ページ

2015年2月28日土曜日

生後100日の発見

生後100日になる息子のお宮参りに行ってきた。
声をかけてくれる人に毎回にっこりと微笑み返す、ずいぶん愛想のよい子だ。
御祈祷が始まる前も両家の祖父母に愛想を振りまいていたが、祈祷が始まるというタイミングから、祈祷が終わるまで泣いていた。
娘のお宮参りは、もっと激しく泣いていたので、それよりはましだったが、うちの子らは祈祷されると泣くらしい。

祈祷とその後の食事会も無事に終えて帰ってくると、なれない行事で我々親も疲れてしまった。
主役だった息子も、今日は疲れて眠いだろうと、ミルクをあげて、布団にのせて部屋の照明を落とすという、いつもなら100%寝る環境を整えたが、寝かしつけているママから「ちょっと来て。何か目がキラキラして、ずっと何かしゃべってて、寝る気配がない。」と声がかかった。

寝室にいくと、確かに寝る気配がない。
ずーっとニコニコしながら、何かをしゃべっている。
私も眠かったが、機嫌が良さそうなので、話しかけたりして遊びながら、何がそんなに嬉しいのかと息子を観察していた。

こちらを見てニコニコしながら声を発している。機嫌がよいどころか、とても嬉しそうだ。
私にはその様子が何か大きな発見あって、その喜びを伝えたがっているように思えて仕方がなかった。

本当のことは本人に聞かないとわからないが、息子の喜び方が、稽古をしていて大きな発見があったときと感じが似ていた。
大人でも赤ちゃんでも発見の喜びは同じらしい。

自分に話しかけられていることや、話しかけられている言葉に自分の名前がある事がわかったように思えてのだが、果たしてどうだろうか。
もう少し大きくなったら聞いてみたら面白そうだ。

2015年2月26日木曜日

小さく『謙譲の美徳』松聲館技法レポート(最新技速報)

小さく『謙譲の美徳』。
片手を両手で持たせて、その手を振り払う。
先生は関西で肋骨を痛めたというが、とてもそうとは思えない動きだ。
私も肋骨が痛いかのように振る舞うと、結果として『謙譲の美徳』は小さくかけることになり、力みなく動くことになるようだった。
それでいて、効果は大きい。

動画を撮影しながらの見取り稽古で、足さばきにもポイントがあるように見えた。
帰りの電車でKさんと動画を見ながら、これは試してみる価値がありそうだという意見で一致した。
次回も楽しみだ。

痛めた肋骨のせいで動きによっては「これは響く。」とも言われていたので、
本当は安静にされたほうが良いのではとも思うが、その状態であの威力を出されてしまっては、どうしようもない。



2015年2月22日日曜日

『後ろ二重跳び』がいきなり成功した

いつもなら柔道練習に行く日だったが、諸事情で練習はお休み。
お昼ご飯と買い物までの時間、娘と縄跳びで遊んだ。
一緒に遊べるように、パパ用にも縄跳びを購入しておいたのだ。

前回し、後ろ回し、駆け足とび、あやとび、交差とび、どれも懐かしい。

最近、娘が挑戦しているのは2重跳びだ。
先日見た時は全然出来ていなかったが、この日は1回なら跳べそうな雰囲気だった。
「もっと高く飛んで、その間に縄を速く回すんだよ。」
何度か挑戦していると、1回跳べるようになった!

私も娘につき合って、色々跳んでいたが、後ろ回しをしている時に、ふとそのまま後ろ2重跳びが出来そうな気がして、
やってみたら、なんと2回出来た。
ほとんど挑戦すらした記憶がないし、何より2回出来たのは初めてだ。

「後ろ2重跳び」は高度な技の部類に入る印象がある。実際、小学校の頃を思い返してみても何人も出来る子はいなかった。
それが40才近くになって、練習もせず、二十年以上ぶりに挑戦したら、いきなり2回も出来たのだから驚いた。
普通に考えたら下手になっていて当たり前だ。
なぜ上達していたのかと考えて、以前と違う感覚を持って跳んでいることに気づいた。

・今、自分の体はどうなっているのか?
・今、縄跳びの縄はどうなっているのか?

これらを、より感じとることが出来るようになっている。
上達は、この感覚を高めることが重要だ。
いま思えば趣味でありながらも20年弱続けていたサッカーがなかなか上達しなかったのも、結果ばかりに気をとられてこれらの感覚を疎かにしていたからだ。

では、この感覚はどうやって養われるのか。
私の場合は、構造動作トレーニングと武術稽古だろう。

構造動作トレーニングを丁寧にやっていれば、動けるようになるのと同時に、体の感覚が磨かれる。
これによって、体を使った様々な動作が上達するように思える。
道具を使う感覚は、武術の稽古で培われるが、これも丁寧に取り組むことが必要だ。

どちらの場合もポイントは、「丁寧にやる」という事。
丁寧にやる事で、自分の体の状態を把握しながら動けるようになる。
自分の体の状態が把握出来れば、例えば縄跳びなら、いつ飛んで、いつ縄を回せば良いのか、どのくらいの速さで回しているのかを把握出来るようになる。
すると、失敗したときにも何が駄目だったのかが、自分でわかるようになる。
そうなると修正も早くなる。すなわち上達するというわけだ。

動きの質を変えたくて伸び悩んでいる人は、中村考宏先生が提唱する、構造動作トレーニングに取り組むことをおすすめする。
質が変わって、技を磨くと動きがどうなるのかを体験したい人は、武術研究家の甲野善紀先生の講座で技を体験することをおすすめしたい(甲野先生は構造動作トレーニングに取り組んでいません。念のため。)。

構造動作トレーニングと武術稽古の、両方に取り組める場所として、中島章夫先生が主宰する『動作術の会』を紹介しておきたい。

2015年2月15日日曜日

上達と受身の関係

娘がアイススケートにはまり始めている。
今月始めに初挑戦して、休みの度に娘からリクエストされて、昨日で三回目。
私が始めたときと比べて、随分上達が早い。転ぶことがそれほど怖くないようだ。

初挑戦の日は、娘が転ばないように、しっかり手を繋いで、ほぼ終始一緒に滑った。
全然滑れなくて、不機嫌になって帰るパターンも覚悟していたが、幸い帰りたくなくなるくらい楽しかったらしい。

二回目は、パパと手を繋がずに壁に掴まりながら、壁沿いにいる初心者の人を避けつつ、リンク一周に挑戦して成功した。

三回目の今回は、手を繋がず、壁にもさわらずにリンク一周に挑戦して成功した。

この辺のバランス感覚は、キックスケーターで培ったものだと思われるが、それにしても親子とは思えないほど、娘の上達が早い(ちなみにママの運動神経はパパ以下)。
初回に手を繋いで、転ばない状態で練習することで、過度な恐怖心に囚われないで氷の上を滑る感覚を掴めたのが良かったのではないかと思われる。
キックスケーターと自転車で転び方も教えてあるので、もともと転ぶことへの恐怖心もそれほど大きくないのだろう。

私も(前回行った記憶が定かではないが)おそらく15年から20年ぶりくらいのスケートだったが、恐怖心はさほど感じなかった。
武術と柔道の稽古で受け身が身に付いてきたおかげだ。

スケートやスキーは転ぶ事との関連がわかりやすいが、これは他のスポーツにも通じるところがあるように思う。
甲野先生が説明されていたが、二本足で歩く我々は、立つこと(転ばないこと)に潜在的に能力の多くを割いているという。
この問題を取り除いてやれば、持っている能力を他の動きに振り分けられるというわけだ。
しかし、どんなに練習しても100%転ばないようになることはない。
だとすれば、転ばないように練習する前に、転んでも大丈夫になれば良い。
転んでも大丈夫だと思えれば、のびのび動けるので上達が早い。
上達すれば転びにくくなって、さらにのびのび動けるので、楽しい。
楽しいとたくさん練習するのでさらに上達する。というわけだ。

転び方の練習には受け身をおすすめする。
柔道はやらなくてもいいけど、受け身はやっておいて損はない。
全国の町道場は、受け身だけの教室を開いたらいい。
柔道には興味なくても、受け身だけ習いにいってもいいではないか。
柔道の受け身は、投げ飛ばされても身を守るための受け身だ。
これが身に付けば、ちょっと転ぶなんてのは何てことはない。
実際、転んでも大丈夫というのは、体にとっては大きな余裕になる。
上達の近道は受け身にあります!(キッパリ)

柔道練習(29回目)

今日は先生も入れると、三人の黒帯の方と練習ができた。

打ち込み
どの技も、実践した場合は、打ち込みで練習した形で決まることはほとんどない。
打ち込みでは、崩しの感覚を養いつつ、それぞれの技の持つ特性を覚える。

『大外刈』
打ち込み練習で、先生に「投げるつもりで掛けて下さい。」と言われて掛けたところ、先生が大きく崩れた。
以前はこのような事はなかったから、上半身が使えてきているようだ。

『小内刈』
乱取りなどでは、この技を単独で使って投げるのは難しい。手前に引いて投げる背負い系の技と組み合わせると有効になる。

『背負い投げ』
・正統派としゃがみ版
実践するときは、どちらも使えるように動けるとよい。

黒帯のパパさんがいうには、投げ込みの練習をやると上達するらしい。
道場の畳は硬いので投げ込みには不向きだ。
柔らかいマットでも買って持ち込もうか。

乱取り
パパさんと乱取り。
背負いと小内を意識するというテーマで行った。
足は出るが、背負いが出ない。
足だけでは警戒する相手には技がきかない。
『出足払い』はよかったらしい。

黒帯の若者と寝技
袈裟固め、横四方、上四方、縦四方
亀の返し
押さえ込み


午後は娘がはまったアイススケート(二週連続、祝日も行ったので三回目)へ



2015年2月12日木曜日

今を稽古する

動きの質を高める稽古が必要だ。
質を高める稽古をどう進めていくか。
進歩は地道になるだろう。
地道だからこそ寄り道はしたくないものだ。
その稽古ができる環境は自分で整えるか、選ぶかして用意するのだ。

Sさんとの稽古で提示してもらったテーマ
・『消える動き』を身に付けて動くこと。

気配をなくしていく稽古だが、道場での柔道練習ではこれを稽古するのは難しい。
試みても、判定してもらえる練習になっていないからだ。
二兎追うものは一兎も得ず。
柔道では、無駄に力まずに動けるようにしていこう。



2015年2月8日日曜日

柔道練習(28回目)

黒帯のパパさんは腹痛で見学。
黒帯の若者と練習できた。
色々質問しながら練習させてもらった。

打ち込み
足技は、相手の重心をよせるように掛ける。

乱取り
課題。力のメリハリをつけること。
足は出るようになってきた。
背負い系の技が身に付くと幅が広がる。

寝技
袈裟固めの脇の絞りについて。
今まで知らなかったことばかり。練習したくなりますね。


2015年2月1日日曜日

『不安定な浮木之腿』松聲館技法レポート(最新技速報)

激務のなか、日程が調整できた貴重な日。

高速で行う謙譲の美徳
タックルに有効で、相手とぶつかる手前でロックをかけることにより、エネルギーが相手に伝わるようにする。
やるべきことの原理は何となく伝わってくるのだが、これをやるには精神的にハードルが高い。どうしても相手を気にして、動いてしまいそうだ。

「寄せる側の足を浮かしかけたところに『浮木之腿』をかける。」と言う、
より不安定な状態の『浮木之腿』の説明を聞いて、何故か柔道の崩しのかたちが頭に浮かんだ。
『屏風座り』がうまくいかず、練習後に腰が痛む事があったものが、『浮木之腿』で結果的に『屏風座り』になるようにすれば、腰も痛めずに効果を引き出せるのではないか、と思ったのだ。


柔道の重さをかける崩しを施したその動きに乗ってこられて、『空気投げ』のように投げられる。
甲野先生「これって『空気投げ』みたいでしょ。」
って、空気投げ研究家を相手に『空気投げ』をあっさり決めてくれちゃって、「何やってくれてるんですか!」と笑うしかない。
確かにこれも『空気投げ』の定義に当てはまる。

この日、甲野先生から数日後に控えている新作DVDの撮影に向けて、メニュー案の作成を依頼された。
松聲館の技法研究員として、アシスタントをのぞくと初の正式な依頼であるからして、何とかお役に立てるものをお出ししたい。

<その後:甲野先生に提出したメニュー案を参考にして、DVD撮影が無事行われたとのお知らせをいただきました!>