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2017年1月29日日曜日

柔道練習94回目『寝技の練習』

まずは子供たちの練習。

寝技の世界一周を右と左。
袈裟固めを鉄砲返し。
亀の返し。後ろから腕を掬って頭側に回る。
足絡みを外して押さえ込む。

T先生が子供たちへする説明を聞くのは、私にも勉強になる。

立ち技は打ち込み中心
『体落』
引き手は小指が上を向くようにあげる、足は相手の膝より下に触れるように。
引き手は上げたら下に落とす。
この説明は空気投げと同じだ。

『大内刈』
相手にぶつかっていきながら刈る側を向きつつ、刈る側の腕を下に落とす。
 
『大外刈』
吊り手で手前に引き出しつつ近づいて、足を踏み込みながら刈る側へ相手の重心を移動させ、腰にのせるようにして足を刈る。

そのあとはSさんと練習。

打ち込み
『背負い投げ』
『大外刈』

乱取り
だいぶ無駄な体力を使わなくなってきているものの、まだ技に入るときの力みが抜けず、スピードが出ない。結局この日は1度も投げることが出来なかった。
まずは相手を崩しながら動くことを意識して練習しよう。
『空気投げ』の入りがこの原理だから、取り組みやすいはずだ。

乱取り後は技の研究
上腕の使い方
相手を引き付けるのに、前腕を力ませるのではなく、上腕を意識して肘を前に出す事で結果として引き付けるように動くと、気配が消え相手は対処しにくい。

甲野先生版空気投げ
『渦落』の練習

座り捨て身の投げ
組んだところからいきなりの投げ。
その場に突然座るように捨て身をかける。膝抜きでもきかないし、後ろに引いてもきかない。一瞬、宙に体重を預ける状態を作りながら一気に座る。

亀を返す
腹包みによる返し。先週K先生が子供達に教えていたので柏崎克彦先生の著書『寝技を極める』であらためて確認した。
柏崎先生の説明によると、帯をつかんだ側の足を相手の首の横から体の下に差し込むとあったので、K先生とその効果について確認した。

二重絡みの外し方
これもこの日K先生が子供達に教えていたので、わたしがYouTubeでみた仁木征輝先生の説明をもとにK先生と動きを確認した。
縦四方の形で受けに二重絡みされた足を、もう片方の足で蹴りはずす時の動き。上半身の極めはゆるめずに腰を横にきりつつ相手の体から落とすと、落ちた分だけ足が抜ける。
ここからまた蹴りはずすと、より早く足を抜くことが出来る。

2017年1月28日土曜日

釣り手の使い方メモ

釣り手の使い方メモ。

甲野先生の『唯カイナ計ヲ遣ウ事ソ』より

相手を吊り上げつつ引き付けるのに、上腕を使う。
上腕を手裏剣に見立てて、剣が下から飛ぶように使えば結果として手首は手前にくる。 
全体を手前に引くのではなく、肘を前に出すように使って相手を引き付ける。
指は相手の襟に引っ掻けておくだけ。
気配と速度が変わる。


2017年1月22日日曜日

柔道練習93回目『内股』

Kパパの後輩で、怪我で離脱していたTさんが復帰した。
大人の練習相手が増えるのは大歓迎で嬉しいこと。

『背負投げ』と『大外刈』の打ち込みに加えて、『内股』の打ち込みを練習した。

一瞬相手を沈めてから吊り上げるように入るやり方で、『大外刈』も同じ要領で入るという。
私の『内股』の打ち込みを見たTさんから、軸足の角度について指摘をもらった。
次の動作に繋げるため、踵が相手に向くくらいの位置まで持っていくと良いという。
これなら体を大きく回転しやすくなる。

踵の向きは『太刀奪り』の練習で意識して上手くいったポイントでもあったが、内股に応用できていなかった。
壁に向かってやる『内股』の一人打ち込みは踵を90度しか回転させないので、その癖が出ていたようだ。壁に向かってやる場合は相手は横にいるつもりでやらなければいけなかった。

最近、子供達の練習で寝技が増えてきている。
Kパパ先生の意向で、この道場の子供達には寝技を上達してほしいからだそうだ。
寝技好きとしては大歓迎で、子供達との練習も面白くなりそうだ。
この日は上からの亀の返しかたを3通りと、片足担ぎ、下からの返しを一通り。
袈裟固めを鉄砲返しで返す練習もやった。

私も仁木先生の動画で亀の返しかたを勉強しておこう。
寝技の練習が楽しみだ!


2017年1月19日木曜日

松聲館の今を稽古する『唯カイナ計ヲ遣ウ事ソ』

『松聲館の今を稽古する』と題された甲野先生の稽古会に参加しに恵比寿へ行ってきた。

階段の前で一緒になった合気道のAさんと到着するとすでに稽古は始まっていた。

願立剣術物語の第十一段
『唯カイナ計ヲ遣ウ事ソ』

これが甲野先生の今の稽古テーマになっている。
気配の無さと、それによる早さが増していて、『小手返し』などはしっかり止めようとしても止まらない。
Aさんと練習していると、力みを消す感覚を得たAさんの動きがガラリと変わり、止められない小手返しに変化した。
わたしも練習させてもらって、何度かよさそうな動きが出たり出なかったり。
相手とぶつかる動きが出ないようにするには、感覚変化が必要だ。

感覚変化と言えば、中島先生が最近テーマにしている『等縮性収縮』による反射がそのヒントになりそうだ。
感覚的には脱力しているが、力は蓄えられている状態。
ここから脱力の感覚変化が起きるのではないかと期待している。


2017年1月15日日曜日

柔道練習92回目『お汁粉会』

講道館の鏡開きから1週間。

わたしが通う道場でも、子供達の練習のあとにお汁粉会があった。

今年も1年この道場で練習して、子供達に負けないくらい上達したい。

この日は亀の返しかたで先週確認した形のおさらい。

繰り返し練習することで体が覚えてくれる。

2017年1月11日水曜日

松聲館技法レポート『唯カイナ計リヲ遣ウ事ソ』

夜間飛行から発刊中の甲野先生のメルマガ向け動画撮影に今年初めて松聲館へ行ってきた。

甲野先生から昨年末に大きな気付きがあったと聞いていて、先だってその技を受けた松聲館技法研究員で柔道有段者でもある小磯さんからの事前情報で、『何もできなかった』とも聞かされていたので、どんな撮影になるのかと楽しみにしていた。

実際受けてみると、本当に何もできなかった。

願立剣術物語 第十一段目
『惣テ太刀先ヨリ動事ナシ 唯カイナ計ヲ遣事ソ』

この教えに従って動いていて、上腕を棒手裏剣に見立て、直打法で飛ばすように使うのだという。
技を受けた感触は、気配なく動いていて、こちらの対応が間に合わない。
接触面から情報が伝わってこないので、反応できないままやられてしまうようだった。

柔道技への応用も興味深く、『小外刈』の形に近いが受けた感触は『大外落』に近い甲野先生オリジナルの技や、
『空気投げ』の『渦落』の形で、引き手を掴むのではなく手の甲を相手の肘下に添えるようにして『直打法』で上腕を飛ばすように使って差し込み、それに連れて『太刀奪り』の体捌きで左半身になりつつ、体の落下で釣り手側を引き落とすと相手が転がる投げなど身につければ強力な技だった。

この日は他にも甲野先生が『これが技で表現できたら大きく変わる』と言われる話を聞いたが、話だけではなんの事だか想像もつかない。
技になるのを楽しみにしておこう。


2017年1月8日日曜日

柔道練習91回目『稽古初めは、大外跳腰』

柔道の稽古初めだった。

子供たちとの練習の中で、Kさんが動画で見たという亀の返し方を検証した。
例えば相手の右横側から攻める場面で、相手の脇が閉じている場合に腹へ左腕を相手の左腰あたりまで回し、帯下に出ている道着を掴む。右手は背中越しに相手の左腰あたりの帯を掴む。
この状態で相手と横に並ぶように寝る。
右腕を引っ張りながら相手を回転させて縦四方に抑え込む。
脇を取れたらそれに越したことはないが、取れなくても相手を転がして抑え込む技術も開発されている。知らないことだらけだ。

この日は、講道館の寒稽古からのはしごで名古屋の空気投げセミナーに参加されたAさんが来館。
通常練習後に研究稽古を行った。
空気投げの応用としての『背負い投げ』『体落』『大外刈』『大内刈』『小内刈』を確認して、また少し技の体系が整理できた。

Aさんが持参した醍醐(現)十段の柔道教本に『大外跳腰』という技の説明があり、これをやってみたいということで、早速説明と写真を見ながらやってみた。
醍醐十段は跳ね腰の名手で、どの角度へも跳ね腰で投げることが出来るという。
写真を見ると、跳ね腰で上げる足の足首を相手の足首に引っ掻けている。
これは相手の足をロックして放さないようにするための工夫かと思って試してみると、どうも違うようだった。
大外刈のモーションで入った足の振りを止めるのに丁度良さそうなのだ。
実際にやってみるとロックしようと引っ掻けようとするよりもスムーズに入れるし、狙いとしても自然に思えた。Aさんには面白い技を紹介してもらえた。
次に三船十段が説明していた投げ裏の形の1つ、『支釣込足を隅落』を練習した。
最近Aさんが『支釣込足』でさんざん投げられたそうで、今度同じ相手に当たったら『隅落』で返したいというので、検証した。
動きの中でも試してみたが、相手の技の発動を待ってから反応しても返し技は入らず、応用するには相手を誘ってこちらが完全にタイミングを把握しておかなければ難しそうだった。
醍醐十段の本には『内股透かし』を『隅落』でやるやり方も説明されていた。通常の透かす方向とは逆に体を捌いて投げるとあった。

Aさんは小室宏二先生の固め技の本も持ってきていて、そこに書かれていた『腕返』の説明がわかりやすかった。この技も練習していきたい。

Aさんのように熱心な人と練習するとこちらも勉強になるし、刺激にもなる。
今年の柔道練習は幸先の良いスタートになった。



2017年1月7日土曜日

稽古初め『アイススケート』

今年の稽古初めは娘とのアイススケート。

なるべく長い距離を片足で滑るのをテーマに滑っていたが、左右で股関節に感じるバランスがかなり違っていた。
左足で滑るのが苦手なようだ。
左足の指の握りが弱いことも関係している気がするが、どうだろうか。

サッカーでは足は右利きなので、左が軸足になる。滑る前のイメージでは左の方がやりやすい気がしていたが違っていた。

それとは別に片足で滑るにはスケート靴の刃の内側だけではなく、外側も使って滑る必要がある。
これは転倒の恐怖があってなかなか思いきって重心を移せないが、少しずつ練習していこう。
娘は自由に滑っているだけだが、私が追い付けないくらいのスピードが出るようになってきている。娘に負けないように上達しなくては!


2017年1月1日日曜日

2017年の目標も『体』

2026年の目標を確認してみると『動ける体』を獲得するとあった。

いくつか具体的に書いていたものの1つ、一輪車は始めるには始めたが全然練習できていない。なかなか思った通りにはいかないものだ。

いっぽうで思いもよらない出来事もあった。
『空気投げ』の研究が武術雑誌の『月刊秘伝(7月号、11月号)』に取り上げられたことと、名古屋東京で公開形式の研究会が開催されたことだ。
これらをきっかけに出来た流れは今年も新たなご縁や技の研究に繋がりそうで、今年の終わりもどのような日記を書いているのか、楽しみでならない。
また甲野善紀先生との関係でも予期せぬ出来事があった。
夜間飛行から発売されているDVD『甲野善紀 技と術理2016 ―飇拳との出会い』で初回特典映像(付録DVD)にわたしが紹介した術理『謙譲の美徳』が特集された。
撮影に協力したときはまさかこのような扱いをしていただけるとは思っていなかったので、大変驚いた。
そして忘れてはいけない記念すべき出来事は、わたしの中で定義していた『空気投げ』ができるようになったことだ。これは1つの節目と言っていいだろう。

今年の目標は空気投げに繋げて『技』と言いたいところだが、やはり『体』が第一だ。動ける体でないと技が身につかないし、新しい発見も得られない。
幸い柔道はほぼ毎週日曜日に練習できているから、これを軸に組み立てることにしよう。
月曜から土曜までをどう過ごすかだ。
仕事があるので家で出来るものにしておかなくては続かない。
その点、ケトルベルは取り組みやすい。寝る前に持ち上げたら良い。
構造動作トレーニングの『股割り』や『腰割り』ももちろんいい、テレビを観ながら出来る。行儀は良くないが食事しながら『牧神の蹄』を掴むのもトレーニングに良さそうだ。
深夜に帰宅するとそれでもトレーニングをしないで寝てしまうかもしれない。情けないが可能性は低くない。それならば確実に時間を確保できる通勤時間にやれれば一番いい。
柔道で利き手の釣り手側ばかりを使う癖があるので、つり革は左手で掴むようにしよう。
掴んでいる間は、できる限り体をまとめて片手懸垂をやるかのように体重を支える練習をしようと思う。
引き手となる左手で体重を支えられるようになれば全ての技が変わってくるだろう。

『体』のことばかり書いたが、『技』のことも書いておこう。
年末に動作術の中島先生から教えてもらった脱力に繋がる筋収縮の仕組みについて、これが身に付いたら少なくとも体感として劇的に動きが変わる予感がする。
つまり全ての技に影響する変化がおとずれる可能性があるということだ。
動作術の稽古にもこれまで以上に通わなくては。

ご縁のあった皆様のおかげで昨年はとても充実した稽古環境を得て、楽しく過ごすことができました。
本年も楽しくも実のある稽古を続けていきたいと思います。
よろしくお願いいたします。