ページ

2013年4月30日火曜日

稽古日誌名古屋特別編「その3甲野先生と懇親会」


甲野先生との懇親会。
名古屋の皆さんと居酒屋へ。

大阪からきた方や、キックボクシングをされている方とわいわいとすごす。
座敷ということで飲食しながら先生の技を受けられるという、一粒でどれだけお得かという場である。

先生の『気配のない突き』を受けたキックボクシングをされているという方が、どうしようもないよ!といった様子で「はやいです!」と言っていたので、笑いながら先生に「はやすぎるという苦情が出てます。」と突っ込みを入れた後で私も技を受けて思わず発した言葉が「はやいです!」だったのでSさんから「同じじゃないですか!」と突っ込まれてしまった(笑)
このSさん、最近は子育てに忙しく参加出来ていないとのことでしたが韓氏意拳をされていて、私が韓先生の埼玉講習に参加したときに通訳をしていた方。
どうりで初めて会った感じがしないと思った。

居酒屋からファミレスへ。
ここでも稽古。

『腕相撲』
宴会芸バージョンではなく、名古屋に来て思い付いた3力の合成バージョン。
腕力の横方向、井桁の前後方向、ドンチーの上下方向の3方向をそれぞれ独立させて働かせる。
これはなかなか面白いらしい。
バラバラに働かせるのがポイント。

『先端から動く』
あらためて横から押す形で半身動作研究会の稽古を紹介した。

『太刀奪り 』
『気配読み』
遊びで。後ろからメニューで頭を叩く。その前に手で頭を防ぐ。
面白い稽古だがこれに頼るようになると肝心の技も身体も疎かになる。あくまで遊びでやると良い。

もう、ずーっと稽古していたい気分だった。

そうそう、懇親会で『いつから「自分は変わった」と思うようになりましたか?』という質問を受けた。
変わり始めは?と聞かれたら最初の稽古からそうだったと思うけど、自分が自覚し始めたのがいつからだと言われるとはっきりしない。
何かが起きたときの自分の反応が変わっていることにある時気づくのだ。
例えば駅で人とぶつかりそうになったとき、以前の自分とは違う動きが咄嗟の中で出る。
無意識の中で自分の身体が以前と異なる選択をしたとき、そこで自分が変わったことに気づく。

何かずーっとしゃべって稽古していた懇親会でした。
みなさまありがとうございました!!

2013年4月29日月曜日

稽古日誌名古屋特別編「その2甲野先生の講座」

名古屋の話。 
自主稽古会の後は甲野先生の講座。 
進み方はいつもと変わらない。私もいつもと変わらず回りで稽古してわからなくなったら甲野先生の技を受けると言うやり方で参加した。 

山口先生から、「甲野先生のところで稽古しているTさんです。色々聞いてください。」と紹介を受けて、回りで色々と稽古。 
稽古した内容をご一緒した方向けに書いておこう。 

前回紹介した稽古を続けているという話しや、私のブログを読んでいて下さっている方などもいてやはり油断ならない(笑) 
前回紹介したのは半身動作研究会の『先端から動く』『皮膚の稽古』、それから八光流の広沢先生に教わった宴会芸『腕相撲』。 

『先端から動く』 
甲野先生の言う『追い越し禁止』のことなので、どの技を稽古するときも意識したほうが良いと言う話をする。そう思って甲野先生の動きを見るとまた違ってみえてくるかもしれない。 
例えば腕を掴まれて動くときは指先から動く。体幹部が先に動いてしまうと溜めとなって相手に情報が伝わる。 

『皮膚の稽古』 
とにかく、自分からは何もしないこと。相手が動かなかったら自分も動かないつもりでいること。これが感覚的に見た目の相手を崩す動きと矛盾するので難しい。しかし、触れただけの相手が崩れる稽古は達人風が味わえて楽しい稽古だ(笑) 

『宴会芸』 
これも普段の動きと感覚を切り替える必要がある。感覚を伝える。肩、肘を楽にしたまま相手と握った手のひらの状態は変えずに動く。 

他にも稽古した。 
『柔道技』 
隅落(空気投げ)、浮落。まだまだ研究の余地あり、柔道経験者の方などに協力していただいた。 

『浮木の腿』 
半身ではなく向かえ身で動く。これは最近の説明ではされないが、重要な要素の一つと考えている。 

『襟持たせからの崩し』 
『屏風座り』で相手が崩れてくる。その場所を空けるように動く。ずーっと屏風座りをしているとこちらが崩れてしまう。 
これを偉そうに(?)説明したあとで、甲野先生の技を受けて比較してみると全く威力が違う(笑) 


手裏剣で気づいた身体の使い方 
つまり、ドンチーの感じを『浪之上』『浪之下』に応用すると悪くない感じだった。 


甲野先生の技 
さらに進化されていた。 
特に剣術は目の前で見ていてもわからない。 
説明を放棄したくなる(笑) 
実際に受けてもらうしかありませんね。 

そうそう、ここでも『辰巳返し』出来る人、『太刀奪り』出来かけの人と紹介されたが、最近のパターンになってきているので、何とか華麗に太刀を避けてニヤリとしたいものだ。 

最後に記念撮影して終了!

2013年4月28日日曜日

稽古日誌名古屋特別編「その1自主稽古会」

甲野先生にひっついてみたびやってきました。 
名古屋と言えば、山口先生との稽古と、柔道の研究稽古。 
このために仕事をこなしていたと言っても過言ではない。ギリギリまで参加できるかどうか微妙だったが、一月に三回ほど徹夜して何とかここまで来れた。 

名古屋稽古は、ざっと次の通り。 
・山口先生の自主稽古会 
・甲野先生の名古屋講習会 
・講習会後の懇親会 
・ホテル稽古 
・柔道研究稽古会 

自主稽古会 
甲野先生の講習会の前に開催された自主稽古会に参加。 
山口先生は甲野先生も認める実力者。 
前回も前々回もとても勉強になった。 

そんな山口先生の最新の気づきは、蛇口を捻る『小手返し』と、そのもととなる『孫の手(仮)』。 

体幹部を『親』、腕を『子』、手首から先を『孫』として分類する。 

『柾目返し』 
どうやっても良いからとにかく挙げる。 
山口先生に押さえられると、あがらない。 
あがらないが、何故あがらないか観察し工夫する。 
それが稽古になる。 
この日いただいたアドバイスは『孫』。 
何のことかわからないと思うが、体を親、腕を子、手首から先を孫に例えている。 
孫を使いなさいというアドバイス。 
そのように動くと止める方は間に合わなくなってくる。 

これはどの技においても言えること。 
『浪之下』 
動きを止めたところで、孫はまだ動ける状態にある。 
再び孫が動き出したら止められない。 

『小手返し』 
相手の身体の構造をついて崩す。 
手首を水道の蛇口を捻るように回す。相手がやられまいと抵抗して角度が変わっても、変わった角度に対して蛇口を捻るように回していく。 
すると抵抗しきれずに崩れる。 
小手返しは、孫の効果だけではなく、『肌』の効果もある。 
『肌』とは接触面からくる情報の一部で、押すのでもなく、引くのでもなく、肌に触れて方向性を与えると受けた相手はそこに注意が集中するというもの。 
当然他の場所への注意は散漫になる。 
小手返しで言えば、相手の手を掴むのではなく触れる。そこにある方向性を与える。疎かになった(対称となる位置の)場所は止める事が出来ずに技にかかる。 

『武器取り』 
この『肌』は、道具には肌が無いのだけれど道具を使うとわかりやすい。 
杖や木刀を相手から奪うのに直接奪うような力を加えるのではなく、道具の先端に向かう方向性を出しながら触れる。 
すると相手はその方向に注意が向き、反対側から動きを加速させるように触れるとそれに対する反応が遅れてしまう。 
ここでも武器を回す回転の傾きが重要。最初に与えた方向性に沿って回転させる。 

今回もたくさんの事を教えていただけた。 

山口先生に会うのは3回目。 
ここに来て気がついた。 
山口先生の説明だが、甲野先生にそっくりなのだ! 
たくさんの例えを使って説明していただいているのに申し訳ない気にもなるが、甲野先生と同じく山口先生の説明も初めて聞いた人は何のことか分からないだろう。 
いや、私だって説明だけ聞いていたら何のことかわからない(笑) 
これまで稽古していた経験から想像を膨らませているだけだ。 
例えば、『孫』を私が解釈するとしたら半身洞察研究会でいうところの『先端から動く』である。 
完全におなじではないだろうが、あてにはなるのである。 

名古屋で稽古している人のためにアドバイス。 
・話を聞かずに(笑)技を受ける。 
・どのように技をかけているかではなく、どのように稽古しているかを見る。 

これは山口先生が甲野先生のセミナー前に参加者の皆さんにしていたアドバイスだが、これがそのまま山口先生の講座にも当てはまるというわけだ。 

名古屋の方がなかなか稽古する場がないと言われていたが、名古屋には甲野先生がその実力を認める山口先生がいる。 
私が名古屋まで足を運ぶのは柔道稽古ももちろんだが、同時に山口先生の技を身体で味わえるというのも大きい。 
山口先生は宣伝が得意なタイプでもなく、セミナーでも自分をわざと特別に見せないように工夫されてるところがあるせいか、日や場所によっては稽古会の参加人数が少ない回もあるそうな。 
私が名古屋に転勤にでもなったら喜んで山口先生のところに稽古に行くのですけどね。 

名古屋のみなさん、おすすめですよ!

2013年4月27日土曜日

出ました!PHP文庫「骨盤おこし」でからだの不調は消える

中村先生から構造動作トレーニング関連の書籍でサラリーマン、OL向けの文庫本が届いた。 
(もう出てます!) 
私も2月にサラリーマンモデルで協力したもの。 

唯一心配だったエア自転車の写真は、、、 
見てのお楽しみ。 

電車の中で読まれることを想定して作られているのでたいへん読みやすいです。 
イラストと写真が豊富で理解の助けになりますね。 

ちょっと前に書いた「反り腰と骨盤立位の違い」について、レントゲン撮影した写真で確認出来ます。 
中村先生曰『この写真は大変貴重!』らしいですよ。 

PHP文庫から発売中!



中村先生のブログでも紹介されています。
http://ameblo.jp/eni4/entry-11522094415.html 

2013年4月26日金曜日

構造動作トレーニング『お気に入りトレーニングメニュー』

構造動作トレーニングで気に入っているトレーニングメニューを紹介しよう。

何と言っても『股割り』
これは身体が硬派の私にとっては憧れと言ってよいメニューだ。

この『股割り』と相性が良いのが『体幹立ち』
股関節を狙って刺激を入れるのに成功すれば、すぐに『股割り』に効果が出るのだが、
他の方にお勧めしてやってみてもらったところ、股関節への意識が曖昧な場合では中々股関節狙い撃ちという訳にはいかないようだった。

これらに『ゆっくり走りを加えたいが、自主トレでやるなら自分の性格上の問題で省略だ(笑)

さらに『骨を曲げるリハビリ(仮称)もあるのだけれど、これが『片足立ち』に大きな効果を及ぼす。
武術の稽古でもすぐに実感できるほどの効き目だ。

2013年4月25日木曜日

『牧神の蹄』の練習

牧神の蹄の練習は必要ない。
と言ったら語弊があるかもしれないが、牧神の蹄の扱いが上手になるためには趾(あしゆび)が利かなければならない。
趾を利かせるには股関節が動かなければならない。
となると、まずは股関節から動く練習をやることだろう。
練習の成果を牧神の蹄で確かめるのだ。
いま全く掴めないなら、トレーニングの結果として掴めるようになったかを確認すれば良い
いま掴めるなら、トレーニングした結果持ち上げて運べるようになったかを確認すれば良い。
出来ないことが出来るようになったら次のステップに進むのだ。

股関節に刺激を入れるのにおすすめの構造動作トレーニングは、
・股割り
・体幹立ち
・片膝立ち
あたり。
それからゆっくり走りと骨を曲げるリハビリも!

と、ここまで書いておいてなんですが逆もまた真なり。
趾が利いてくると股関節も動くようになるのだ。
足の指が思うように動かせないという人は、「牧神の蹄」を使ったトレーニング通じて、
足指に神経が通ってくると普段の歩き、走りはもちろん『股割り』にも効果が出てくることだろう。

私もトレーニング中!

2013年4月24日水曜日

『力みを抜く』ほびっと村で教わったこと

力みを抜く

ほびっと村で方条さんに聞いた力みの抜き方が良かったので紹介しておこう。

座り。
息を吸いながら肩を上げて上半身を緊張させる。
息を吐きながら緊張をパッと弛めて肩をストンと落とす。
寝て。
息をすって体を緊張させる。
息を吐きながら緊張をパッと弛める。

システマでやったことがあるようなメニューだが、方条さんは前日に思いついたとのこと。
だから説明はシステマとは異なる。
寝ているときの楽な状態こそ力みがない理想的な状態だという。
その状態を思い出せるようにする、或いは出来ないときに出来ていないと判断する基準にすると良いのだろう。

実際やってみると、当たり前だがあらためて感じる。
寝ているときは楽だ(笑)
これを基準にすれば力みを抜く目標を具体的に高いレベルに設定出来る。

2013年4月23日火曜日

今さら気づいたこと(物を動かす)

水天宮稽古での片付け中に新たな発見があった。

方条さんと半身動作研究会でさんざんやった負ける稽古。
中島先生にも自分が倒れるつもりで、相手を押すなどど言われていた稽古と同じ。
これが人だけではなくモノにも有効だったのだ・

机を引くとき、自分が前に引き出されるつもりで机を引くと、抵抗感や重さの感触が断然軽くなる。
机を押すとき、自分が後ろに押されるつもりで机を押すと、抵抗感や重さの感触が断然軽くなる。

人相手だからと思っていたが、物相手でも有効だとは発見でした。

もしかして今さらとかおもわれちゃうんですかね(笑)

2013年4月22日月曜日

構造動作トレーニング『牧神の蹄』が掴めないときの練習方法

久しぶりにやってみると、なんと掴めない!
情けないことだがまだまだこの程度。
小指に意識が通っていないのだ。

こういうときは股関節に刺激を入れて、足指を動かせるようにする。
足指のトレーニングは足指から股関節に刺激を入れるトレーニング
その逆をすると言うわけです。

私が効果を感じているのは、次の三つ。
・片膝立ち
・体幹立ち
・股割り
出来ればゆっくり走りも入れておきたい。
趾のリハビリトレーニング(骨を曲げるやつ)も有効だろう

するとこうなる(動画はかなり前に撮ったもの)。
https://www.youtube.com/watch?v=YUXXv1LB0jE

股関節から足指まで繋がりを感じることが出来る。
両方向からアプローチするとよいようだ。

股割りをするとさらに上半身までの繋がりを感じることが出来るのだが、股割りについてはまた今度。

2013年4月21日日曜日

韓氏意拳形体訓練と手裏剣(動画入り)

ほびっと村の稽古を終えて、そのまま水天宮で手裏剣稽古。
またしても直前すぎて1人稽古になってしまった。

今でも説明に使われることがあるが、甲野先生が言う『追い越し禁止(おいこしきんし)』は、
元を辿ると甲野先生の手裏剣を制作し、自身も手裏剣術の研究を続ける江崎氏が言った言葉。
手裏剣術での『追越禁止とはどのようなものか。

甲野先生に教わった「大和屏風(やまとびょうぶ)」(※)で打つ。
※『大和屏風』とは『屏風座り』から骨盤を立たせた状態に持ってくる姿勢のこと
これは体が剣を押そうとしてつまってしまう(『追い越し禁止』違反)のを防ぐ効果があるようだ。

『追い越し禁止』を探りつつ手裏剣を打っていくと少し納得出来る動きが出てくるようになってきた。
手裏剣術で言う『追い越し禁止』とは、前にのめらない事ではないだろうか。
身体も手も前にのめらない。
違う表現をすると、その場にいながら打つという感覚に近そうだ。
刺さった時の音に違いが表れる。
追い越し禁止違反にならない手裏剣はドスッという低い音とともに刺さる。

気がつけば帰るのを意識しなければならない時間だ。
いつもそろそろ時間切れというところで次の課題が明確になってくる。
剣を降り下ろす際にそれと連動して身体が浮き上がるのを感じながら打つというもの。
剣の重さを感じると言い換えることも出来るが、より身体全体が連動するのを感じられる。
これは韓氏意拳の形体訓練にある上下にスクワットする運動(蹲起)で感じられるものと同じだ。

間違いない。上下の運動をいかに身体から剣に受け渡すかという点に着目すると、、、
直打法との関連も明確になってくる。
追越禁止違反にもならない。

動きの検証用に撮影した動画。
2回打っていて、

1回目が前がかり気味になっている状態。
2回目が上下の感じが出ている(つもりの)状態。



ちょっとわかりにくいですかね?

2013年4月20日土曜日

原理武術「力みを抜く」ほびっと村

ほびっと村での稽古に初参加。 
稽古仲間である方条さん講師によるセミナーだ。 
テーマは『力みを抜く。』 

稽古仲間でいつも一緒に稽古しているので私の感覚が麻痺してしまっていて、普段はそれほど感じないのだけれど、客観的に言って方条さんは相当使える人と言っていい。 
甲野先生と中島先生との稽古、後は独自の工夫と研究によって修練を積んでいる。 

方条さんのセミナーは、方条さんが”原理”と呼ぶ根本的な部分を丁寧に説明していたところは何となく想像していた通りだった。 

稽古は、半身動作研究会でもお馴染みの稽古や、方条さんオリジナルの工夫による稽古が織り混ぜられていた。 
私にはどの稽古からも“分かりやすく説明したい”という、方条さんの意思が伝わってきた。 
私が丁寧に説明する感じで進むだろうと感じていたのは、方条さんの“分かりやすく説明したい“という意思を普段の稽古や話しぶりから感じていたからだ。 

実際には伝えるのが困難な(私から見れば高い)レベルにある方条さんの技も体験しつつ、稽古はそこに繋がるステップを段階を踏んで進んでいく。 

方条さんは独自の感性で心と身体とその動きの根本に迫る稽古を実践している人です。 
人の状態を観察する目は、他に見ない鋭さがあります。鋭すぎて怪しく感じることもあったほど(笑) 
少しでも興味が沸いた方なら、一度受けてみることを強くお勧めします。 
今回のセミナーは私も得るものが多くありました。 
是非また参加したいと思います。 

技を外から見てわかる”姿勢”と、外から見ただけではわかりにくい”内部原理”に分けて説明していたが、稽古内容もとても分かり易くて、身体の使い方を学ぶセミナーに参加したことが無い人でも参加しやすいと感じた。 

方条さんのサイト 
原理武術【 甲章 】/武術・身体動作の原理研究 
http://hojos.blog135.fc2.com/

2013年4月18日木曜日

『牧神の蹄(ぼくしんのひづめ)』

『牧神の蹄(ぼくしんのひづめ)』 

構造動作トレーニング唯一のトレーニンググッズである牧神の蹄は、趾(あしゆび)本で取り上げられた趾のトレーニングに利用するものだ。 
股割りDVDにも登場する。 

この度中村先生から「練習しておいて下さい」との依頼を受けた。 

しばらくやっていなかったけど、掴めるかなぁ。 
牧神の蹄とはこういうものです。 



2013年4月17日水曜日

柔道家「阿部謙四郎」

柔道家「阿部謙四郎」

http://www.youtube.com/watch?v=84OEsR4Q2Dw

繰返し練習された動きは淀みがない。 
学生時代の木村政彦に土をつけた男。 
電車で居合わせた植芝盛平に指一本であしらわれ、合気道を10年やったそうだ。 

動画からも小内刈りの動きなどに合気道の体捌きをおもわせる動きを見ることが出来る。 

この動画に『投裏の形』にあるような返し技が残されているが、『間』を取らなければあのような綺麗な返し技にはならないだろう。 
型には時間の概念がある。 
これを追わなければ型のもつ真意に近づけないと強く感じる。 

2013年4月16日火曜日

反り腰と骨盤立位の違い


反り腰と骨盤立位の違い

腰を反ると背中から見て、腰椎の部分が凹んで見える。
実際その部分で曲げている。
骨盤立位の場合は、背中から見て胸椎から腰椎まで全体が凹んで見える。
これは胸割りにより、胸椎が前に出ているかどうかで区別出来るが、腰だけ見た場合の判別は難しい。
どちらも腰を反っているように見えるのだ。

故・肥田春充の写真を見ると、完全に腰が反っている。
そんなはずはないと思って見ても、腰の部分を見るとどうみても反っている。
では、腰椎に負荷をかけるような姿勢を取っていたのかと言えば、それこそ、そんなはずはない。
数々のエピソードから伺えるのは、甲野先生が目指すような身体全体に負荷を散らす事と、一点に力が集中されるような身体であり動きであったという事。
そのような質の動きでどこか一点に負荷が片寄るような姿勢を取るとは思えないのである。
※肥田春充の写真があるウェブページ
http://healing-network.com/hn_contents/discourse/healing_artists/chapter6/02.html

骨盤立位の場合の腰に見える傾斜は、股関節から畳んだものによるものであり、腰椎に過度な負荷がかかることはない。
反り腰はまさに腰椎で曲げている状態であり、部分的に負担がかかる。

これは武術の稽古でも気をつけなければならない。
例えば甲野先生がやる『辰巳返し』という技は身体全体の動きを腕に伝えて動くものだが、腰を反ってしまっては技にならない。
甲野先生がやっていた初期バージョンの『辰巳返し』では、技に入るときの甲野先生の股関節は折り畳まれ、背骨が全体的に凹んでいた。
これが意味するところはつまり、『辰巳返し』は腰の反りではなく、身体全体に負荷を散らしているということが、甲野先生の説明だけではなく姿勢を見てもわかるということである。

腰は反ってはならない。
個人的には腰痛持ちなので特に気を付けているところ。
腰痛持ちがやってはならないのが反り腰、推奨されるのが骨盤立位。
腰痛持ちなのになぜ武術の稽古が続けられるのかはまた今度書くかも知れません。

2013年4月15日月曜日

稽古に行けないときの稽古

稽古にいけないとき、どうするか。

しばらく稽古に行けていない。
対人で感覚を練る稽古や、いま最も力を注ぎたい起倒流や柔道の研究稽古が出来ないというのは、誰と競争しているわけでもないのに焦りに似た感覚におそわれる。

とは言え、行けないものは行けないのだから仕方がない。
するとその中でどうするかを考えることになる。

いまやっているのは、1つは『腹圧』。
これはいつでも出来る。
以前はただただベルトに向かってお腹を膨らませるようにしていたが、今の感覚は少し違う。
腹の中、鳩尾のあたりから下方向に10cmほどの部分の筋肉が伸びる感覚を追っている。
この感覚を得るためにはお腹だけ膨らませるのではなく、胸割りによって前方上方向に引っ張りあげる必要がある。
これが何とも気持ちが良い。
このとき特に気を付けているのが、腰。
お腹を膨らませようとして、腰を反らせてはならない。
骨盤立位にすると見た目が腰を反っているように見えるが、実はそうではない。

反り腰と骨盤立位の違いについては、また触れようと思います。

2013年4月14日日曜日

PHP文庫「骨盤おこし」でからだの不調は消える

サラリーマン、OL向けの『骨盤おこし』本が発売される。 

PHP文庫「骨盤おこし」でからだの不調は消える 

まだ発売前なので見ていないが、内容は写真を多用している入門編になっていて、文庫サイズで通勤通学中のテ電車の中で読むのにちょうど良いものになっているはず。 

正真正銘、サラリーマンの私がサラリーマンとしてモデルをつとめた一冊でもある。 
興味のある方、ご覧ください。 

個人的にはエア自転車がどうなったか気になっています。 



店頭には5月1日か2日に並ぶそうです。
著者の中村先生のブログ。

2013年4月13日土曜日

『浮木之腿』

『浮木之腿』は『足裏の垂直離陸』を発展させたものであると書いた

二つの動きの差は、離陸が膝で浮木が股関節とも書いたが、この操作感は効果を残しつつ消していきたい。

効果を残すには、結果として膝が前に行かず、重心移動時に足裏に感じる重みが変わらいようにする。
操作感を消すには、力まないで動く必要がある。

ふくらはぎが力むことなく、体を運ぶ。
つま先で体重を支えることによるふくらはぎの力みを、足首の背屈により回避する。
また、大腿四頭筋で力まないように、腰は引くのではなく折り畳まれる。これは大和屏風の身体使いだが、操作するのではなく自然とこの動作を体が選ぶようになると良いと思う。

こういった姿勢と動きが自然になれば、、、
どうなるんでしょうかねぇ。
構造動作理論とも繋がってくるなぁ。。。

2013年4月12日金曜日

『人間の運命は完璧に決まっていて、同時に完璧に自由だ。』

『人間の運命は完璧に決まっていて、同時に完璧に自由だ。』 

何をしても良いというのではなく、自分に与えられたと感じる役目を演じ続ける。 

何てかっこいいもんじゃなくて、今の職場がくそ忙しすぎて稽古に全然行けてないので半分無駄だと思いつつ何とかしてやろうとしているわけです。 
これで業務効率があがれば、一石二鳥ってもんですから。 

やってやるって! 

2013年4月11日木曜日

全方向『空気投げ』隅落、浮落

先日、Kさんと稽古する機会があった。

『空気投げ』
また受けてもらって感想をいただく。
前々回受けたのが良かったという。
前々回は、相手の重心移動を見て技に入っていたもの。
繋がる感じもあって良かったとのこと。
技に入るうえで、相手の状態は無視できない。相手に関係なくきくような強力なものであれば良いが、それはなかなか難しいだろう。
左足への重心移動を感じて、重心が移りきる前に技に入る。
全方向空気投げの左前隅の崩し版『浮落』も。
同じく左足への重心移動を感じて、重心が移りきる前に技に入るとKさんが崩れる。

「思っていたのと違う感覚がきて崩された。」という。

左後隅への崩しから入る『鶚落(みさごおとし)』を試そうとしたところでで時間切れ。
またの機会にお願いしたい。

2013年4月10日水曜日

座る『站椿(たんとう)』の感じ



韓氏意拳のセミナーの感覚が残っている。

形体訓練の感覚で動く。
応用編と思うと難しくなってしまうので、何となく密度が濃い状態にあるかを確かめる感じで。

電車でも座っているときは站椿(たんとう)の感覚で座る、
『いつでも動ける感じ』であるときの姿勢は何となく座っている場合とは異なる。

『いつでも席を譲れる感じ』だ(笑)

2013年4月9日火曜日

『投げ』の感覚


韓氏意拳のセミナー後、駒井教練から起倒流の形をひとつ。以前研究されていたのを伺っていたこともあり、遠慮なく受けさせていただく。

受けが前帯を掴みにいく『力避』の型。
取りは右腕で受けつつ、受けの左後ろを取りに行く。
それだけの動作を韓氏意拳で稽古した動きでおこなうと、受けはしっかりと崩される。
身体ごと動かされる感覚だ。

新しい感覚だった。
こういう『投げ』もあるのか。

何でも『投』をテーマに研究されているそうで、ちょうどお互い都合が良かったというわけでした。
面白い感覚だったので、また機会があればお願いしたい。

2013年4月8日月曜日

柔道『投裏の形』は実践出来るか

韓氏意拳のセミナー開始前の数分であったが、柔道経験がある稽古仲間の方と柔道話。 
三船十段の映画で見た動き(投裏の形)の話題で、実際には道着をしっかり持つので、返し技のようなものにはかかりにくいという。 

道着をしっかり持たれると技がかからないのか?! 
いったいどうなのだろう? 

と思ったが、普段甲野先生のセミナーで甲野先生の道着をしっかりつかんだ状態で何度も崩されている。 
技術の問題だろう。 

あらためて三船十段の動画をみたが、相手が道着を掴んでいても技には関係が無いように見える。少なくとも私が三船十段の道着をしっかり掴んでいてもそれが技の掛かりにくさには影響しないように思える(当たり前か)。 
おそらくだが、相手の動きを感じて動くところでタイミングが遅れると、しっかり掴まれている相手から逃れて返し技に入るのは難しいだろう。 
他にも道着を掴めばそれで相手をコントロールしやすくなるので、返し技に入れるタイミングが厳しくなるということはありそうだ。 

柔道技は場所も相手も選ぶのでなかなか稽古が出来ない。この数分でも貴重な稽古になった。 

投裏の形で示される返し技で重要なのは、返し技の組合せではなく、相手の状態を感じて動くところ。 
このような形を整理した三船十段の功績は大きい。




2013年4月7日日曜日

荒天の武学。韓氏意拳!動画撮影


春の嵐の予報の中、参加した荒天の武学2コマ目は技アリ企画、駒井教練による韓氏意拳セミナー。

一通りやって、自分の動画で撮る。それを自分で見るという企画。
自画自賛といきたかったが、適当にやっているようにしか見えない(苦笑)
自分に教えるようなつもりで動画を見ると良いとのこと。課題はたくさんある。

練習は次の2つを行った。
「形体訓練(けいたいくんれん)」
 この中に7つの動作がある。
 動画を撮ったのはこちら。
「站樁(たんとう)」
 この中に8つの動作がある。
 覚えきれなかった人は『抱式(ばおしき)』をやると良いとの事。私の事です、はい。

・いまどうなっているかを感じること
動く前に考えない。考えながら動かない。
動作の手順は覚えてしまって、自分の状態を感じられるようにすること。

・始めと終わりではなく、始めから終わりまで丁寧に動くこと
動作の途中、どこを選んでもちょうど良い状態にあること

・見た目ではなく、動作の目的に従って動くこと
前後の動作。上下の動作。左右の動作。
上下の動きをすると、身体の構造上前後にも動きが出る。
前後の動きをすると、上下にも動きが出る。体 が開けば左右の動きが出る。

・いつでも動ける状態にあること
引き絞った弓の状態であり続ける。動いた後もまた引き絞った弓の状態にあるか。


駒井教練のアドバイスもその時、その人に向かっての内容。
具体的に聞いた私へのアドバイス。
左右の動きで手が先にいくところ、体を捻って動いていた。
前後の動きが小さいと体が動きに参加せず、起きるべき問題が生じない(ので良くない)。
外からかき込む動作では、横に開いた手は前に向かって動くこと。幅を縮める動作ではない。
外へかき出す動作では、手は外を通って後ろに向かって動くこと。動きだしから外を通って後ろへ向かって動くこと。途中から後ろに向かうのではない。


良い動画を見つけた。
韓氏意拳創始者、韓競辰先生の動画。
自分の動画の駄目出しも良いけれど、こちらを見て勉強しよう。
http://www.youtube.com/watch?v=5NlN3fKTI0o


この日は雨は激しくなったが、風が強くなる前に帰宅出来て、荒天の武学は無事終了。
そういえば、前回の韓氏意拳は大雪だったな。
荒天に恵まれている(笑)


最後に駒井教練のブログを紹介します。
http://ameblo.jp/hsyq-yangming/


2013年4月6日土曜日

荒天の武学。半身動作研究会『ライブラリー』


関東の天気予報は春の嵐。
外出を控える動きが目立つ中、迷わず稽古に向かった。
これぞまさしく『荒天の武学』(※)。
この日の稽古は、半身動作研究会と韓氏意拳の2つ。

まずはこれから、半身動作研究会『ライブラリー』
テーマはリクエストにそって何でも。
索引に従って稽古素材が提供される、ライブラリーに相応しい進み方。


最初のリクエストは『離陸』
甲野善紀先生の足裏の垂直離陸で説明されていたが、半身動作研究会ではその本質に迫り、足裏に限らずに離陸の稽古をおこなう。
中島先生から聞いたので間違いないが、正式名称『どこでも離陸』という。足裏に限らずどこでも離陸をかけることから名付けられたそうだ。たいへんわかりやすい。

足裏はもちろん、手の指、手のひら、持たれた腕などなどで離陸の稽古。
離陸のかけ方も色々あって、掴んでるけど離そうとする。
押してるんだけど引こうとする。
という順逆拮抗の形と、パントマイムで予め状態を作ってから相手に触れる形の離陸を試す。
この形も順逆拮抗といえる。
これは両方向とも強めに方向性を出す方法。力んでも良いので比較的やり易かったか。

順逆拮抗の程度が強いのが離陸、わからないくらい弱いのが浮きという。
浮きになると離陸というより、『接触の技法』になってくる。
この浮きというのが繊細でピタッとくると触れた瞬間相手が動き始めるのだけれど、頭で考え始めるとその迷いが接触面に伝わってしまい動きも微妙になってしまう。

この日は、Fさんとの重心移動を伝える稽古で苦戦。
これではいかんのだけれど、こういう出来ないのもしっかり味わっておく。
繊細な稽古においてFさんの指摘は的確で、しかも受けが丈夫なので容易には崩れない。
このような稽古相手は貴重なのでたいへん有難い。

苦手を無くしていくぞ!

この時点で天気は思ったよりもひどくなっていなかった。
やはり迷わず次の韓氏意拳にも参加することにした。

韓氏意拳の稽古は別の日記で書きますね。

(※)

2013年4月5日金曜日

なぜ仕事のストレスは腰に悪いのか?


武術稽古とはあまり関係ないですが、身体つながりで。


先日、入社依頼初の2徹を経験した。
2徹というのは、徹夜を連続で2度という意味だ。

ちょっと信じられないかもしれないが、いまそのような職場にいる。
このように書くと色々と心配してくださるかたがいるので先に言っておくと、私は元気です。
2徹の後はきちんと眠って回復しています。ご心配なく!

以前にも少し書いたような気がするが、仕事のストレスは腰に悪い。
今回2徹して、だいぶ腰にキタ(笑)
だが、転んでもただでは起きないというか、自分に何が起きているのかを観察しながら過ごしてみてわかったことがある。

なぜ仕事のストレスは腰に悪いのか?

ほとんどが『姿勢』にあるようだった。
柔らかい椅子に座り、長時間同じ姿勢で過ごすこと。
睡眠不足で身体がうつ伏せに倒れてくると、背が丸まりさらに腰に負担がかかってくる。
どちらも腰に悪い。

また、単純に疲労も腰に悪い。
寝ずに働き続けて、風呂に入って寝る事のありがたみを強く感じることが出来た。
と言うわけでストレスが直接腰に作用することもあるのかも知れないが、今回私が感じたのは姿勢と疲労だった。

まずは姿勢に気を付けて過ごせればストレスによる腰痛の半分は防げるような気がしている。

ついでに2徹するコツをここに書いておこう(私は2度と御免ですが)。

・食事を極力軽くする

これが今回うまくいった。
1日目の朝:パン、サラダ、コーヒー
1日目の昼:おにぎり2つ
1日目の夜:-
2日目の朝:-
2日目の昼:-
2日目の夜:おにぎり2つ
3日目の朝:-(帰宅)
おそらくお腹いっぱい食べていたら2徹出来ずに眠っていただろう。
それで仕事が終わらずに3日目も働くハメになっていたかも知れない。

食べると疲れるので、眠って休むのだ。
人の身体は実に良く出来ている。

2013年4月4日木曜日

全方向『空気投げ』


全方向空気投げ。
以前、少しだけ触れたけど中身を書かなかったものがこれ。
まだ全然実践していないけれど、何となく脳内でイメージ出来てきたのでこの段階でいったん整理しておこう。

空気投げの定義を、足・腰を使わずに投げる技だと定義して、全方向に対する空気投げを考えている。
三船久蔵十段の記録映画『柔道の真髄』によれば『崩し』の方向は全部で八方向。
八方向の崩しはそれぞれ次のように呼ばれている。
左前隅の崩し
右後隅の崩し
右前隅の崩し
左後隅の崩し
真前の崩し
真後の崩し
右横の崩し
左横の崩し

これら全てに対して空気投げを定義してみよう。
すると次のようになる。

・崩しの方向と空気投げ
左前隅の崩し 浮落
右後隅の崩し 鶚落 ※1
右前隅の崩し 隅落(いわゆる空気投げはこれ)
左後隅の崩し 体落 ※2
真前の崩し 球車 ※3
真後の崩し 正面の崩し ※4
右横の崩し 鶚落
左横の崩し 浮落

※1 甲野善紀先生のやる鶚落。相手が袖を掴んでいる場合は、取りは一点接触での崩しとなる。
※2 足が出るので厳密には空気投げとは言えない。体落をベースに改造する必要あり。
※3 球車は捨身技とも言える体捌き。自身が身を捨てない投げを検討したい。
※4 甲野善紀先生のやる崩し。投げの形になるかどうか。

まだ試していないので何とも言えませんが。。。
どうかなぁ。






2013年4月3日水曜日

半身動作研究会『接触の技法』


接触の技法

接触の技法稽古の前に、まずは足裏の関節トレーニング。
やる前とやったあとでの違い。
トレーニング後は足裏がバランスを自動的に調整してくれる。

手のひら、足裏から体の中にチューブが通っていて、それがお腹に集まる感じ。
手のチューブには引き寄せられる感じ。
足裏のチューブには後ろに浮かされる感じ。
同時にされるとなんとも言えない感じ(笑)

触れられる時にピタッと張り付かれるとと、張り付かれたほうは知らずと動いてしまう。
服をピッと引っ張って、ピタッと止めると、引っ張られたほうはやはり知らずと動いてしまう。
相手が動くのでそれについていく。

重要なので強調すると“相手が動くので”、“それについていく”。
つまり、自分からは何もしない。
でも何かしちゃう(笑)

この説明を聞いていて、三船十段の『球車』が思い浮かんだ。
『球車』の解説が面白いが、これ以外の『◯車』系の技は基本的に同じで、足技と言いつつ足で崩しているのではない。中島先生に柔道技の解説をして、このあとは中島先生と柔道の形で技をやるという稽古。
手のひら、足裏から体を通る中空のチューブが潰れない
状態で相手と組み合う。組み合った瞬間、相手が動き始める。
相手が動くのでそれについていく。

このあとFさんが遅れて登場。
ノーマルモードの稽古の続き。
私もFさんも『何もしない』に一苦労もふた苦労も。


実はこの日の自分は披露困憊。
久しぶりに腰が重い感覚に襲われていた。
二徹明けで仮眠した後の稽古だったが、稽古をしないより稽古したほうが自分のなかでの満足感は高まるし、予想したとおり調子も上がってくる。
きついときこそ稽古だ!

2013年4月2日火曜日

『趾(あしゆび)でカラダがかわる』


中村考宏先生著の『趾(あしゆび)でカラダがかわる』(以降『趾本』)が発売された。

普段疎かにしているどころか、特別に意識しようとも思わなかった足の指。
二足歩行を行う人間の土台となる足裏の接地。
趾トレーニングで足裏が変われば、それは高性能のバネとクッションを手にいれるようなもの。
一度手にいれれば裸足でも機能してくれる。
構造動作トレーニングでは「足もと三年」と言われるが、地道にやればやっただけ変わる。
トレーニングは出来るときにただただ丁寧にやれば良いと思う。
『趾本』は初心者にもわかりやすく説明されていて、構造動作トレーニングに興味がある人にも、トレーニングを始めたい人にも、トレーニングを始めている人にもおすすめ。
注目は表紙にあるあかちゃんのような足裏の写真と入江先生の均整のとれた体!


『趾本』のテーマである『趾』の重要性をつくづく感じている。

先日、最新の趾トレーニングを中島先生に紹介していただいた。
足の関節のリハビリである。個人差はあるが、この効果はやってすぐに感じることが出来る。
やる前とやった後で比較するとわかりやすい。片足で立った時のバランスがトレーニング後のほうがとりやすいのだ。
とりやすさというのが、自分でバランスをとる感じではなく、足裏が勝手に働いて自動的にバランスをとってくれる感じなので、片足でも両足でも立っていてとても楽なのである。
やり方はシンプル。
足裏のアーチを形成するために3つの事を片足ずつ、両足に対して行う。このとき足の指は握り込み、足首は背屈させる。
・MP関節を足裏から手の指で押し上げ、曲げる(曲げようとする)。このとき足の指は握り込み、足首は背屈させる。
・リスフラン関節を足裏から手の指で押し上げ、曲げる(曲げようとする)。
・趾を束ねるように足裏を縦に谷おりにする。
これを自分で思うよりもきつめに行うのである。
きつめというのは足の指関節がバキボキ鳴っても良いくらいの強さのこと。
都合のつく方は一度構造動作『趾』トレーニングのセミナーに参加されるか、半身動作研究会に参加した際に中島先生に聞いてみると良いと思う。

『趾本』の話に戻るが、トレーニングの基礎となる『足指の握り方』から、全身運動の見直しに繋がる『ゆっくり走り』などこちらも丁寧にやった分だけ変化が期待出来るメニューが写真つきで紹介されている。
丁寧にやると動きが変わってくるだろう。