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2013年5月31日金曜日

「足裏の離陸」「蹴らない動き」Kさんからの追加質問コメントへの返信

Kさんからいただいた追加コメントへの返信です。
感覚を伝えるのは困難です。
百聞は一見にしかず。
百見は一触にしかず。
ですね。
次にお会いする日が楽しみです。

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足裏の離陸の地面側がワープ
離陸をかけているときに自分が行きたい方向に地面側がワープしたので、離陸をかけている足裏も一緒にワープするというイメージでの動きを試してみました。長い距離は難しそうですが、離陸の力感を伴ったまま相手に体当たりするような動きに応用できそうな気がします。また、両足の足裏返しかけで前に進む感じに似ているような気もします。

ドラクエの動き
数年前、浮いた感じを保ちつつ蹴らずに体重移動で歩くことだけを普段から心がけていたころに、自分が動いていくのではなく目標とするものが近付いて来るようなイメージで歩くとどうなるかと思い、試してみました。ファミコンなどの古いドラクエで主人公の勇者が動く時、勇者は常に画面の中心で足踏みをしていて動いているのは世界(マップ)ですが、あんな感じです。
少し不思議な感覚でしたが、こんな感じで動くと相手に気付かれずに近付くようなことも出来るかな?などと考えながら、時折思い出してはやってみましたが、実際のところどうなのだろうと気になってきて書いてみました。
単なる妄想なのか、それとも自分の動きや相手が受ける印象も変わってくるものなのか?検証していただけると、ありがたいです。
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このような感覚はKさん独自のものですね。
特に「○○をイメージして動く」というものを別の人が再現するのは難しいです。私がそのつもりで動いて効果が無かったとしてもKさんの場合は効果があるかもしれません。
実際にその動きに触れて感覚を貰えれば感想をお話しすることは出来ると思いますが。
これもお会いしたときに是非!

2013年5月30日木曜日

「掌と足裏の中心線」「体幹」Kさんからの追加質問コメントへの返信

Kさんからの追加コメントへの返信です。
だんだんマニアックになってきました(笑)

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掌と足の裏の中心線
掌のほうが強く感じられるのですが、中指の表面を通る中心線が大阪での講習会の前日から妙に気になっています。一体何なのかよく分からず、手を動かすときこの感覚を生かせば良くなるのかな?ぐらいに考えていましたが、昨日あれこれ手や腕を動かしていると、腕にも同じような線があるような感じがしてきました。
名古屋でたいさんは中指を使った動きを他の方に教えていたようですが、何か関係があるでしょうか?
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中指を使った動きは八光流の広沢先生に教わった腕相撲みたいな形の稽古でしたでしょうか?
そうであれば中指の感じとはあまり関係がないです。
これはまたお会いしたときに紹介します!
Kさんが持つ感覚はKさん独自のものですから色々試してみると良いと思います。
これは今度紹介してください!

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体幹について
1.肩甲骨を少しだけ下げるようにして、鳩尾のラインが体幹の上端になったような感じをイメージすると腕を使う時の感覚が少し変わるような気がします。
2.肩甲骨を強く押し下げるようにすると、体幹が鳩尾から下の部分で凝縮していく感じがしました。今日立った状態で試してみると、膝が自然に曲がり体が下がっていくことを発見。この動きを屏風座りに使ってみましたが、良さそうな感じです。
3.「屏風」の左右の枠を外側に引っ張っていく感じで動かすと、鳩尾から強く押し下げられるような感覚があり、2と似たような感じで体が下がっていきます。ただし、左右に広げる感覚のせいか、屏風座りに使うのは難しそうです。何かに応用できないでしょうか?
4.これは完全に妄想かも知れませんが、体幹を「屏風」のような平面ではなく、曲面をイメージして使うようなことってあるのでしょうか?
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色々試されていますね!
私がKさんのやっている通り再現するのは難しいですが、Kさんのやっているように、自分の感覚を探るように動いてみるのは大事なことだと思います。
甲野先生もそのようにしてご自身の状態を分析されていることがあります。
私が良いとか悪いとか言えるものではないですね。
ただ『屏風座り』の効果はしゃがみ切らなくても出ますから、今の左右に広がる感じを保ったままでも行けるかも知れませんね。

2013年5月29日水曜日

「立体的な足をつくる」趾(あしゆび)DVD撮影

構造動作トレーニングで趾(あしゆび)を特集したDVD撮影に参加しました。

当日は午前中からスタジオに入り、じゃんじゃん撮影。
それでも時間ぎりぎりまで使って無事撮影終了!!

盛りだくさんの内容を詰め込んだDVD撮影となりました。
趾(あしゆび)特集というおそらくかつてないDVD。濃い一枚になることは間違いないでしょう。
発売は七月予定!
今から楽しみです!

中村先生のブログで撮影当日の様子が少しだけ見られます。
「立体的な足をつくる」趾(あしゆび)DVD撮影
手の平、足の裏はセンサー 牧神の蹄




2013年5月28日火曜日

「正面押し」「旋段の手」Kさんからの追加質問コメントへの返信

大阪のKさんから追加質問をいただいていました。
少しずつ返信させていただきます。


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腕をスッと前に出す感じ
書き忘れていましたが、足で相手の膝裏を押して崩すやり方も、同じようにやれば良さそうな感じになりそうです。
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そうですそうです。
足の場合は片足になるので、寄りかからずに立ち続けるのが少し大変ですね。

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腕が収まっていく感じ
旋段の手を使うときの甲野先生の説明で、「肘が腸骨に向かうような感じで」という表現があったと思いますが、特に意識しなくても前腕が回転しながら肘が落ちて行き、自動的に腕が「そこ」に収まっていくような感覚の動きが、いつの間にか身に付いてしまったようです。虎拉ぎでも少し感じは違うものの、ほぼ同じような動きになります。
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そうですね、『旋段の手』を使うと肩が下がります。引き付ける動作をしようとすると脇がしまりますね。
これによって遊びなく体幹の力が伝わるようになるのだと思います
言われる通り、『虎ひしぎ』も肩が下がる点が共通していますね。

2013年5月27日月曜日

「屏風座り」「浮木の腿」『稽古にかける時間』へのコメント返信

 『屏風座り』『浮木の腿』

稽古にかける時間の記事にいただいたKさんのコメント返信シリーズです。

今回返信させていただくのは 『屏風座り』と『浮木の腿』です。
屏風座りについて
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もう少しで出来そうな気もするのですが、自分では判別しにくい動きであるため、確信が持てません。
なかなか出来ずにあれこれ考えていたとき、体幹を肩甲骨と股関節の4点を頂点とする「屏風」に見立て、この「屏風」全体で浮きをかけるような感じで行なうとうまく行くのではないかと思いつきました。
その時は特に根拠もなかったのですが、その後、浪の下や斬り落しの感覚をつかむため、股関節で離陸を強く効かせたときに、自然と上体が前に倒れ、膝が曲がり沈み込んでいくような(屏風座りの途中で上体を前に倒すような)動きが生じることに気付き、そう間違いでもないのではないかと思うようになりました。
こんなやり方は反則でしょうか?
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面白いですね。四点を屏風に見立てて動くのは技をやる上で有効かも知れません。『四点不動』と言われているくらいですから。
上体が前に倒れるのは『屏風座り』ではなくなっていると思いますが、股関節に離陸をかけているのであれば『浮木の腿』効果が出ているかも知れませんね。
一度受けてみたいものです。


浮木の腿
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前足を爪先立ちにした状態でも出来ないかと試してみると何となくできたので、さらに両足を足裏返しかけの感じでやってみると少し違う感覚がありました。通常だと後ろ足が少し遅れてついてきますが、この方法だと後ろ足も同時に着地する分、体全体がまとまって前に行くような気がします。また、間合いを一気に詰めるのに有効な動きのように感じます。今日なんとなくやってみたら、1.5mぐらいの距離を少し不思議な感じで動くことが出来ました。
厳密にいうと浮木の腿になっていないかもしれませんし、さして意味のない動きかもしれませんが、お時間のあるときにでも検証していただけるとありがたいです。
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これも面白そうですね。
文章から動きを想像するのは難しいですが、蹴らない動きは永遠のテーマです(笑)
私がやると左右の足に時間差が出てしまいますが、それが解消されるやり方と言うことなので試してみたいものです。
「足裏返しかけ」でやることで足で蹴る動きがますますやりにくくなる効果が期待できそうですね。
私自身、まだまだ浮木の腿が出来ていませんのでまた何か気づいたらブログでご報告します!


2013年5月26日日曜日

剣と体

恵比寿で稽古した話


身体と繋がる感じや、最新の『謙譲の美徳』を使った感じを試していた。
木刀をいかに軽く振れるかという稽古。
少し一人でやっていたら先日韓氏意拳の指導者になったばかりの内田さんに声をかけてもらい、剣の感じを教わった。
内田さんにはいつも貴重なアドバイスをいただいているが、その内容を言葉にするのがむずかしい。
身体で思い返すことは出来るのだけれど、その具体的な方法は言葉にしづらいのだ。

「ヨーイ、ドン!」の「ヨーイ」で動く。
動いた後もまだ「ヨーイ」の状態。

手を挙げるときは「ふわっと」。
前に進むときは「もっとふわっと」。
後ろに下がるときも「もっとふわっと」。

剣を持つとき、身体全てが動き出しそうな感じで持つ。
特に足が居着きやすいので注意。
剣を動かす範囲について、軽く動かせる範囲は限られている。

ふと、剣の重さが感じられなくなる。
剣と体が一体化したような感覚。剣も体も一緒に動く。

これは集中力が必要だ。
だからこそ稽古を積むわけだ。

2013年5月25日土曜日

「辰巳返し、虎ひしぎ」『稽古にかける時間』へのコメント返信

---- 追記 ----
武田鉄也さんのラジオで紹介されて以来、このページへのアクセスが急増しています。
下の記事でも紹介していますが、”甲野善紀『虎拉ぎ(とらひしぎ)』”という記事を新たに書いたのでよろしければこちらをご覧ください。
---- 追記 ----


辰巳返し、虎ひしぎ

稽古にかける時間の記事にいただいたKさんのコメント返信シリーズです。

今回返信させていただくのは『辰巳返し』と『虎ひしぎ』です。
この技は甲野先生からも『出来ている』とお墨付きをいただいているので自信を持って返信したいと思います(笑)
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辰巳返し
全身(胴体と腕がメイン)で離陸をかけるようにすると、なんとなく出来そうな気がしてきたのですが、これって甲野先生の一番新しい本に書いてある説明のほとんどそのまんまですね。
単なる例えとしての離陸かと思っていましたが、「離陸」のことを言っておられたのでしょうか?
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甲野先生の『辰巳返し』は、やり方が途中で変わっています。
本に書かれているのは変わった後のやり方ではないかと思われます
質問に対する返答ですが、私には胴体に離陸をかけるイメージがつきません。
中島先生が『どこでも離陸』と名付ける稽古で足裏以外にも離陸をかける稽古をしますが、胴体にかけたことは無かったです。
どのような感覚でやられているのか私のほうが気になります。
甲野先生の最新のやり方は、全身が同時に動くというやり方です。
腕から足まで風船が膨らむように、全体が膨張するように動くというものです。
このやり方だと受けている方は方向性が掴みづらく、とっても押さえにくいです(笑)

もう一つは『虎拉ぎ』
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名古屋の時点では、くるぶしから先の部分に影響を及ぼして、股関節の力を利用しやすくなるのなるのではないかと思っていましたが、足先より股関節への影響がまず先にあるような気がしてきました。手の形は肩甲骨に影響を及ぼし、肩甲骨の微妙な動きは股関節の働きを誘発し、様々な効果を生むような気がします。また、足先などへの影響はこれらの動きに連動した結果生じたように感じます。
この感覚を活かせば、ややこしい手の形を気にせずに虎拉ぎの効果だけを出せそうだななどと考えていましたが、同じようなことがすでに書かれているのを発見。
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股関節が動くようになると言うのはまさにその通りだと思います。
『虎ひしぎ』は手の形が出来れば効果は自動的に得られるので、一度教わってしまえばこれそのものは練習する必要もないと思いますが、効果だけ取り出して何時でも発揮できるようにするというのは稽古の方向性として面白いですよね。
私の場合は、構造動作トレーニングをヒントにして、前重心で肩胛骨が下がった状態だと『虎ひしぎ』の効果に近いものを取り出せるような気がしています。
ちなみに私は『虎ひしぎ』のあの指の形をするのが何となくドーピング的というか、栄養ドリンクを飲んで無理をしているような感覚がしてあまり好きではありません(笑)

2013年5月24日金曜日

『謙譲の美徳(仮称)』甲野善紀「千代田武術稽古会」


甲野先生による千代田武術稽古会に参加。


『辰巳返し』
「この人はこれが出来る。」
と紹介していただいた。
初参加の方が多かったこともあって、かつてない程の方々に『辰巳返し』を教えることになりました。
一人一人なるべく丁寧に。
とにかく試して貰う。
皆さんそれなりに出来るようになって良かった。
次のステップへのアドバイス。
・もっと腕は楽になります。
・さらに激しく体重を乗せられても『気にしない』

甲野先生が説明で言われている『気にしない』は重要なポイントです。
先生の言葉をそのまま受けとると精神的に気にしないだけで効果が得られるように思うかも知れませんが、それは違います。
相手の体重が気にならなくなる姿勢と位置があります。
そこを探してみて下さい。
・やってみる
とにかく試してみると色々な発見があるかも知れません。

『謙譲の美徳』
先日の大発見を甲野先生に報告していたのだけれど、面白いというので講座中に私から改めて皆さんに紹介することに。
正面から胸、或いは肩を両手でポンと押すと、押された人がピョンっと後ろに跳ねながら下がる。

甲野先生にも面白がって貰えたようで、仮ですが命名までされてしまいました!
 大発見の命名は『謙譲の美徳』。

講座後、甲野先生の『謙譲の美徳』を受けたところ、早くも私のとは比べ物にならないほど強力になっていました。
原型を体験したいかたは私に声をかけてください(笑)

それにしてもついに甲野先生のツイートにまで登場するようになってしまってますます油断ならない感じになってきました(笑)

2013年5月23日木曜日

『力みを抜く』ほびっと村で「手を使う、手を使わない」

ほびっと村。
稽古仲間でもある方条さんの講座に参加。

やはり説明は丁寧だった。それでも前回よりは身体を動かす機会を多くとったように思う。

『手だけ伸ばす』
『手を使わない』
この説明が実に見事だった。
確かに稽古する上ではどちらかをやっている意識で良いと思う。

前回も思ったが、『力みを抜く』というテーマで形も難易度も様々な稽古を行うというのは上達への近道と感じた。
ほびっと村の講座は少人数で受けられることもあってお勧めです。

講座後、大発見を受けてもらった。
やはり、大発見は大発見であったようだ。

2013年5月22日水曜日

水天宮自主稽古会。股割り、MATAWARI

水天宮でOさん、Hさんと稽古した。

『構造動作トレーニング
Oさんと少し話ながらのトレーニング。
やるのは
私が特に股割りに効くと思っているメニュー
・片膝立ち
・体幹立ち
・股割り
股割りに効くのが股割りというのもなんですが、股割りは股割りに良いです(笑)

股割りは『いかに前に行くか』にかかっている。
前重心を取るまでが大変なのだが、取ってからが本格的な股割りの稽古で、さらに中村先生によればその先下腹をつけてからやることがたくさんあるらしい(!)

遠い道のりを嘆いても仕方がないので、やれることを丁寧にやるだけだ。

Oさんがやるのを見ていてはっきりしたのだけれど、トレーニングは丁寧にやればやるほどその効果が期待出来るということ。
急がば回れ。千里の道も一歩から。地道。
例えば体幹立ちではうつ伏せから片膝を曲げるのに、股関節の可動が少ない場合は腰を引いてしまいがちだが、これを極力避ける。
これによって膝はあがらないかも知れないがそれでも良い。
ポイントは腹圧。腰が反らないように、腰が引けないように丁寧に。
丁寧にやるとこれだけの動作でかなりの負荷がかかると思う。形としては出来ていないように見えるがそれで良い。

手裏剣
Hさんがやるので私も。
飛距離を伸ばす感覚が戻らずにいたが、少し戻った。
腕はあげておろすだけ。
これをやると飛距離を伸ばす感覚が甦ってくる。

ミット打ち
大発見によるストライクへの効果について話をしたら、Oさんから「ミットありますよ。」と言われた。
本当に色々なものが出てくるなぁ(笑)
遠慮なくお借りしてHさんに構えてもらうと、打つ角度によってHさんが尻餅をつくようなストライクを放つことが出来た。
この場合、ダメージは無いらしい。
そのあと、こちらの加減により身体に響かせる質のストライクも打ち分けられるようになってきた。
これも研究しがいがある。

井桁
回る回るよ身体は回る。
回るなと言われてもどうやったってすぐに回ってしまう。
回らずに、ずれるように動く。
らしいよ。
課題です!

2013年5月21日火曜日

大発見の確認。

先日、忍者のIさんと稽古する機会があった。

屏風座り
Iさんの胴タックルを切る。という試み。
タックル自体受け慣れないので、恐怖感があったが、『屏風座り』でいるとその不安が取り除かれる。
で、タックルが切れたりする。不思議だ。
Iさんが言うにはタックルに行くときに、以前の私とは雰囲気が違っているのを感じるらしい。

負ける稽古
一通り稽古したところで私の中の大発見である『負ける稽古』での動きを試す。
正座で座っているところを負けた状態で触れると足元から動くという形。
受けてくれたIさんの感想は、「宴会芸が増えましたね!」というもの。
確かにこれは宴会芸としても使える!
ちょっと地味なのが難点だが、楽しい。
これを『正面押し』や『正面の斬り』で試してみてもかなりの威力。
相手と加減に気を付けなければ。
Iさんが中国拳法で相手を突き飛ばす技にこのようなものがあると紹介してくれたが、その技にもこのやり方は応用できる。
これは面白い稽古材料になりそうである。

この日思い付かなかったけど、ストライクの威力にも影響がありそうだ。
稽古後の帰り道でIさんに話したところ、今度受けてくれることになった。