蹴らない足で背負い投げ


岡田さん主宰の恵比寿稽古会に参加した。


『雀足』について岡田さんに質問。
わたしが稽古を始める前に甲野先生が説明されていた蹴らない移動の練習法だ。
岡田さんに知らない稽古法を聞くとたいてい説明してくれるので助かります。

背負い投げの入りで相手の懐に180度転換して入るのに、蹴らないで移動するにはどう練習したら良いかと考えていて頭に浮かんだのが『雀足』だった。

見た目は膝抜きに似ているがやり方は異なる。膝を抜いて落下するのではなく、股関節を畳んで膝、足裏を引き上げるようにする。
何が違うかというと状態が継続できるかどうかが違う。
膝抜きは一瞬だけ作用するが、『雀足』はやろうとし続ける間、作用が継続する。

今日の稽古で目指すべき技の感触が掴めた気がする。速く強く柔らかく楽に入る背負い投げ。杖の動きと雀足の体捌き、中島先生に以前教わった蹴らない180度転換。背負い投げが練習するたびにどんどん楽になっていって、面白くて仕方ない。日曜日の柔道練習でもやってみよう。

道場で教わった通りにやる背負い投げだけれど、自分のなかで目指す感触がはっきりわかったら速さから何から全て変わった。でも教わった通りの背負い投げには変わらない。

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