甲野先生のメルマガ動画撮影終了。
1ヶ月ぶりくらい。
先生もわかってないけどわかってないことがわかったという話。
頭に思い描くのは2次元で実際は3次元。
思い描いて動くと2次元の動きになってしまい相手にとって分かりやすい動きになってしまう。
3次元の動きを引き出す動きの1つが納刀だという。
納刀の体捌きで動かれると先生の前腕を両手で掴んで動きをとめる『浪之下』がとまらない。
掴ませてくれないのではなく掴んでいるのにとまらない。
腰がぐにゃっと崩されてしまう。
先生は掴まれていることが気にならなくなるらしい。
甲野先生
この技に関しては、今夜、田島さんに来ていただいた事に本当に感謝しております!鯉口を握った左手は、内観で微妙に動かしてますが見た目には、ほとんど動かさない事。相手に任せる事、ただ腰は三次元に精妙に働かせる。この事の重要さを、あらためて心に刻みました。
こちらこそありがとうございました。しっかり掴んでからあのように崩されたのは最近では記憶にないです。
いや元々3次元なのにどういうことかと思ったが、目に見えるものが2次元、思い描くものも2次元と言われればその通り。
しかしだとしてもそれだから出来ていないこととは何か?
これを考えるのは面白そうなのでわからないまましばらく過ごそうと思った。
もう一つ。言われてハッとしたのが相手に驚異を感じて動くという話。
火事場で家事に驚きながらも馬鹿力を発揮するのかへなへなと経たり込むのか?
今までは平常心を保とうとつとめてきたが、驚いても良いとなると驚く自分を冷静に観察する自分が出てくる。
これは面白い。
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