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2014年2月26日水曜日

『離陸』も『接触』も『重み』も、『脱力』

和真クリニックでの中島先生の稽古会に参加した。
この日のテーマは『離陸』

最近はいつも思うが、離陸の稽古も、接触の技法も、重さを伝える稽古も、私にとっては『脱力』の稽古に他ならない。

手首、肘、肩、腰。

力まずに動ければ技になる。
離陸もかかるし、接点の圧力もかわらないし、重さも伝わる。
相手を崩す方向や関節を攻めるテクニック以前の問題だ。

何かされるとすぐに力む。
何とかしたい。

力まずに動けるようになったら、その先が術の世界。


『空気投げ』
参加者の皆さん、中島先生にもリクエストいただいて受けていただいた。
ところがTさんにかからない。別に激しく抵抗している訳ではない。
Tさんはむしろ『空気投げ』に興味があって、なぜかからないのかと残念がっている様子だった。
掛けてあげたかったが、私の技術では掛けられなかった。
かからない理由は、かけていてわかった。
Tさんは重心位置が自分の外にはみ出ないように、(そうとは意識せずに)微調整をしているのだ。
この状態であれば巻込系や腰投系の技でなければ、かなりかかりにくいだろう。
これは、私が柔道をやる上でも勉強になった。

『セット!』
良いことを聞いた。
構造動作トレーニングが進化している。
頭蓋骨を『セット』することで、結果的に全身が『セット』される。
これで柔道をやるということは、すなわち崩されない状態であり続けるということだ。 

2014年2月25日火曜日

3/1忍者ショー

この日は3/1(日)に横浜で行われるという、ショーの練習を見学。
13才忍者の立ち回りが、武道大会の演武でもみているかのような完成度で驚かされた。

見学といいつつ、ながら構造動作トレーニング。
久しぶりに『股割り』の練習ができた。
『片膝立ち』『体幹立ち』『胸割り』『腰割り』も。
効きます!

『空気投げ』
帰り際、スーツに着替えたところで、忍者の皆さんに『空気投げ』。
喜んでいただけたようでした。


武蔵一族
3月1日:横浜港大桟橋ターミナル忍者ショー 入場無料13:30, 15:30

2014年2月24日月曜日

『早打ち浪之下』松聲館技法レポート(最新技速報)

DVD「技と術理2013」の続編、2014の撮影を2日後に控えたDVD撮影のメニュー検討会に参加しました(私は出演ありませんが)。
がしかし期待通り(?)、検討会ではなく研究会になりました(笑)

銃声一発で二発発射するという、ボブマンデンの早打ち。
(8:24あたりから)
 

その『早打ち浪之下』を受けた。
見た目には1回だが、別々の方向に対して『浪之下』を2回繰り出しているとの事。

止められそうで、全く止められない。
この日は動画を撮影する時間が無かったので『早打ち浪之下』がメルマガに紹介されるのはまだ先になりそうです。

『棘なし棘あり棘なしトゲトゲ』の剣術でも盛り上がり、当初の目的(撮影メニューの検討)はどこへやら。
研究稽古に熱が入った。

柔道技の研究では、『浮木之腿』による間合い詰めや、そのまま『大外落』に入る一連の動き。
同じく『浮木之腿』による『小内刈』『大内刈』などを先生に見ていただいたら、
先生からは『浮木之腿』による『背負い投げ』のお返しをいただいた。
あれだけ気配無く技に入れたら、、、
稽古ですね。

2014年2月21日金曜日

柔道浪漫

・嘉納治五郎の浮腰

・三船久蔵の隅落

・西郷四郎の山嵐

映像が見つからない、、、

・木村政彦の大外刈
http://www.youtube.com/watch?v=YDHrgQyU8cY

・阿部謙四郎の大内刈
それから、『全方向空気投げ』
浪漫です。

2014年2月20日木曜日

筋肉痛柔術

ひどい筋肉痛になった。

正座から右手を差し出す。
この右手は変えない。
ここから腰を深く落として、体を開いた姿勢に移る。
このとき、ジャンプしない。
左右に重心を揺らさない。
体を捻らない。
常連のSさんが、月刊秘伝にあったという、黒田先生の稽古を紹介してくれた。
近々出るという黒田先生の遊び稽古のDVDを意識した記事だろうと思われる。

途中を飛ばして最後の姿勢を取るだけできつい。
楽な姿勢を探すが、要点を守ろうとするときつくなる。

翌日、太もも前面が激しい筋肉痛に襲われた。10回もやっていないのに情けない。
これは根本的に体の使い方を間違えているようだ。
こんなことでは、黒田先生に遊んでもらえない。
DVDを買って勉強したいです。


この日は、中島先生に杖を教わって、Sさんと『空気投げ』を稽古した。
『空気投げ』はSさんにも掛けてもらったが、フワッと投げられる感じが出ている。
相手の重心移動を感じられれば崩すことができる。
崩しの方向と体捌きがあえば、投げることができる。
腕で崩しをコントロール出来れば、飛ばし投げることができる。

-恵比寿 半身動作研究会-

『予告面打ち』松聲館技法レポート(最新技速報)

「面を打ちますから。いいですか?」
(パシッ!)

「もう一度、面にいきますから。」
(パシッ!)

「もう一度、また面。」
(パシッ!)

反応の良いKさんが、毎度予告通りに面を打たれる。


向かい合って、正眼の構えを取り、僅かに面を誘う隙間をあける。
先生が打ってきたら、僅かに開けた隙間を埋めて防ぐ。
これが、十中十、防げない。


説明を手がかりにする。
・剣の扱いは、左手主体。
・右手は内観による働きを持っている。

見えている範囲で動きを追う。
・起こりがない。
・加速する動きがないことで、途中も消えて見える。


体術も変化しています。
興味を持たれた方、講習会で体験するか、この日撮影した動画が紹介される夜間飛行から発行中のメルマガを購読してみてください。

2014年2月19日水曜日

『飛ぶ意識』

夢の中で夢と気づけたら、自分の好きなようにやってみたい。
そんなことを思っていた子供の頃、夢を見ながらこれは夢だと気づけたことがあった。
(夢なら空を飛ぼう!)
と、ウルトラマンのイメージで試したら、飛べた!
が、飛べたといっても、膝ほどの高さで、ノロノロで。
もどかしかった。

こんな夢の中でもうまくいかなかったことを、「現実(?)にやっていた。」という話を聞いたので紹介します。


武術関係で何かとお世話になっているMさんの『意識が飛ぶ』話。
気を失うのではない。文字通り『飛ぶ』のだ。
こういう話は、信頼できる人の実体験として聞いてようやく信じられる。

好奇心から色々と聞いてみました。
・意識が体から出てくる。
・軽い、飛べる。
・視覚ではなく、感覚で感じる。
・肉体に戻るのは一瞬。
・自分の形を変えられる。
・起きているのとは違う。
・夢とも違う。

問題はここだ。
本人が色々と感じているのは事実だとしても、それらが丸ごと夢ではないのか?
この疑問はどんなに詳細にその時の感覚を説明されても、聞く側としては解決されない。
夢ではないことは証明出来ないだろうか?
例えば、普通では見ることが出来ない場所のものを見ておいて、後で実際に見てみるということなど、出来ないものか。

そんな話をしたところ、目で見るのとは違うので、例えばどこか普通では見えない場所にある、屋根の瓦の詳細な模様などはわからないそうだ。
残念。

ところが、続きがあった。
意識で抜け出た時に、職場まで飛んで見に行った事があるという。
そこでは同僚たちが、◯◯さんの事を話していたのが聞こえたという。それを後で実際に会ったときに「いついつに◯◯さんのこと話してたよね?」と聞いたところ、その通りだったという。

やって欲しかったこととはこれである。
既に証明されていた。職場の人達は不思議に思ったことだろう。

この文章を読んでいる方は、この文章をまるごと疑うかもしれない。
それは仕方がない。
私も自分以外の人がどこかに同じような体験談を書いていたとしても、それを信じることは出来ない。

しかし私は信じられる人から信じるに足ると判断できる話を聞くことができた。
そういうわけなので、これからは幽体離脱や、意識だけ遠くに飛ばすといった、信じがたい話も、そういうこともあるのか、と聞くことになる。

実は少しだけ(今思えば)自分が体験しかけた話もあるのだけれど、Mさんの話の後では面白くも何ともないのでやめておこう。

2014年2月18日火曜日

目にもとまらぬ

BULINK主催、東京武道館での甲野先生の講座。

最近の甲野先生の剣術は、まさに『目にもとまらぬ』といった感じ。
決して、絶対的な速度が早いのではないが、受けようとしても間に合わないのである。
あのような動きができる人の間合いに入ってはならない。
稽古なので入ったところから始まるのだが、面を打つと予告されて、
こちらは一応面を開けるにしても、僅かに剣を動かせば防げる状態で構えておきながら、
「ポン」(当たっても痛くない柔らかい刀)と叩かれる。
どうにかなりそうなものだが、どうにもならないのである。

最後に受けた『浮木之腿』と『昇雷』(内観で足裏から雷に打たれる状態のこと)を組み合わせた『斬落』、
体のまとまり具合が凄かった。
全体が同時に遊びなく動くというのは、このような動きをさすのだろう。

途中、熱心な青年に剣の質問を受けたが、私が上手く動けなくてもどかしかった。
説明した通りに出来ないのは良くない。
もう少し剣も練習しよう。
その彼は積極的にリクエストをして、その後、先生の剣を受けることが出来ていたので良かった。

他には骨盤をおこしたり、柔術の稽古をしたり、『浮木之腿』についての質問に答えたりしながら、
寄りかからないでいることの重要性を再確認した。

この日は稽古後、色々とお世話になっているMさんに不思議な話を聞いたのだが、長くなりそうなので別に書くことにしよう。

2014年2月17日月曜日

柔道研究(半身の投げ)

周りで稽古。

Nさんと練習。
『空気投げ』の前に、半身の崩しによる投げを練習した。
黒田鉄山先生の著書、気剣体一致、柔の巻に紹介されている稽古をヒントにしたものである。
甲野先生の『前後斬り』や杖の『巴』に通じる体の使い方だ。
相手の腕を取りに行く動きでは、こちらの動きが見えにくいように。
甲野先生の術理で言えば『浮木之腿』で近づき、身を沈めることで相対的に挙がる手で、相手の手をとる。
相手を引き崩す動きでは、こちらの動きに抵抗しにくいように。
甲野先生の術理で言えば、『二力の合成』で動く。取った手は上に。決して手前に引かない。
相手を引き崩す作用は体の開きで働かせる。
投げる際もまた、『二力の合成』で動く。
手は下に。相手を回転させる作用は開いた体の閉じで働かせる。

『空気投げ』
NさんとKさんに受けてもらいながら、技の感触を確かめる。
反対に私が説明してかけてもらうと、『空気投げ』をかける上で重要な点が見えてくる。
・重心移動のタイミングを外さないこと。
・手で相手を動かしてはならない。
・体捌きで崩し、手で大きくする。
・腕の生力を使ってはいけない。
最後のポイントは、感覚としては『辰巳返し』での腕の使い方が理想的。

『支釣込足』
半身の崩しを使ってかけると、相手の回転が小さく、速くなる。
横で見ていた剣術のN本さんから、「腰を切ってしまえば良い。」とのアドバイスをいただいた。
崩しをかけて生じる回転軸を、左右ばかりでなく、上下方向にも意識するということになる。
言われてやってみると、これが三船十段が言われていた「球」ではないかと思えてくる。

この日、剣術のN本さんが見せてくれた投げのバリエーションは、技を整理する上でとても勉強になった。八種類あるとのことだったが、紹介していただいたものを整理しておこう。
・相手の重心を引き出して投げる。
・相手と入れ替わることで投げる。
・骨に効かせて投げる。
・左右別々の力を釣り合いを持たせ続けて崩すことで投げる。
・間に入って投げる。
奥襟を持ったところから、片手で相手を崩す投げは、相手の背骨に螺旋状に重みをかけることで投げるように見える技だが、その状態に入る前に相手を浮かせることが出来るかどうかが重要であると感じた。

Nさん、Kさんと研究。
半身の体捌きを用いると、投げ技の速度が増す。

『浮腰』
Nさん曰く、嘉納治吾郎師範が得意としていた技らしい。
この技を半身の体捌きを意識してかけると、その切れ味に驚く。
実際驚いた。予測を上回る速度で投げられる。
腰を深くいれると形としては『大腰』になるが、半身の体捌きを活かすなら、『浮腰』のほうが、鋭く入れそうだ。

『体落』
これも切れ味が増した。
技の名前に『落』がついている意味が感じられる投げになったように思う。

Nさんの感触では、『背負い投げ』『内股』も半身の体捌きで変わりそうだとのことだったが、私もそう思う。

寝技
亀になっている相手を返す『平蜘蛛返し』『胡蝶返し』は、実用的には相手がひっくり返るぎりぎりのところで返しつつ、抑え込みに入れるように行う。
道着の肩と膝のあたりを持つと良い。

寝技の攻防で相手がこちらの足に乗り込んできたところを、体幹を繋げて足だけで返す。
これは健心流柔術東京セミナーでやった稽古メニューを柔道に応用したもの。

2014年2月16日日曜日

甲野善紀「千代田武術稽古会」

甲野先生の技。

『棘あり棘なしトゲトゲ』になっているせいなのか、説明も少し前のものと同じ内容になってきた。

止められない。
内観からの動きで、気配がますます消えている。
参加された方達は参考にしようにも、内観が共有できないので途方に暮れてしまうのではないだろうか。
そんな時はどうすれば良いか。

・技を受ける
これに尽きると言っても良いと思う。
わからなくてもとにかく技を受けるということ。
受けてもわからないと思いますが、後で稽古するときに効いてきます。
答え合わせに使えるのです。

・動きを見る
これは自分が理解できる範囲でしかわかりませんが、先生が具体的にどう動いているのかをみるということです。
これも言われたところで見えるものではありませんが、ある日ある時、急に見える事があります。
それは自分の稽古が進んだときです。

動きを見るときに、先生の丁寧な説明がかえって理解を妨げる場合があります(笑)
例えばこの日は『背中を左肩から袈裟で斬られる』という説明がありましたが、
この説明は続きがあって、そちらのほうが要点です。
『斬られてしまって、緊急事態なので目の前の人を気にしていられない。』
つまり、『相手を気にしないで動く』のが重要だということです。
そう理解した上で、甲野先生が『右肩から斬られても駄目』という説明と合わせて、
斬られて動くとはどういう感覚かと、自分の体と感覚を通して追ってみるのは良いと思います。


この日はNさん、Kさんと柔道練習をしたのだけれど、少し長くなりそうなのでまた別に書こうと思います。

2014年2月15日土曜日

『空気投げ』答え合せ。三船久蔵著『柔道の真髄 道と術』


『空気投げ』については、やり方がほぼ間違いないと感じるまでに至りました。
動画が残っていたことが大きいですが、何より稽古仲間の方々に受けをとってもらって、
そこでいただいた感想がきっかけで進展することが多かったと感じています。

使いこなすのはまだまだこれからですが、
『辰巳返し』がそうなったように、初めてやる人でもそれなりに出来るようになれる段階的な練習方法も検討していきたいと思います。

題名にかきましたが、三船久蔵十段の著書に『柔道の真髄 道と術』というものがありました。
先日Amazonのおすすめ本に出てきて、この本の存在に気づきました。
貴重なものらしく、どの販売業者が出すものも一万円以上していましたが、その中で1店だけ3000円台で売りに出していたので即購入しました。
それが先日手元に届きました。

まだほとんど読んでいませんが、なかを見ると、三船十段の写真入りで多くの柔道技の説明が丁寧に記載されているようです。
『隅落(空気投げ)』のページを探すと、ありました。
他の技と同様にやり方が詳細に書かれているようです。

何はともあれ『隅落(空気投げ)』です。
読む前から胸が高鳴りました。
『空気投げ』という一つの技をその答えを知らないまま研究してきて、自分なりに(わかった)と結論付けていたわけですから。
技の発案者による詳細な説明を読むのは、まるでテストの答えあわせをしているようでした。

読んでみると、三船十段がそこに書かれたことと、私が『空気投げ』でやっている事がほとんど一致していました。
これは嬉しかったです。

始めに相手を崩す方向、技に入るタイミング。体捌きとその要点。

特に嬉しかったのは、最新のやり方はもちろん、私が始めに気づいたやり方(相手が押し返してくるのを貰って、『浮落』の感覚で投げるやり方)も、同じく『空気投げ』のやり方の1つとして説明されていたことです。

この貴重な本、当たり前ですが私が『空気投げ』の研究を始める前から存在していたわけです。
はじめからこの本に出会っていれば、もっと早く『空気投げ』を理解できたかも知れません。
しかし、なにもわからないまま技の研究をしてきた後で良かったと感じています。
わからないまま試行錯誤することは大変よい稽古になりました。
何より楽しい!

やり方がわかったからといって、これで終わりではありません。
三船十段は、これを乱取り、試合の中で使いこなしていたわけですから。
ますます精進していかなければなりません。



2014年2月13日木曜日

投げの研究『半身の体捌き』

恵比寿。

Sさんと柔術の投げについて研究した。
半身で崩すことの有効性について、今更ながら大きな発見があった。
黒田鉄山先生の気剣体一致の本にある、とある柔術の型を、本を見ながら勝手に研究させていただいた事がきっかけだったが、(こんな型で人が投げられるのか?そもそも崩されるのか?)という第一印象だったところから、Sさんと試行錯誤していくうちに、これまでの稽古が稽古になりそうなところまで導いてくれた。
それは、『半身の体捌き』と『前後斬り』。
確かに崩されるし、投げられそうだ。

気をよくして柔道の技にも応用出来ないかと試すと、『半身の体捌き』は、『支釣込足』や『背負い投げ』にも有効であることが確かめられた。
それでは、今までの稽古そのままではないか、何が新しいのか?と思われるかも知れないが、「相手を『半身の体捌き』で崩す」というのは、柔道技では全く意識できていなかった。
基礎がなっていないというのは、私のようなものを指すのだろう。
情けないがこの日気づけたことは大きな収穫だ。

中島先生からは、接触をテーマにした稽古で、技の感触をいただいた。
『二点接触の崩し』では、別々の方向で相手の二点に触れると相手が動くということ、二点の距離は離れているほど効果が大きいことを確認できた。
もう一つ。柔道の組手の形で『二点接触の崩し』を応用する場合、自分が窮屈にならないように動くと、相手が自分のいた場所に崩れる。

良い稽古になった。

2014年2月9日日曜日

雪に『巴投げ』


先日、関東地方に大雪が降った日の事。 雪かきがよい稽古になった。

道具はチリトリ一つ。 シャベルの準備は間に合わなかったので仕方がない。

チリトリなので、一掻きずつ深く沈む必要があって、腰痛持ちの私は腰椎で曲げないように気を使いながら作業をした。 構造動作トレーニング的に気を付けるところは、腹圧である。 チリトリの足かせがかえって稽古人魂に火をつけてくれて、結果的に悪くなかったと思う。実際、疲れはしたが楽しかった。

これで大半をやったのだが、お隣さんが休憩中にシャベルを貸してくれた。 当たり前だが断然効率が良い。 お陰さまでかなり捗った。 使いやすいが故の落とし穴もある。 腕や腰を使ってしまいやすい。

手前の雪を後ろの雪山に積む形での作業になったが、これが良かった。 雪にシャベルを差し込む。つい腕で持ち上げて、そのまま腕力で放り投げてしまいそうになる。 これではいけない。

『辰巳返し』の感覚で楽に持ち上げられるところまでお辞儀する。 足と背中を使ってシャベルと腕ごと起き上がる(すると持ち上げる)。 『巴投げ』のつもりで背面に雪を投げ飛ばす。 最後のところは『背負い投げ』でも良いと思ってやってみたが、思い切り雪を被ることになった。 今の感覚だと『巴投げ』がいい。

三船久蔵十段の『球の原理』を妄想しながらひたすら雪に『巴投げ』をかけ続けた。

翌日、前腕と左腰がどえらい筋肉痛!! 『巴投げ』で腰を反ってしまっていたと思われます。 改善点ですね。

写真はうちの前と、うちのベランダ。 これをコツコツとチリトリで雪かきしてました。 
もう、降らないで欲しい。 




2014年2月6日木曜日

松聲館技法レポート(最新技速報)”寄せて持つ。「トゲトゲ」”

剣を持つ手が寄りました。

「裏の裏はまた表」
狼少年
とは普段から先生がよく言う言葉だが、この日は面白い喩えを聞いた。
少し長いが、個人的に気に入ったので紹介させて欲しい。

「体が棘だらけの虫が発見され、『トゲトゲ』と名付けられた。
その虫の仲間に、棘の無いものが発見され、『棘なしトゲトゲ』と名付けられた。
虫のネーミングにはルールがあって、頭に付くのが特性を表し、後ろは属性を表す。
棘がないが『トゲトゲ』の仲間なので『棘なしトゲトゲ』というわけだ。
この話のややこしくなるのは次である。
棘のある『棘なしトゲトゲ』が発見されたのだ。
それならば『トゲトゲ』ではないか、と思うかもしれないがそうではない。
『トゲトゲ』の仲間ではなく、『棘なしトゲトゲ』の仲間だったからだ。
それで名前は『棘あり棘なしトゲトゲ』となった。
今こうして剣を寄せて持っているのは、これまで寄せて持っていたのとは違う。
離した感覚を持ったまま寄せて持っている。」

個人的に喩えがとても気に入りました。

しかし、完全に戻ったわけではなく、下段からの発剣では離して持ったほうが良いそうです。
体幹部との位置関係でそう感じるようです。

体術も剣術と合わせてかわりました。
剣を離して持つかの如く体を動かすと、『浪斬り』で相手を振り回す動きが断然止めにくいのです。

払えない突きでは、全く反応ができずに顔面を打たれてしまいました。

そうそう、柔道で使ってよいのかどうか知らないのですが、襟を持たせた相手の手首あたりを片手で掴んでそのまま関節を極める技を受けました。
とんでもない威力です。正確には威力なのか速度なのかわかりませんが、安全に受ける暇もなく、一撃で軽い捻挫か打撲になるような衝撃を受けました。

講習会ではもちろん、超手加減してやってもらえると思いますので、興味のある方是非一度ご参加ください。

甲野先生の講習会の予定はこちら

<追記>
今回ご紹介した『棘あり棘なしトゲトゲ』の話。
甲野先生の有料メルマガ(Vol.070)にもっと詳しく書かれています。
最新技の解説なども動画付きで配信されます。興味のある方はどうぞ。

2014年2月3日月曜日

動トレ日記(一日一歩。~第三十六歩)

動トレ日記では、構造動作トレーニングの記録をただただ書いていきます。


・書くことで丁寧に取り組める
・書くことで勉強になる
・その結果、動ける体になる。

これが狙いです。

「千里の道も一歩から」

地道にいきます。
<2/3 ながらトレ>
ながらトレーニングはなかなか良い。
DVDを見ながら腰割り、腹圧。
2時間の映画なら2時間トレーニングが出来る計算。
<2/2 大河トレ>
大河ドラマ「黒田官兵衛」を見ながら股割り。胸割り。
<2/1 引越トレ>
手裏剣稽古でお世話になった水天宮稽古場が引っ越すことに。
そのお手伝い。
もちろん、骨盤を起こして作業です。
<1/31 日常トレ>
座るなら腰割り。
気がついたら腹圧。
<1/30 バランストレ>
バランスボードの上で骨盤おこし。
股関節フリーの方が、バランスを取りやすい。
壁に向かって胸割り。胸は上へ!前へ!
<1/29 日常トレ>
気がついたら腹圧。
<1/28 日常トレ>
常に腰割り。

2014年2月2日日曜日

柔道練習(7回目)乱取り

体力がついてきたのか、動きに慣れてきたのか、基礎練習(小学生向けですが)についていけるようになっている。

寝技の練習で背中合わせで座り、合図とともに座ったまま向き合って行う練習では、黒帯の若者相手に、押さえ込みには入れなかったものの、主導権を握って動けたように思う。
受けてくれた若者が言うには『途中で関節に入れたかもしれません。』という事だったが、関節技のやり方は全然わからない。
そのうち教えてもらおう。

最近は小学生の試合が近いこともあって、乱取り練習が取り入れられている。
私の相手は小学生か、黒帯かという極端なものだが、小学生相手の場合は、技にかかるポイントに導いてあげるように受けている。上達して、試合でも投げ技が出るようになってほしい(人の心配をしている場合ではないですが)。

この日は黒帯の若者二人と乱取り。
しかし、相変わらず腕に力が入ってしまう。
五分もやったら、腕はパンパン、握力もへろへろ。
その後、試合形式の練習で黒帯の若者に二人に相手をしていただいた。
一人目とは引き分け、二人目には一本負け。
一人目の彼は見るからに強そうな印象(実際強くて、もう一人の黒帯相手に一本勝ちしていた)で、プレッシャーがキツかった。
二人目は一人目ほどのプレッシャーは感じなかったが、技の入り方がうまく、喧嘩四つで警戒していたらいつの間にか右の『一本背負い』で一本取られてしまった。

終わった後は息も絶え絶え、力も入りすぎという感じで、ひどく疲労していた。
相手が来たときにだけパッと変わるか、出来れば丈夫な構造だけ残して力まずに動きたい。

終了後、復習のために『エア体落』をやっていたら先生に『ちょっとやりますか』と声を掛けていただき、乱取りをさせていただいた。
『小内』『大内』は先生が(かかる)と思ってかけても、私にかからなかったらしく、『いいですねー!』と褒めていただいた。
若者との乱取りでも足技にはかかっていない。どうやら、そういう体になっているようだった。
もう一つ褒められたのは先生の膝をつけた(!)『支釣込足』。
タイミングが良かったらしい。
これに関して、私の『支釣込足』は捨て身技の原理で掛けているので、返される危険があるが、それを承知で掛けるのであれば踏み込み位置をもっと深く入ると良いとのこと。先生が中学生の頃にやっていた掛け方だそうだ。
褒められたのはもちろん良かったが、先生には私の右『足払い』を的確に『燕返し』で返され、何度も綺麗に投げられた。
先生が言うには、残った足できちんと立ったまま掛けないと返されたときに弱いらしい。
タイミングを捉えたつもりで動いているので隙だらけになってしまっていたのか。

技を掛けるときに、相手を遠く感じる。
これを解消したい。
相手の技を警戒する気持ちから相手を遠ざけすぎてしまうのだろう。腕を突っ張りすぎているのだと思うが、加減が難しそうだ。

『体落』
練習と動きの中では少し異なる。
右足を相手の足を滑り降りるように差し込む。
なるべく低く入って、大きく跳ねあげる。
左手は引き、右手は相手に密着させる。

柔道の上達に必要なものは何か。
・動ける体であること
・技の仕組みを理解すること
・正確な動きが出来ること
出来ないときこそ、なぜ出来なかったのかを感じ取れなければならない。

上達に必要な練習は何か。

2014年2月1日土曜日

ボクシングライトフライ級 新日本チャンピオン「木村悠」誕生


中島先生の恵比寿稽古会、中村先生の構造動作トレーニングで一緒に稽古した縁で
応援している、ライトフライ級のプロボクサー「木村悠」選手の日本タイトルマッチが開催された。
(このブログでも何度か登場しています。)

今回は都合をつけて応援に行きました。
で、喉が痛くなるほど(本当に痛めてしまった)応援した結果、、、

勝利!
やりました!!
おめでとうございます!!!

久しぶりに見た木村選手は、強くなっていました。
打たれたときのアクションが以前とは違います。
深く沈んたときの足運びが気になりましたが、それは世界への課題にしてもらいましょう。