモ) 
翌々日、雨の中を小走りで走って気がついた。 
走るのが楽になっている。自分が思うよりもスピードが勝手に出る感じ。 
それにしても翌々日に出てくるとは、鈍くなった筋肉痛のようだ。