松聲館の技法レポート『飛び上がりながら飛び降りる』

甲野先生のメルマガ動画撮影終了。
飛び上がりながら飛び降りると説明される動きに混乱させられた。
こちらに来ているのに後ろに下がっていく感じ。抵抗できずに崩される。
浪之下も正面の対応も払えない突きも全然止められなくなってしまった。
これだから面白い。

下がりながら前に出る動きは謙譲の美徳の感覚に近く、より立体的に使える形になっていると感じた。
座り正面の対応や切り込み入り身でやられた感触から、柔道的に組んだ条件に応用できそうで、終わったばかりだけれど練習したくてしょうがない。

甲野先生:お忙しいところ、撮影ありがとうございました。今夜の最新の気付きは「謙譲の美徳」の兄弟か、親戚のような気がしますから、「キット田島さんはここからまた新しい技術を開発されるのではないか!?」と、楽しみにしています。

ありがとうございました!『いつでもどこでも謙譲の美徳』状態を目指して練習します。

今日は一緒に参加した小磯さんに『五の形』一本目と空気投げの三船十段の乱取り動画のコピー動作を受けてもらえた。
見た目同じようなステップでも五の形で得た感覚で動くと後ろ方向への追い込みがずいぶんと変わるようだ。
これは面白くなってきた。

小磯さんには撮影後の帰り道、足技を理解しやすく整理した結果を聞いてもらった。
足技は、刈る払う掛けるの3分類。
決まり手の名前で練習するのではなく、技の仕組みで練習する。
相手を手前に引いてかける小内は、小内刈ではなく小内払として覚えると初心者は混乱しないし、指導者も教えやすいはずだ。

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