松聲館の今を稽古する

甲野先生の恵比寿稽古会終了。
鱗の激変から1ヶ月。
消化しきれていないところにまた新しい感覚が入ってきた。
『内腕』を小さな動きで使う方法。
蟷螂の鎌を操る感覚で手が動き、その手は触れた瞬間強力に働く。
柔道の組み手が蟷螂拳(イメージです)のようになって面白かった。

鱗と蟷螂の内腕で丈夫に早く動けそう。
蟷螂を脚に使うと小内、小外刈に新発見。軸足の働きで刈足を引き付ける刈技は相手の予想を超えて強力に作用する。
Nさんに教わった刈足を準備、内腕の引き付けで相手の足を引き出す。
蟷螂の足で刈る。
のセットは乱取りで試してみたい。

甲野先生
これは尺骨、骨頭から動く動きですね。
これは、本当に今夜みつけました。
またいろいろと、応用してください。

今日もありがとうございました。
気配なく手を動かせるので組手争いに応用できそうです。
組んだあとも威力があるので色々試してみます!
下段抜きは太刀奪りの体捌きにも感じる動きでした。
いたら困るところに気づいたら入られてしまってました。
甲野先生にも発見があった。
影抜きの体捌きによる斬落。
受けると鱗が解除されてしまう。
わたしの鱗もまだまだだが体捌きと腕の動きが連動した甲野先生の動きは何とも捉えきれない。
捉えきれないのでセンサーモードに切り替わって弱くなってしまうようだった。
蟷螂の鎌のような内腕も甲野先生から。

甲野先生
これも今夜の発見でした。あと杖の「下段抜き」の組技への応用も。何十年と稽古していて、こんなふうに応用できるとは、今夜まで気付きませんでした。

柔道有段者のNさんに三船十段の歩法(私見です)を受けてもらったところ通常の継ぎ足とは崩れかたが違うことが確認できた。
この歩法は大車の入りにも応用できる。
練習したいことが増えていくばかりで追い付かないがどうにかやっていくしかない。

コメント