地道@第21回骨盤おこしセミナー

GWをはさんで書きたい日記がたまっている。
まずは第21回骨盤おこしセミナーに参加した話。

この日はサーフィン、ゴルフ、合気道などの動作についての指導を見ることが出来て興味深かった。

■ゆっくり走り
歩くよりゆっくり走る。
30分ほど走るが、歩くよりもゆっくりなので普段走りなれていない人でも全く問題ない。
股関節が使えて太股の前側ではなく後ろ側(ハムストリング)を使えると30分後に面白い変化が待っている。
「軽い!」「おお!勝手に進んでる!!」
が出てくれば成功。
この感覚が出ないという方もいたが、それは走っているときに太腿の前側ばかり使っているということ。

この日のセミナーでは股割りをやらなかったが、最近、股割りをやった直後にこのゆっくり走り後と同じ状態になる感覚があったので、中村先生に報告しようと思っていた。
股割りの後に立位体前屈をやると嘘のようにスムーズになるのだ。
中村先生に聞いてみたところこの感覚がでるのはOKらしい。
感覚は良い感じがしていたのだけれど、前傾角度(つまり見た目的)は逆に退化してきていたので、少しだけ不安かかえつつやっていたのだった。
今回それが払拭された。股割りはこの調子で続けます!!

それにしてもロールオーバーまでの道のりは遠い。近づいたと思ったら遠ざかり、遠ざかったと思ったら遠ざかる。
しかし方向さえ間違えなければ着実に近づいているはず。いずれきっと!!

以降はセミナーの内容
■骨盤が真っ直ぐの姿勢
いつもの通り、骨盤が真っ直ぐになる姿勢を確認。
大抵の場合、骨盤は後傾しているので上体を前に倒して骨盤をおこす。
股関節から前傾出来る人はほとんど上体を傾けなくても骨盤が真っ直ぐの位置に持ってくることが出来る
しかし股関節で曲がわずに腰で曲がってしまう人は、床と平行になるくらいまで前傾してもおきてこない事もある。
しかし、このような方でも股関節で動く感覚が出てくればそこまで前傾しなくても骨盤をおこせるようになるのである。

■腹圧をかけるということ
動きすぎな腰椎の動きをおさえ、股関節から動ける手助けをしてくれる腹圧。
腹圧は「ベルトを内側から押し退けるようにお腹を膨らませる。」と説明される。
セミナーでやったのは仰向けに寝たお腹を誰かに両手で体重をかけながら押さえてもらい、
その手を押し退けるように腹圧をかけるというもの。
膨らませる方向にばかり目がいってしまうが、
へこませる方向にも目を向けなければならないらしい。
「たいさんはへこませるほうも膨らませるほうも可動の幅をひろげるように。」
へこませる時(相手の手がお腹にググーっと入ってくる時)にお腹の奥が痛むことがあるが、これは大腰筋の痛みだとのこと。
普段縮ませすぎている影響が出ているらしい。
それはわかったとして、、、大腰筋が伸びる姿勢ってやっぱり腹圧をかけるしかないのかな?!


■真っ直ぐなスネ、スネで立つということ
椅子に座った姿勢でスネを真っ直ぐに立たせる。
スネの真っ直ぐは膝の向きが足の人差し指の方向を向いた位置。
この位置にあるとき、膝の上から両手で体重を乗せられても膝はぐらつかず、重さもほとんど感じない。
この位置を立ってもキープするのだけれど、座って確認するのとは違って骨盤をおこして前重心になる必要があり、
言われた通りの姿勢をとることは難しい。


■足首の背屈、歩くということ
立つ場合にも当てはまるが、スネを真っ直ぐの位置に保つのには足首の背屈が重要である。
背屈がキープ出来ないと膝が内側を向いてしまい、スネが真っ直ぐにならないのだ。
これは中村先生には未確認の私の感覚だが、背屈をキープするには股関節の内外旋可動域が必要に感じる(もちろんこれだけではないと思うが)。
以前、足首が固くて踵をつけたまましゃがめないと言っている方に、
膝を広げてしゃがんでもらったところ見た目に改善されたことがあった。
内外旋可動域を広げるには『股割り』である。
やはり『股割り』を地道にやっていくということで良さそうだ。

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