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2019年2月10日日曜日

柔道練習166回目『丈夫な姿勢のまま空気投げ』

柔道練習終了。今日は乱取り練習は無しで打ち込み練習と技の研究にお付き合いいただいた。丈夫な姿勢のまま動く練習方法として、帯を引き合ったままの背負い投げの打ち込みが有効。

指導者のK先生にも丈夫な姿勢のまま動く打ち込み練習を説明したところ、自分は大内刈でやっているという。子供たちに教えてもなかなか出来ないのでどうしてかと思っていたが、その原因がわかったと納得されていた。

丈夫な姿勢のまま技に入る感覚がわかれば、背負い投げ、小内刈、大内刈、大外刈、小外掛、体落、内股、すべての技がパワーアップする。

丈夫な姿勢のまま技に入ることでパワーアップする技にはもちろん空気投げも含まれる。この日Aさんに浮けてもらって確認したのは三船十段の空気投げの形。相手を引き出した後、踏みしめる右足に対して丈夫な姿勢を取ると相手に崩される事なく投げきることが出来る。

技に入る途中で丈夫な姿勢が解けてしまう問題はなかなか厄介。恵比寿の稽古では回ってはいけないと言われたがよく分からない。だが釣り合いの感覚で技に入ると相手に対する力を継続することが出来る。

丈夫な姿勢のまま掛ける空気投げ。技の始めは自護体でやや後ろ重心のまま相手を引く、技の途中で相手が自分の正面にくる位置では騎馬立ちで足裏の外側で受け止める。向き変わったら自護体で相手を押す方向のテンション。これで相手の抵抗は相手に跳ね返るようになる。

騎馬立ちはちゃんと出来ているのかわからないが、足の外側に相手の重さがかかるように腰を落とす。三船十段の説明に『腰がすわる前の一瞬、右手で押し上げ左手で引き崩して』とある。腰がすわった瞬間、伸張反射で相手が浮き崩れるところを投げ飛ばしているのではないかと思われる。


2019年2月6日水曜日

松聲館技法レポート『衝撃』

先ほど私の空気投げ研究に興味を持って下さった大槻ケンヂさんと、私を空気投げで投げまくる甲野善紀先生の誕生日が同じだと知りました。ご縁のあったお二方は本日が誕生日、おめでとうございます。

甲野先生のメルマガ動画撮影終了!先生の誕生日だったが贈り物をいただいたのは私だった。もちろん贈り物は技。今日ほど先生の技の成功と失敗を味わったことはない。全くきかないか、全く抵抗できないかの両極端を体験した。きく時は出合い頭の交通事故にあったかのように気配なく突然やられる。

甲野先生が言うには「力を入れない」のだそうだ。使うのはごくごく軽いものを持ち上げる程度の力。少しでも力むと相手の抵抗を引き出してしまう。さらに力まないでいるほうが、体全体の力をより参加させることが出来る。体全体が参加するが体感的には力を使わないのでとても難しいらしい。

先日受けて「夢だったかも」とも思われていた呼吸を使う技だ。今回は私も丈夫な姿勢に進展があったので簡単にはやられないつもりで受けたのだが簡単にやられてしまった。触れた瞬間飛ばされるので姿勢もなにもない。

驚きとショックを受けたのは襟袖を柔道の組手で十分に持ってから、来るとわかっていて崩し投げられたこと。この組手なら乱取りでもかなりやられにくくなっていたのだが、簡単に突破された。ちなみに袖口に親指を突っ込んで掴む反則技で組んだにもかかわらずだ。強力。

竹刀の鍔ぜりから相手の竹刀を下に落とす形では、この日のはじめは重たいが気配が出ている感触だった。素早く反応すれば防げなくもなさそうな感触だった。これが先生に『体術の押切りのようにやってもらえませんか?』とリクエストしてやってもらったらビックリした。

竹刀に触れたとたんこちらの竹刀だけではなく体全体が後ろに飛ばされ、そのまま畳まで潰される。こんなことが出来るのか?以前受けた竹刀による空気投げとは違う感触。竹刀を介すとより難易度が増すらしい。私も途中、先生の技を幾度もなく止めたが出来る出来ないがここまではっきりするのも珍しい。

止められるときは先生が動く前から力の方向が伝わってくるのでこちらも準備が出来る。止められないときは何も出来ないままやられる。気配なく突然大きな力がこちらに働くので全く抵抗できない。

技を通して術者の感覚が体に流れ込んでくる。今回は技の気配が無く感覚をいただいた実感もないのだが、帰り道の体の軽さは今日受けた技の影響に違いない。それにしてもあの技はとても古希をむかえた人の動きとは思えない。自分の古希はまだ想像出来ないが少しは見習って動けるようになりたいものだ。

甲野先生 今夜もお忙しい中ありがとうございました。私も今夜ほど「力を入れて何とかしよう」という稚拙な感覚がまだまだ根強く残っていることを、思い知らされたことは、ちよっと記憶にないほどです。

甲野先生 私は、常にいままでの術理や常識を乗り越えようとしてきたつもりでしたが、幼時から身に染み付いてしまっていた「取りあえず何とかする」という動きの呪縛から抜けていない自分の未熟さを思い知らされました。

甲野先生 「こうすれば技は利くのだ」と頭では理解していても、それをさせない抵抗勢力の力はまだまだ強大で、いきなり教義を変えるということの困難さを

今日もですが想像できない技を受けて体が驚いています。この先はさらに想像できませんがまた技を受けるのを楽しみにしています。ありがとうございました。







2019年2月3日日曜日

柔道練習165回目『丈夫な姿勢で攻撃力UP!』

柔道練習終了!乱取りで初めて背負い投げが決まった。と言っても背中に触れてないので空気投げとも言えるが。相手のRさんに聞くと「背負投げが来たので避けたがそのまま投げられてしまった。」。丈夫な姿勢のまま動くのを意識した成果、背中に触れていなくても力が継続して相手に伝わったようだ。

金曜日の恵比寿稽古でやった丈夫な姿勢のまま動く課題を柔道帯で練習した。以前小磯さんに杖を使ったやり方を教わった練習。お互いに引き合い、帯のテンションを変えないまま一方が向き変わり、引く引くから押す引くの関係に移る練習。

この練習からテンションを変えないまま『浮落』『隅落』の空気投げ、足技の『大外刈』『小外掛』『小内刈』『大内刈』『内股』、『背負投』『体落』に繋げて練習した。Rさんは得意の内股では丈夫な姿勢をとれていたのでその感覚を他の技に繋げるように提案したところ『大外刈』が強力になった。

この日始めにやった乱取り練習では、お互い丈夫な姿勢を取り続けることを意識したせいか、防御力があがっていてお互いなかなか技がかからない状態だった。わたしも足技と背負い投げの入り方を確認してまたRさんと乱取り練習をしたところ今度は真逆の展開になった。

丈夫な姿勢のまま動く練習をした後は、お互いに攻撃力があがって仕掛けたら投げられる状態になっていた。Rさんの大外刈は今まで投げられたことが無かったが堪えられなかった。私の背負い投げも空気投げの形で投げきれた。

丈夫な姿勢は相手にとって丈夫に感じる姿勢でなくてはならない。接地した足で相手を連れてジャンプできる姿勢と言い換えても良さそう。背負い投げはそんな風にも教わったがようやくどうすれば良いのかわかってきた。