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2014年10月31日金曜日

武術研究家『甲野善紀』×システマ『ミカエル・リャブコ』対談

武術研究家『甲野善紀』×システマ『ミカエル・リャブコ』対談に参加した。
募集をみつけて即申し込みした対談である。
絶対に行くと決めていたがやはりいって良かった。

何といっても初ミカエルだ。この目でみて話を聞けるだけでよしと思っていたが、質問をしてさらにミカエルの動きを体験できて、大満足で帰ってきた。

ミカエル先生と甲野先生は根本のところで重なる部分があった。
重ならない部分も感じたがそれはミカエルがロシア正教に入信しているのに対して、甲野先生が宗教の役割を含めて様々な問題を捉えているところにあるのかもしれない。
それは『人間にとっての自然とは?』という難しいテーマについて甲野先生からミカエル先生への投げかけに対するものだったが、ミカエルは根本のところで悩みを抱えていないような印象を持った(実際どうなのかはわかりませんが)。

それより報告したいのはここからだ。
ミカエルのストライクを間近で見ることが出来た。
肩へのストライクを受けた方々が例外なく一気に床まで崩れ落ちている。いったいどんな衝撃がはしっているのか?
それでいて痛くないのだという。

甲野先生「皆さん、今日はこれを見られただけで、十分来られたかいがあったと思います。」
ミカエルのストライクは相手の緊張を一気に取り去るようにみえた。
受けてみたかった人は私だけではないと思うが、実はあの会場全体がミカエルのストライクを体験していたと言って良いのではないだろうか。
ミカエルがストライクを放った瞬間、会場の雰囲気が変わったのを感じた。これは私だけではないと思う。
雰囲気としか表現が出来なくてもどかしいが、みんなリラックスしていたように感じたのだ。



質問するタイミングが甲野先生から設けられて、システマで重要とされているリラックスについて尋ねた。

私「心のリラックスが先か、体のリラックスが先か?」

するとミカエルに前に出てくるように言われ、身をもってシステマのリラックスを体験することになった。
・片腕を出してガッツポーズのような形をする
・もう一人出てこられた方に両腕で下方向に重さをかけてもらう
・相手の行為に対して緊張していること(リラックスしていないこと。重さに対抗していること)を感じる
・足元からリラックスしていく
・相手の力を相手に返してあげる

ミカエル「どんな感じがしましたか?」
私「足元からリラックスしていくと、いつの間にか相手の重さを感じなくなっていた。」

ミカエル「リラックスはどれくらい大事だと思いましたか?」
私「(すこし考えて)とても大事だと思った。」


ミカエル「私の手を持ってください。」

こう言われて私がされたように、ミカエルに重さがかかるように持った。

つっかい棒が外れたかのように崩される。
二度受けたがこちらの力の入れどころがなくなる感触だった。
強力な力でねじ伏せられるようなものでは全くない。
初めて受けたが、何故か(自分が求めていた感触はこれだ!)という思いが浮かぶのを感じた。

心か体か。
体のリラックスが根底にあると感じた。
しかし言い換えれば体をリラックスしようという心が先なわけで、どちらが先かということにこだわるのは間違いではないかとも思っている。

リラックス出来ているかを感じ取れることが重要だ。

最後は参加者のみんなと記念撮影。
握手したミカエルの手は分厚かった!

対談中に撮ったメモがあるのでまた今後書きます。



甲野先生の刀(真剣)の不思議な話

松聲館で体験した不思議な話のことを書いておこう。
甲野先生の技が不思議なのとは別にこんな体験をした。

『刀当て(仮称)』
甲野先生がTwitterでつぶやいていたのだが、メルマガ動画の撮影で実際に体験した。

真剣の操作が進展して相手に触れて止めることが出来るようになった事で、
その不思議な現象が起きることを確認できるようになったという。
例えば50肩で腕があがらなかった人が、その肩に刀を触れるとその場であがるようになった。
という具合である。

それをやってもらったのだ。
振り下ろした真剣が上腕に当たる。
触れるというよりは当たる感じで、イメージしていたよりも『刀』を感じた。
もちろん怪我はしていないが重さを実感出来る程度の強さで当たる。

やってもらった直後、腕を回してみると
肩が軽い!
両腕ともやってもらったが、ともに軽くなった。

膝のけがのことは甲野先生もご存じなので膝にも当ててもらった。
するとこれまで僅かな痛みを感じていた正座の姿勢が楽にとれるようになった。

これからわかることは心の状態がいかに体に影響を与えるかという事だ。
これは信じる/信じないは関係なく効く人には効くようで、実際私も、これで良くなった実例は本当だろうとは思うけれどそれが自分にも効くとは思っていなかった。


さらに加えて不思議な話も聞いたのだけれど、これも機会をみて書きます。



2014年10月30日木曜日

手裏剣稽古最大の発見の続き『正面の対応』

手裏剣稽古史上最大の発見が体術でも有効なことが判明した。

座り稽古『正面の対応』(※)で手裏剣を打つときの上下方向の『謙譲の美徳』或いは『ドンチー』の状態で相手に触れると、
私を止めようとした相手が後ろ上方向にふわりと浮いて崩れる。
以前も『謙譲の美徳』を使う方法は検証していて、相手が後ろ方向に崩される(場合によっては撥ね飛ぶ)ことはあったが、
今回のはそれに上方向が加わり、さらに止めにくいようだ。

※『正面の対応』・・・お互い正座で向かい合って座り、合気道の一教のような構えでお互い両手で相手を崩しあう(一応先手は取り)。『正面の斬り』から動きの制限を緩くした形の稽古。


そもそも手裏剣稽古史上最大の発見が体術からの発見だったから、その発見が体術でも有効だった!
って、当たり前ではないのか?!

しかしここが色々やってて面白いところ。
上下にの力が前後に働くことは、手裏剣稽古で発見するまでここまで意識できていなかったのだ。
ぐるぐる同じような事を続けているように思えるが、螺旋階段を登るように上達していくのである。

これだから稽古はどれも面白い。

2014年10月29日水曜日

『四方輪』松聲館技法レポート(最新技速報)

夜間飛行から発行している甲野先生のメルマガ動画の撮影に行ってきました。

変化の激しい甲野先生の最新技は、夜間飛行から発行中のメルマガを待っていただくか、各地で開催されるセミナーで実際に技を体験して確認していただきたい。

毎度どこまで書いていいものか判断が難しいのですが、たぶん許されると思われる範囲で抜粋して書いていきたいと思います。

『ひもトレ』の小関氏と研究したという、「浮きつつ膝を引き上げる。」という動きを色々な形で検証した。

『タックル潰し』
浮きつつ膝を引き上げる版。
甲野先生が言うには今までで一番余裕があるそうな。
受けてのお楽しみ。

剣術でも気配なく剣が動く。
見て受けてのお楽しみ!

『払えない手』
これは大きくて平べったい『槍』をはっきりとイメージしているそう。
ラッセル車が雪をはね飛ばすがごとく、今までで一番勢いよく飛ばされた。

『小手返し』
四方輪(※)再び。どんな感触かは受けてのお楽しみ。
手首を捻られず、足下から天地を引っくり返される感じでもない、新しい感触だった。
受けていて何だか酔う感じがする。
これも浮きつつ膝を引き上げていると思う。
※四方輪・・・願流剣術物語「向ヘ行心ノ車一ツ左右ヘ行車一ツ此二ツヲ合テ四方輪也」


ここからはメルマガ動画にのるかどうか。
この場で初めて出てきた動き(他もそうですが)。
『正面の対応』
「座りでは浮かせつつ膝を上げるとどうなるんですか?」と聞いたところから始まった。
結果、浮かされて入り込まれて転がされた。
これも今までにないやられ方。

『柔道組手』
立ち上がって右自然体で組んだところから、訳がわからないまま転がされた(表現出来なくてすみません)。
酔う『小手返し』の感触に近い。
この投げは定義上、『空気投げ』に該当する。


この日は他に不思議な体験をした。
これはまた今度書こう。


2014年10月28日火曜日

日常で活きる松聲館の技法『浮木之腿(ふぼくのたい)』

『松聲館の技法』に興味があって取り組んでいるけれども、
イメージをつかめずにいる人のヒントになるかも知れません。

今回は『浮木之腿(ふぼくのたい)』。
※私の理解の範囲内で書いている事をご了承ください。

先日乗り込もうとした電車の入り口にペットボトルが転がっていた。
何故かラベルが剥がされていて透明だったので、全く気づかずに踏んでしまった。

私の重さで潰れるか、潰れる前に転がって私が足を滑らせるかのどちらかになりそうな場面だ。
しかし実際にはどちらにもならず、私はペットボトルを踏みながらも動きを止めず、
かつペットボトルに重さがかからないようにしながら少しも潰さずに電車に乗ることが出来た。

何を踏んだのかもわからないまま勝手に反応した、このときの体の使い方が『浮木之腿(ふぼくのたい)』である。
腿をあげる(あげようとする)事によって自分の動きを引き出す為、股関節を大きく使う。



2014年10月24日金曜日

Takahiroラボ『広背筋』構造動作トレーニング

この記事が当ブログの記念すべき1000投稿目となりました。
訪問していただいているみなさま、いつもありがとうございます!

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久しぶりに構造動作トレーニングセミナーに参加することが出来た。

Takahiroラボの回に参加。
この回は中村先生がいま一番興味のあるテーマで研究を兼ねてトレーニングをするという、股割りなどのテーマ別セミナーとは少し違った位置付けになっている。

最新の研究テーマは「『広背筋』を収縮させる。」のようだった。
遅れて到着した私もスーツ姿のまま参加した。

まずは手を片方ずつ上に上げる。
左手が少しあげにくい。
これを覚えておいて『広背筋』の収縮トレーニングに入る。
・基本ポーズ
・肘をまっすぐ下におろす
・小さく前へならえ
・膝に遊びを持たせて重心は前
・肘で体幹部を挟み込む

後ろから肘を外側に開くように負荷をかけて『広背筋』がきいているかチェックする。
簡単に剥がれるようでは弱い。

こんどは片方ずつ行う。
片手で行うので、肘で体幹部を挟み込むのではなく、押す。
反対側の手は上に伸ばす。体側も一緒に伸びるように手を上にあげる。

『肘の内旋・外旋』
肘で体幹部を挟み込んだまま、肘を内旋・外旋させる。
肘から動けると働く場所がある。そこをおさえてチェックしてもらうのだが、この動作は難しい。
ついつい手首から動かしてしまう。
私は大苦戦していたが、もう一人中島先生も大苦戦されていた。
武術稽古で身につけた『先端から動く』動きがかえって邪魔をしているのかも知れない。
しかし自分の肘ひとつ思い通りに出来なくて、どうするのか?
私が中島先生の下で稽古してきた動作術的には『肘はいつでも動かせる状態にしておくだけ。そうすれば勝手に働いてくれる。』と言いたいので、動かさないで済むのだとしても、実際には動かせなければならないのだ。
悔しいので頑張ります。

「『広背筋』をキュッとする。」
また始めにやった両肘で体幹部を挟み込む形に戻って、もう一人の人が今度は『広背筋』に手を当てて「キュッ」となるかどうかをチェックする。
『広背筋』は広範囲にあるので背中の肩甲骨の下あたりと、さらにその下(骨盤よりは上)あたりの二ヶ所でチェックする。
中村先生によれば下側が働きにくい人が多いそうだ。
中村先生にチェックしてもらうと『バランスが良い。』と評価してもらえた。
肘はいまいち意識が通っていなかったが、『広背筋』は意識して全体を使うことが出来ているということだろう。

『骨盤おこしトレーナー(公認)』の私としては、定期的に教えていない代わりではないが、
兼『骨盤おこしプレイヤー(自称)』としてトレーニングを続けるということが当たり前だが重要だ。
その中で今出来ること、出来ないことがあるが、構造動作トレーニングに取り組む一例として発信していこうと思う。

Takahiroラボの様子は中村先生のブログでも確認出来ます。
マニアックな用語が並んでいる。。。



2014年10月20日月曜日

『最大の発見』手裏剣稽古

忍者向け講習会の余韻を残したまま稽古を再開出来た。
人形町にある稽古スペースでの手裏剣練習だ。
この日、手裏剣稽古史上最大の発見があるのだが、この時はまだ知らない。

オーナーのOさんから武術家の靭帯断裂に纏わる興味深い話を聞くことが出来た。
・中国武術を長くされているアクション俳優の方が、撮影中のアクシデントで膝をひどく痛めてしまった時の事。靭帯断裂の可能性が強かったため、大きな病院で検査したところ『靭帯がない。』と言われた(!)そうです。
靭帯がないので診断結果は『捻挫』。今まで靭帯が無いのにどうやって武術とアクションをやっていたのだろうか?
・ある流派の剣術の先生は、ある時期に肩の靭帯を痛めてから、まともに手があげられなくなってしまったのだが、その流派の形であれば、しっかりと手は上がるし、強烈に打ち込むことも出来るそうだ。


Oさんは奥の事務所で仕事に戻り、私は一人稽古となった。
手裏剣稽古はずいぶんと間があいてしまったが、自転車の例えの通り、乗り方を忘れることはないようだ。
違和感なく練習に入ることが出来た。
まずは近距離で直打法の感触を確認する。

久しぶりに再開した稽古のテーマは『体の状態』とした。
刺さった刺さらなかったという結果では良し悪しを図らないということ。
韓氏意拳の練習で教わった事を思い出して取り組んだ。
・いつでも打てるか
・いつでも止められるか

微細な感覚だが、剣の離れ際まで自分の状態を感じつつ動く事が重要だ。
残った感覚が手先、指先の働きだけであれば失敗。
剣の重さ、手の振りによる変化をからだ全体で感じ取れているかを確認するのだ。

丁寧に取り組むと、きれいに刺さった場合でも、状態が良くないときは自分で感じ取れるようになった。

『謙譲の美徳』による打剣
『謙譲の美徳』とは、一言で説明すると相手に場所を譲る(譲ろうとする)動きだ。
甲野先生はそれを『ロックしてエネルギーだけ取り出す。』という言い方をする。
珍しく動画を公開するとこんな感じ。
(このブログでの『謙譲の美徳』動画初公開ですね。)

https://www.youtube.com/watch?v=UTuAFRpO3xg

https://www.youtube.com/watch?v=kYN2JFT5j3Y

では棒手裏剣を一人で打つ場合は、何に何を譲るのか?
この場合は、剣に自分がいる空間を譲る事になる。
剣が前に行くなら体はその分後ろに下がる(下がろうとする)。
剣は壁と違って軽いので剣に場所を譲るつもりで動いても、実際に体は後ろに下がらない。
しかし剣に場所を譲る状態の体で、ただ打つ。
ただ打つ、というのが難しいがうまく出来ると剣に乗る重さが変わってくる。


しばらく練習してあらためてわかったことがある。
威力を出そうとして手を速く下ろしたくなるが、これは効果もあるがそれ以上にロスが大きい。
速さよりもいかに『謙譲の美徳』を発揮するかに重きをおいたほうが良いようだ。
つまり、剣に重さを乗せることを丁寧に稽古するということだ。

そうやって練習を続けていたら突然『謙譲の美徳』と韓氏意拳の『蹲起(ドンチー)』と手裏剣の『直打法』が繋がった。

こう言うことは稀にあるが、いつ起こるかはわからない。
誰かの言葉だったり、読み物だったり、映像の場合もあるが、今回は重さを乗せることを丁寧にやろうと思った事がきっかけだろう。
今思えば前日に甲野先生が「手裏剣は捻る動きをいかに解消出来るかが重要。」と言われていた事も大きな要因に違いない。

自分の中でこれらが繋がってから練習してはっきりとわかった。
直打法で『謙譲の美徳』を使うなら前後ではなく上下だ。
前者は投げで、後者は打ち。
これほどの違いを感じることになるとは、驚いた。
書いてしまえば呆気ないが、今回のこれは私の手裏剣稽古史上最高の発見だ。

帰り際にOさんに発見した打ち方を見てもらったところ、
「もう今のたいさんの手裏剣の前には立ちたくないですね。」と言っていただけた。
単に威力だけの事ではなく、質的にどこか変わったように感じたそうで、今回の変化を裏付ける証言を得ることが出来た。

丁寧に稽古していきたい。




2014年10月19日日曜日

武術研究家『甲野善紀』×忍者集団『武蔵一族』

代表のバネッサ朱雀さん率いる、現代の忍者集団『武蔵一族』の習志野さん企画
”武術研究家『甲野善紀』の忍者向け講習会!”
発案段階から楽しみにしていましたが、本当に実現してくれました!!


私の稽古復帰一発目は濃いものとなった。
リハビリ中で体はほとんど動かさなかったが、その分、動きや説明から受けとる情報量がいつもよりも多かったように感じる。

甲野先生による棒手裏剣の説明では、距離の調整は手裏剣を持つ手が描く円の大きさで行うという話や、
手裏剣そのものの重心の違いと、飛距離の関係についての話。
それからマニアックだが重要な要素であ「湿度と手裏剣の設計」「湿度と手裏剣の打ち方」の関係についても、
甲野先生の最新の研究を詳しく伺うことが出来た。

膝のリハビリ中は手裏剣稽古から始めようと考えていたが、良いタイミングで貴重な情報をいただいた。

他にも武蔵一族が取り組んでいる十字手裏剣の画期的な打ち方を紹介されていたが、
これは目からうろこだった。両手を使った微調整が可能な打ち方。
スペシウム光線の出し方と同じではないか。
その手があったか!

手の内、体術、剣術、プチ音楽家講座、忍っぽい稽古や話を伺いながら中心に二時間と少し、懇親会も盛り上がって実に楽しい時間だった。

あー、稽古したい。


2014年10月15日水曜日

『ペットボトル温灸』始めました

昨夜、娘が頭痛と腹痛を訴えたので、Amazonから届きたての本を見ながらペットボトル温灸を施した。

この本『安心のペットボトル温灸』は甲野先生の稽古会でお会いした事もあり、先輩稽古人でもある鍼灸師の若林理砂さんが書いたもの。
Twitter上で評判を良く目にしていて、気になっていたのだ。
たまに本屋をのぞいても見当たらないので、縁が無いかと思っていたら、
そうではなくて近所の本屋では問屋が扱っていないので入手予定が無いとの事だった。
そうなると欲しくなってAmazonでポチって入手したのが先日の事。
待ってましたとばかりに(?)娘が体調を崩したので早速試してみたのだ。

一夜明けた今日(正確には昨日)、妻からの報告によれば学校から帰ってくると
宿題を一瞬で片づけて友達と公園で遊んでいたらしい。
完全に回復していた!
心配した寝入ってからの咳も今夜は聞こえない(昨夜はゴホゴホやっていた)。
悪化して小児科コースも覚悟していたが、ここまで効果があるとは!

昨夜は妻にも施していて、今夜の体調は昨夜よりも良いようでした。
ペットボトル温灸で家族の体調もパパの株もUP!!
簡単でいいっす、これ。
おすすめなので紹介しておきますね。

以下は念のため。
娘にはペットボトル温灸の他に「ビリビリジンジン体操」も併用して施したことを書き添えておきます。
私にとっては娘が回復したことが大事なわけで、どれが効いたとかは二の次ですが、
娘が今夜も『ペットボトル温灸』をやってもらいたがっていたそうで、患者さんからの評判は上々です(笑)

2014年10月13日月曜日

感覚稽古と膝のリハビリ開始

風呂に浸かりながらリハビリ。
正座をすると膝がなんとも痛いが、『正座をしてください。』という事だったので風呂でリハビリの正座、結果として半身浴にもなった。

普段はカラスの行水なので、じっとしていると、暇でしょうがない。

暇潰しというわけではないが、目を閉じて感覚を遮断するべく精神統一をして過ごすことにした。
やり方は自己流で、シンプル。
浮かんでくる意識を引っ込める。
浮かばないようにしようとするのはどうにも無理があるようだ。
浮かんできたら引っ込める。これを続ける。
続けていると寝ていたわけでもなく、何か余計なことを考えていたわけでもない状態になったり、ならなかったりする。

しばらく続けていると、『気』を体験しているときと同じ感覚になってきた。
しかし今回はこれも意識から引っ込める。

目を開けると体と心の関係が少し変わっていた。
紛れもなく自分の体なのだけれど、これまでが主観的に感じていたとすれば、客観的に感じているといえる。
意識と同調したロボットを動かしている感覚と言えば良いか。
この感覚は悪くない。
技も状況に応じて客観的にかけることが出来そうだ。
恐らくだが相手の気配を感じるのにも向いている状態と思える。


それはそうと正座をすると膝のまさに靭帯付近が痛い。リハビリとして克服すべき痛みなのか、治ってないから痛いのか、どっちなんだこれは。

2014年10月8日水曜日

空想『空気投げ』

両手とも相手を押し上げるようにする。

こうした方が『球』の境地に近いのではと考える。
三船久蔵十段の映像を見ていて、久しぶりに『空気投げ』の工夫が頭に浮かんだ。
試すのは膝がなおるまで取っておこう。

あれ?以前試したっけなぁ。。。

2014年10月2日木曜日

『対岸の火事、飛び火の原理』松聲館技法レポート(最新技速報)

手裏剣は、その日の湿気により打ち方が違う。
湿気が多い場合、体幹の動きとともに剣を押し出すように打つ。
湿気が少ない場合、手首を利かせて摩擦を増やして打つ。
これが手裏剣の実に難しいところであり、面白いところでもあるようだ。

甲野先生の手裏剣の話を聞いていてハッとした。
稽古を再開するなら手裏剣からだ!
体を捻らずに打つ。
もちろん怪我をしている膝の動きは重要だが内側に捻る動作や、膝を伸ばしきる動作、深く曲げる動作など今の私が出来ない動作は必要ない。
と言うわけで、仕事の都合などでしばらくお休みしていた手裏剣稽古会を近々再開したいと思います。

さて、甲野先生のメルマガ用の動画撮影に行ってきました。
「稽古できない今の状態では酷かもしれませんが。」
と私の怪我を知っている甲野先生から断りを入れられたが、
渇いた状態の方がより吸収できるかも知れないという期待もあって、伺った。
それに先生の技はちょっと目を離すとかなり変わってしまうので油断ならない。

気配なく動き、突然技にかかる感触の『対岸の火事、飛び火の原理』による『浪之下』や、
『火焔の手』と『火焔の足』を行うことにより体をまとまったまま動かす事で相手の十分な組手を振り払う『火柱』などの最新技を撮影した。

詳しくは夜間飛行から発行される甲野先生のメルマガを読んでいただきたいが、
剣術、太刀奪りで『足裏で床を撫でる』と説明される動きは、居着かない動きが滑らかに表現されている。
これには『足首から下が無い』と説明される竹馬のような感覚も働いているようだ。
膝を怪我している私は、『膝から下が無い』感覚で動いてみるが、、、
稽古は治ってからにしよう(笑)

甲野先生の最新の術理が気になる方はメルマガか、セミナーでご確認下さい!!



2014年10月1日水曜日

書道家『武田双雲』の自然体

何であれ人に感動を与えるというのは、並大抵の事ではないと思います。
狙って出来ることでもなく、受け止める側あっての事ですから、本人の努力を超えた働きが必要という面でもそれはもう凄いことです。

それを『書』を通じてしかも自然体でやっている人物がいます。

書道家『武田双雲』

彼の個展が横浜高島屋で開かれるという知らせを受けて行ってきました。

平日にもかかわらずすごい人でした。
横浜高島屋の美術画廊にあそこまで人が集まったのは初めてだそうです。

着いてしばらくするとちょうどトークイベントの時間だったらしく、本人が登場して話を聞くことができました。
トークも自然体、書道家のイメージを打ち破るお喋りで約30分超の間、喋り続けていました。

実は彼とは大学からの仲で、私が学生時代からよく知る自然体の武田双雲がテレビでラジオで活躍しているのを見ると、はじめの頃は凄い違和感がありました。
さすがに最近ではメディアに彼が出ていても驚かなくなっています。
この日のトークも(相変わらずよくしゃべるなぁ。)なんて思いながら聴いていました。

『だからこそ出来ること。』

彼のトークの中で出てきたこの言葉が、何気なく訊いていた私の琴線に触れました。
彼の本はほとんど読んでいないのですが、こと言葉がタイトルになっている本は読んでみようと思います。

後で突っ込んでおいたけど、30分以上喋り続けて作品の話は数分だけとは!
聞いたら二時間の講演でも作品の話をしない事があるらしいので、これもいつもの事のようでした(笑)
作品を書くときですらいつもと同じ調子で臨むのだそうで、まさしく自然体というか構えない感じが彼らしいです。
そういう人柄も含めて作品の魅力になっているんですかね。

彼の個展で良い刺激をもらえました。
私が取り組んでいる武術も、日常生活の中で、自然体で構えないまま出てくるようになるといいのですが。