覚えた?@半身動作研究会

仕事の忙しさの割りになぜだか参加出来ている恵比寿の話。 


この日は、Iさんの提案で、 
『両腕を持たれた状態から上げる。』 
という稽古をやった。 
腕力だけの場合、肩甲骨の弛みを使った場合の違い。 
受ける力の強さは明らかに後者が上。 
試しに右手だけ。 
途端に『取り』が難しくなる。 
だが左手を交差させると一転、強力になる。 

今思い付いたけど、右手でやる時、 
手を出すのと同時に半身になるように体を使うとどうだろうか? 

さて、この時は続いて 
・腰を反らせない 
・胸を張らない 
・前傾しない(真っ直ぐ) 
の無い無いづくしで試す。 
すると、お互い明らかに質が変わったようだ。 
『受け』の印象としては抵抗の手掛りが無いまま崩される。 
Iさんもこの時『技』を感じたようだったが、 
私も同じように感じた。 
今、日記を書きながら振り返ると、 
この事が自分にとって意外と大きな変化であったなぁと感じる。 


手を伸ばす。 
苦手な稽古だ(笑) 
体は残って手だけ遠くに。 
この日は、中島先生が『自分は真っ直ぐ』を繰り返し説明されていた。 
実はこの話、中島先生はいつも言っている内容だが、 
(今思えば)なぜだかすごく納得しながら聞いていた。 
全ての稽古において大前提の事。頭では覚えていても体は中々覚えてくれない。 
U田さんのアドバイスも頭だけじゃない部分で納得して聞いていた。 
『相手が崩れなくて、自分が倒れ始めてもなんでも、動けると感じたら手を伸ばす。』 
『体が動ける』を感じて手を伸ばした。 
『受け』を取ってくれた常連のおじさまの感想は、 
「起こりがなく、いきなりやられた。」との事。 


覚えが悪い体も、ようやく少し覚え始めてくれたようだ。 
それも冒頭に書いた稽古での気づきのおかげで、 
これまでにも聞いていたアドバイスを、 
あらためて実感を持って聞けたからだと思える。 
アドバイスそのもののおかげだというは当然として。 
「体で覚える」っていう言葉もあらためて実感できたりします。 


この日の気づきは「巴」記念日のように、○○記念日にしたいくらいなんですけどねぇ。 
いい名前が思いつかない。 


後はメモ 
常連さんのSさんに、 
神道夢想流杖術の無料体験会を紹介したかったが、 
連絡先を聞きそびれてしまった。次回でもいいか。 

久しぶりにお会いできたKさんに 
『古武術 for 子育て』の甲野式抱っこ術と、中島式(?)抱え上げ術を紹介。 
中島式の赤ちゃんをお風呂に入れる時の体の使い方を、 
ベッドから抱え上げる動作に応用したもの。 
子育てママからのニーズがあるとの事。 

動ける状態から手を伸ばす。 
前傾したり肩が出たりするくらいなら後ろに倒れてしまってもいいくらいの感じで。 

立って稽古する時は4点不動&足の裏まで合計6点不動。 
『動ける』を感じて手を伸ばす。 

U田さんに聞く。 
胸が下に流れている感じは、胸だけではなく体が自由に動ける感じ。 

力の出し方と体の使い方は違う。 
技術的なことで何とかしようとするのとは違う『技』があるという事。 

杖を使って 
影踏み 
水鳥の足 

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