恵比寿稽古『起倒流(体)』

岡田さん主催の恵比寿稽古!
今年はこれで岡田さんの稽古会は稽古納め。
金曜日に稽古して日曜日に柔道で検証する流れが出来てから、空気投げの研究がぐんぐん進みました。
今日も新しい発見が。

巴系の空気投げ。

リクライニングシートの腰で上下を入れ換えつつ、謙譲の美徳で接点圧力を変えないまま相手とすれ違う。


珍しく岡田さんからリクエストがあった。
柔道の古式の形の元となっていて、岡田さんが研究している起倒流の形1本目の「体」。
受けが腰投げに来る場面から始まるこの形で、取りの腰投げを『浮腰』の感覚でやってもらいたいというもの。
つまり、より逃げにくい技を掛けて欲しいという事だ。
やってみると取りの岡田さんが私を崩し返す条件が厳しくなって、
早ければ利かずに投げられてしまうし、少しでも遅れると同体で倒れてしまう。
より形に求められる条件がシビアになった。

受けの投げが厳しくなれば当然取りが成立する条件も厳しくなる。
厳しくなるといっても、あくまで形の中でのこと。
形でやっていないことをやるのではない。

こうやって条件を精密に組み立てていくと、技に必要な本質を形から抽出できるようになってくる。

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