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2012年6月30日土曜日

きつさ度数付き日記@構造動作・股割り More★チャレンジ


中村先生による構造動作トレーニングセミナー

腹圧vs内転筋!!今回は腹圧が健闘した。


早めに到着したので準備を手伝いながら開始時間まで過ごす。
今回の会場は壁が少ない。スパイダーマンと空気椅子のトレーニングは出来無そうであった。

今回はmoreチャレンジのメニューと、そのきつさをご紹介したい。
きつさは☆で表し、増えるほどきついとします。
目安として「ゆっくり走り」が1つ星(☆)、「股割り(構えから前へ、腹圧かけて10カウント)」は3つ星(☆☆☆)とします。


■ゆっくり走り(☆)
30分間、歩くよりゆっくり走る。気をつけるところはたくさんあるが、どれも今までさんざん言われていること。
・基本の構え(力こぶは正面)
・足は逆ハの字
・足幅は骨盤幅
・顔は前
・一定のリズム
・足裏フラット設置
・歩くのではなく、走る(これが出来ない方が多いが、走らないと股関節に刺激が入りにくい)

30分後、歩いてみると驚いた。
動く歩道に乗っているような感覚で、勝手に進む。今までも、ここまで楽になったことは無かった。うまく股関節に刺激が入ったようである。大成功!!


■片膝立ちでの屈曲、重心移動(☆☆)
・片膝を立てて座る。股関節から折り畳む。
意識するのは膝を立てている側の股関節。
これも『割り』が入る。
膝を立てている側の内腿を、腹圧をかけた腹のわきで擦っていくように股関節を折り畳む。
ここで身体を捻ってしまいやすいが、捻らない。体幹部はまっすぐキープする。下を向かない。
続いて重心移動を伴って、立ててある膝側に体重を乗せていく。膝はさらに曲がり、足首は屈曲する。
ここでは腿の上にお腹が来てしまいがちだが、折り畳む時と同様、わき腹で内腿を擦るように腹で股関節の間に割って入っていく。かかとは上げない。小指側で重さを感じるように。
(けっこう行けた!)と思ったらかかとがこっそりと上がっていたりしてなかなか難しい。


■逆さ開脚その1(☆☆☆☆)
新メニュー。ちょっと恥ずかしい格好でのトレーニング。
仰向けに寝て足をあげ、開脚する。これを参加者全員でやるのだから、外から見たら異様な光景かも知れない。
ちなみにこの日は、会場を管理されている職員の方(若い女性2人)が見学に来られていた(爆)
中島先生のフォローがお見事でした。
中島先生「この回は一定期間トレーニングを積んできている人が参加しているので、興味があれば基礎的な説明を行う回に参加してみて下さい。今回は、ちょっと特別(笑)」

・腹圧をかけてキープ
・足首の背屈、低屈
股割り以上にきつい。きつすぎて恥ずかしくない。

中村先生「きつい人は内転筋に力が入りすぎ。腹圧で弛めて下さい。」

そもそも足が上がらない。上がらない足をキープするものだからきついことこの上ない。

中村先生「足をあげたら重力に任せておけば良いんだから楽でしょう。」

あがらない場合はどうすれば、、、なんて聞いてみても
中村先生「あげて下さい。」
だろうなぁ(苦笑)


■腹圧(☆☆)
腹圧で内転筋を弛めるという。
腹圧のトレーニング。
2人組で1人が仰向けに寝て、もう1人がお腹を手で押さえて体重を乗せる。寝ている人はその手を押し退けるように腹圧をかける。


■逆さ開脚その2(☆☆☆)
足裏を両手で持って開脚をキープ。
持たない版よりは、多少マシだがきつい。
そこから腹圧をかけて内転筋を外旋方向に回転させるイメージで外す。
腹圧は大変重要である。


■体幹立ち(☆)
股関節から上体を起こす。腰は反らさない。
きついトレーニングではないが、きちんとやれば効く。
顔を向ける側に重心を移すのが難しい。
腰を反らさないためにはやはり腹圧。


■股割りでボール回し(☆☆☆)
今回は段差無し。
股割りで前へ。前に行ききったところで体勢を変えずにバスケットボールをコロコロと転がしてパス回し。
頑張ってやっと届く場所にボールを転がす。


■四股立ち&腹圧(☆☆)
腹圧をかけながらしゃがむ。
下を向かない。かかとをあげない。
やっているときは感じていなかったが、立つとき驚いた。
立てない。
腹圧と戦い続けた内転筋に限界が来ていたらしい。

2つ星(☆☆)以上のトレーニングでは頑張った証拠に立てなくなる事がありますが、内転筋を弱らせることに成功(内転筋を弛めることに失敗?!)したということですのでご安心下さい(笑)


■打ち上げ
打ち上げで合気道経験者で今は剣術の稽古中の方から、私のブログを読んでいるという話を伺った。
「ユルい感じでいいですよね。」という感想をいただく。

こんな感じで良ければ読んでってください。

甲野善紀『剣術講座』

甲野先生の剣術講習会。 
こちらは公開されていないセミナーで、甲野先生の講座のなかでも全国でも唯一といってよい剣術に特化した大変貴重なセミナー。 


今回は甲野先生の最新の気づきが『屏風座り』だったこともあって、剣術講座だけど「抜刀」の説明などは無し。 
居合刀を持ち込んでいた参加者たちは肩透かしをくらった部分もあったかも知れない。 

しかし、内容は濃い。 
対ナイフでのつい笑ってしまうほどの画期的な対処法(場面を選びますが)も紹介されたし、特に手を使わないという事がいやでもわかる、重い木刀を逆さに持って柄が剣先になる状態での「影抜き」は、目の前で見た見た目と動きの違和感が凄かった(笑) 

甲野先生「師匠が師匠でいることの意義は、信じ難いような動きが実際に存在することを見せるところにある。」 
甲野先生「だから、出来ると思えば出来るんです。出来ると思えばいいんですよ(笑)」 

そういう甲野先生には師匠がいない。どうやって出来ると思えるのか。 
話が飛躍しているかも知れないが、甲野先生が異分野の人たちと交流するのは、どこか師匠を求めるような感覚もあるのかも知れない。 

「出来ると思えば出来る」と言われる動きを他にも見せていただいた。 
■小手返し 
土台ごとひっくり返すように相手を崩す。 
相手の動きに逆らわず、上下・左右・螺旋の動きで相手を巻き込む。 


■屏風座りのかわし 
■体当たり 
表裏の関係。 


今回は(も?)だいぶ周りで勝手に稽古していたように思う。 
それなら半身動作研究会でやれば良いではないかと思うかも知れないが、甲野先生が横で動いているのとそうでないのとでは稽古環境としては大きく違うのだから面白い。 

■太刀奪り 
S原さんの動きが以前と比べて段違いに良くなっていた。 
方条さん考案の「両足揃えの太刀奪り」稽古の効果が出ているのか。 
私もやってみるが、動きの制限を厳密に守ろうとするほど、身体の動きが引き出される。方条さんは以前からこの系統の(難しい局面をどう打開するかで新たな動きを引き出す)稽古法を考えるのが得意で、その点は甲野先生のやり方を強く受け継いでいる。 
私もまだまだ改善していかないと、とてもとても速く動けているとは思えない。 


■切っ先3寸 
腕を動かしすぎるという指摘をU田氏からいただく。 
切っ先がチョンチョンと動いたとき、その動きが身体にまでどう伝わっているか。 
剣先が動き続ける。 


■槍? 
先日水天宮で気づいた剣の使い方は、鍔競りから相手を崩すのにも有効であることがわかった。 
それをH君にやったところ、「これは槍だ」という反応。槍だと思って対処されると確かに崩れない。 
よくわからないが、そういう事らしい。 
方条さんからは右肩の力みを一発で指摘される。さすが。 


■屏風座り 
方条さんが色々と考えている。 
また無茶なことをと思ったのが、片足での屏風座り。 
無理だから!と思ったが、やってみると意外とそうでもない。 
ただ、立ち上がるとき筋力に頼ってしまう自分が納得できないのと、両足版で発揮する押されても耐えられる効果がなくなってしまう。また右よりも左が難しいのは股関節の可動域が関係している証拠。 
それにしても片足のスクワットだって大変なのに『屏風座り』をやろうと思いつくとは! 


■正面の斬り@秘伝 
身体が変わったのだろうか、以前丁寧に座る事で技以前の効果が出る事を発見して、中島先生に「それは秘伝にしても良いでしょう」と言われたが最近この効果が大きくなっているように感じる。 
正面の斬りを行う際、適当に座った場合と立つ姿勢を整えてそこから崩れないように丁寧に座った場合とでは段違いどころではない差が生じる。 
横で見ていたU田氏から、「和服を着崩れ無いように動くと筒の中で動くような動きになる。今やっているような効果が自然と引き出されるので、着物をきましょう!」という、最後は呉服屋の若旦那らしい宣伝の落ちまでついたアドバイスをいただく。 
姿勢が持つ力は思っているよりも大きい。 


■正座から立つ@宴会芸化 
恵比寿の板張りの道場+着替えた後のスーツ姿で成功した。 
後はやる前の準備時間を減らせれば、居酒屋でひょいと披露できるようになる。腕相撲は協力者が必要だが、これは 
1人で出来る。 
宴会芸が形になる日も近いww 


■帰り道 
帰路、先生が話してくれた「ピダハン」。Twitterでも呟かれていたのをみて、すぐにAmazonで注文したのだけれどこれは面白そう。 
我々が持つ常識を覆すような生活をしている民族が実在する。 
先生の技を受けた時のような、「ああ、こんな世界があったのか。」という刺激が期待出来そうだ。 

2012年6月26日火曜日

水天宮稽古

水天宮道場(仮)での稽古。 
遅れて到着すると、K山さん、I上さんとM会のK女史が稽古中。 

ここの稽古は毎回濃い。 
例えば剣術を私がK山さんに教わりながら、I上さんが私の動きをみて気づいた点を話す。これをお互いにやりあいながら動きが変わっていくという好循環。K女史は3人から指摘されるw 

■小太刀 
基本的に片手で扱うというのも初めて知った。 
私は武術知っている人なら基本的な事を知らないのだが、それについてたまに驚かれることがある。 
甲野先生の話に出てくれば覚えていたりもするが、武術の知識的な部分はなかなか覚えられない。 
甲野先生の話でさえ、覚えられないのだから稽古でお会いした方に色々話をしていただいても(もちろん聞いているつもりだが)全然頭に入らない。ただ、少しでも身体に触れたり技を受けたりしながらだととたんに忘れにくくなる。私の記憶装置は頭ではなく身体にあるようだ。 

太極拳が単なる健康体操ではないということや、陳式とか呉式とかに分かれていることも稽古を始めてだいぶ経ってから知ったし、今ではさすがに違うが中国拳法=少林寺orジャッキー・チェンだと漠然と思っていた。 
これは私に同意してくれる人も多いと思うが、実はカンフーという武術は無いなんて知らなかった(カンフーとは功夫(クンフー)と書き、鍛錬を重ねて身についた心や体の状態を指す言葉らしい)。 

・斬り結び 
右手で斬り結ぶとき、左手の状態によって大きく効果が変わる。『斬り』の動きが出れば相手とぶつからずに動ける。 
この感覚を掴んでおくと両手で剣を持ったときの動きも変わる。というより、斬りの感覚で動くものなのだろう。 
やっている実感はないが、これはすごい。 

・入れ替わる 
太刀奪りの体捌きも使いながら相手と入れ替わるようにして、首や小手を斬る。 
相手がそこにいるとどうも斬る動きにならない。 
これは稽古で修正していくしかない。 

・入る 
小太刀の背で相手の得物に触れて、自分の正中線を守る。そのまま相手に入っていく。 
蹴らずに動くこと、小太刀が進めば自分も進む。 


■太刀奪り 
方条さんに教わった稽古法で体幹部の動きを引き出してからやってみるとその場で動きが変わる。 
無駄な動きがそぎ落とされるようだ。 

○ 

普段体術の稽古をやらないというK女史に、半身動作研究会の稽古を紹介する。 
スポーツに熱心な彼女はこれまでは力で乗り切ってきたと言われるが、確かに力みやすい(誰でも大抵そうですけど)。 


■正面押し@座り、壁立ち 
この稽古を行うと、"力み"に動きを邪魔されることが良くわかる。 

■手を伸ばす 
相手と横にならび、相手の肩を押す。 
このとき相手に寄りかからずにただ手を伸ばす。 

踏ん張る相手ほど軽く動く。 
相手が踏ん張っているのが伝わってくると、対抗して踏ん張りたくなるが、それには誘われないようにする。 
はじめのうちは難しいが、そのために稽古をするのだから出来なくても気にしないで上手く出来ない自分の身体を面白がっていれば良い。 

■踏ん張らない@足 
これは半身動作研究会ではなく、八光流の稽古で教わった形。確か名前がついていて「引き落とし」か「引き投げ」だったと思う。 
相手の手を下に引っ張るだけの単純な形で、足で踏ん張っている状態と踏ん張らない状態の違いを体験してもらう。 
前者では引っ張られないように耐えることが出来るが、後者は耐える間もなく崩れてしまう。 
「何でなんですか?すごく重たいです。」 
不思議に感じると思うが、やっている方の感覚は逆で、前者は重く、後者は軽い。 
ここでも「踏ん張っている人は軽いんですよ。」と説明したが、力に頼るくせが強いほどすぐに納得できる感覚ではない。 

K女史は、確かに力むくせもあるが、素直に動ける部分もありK女史が「本当ですか?!」と言われるくらい簡単に崩されることもしばしば。 
興味を持って続けられているようなので先が楽しみです。 

○ 

■人間ジャッキ 
I上さんが気づいたという身体の使い方での人間ジャッキ。 
真上にぶわっと上がってくる感じ。 
辰巳返しの身体の使い方に通じるものがあり、面白い。 
気づきたてというせいもあると思うが、正面の斬りに応用してみると溜めが気配となって伝わってくる。 

■辰巳返し@両手版 
K山さんのを受ける。 
以前は前のめりになっていた重心が、あるべきところに落ち着いてきたよう。 
ずいぶんとスムーズに動いている。 
次は片手ですね。 

■ぶつからない動き 
半身動作研究会の皮膚の稽古、接触の技法、触れない技法。 
骨格構造にしたがって力まずに動くとぶつからない。 
など、色々なメニューで稽古した。 
この”ぶつからない”感覚がK山さんにヒットしている。 
この感覚は面白い。私のお気に入り、八光流の広沢先生から教わった例の宴会芸(腕相撲で負けたところから相手の身体ごとひっくり返すやつ)も、相手がひっくり返るタネはぶつからない動きにある。 

■正座から立つ 
宴会芸化を目指して、座布団の上で練習(笑) 
まあまあ、確率が上がってきたぞっと。 
畳や床で出来るようになると、だいぶお披露目出来るようになってくる。 
自分で自分にこうご期待! 

2012年6月25日月曜日

アメリカ帰り@BULINK-甲野善紀『最新の気づきと技と術理』

アメリカ帰り一発目。 

「屏風座り」と「膝が前に行かない」の動きの応用が広がっているのと、その精度も磨かれていた。 

「膝が前に行かない」での「正面の斬り」。受けさせていただいたが、対抗するのも難しい。 
にもかかわらず、「あなたはすぐに出来ると思いますよ。」とまで言っていただいた。 
大変なプレッシャーである(笑) 

しかし稽古の手がかりがないわけではない。 
甲野先生自ら、全然説明になっていないと認めていたが、「両足の微妙な感じ。」は、座りで膝が前に出ないように動こうとすると確かに感じられ、試してみるとそれなり以上に効果もある。 
※私の解釈「座りで膝が前に行かない=前傾しても膝で感じる床面の圧力が増さない」 

おそらく動きの精度の問題だ。私が同じようにやったつもりでも甲野先生の動きは止まらない。 
私の動きは膝に気を取られて上半身がおそろかになっている。先生の動きは構造的にも丈夫な状態を保ちつつ、「膝が前に行かない」動きをされているように見える。 


「屏風座り」での競り合い。 
ショルダーチャージでは、重さのない回転扉を相手にしているよう。 
ここまで軽く回れるのかと驚いた。 

背中を合わせた状態から、先生の動きを止めるディフェンス。 
先生の「屏風座り」に対して、こちらが寄りかかるディフェンスでは後手を踏んでしまう。こちらも「屏風座り」で対抗し、動いた方向に素早く向き変わる動きで挑んだ。 
甲野先生が説明の中で(わざと気配を出しながら)背中を離した瞬間、反応して向き変わってしまった(手の内とこちらのスピードがバレた(笑))。 
結果は惨敗。先生の背中が自分の背中から離れるのは感じるが、どちらに回るのかの情報が伝わってこない。 
結果こちらが瞬間、遅れてしまう。 
こちらも寄りかからずに「屏風座り」で構えるところまでは良いみたい。 

○ 

あとはほとんど周りで稽古していた。 

■U田氏 
・みちのく山道 
新型の突起が細い版に乗らせていただいた。 
思ったよりも乗れる。問題は研究中(?)と言われる突起というか「鬼の角」のようなほぼ三角推のU氏が削って作ったと思われる部品だ。 
2つ差し込んで上に乗ってみると、刺さる(笑) 
刺さりますよ! 

・剣 
斜角が利くということ。剣を出してそのまま前に出る。 
相手の剣はあるが、自分は真っ直ぐ進むだけ。 
相手を無視すると固くなる。弾力が保たれた状態で動くだけ。 

・連動・繋がり 
「意拳」の初級講習会で習った「抱(バオ)」に似た身体の状態。 
指先で前に背中で後ろに。 


■方条氏 
太刀奪りで体幹部の動きを練る稽古。 
足を揃えたまま相手の太刀を避ける。 
これは今までになく動きが引き出される。 
これをやった後で制限なしにして動いたときの動きやすいこと。 

■H女史 
熱心に稽古を続けているようだ。 
「辰巳返し」がだいぶ良くなってきている。 
「太刀奪り」も体捌きと相手に振らせる部分の区別が、話をして通じる。しかしまだ動きになるとどう動いて良いのかわからない様子。 
H女史は女性にしても小柄な方なので、辰巳返しを修得したらずいぶん説得力があると思う。 

■講座後 
先生とは少し離れた場所で、食事会。 
思いがけず濃い話に(後半は私の悩み相談のようだったが)なった。 
U田氏が治療系の話にも詳しいとは驚きました。 

2012年6月19日火曜日

正中面@半身動作研究会


テーマは『正中面』
何度かやっているが、これは稽古を重ねて掴んでいくしかない(他もそうですけど)。


正中面を合わせて動くと相手が動く。動く相手に正中面を合わせ続ける。相手は動き続ける。

正中面は気配、稽古は面を線にして、引っ込めるように進める。
最初は気配もろとも正中面を出す!

稽古メモ)自分のいる場所を空けると、相手がそこに向かって崩れる。
これは初めて聞いた。

途中から武の構造動作と接触の技法も混じるが、正中面はいつも合わせ続ける。

稽古後・・・

Fさん「片手プッシュアップできますか?」
久しぶりにやってみたところ、左右ともに以前より楽にできるようになっている。
初めて出来たときは、ふと出来るような気がしてやってみたら出来たので自分で驚いた、という感じだったが、今回も出来るだろうとおもってやったら以前より楽だったのでやっぱり驚いた。
ちなみに私のプッシュアップはシステマで教わったやり方ではなく、オリジナル。
システマでは呼吸とセットで行うように説明されるが、このやり方は重心位置に注意して行う。
拳の真ん中に常に体重を預けたまま動く。


Fさん「正座から立つやつは?」
この立ち方は最後に足の指を乗り越える形になるので恐い。
これも久しぶりだったが、恐怖心を取るために三角袋を座布団代わりに足下に置いてやってみたところ、2回目で出来た。
自転車や泳ぎと同じように、一度出来るようになれば忘れないものらしい。
これはウケが良いので是非とも自由自在に出来るようになりたい。

2012年6月9日土曜日

剣・杖・体術@水天宮稽古会

恵比寿に行けなかったが、直前にお誘いいただいていたK山さんと水天宮道場(仮称)で稽古が出来た。 
短い時間だがここの稽古は集中出来る。 
お互いに教え・教わることも多いのだけれど、所謂「先生」に教わるという形を取らない自主稽古会なのでそこがいつもと違った集中を生み出すのではないかと思う。 

形としては剣術・杖術をK山さんが、体術を私が説明(紹介)することが多い。 
説明しながら、実演しながら、と稽古していると自分の説明を自分で聞いているような時がある。 
変なことを言っていないかチェックしている意識と(そうかそういう事なのか)と気づきなおしている意識が一緒になっている。納得感が増すような、そんな感覚。 
説明に対するフィードバックがあるとそれに触発されて、さらに理解が深まっていく。 
これは良質の螺旋構造の中で稽古できているように思える。 


■杖と剣 
持つだけで居着くのを感じる。 
「下段抜き」 
左手で杖を跳ね上げるところと、体を沈めて右膝を上げ、動きのつまりをなくすところがわからない。 
つまりほとんどわからない(笑) 

「縦納刀」 
身体を開くことで剣をおさめる。 
細い通路でぶつからないように行う。鞘引きが大事らしい。 

「回剣」 
袈裟斬りを受け流す動きが含まれる。手は真っ直ぐ上げて真っ直ぐ下ろす。 
なんか左に寄っちゃうんですが、寄らなくて良い。 
よらなくて良いと思ってやっても寄っちゃう。 


■体術 
「中心を捉え続ける稽古」 
座りで両手を前に伸ばし、手の側面で相手の上腕を挟むように触れる(押しつけて挟み込むのではない)。 
中心を合わせたまま片膝を立て、半歩分ほど前に出る。 
相手が動き始めるので、中心を合わせ続けると相手はさらに動く。 
接触の技法に似た稽古だが、接触面がずれてもかまわない。 

「先端から動く」 
座りで腕を掴んでもらい、腕橈(わんとう)関節の回内・回外のみで崩す。 
肩も楽にしておくこと、指先から動くこと。 
動きが止まるのは自分が力んで相手とも自分のなかでも衝突がおきるため。先端から動き、追い越し禁止を守ればぶつからずに動ける。 
肩と肘を固定しない。 

「接触の技法」 
相手に触れる、触れると動くのでついていく。 
肩に前から手をおく、後ろから両肩に手をおく。 

2012年6月8日金曜日

接触の技法(逆らわない、ついていく、保つ)@半身動作研究会


また接触の技法に参加。我ながら好きですね。
ここでも構造動作トレの割りメソッドを少々やらせていただいてから合流。最近、割らずにはいられない。

(稽古メモ)
・(被接触)触れられたら、逆らわない
・(接触)触れたら、ついていく
・(非接触)触れずに、保つ

被接触から非接触まで。

■触れられたら、逆らわない
被接触の技法。
システマのトレーニングメニューにもあるような形。
相手が押してきたら、避けず・逆らわず押された分だけ動く。
股関節をなるべくフリーにしておくと、捻ったり、仰け反ったりしなくて済む。
・触れる前に動いてはいけない
・押された以上に動いてはいけない
・触れられたら、避けず・逆らわず、相手が動かす分だけ自分も動く

動かそうとする側は、動かそうとしたら(無意識に期待していた)相手の抵抗が無かったので崩れる。


■触れたら、ついていく
接触の技法。
恵比寿でもやった形。様々に相手に触れる形で試す。
・自分で動かしてはいけない
・方向を決めてはいけない

ついていく際、自分が楽な姿勢をとり続けると相手も崩れ続ける。

触れられた側は、触れられて動き始めたのに接触面の状態が変わらない(押されても、引かれてもいない感触)ので、皮膚からの(状態が変わっていない)という情報を元に無抵抗で崩れ続ける。


■触れずに、保つ
非接触の技法。システマのセミナーでは、アンコンタクトワークなどとも言われる。

接触の技法の稽古に非接触があるのは違和感をもたれる人がいるかもしれないが、ここで行う稽古では技の本質は同じである。

相手が触れに来たら、もう触れるでしょうというところで距離を保つように動く。
これは実際には自分で動くのだけれど、感覚としては被接触の技法と同じ。相手の圧力に負けて、動かされるといったほうが近い。

・つかず、離れず、距離を保つ
・相手のいきたい方向に相手と同じ速度で動く

触れようとした相手は、触れると思った(のに触れられない)状態がかわらないので、崩れ続ける。


ちょっとは理解が深まってきたかなぁ。。。

2012年6月7日木曜日

接触の技法@半身動作研究会


だいぶ遅れて到着。恵比寿。

恒例の構造動作トレーニングの割りメソッドの後はこちらも恒例のバランスボード。
一本足にしたバランスボードの上に立つ。
そのまましゃがむ、立つ。
なるべくゆっくり、途中で止まってみたり。
『膝が前にでない』状態で試すと、まったくグラグラせずにしゃがみきることが出来た。
「この動きは技にも応用出来そうだ。」と思ったが、逆だ。技の動きをバランスボードでやってみたらグラグラせずにしゃがめたということ。


テーマは『接触の技法』
以前、月刊秘伝で紹介された頃までは『皮膚』の稽古と呼ばれていたものだが、くくりが広くなって、特別皮膚だけに着目しない稽古になっている。

(稽古メモ)
・触れたら、(相手が動くので)ついていく
・触れられたら、(相手が動いているので)ついていく
・自分はついて行きやすい、楽な場所へ動き続ける

■動く関節を増やす
身体が動いた方が楽についていける。
構造動作の基本姿勢で肩・肘を楽にしておき、肘関節の内外旋で相手を崩す。(言われないが)押さえる方はあえて肘を固めて受けるとわかりやすい。

■ついていく感覚
2人で向かい合って、片方の手のひらをお互い重ねる。
誘導する側が下、される側が上。
下の人が一定の速度でゆっくりと動かし続ける。上の人は手のひらの接触面が変わらないように動かされるがままついていく。
やはり、構造動作の基本姿勢で肩・肘を楽にしておくと良い。

推手のような形で「追手(ついしゅ)」。手の甲を合わせて、相手の動きについていく。

これらの稽古は相手が”動かす”のについていく。少なくとも相手が動くところは約束しているので、その点は疑わなくて良い。

■ついていく技
どこでも良いので相手に触れる。触れると相手が動くのでついていく。
肩に触れる。前から、後ろから。
腕を掴んでも、捕まれても同じ。
パンチしてもパンチされても同じ。

今度は相手が”動くので”ついていく。
相手は自分では動くつもりはないので、どうしても疑って自分が動いてしまう。しかし、相手が動くのでそれについていけば良い。

次回も接触の技法

2012年6月1日金曜日

辰巳返し@構造動作トレーニング「股割りチャレンジ」

休日のせいでしょうか、股割りmoreチャレンジに比べて人数が多いこと。


東京で行われる構造動作トレーニングセミナーは、基礎編・股割り編、股割りmoreチャレンジ編の3種類+よし子先生による女性向け講座から成っている(来月から構成が変わるようですが)。


3種類の雰囲気を一言で表すと、こんな感じ。
・基礎編:バラエティ。いろんな方が参加。
・股割り編:スポーティ。身体を動かす方が参加。
・股割りmore編:マニア。股を割りたい人が参加。


特に最後のマニアは私の偏見ですが、今回日記に書くのはスポーティな股割り編。
ラグビー、社交ダンス、コンテンポラリーダンス、合気道、古流剣術、ジャイロキネシス(初めて聞きましたが)、等々スポーティな方が多数参加されていた。


基礎編との違いは、重心移動についての説明が中心になる点でしょうか、姿勢(骨格構造)を動きに結びつけるためのポイントを中心に具体的な姿勢と意識について実演や参加者をモデルにした説明があります。


動きや姿勢の説明は難しいので省略しますが、セミナーでは構造動作理論に基づく前重心の取り方、何故前重心なのか、股割り以外のトレーニング方法の紹介。そして股割りとは何か、股裂きとの違いなどの説明が聞ける。


(稽古メモ)
・股割りは骨盤立位がスタートポジション(最初はこれが大変!)
・腹圧を抜かない。苦しいところではより強く腹圧をかける
・腹圧をかける際、腰は絶対に反らない!
・右股関節の外旋可動域が足りない。体幹立ち!


姿勢や動作を変えていくのは地道な作業。
股割りだけ毎日1時間頑張ってもそうそう変わるものではない。普段の生活の中で姿勢や動作を意識する時間を増やして過ごす事で、変化は少しずつでも確実に訪れる。


この日も最後に股割り。
基本姿勢から連続で15分ほど繰り返し股割りにチャレンジ。
もうこれ以上重心移動できないというところで、腹圧をかけていく。
きついぜー




■打ち上げ
私のように稽古に参加しながら、かつ家庭円満で幻の初段を貰って、実はサラリーマンでいられる秘訣を本にしたらいい、と中村先生がこの日取材で参加された月刊秘伝の編集者の方にプッシュされていた。
本は軽く流されていたようですが、家庭円満の秘訣にまじめに回答するとしたら、「そのような秘訣は無い。」になってしまう。
私が何をしようが、結果的に家族に理解してもらえないとどうにもならない。元も子もないが、(どうにか)許してくれる家族であったという事です。
寛大にも許可してもらえているだけで、私のささいな家族サービス(※)の影響など微々たるものだろう。




■辰巳返し
最後に構造動作トレーニングの幻の初段をくれた中村先生に、甲野先生から幻の初段をいただいた『辰巳返し』を受けていただいた。
私「両手で私の手首を持って体重をかけて下さい。」
中村先生「こういう感じ?」
私「重っ!」


「辰巳返し」はうまくいきましたが、それより中村先生の押さえ方にこちらが驚きました。
100kg超の方に受けてもらったこともありますが、中村先生のはそれよりも重く感じる。。。




重心移動!!


中村先生のブログでもこの日の「辰巳返し」が紹介されている。




※参考まで
食器洗い、掃除、布団上げ(我が家の押入れはちょっとコツがいる)、保育園送り、買い物、、、
抱っこなどの力仕事をする度に稽古のおかげで楽々などとアピール。
怪我や体調不良の時に武術仲間情報のおかげで対処出来たなどとアピール。