爆問学問放送直前!甲野善紀講座@東京武道館(BULINK主催)


NHK爆問学問放送前最後の講習会。
放送直後は下手すると満員なんて事も考えられる。
ゲストで登場するのがあの吉田秀彦氏となれば反響は大きいだろう。
吉田秀彦氏のブログ「ちょっと道着を着替えます。」
http://www.dhcblog.com/hidehiko/archive/140
というわけで仕事を何とかして参加した甲野先生の講座@東京武道館の話


■鎮心のツボ
手のひら中央に窪みが出来るように。
ここ最近の甲野先生の動きはこれ、剣、足裏返し。
後ろ手に持たれたところを通るようにJ字を描くように動くと、相手は止めづらい。

■浪之下
粘っこいI上さんが「全く止められなかった。」
という最新版の浪之下。
ならば私もと、多少は粘れるかという気持ちで挑戦したが、全く止められなかった。
そこにマスターK氏が甲野先生に呼ばれて登場。
(さすがにあれを止めるのは厳しかろう)と思ってみてみれば、なんと受け止めているではないか!
さすがマスター。筑波稽古会の厳しい環境での稽古が伺える。
止められた甲野先生のほうがマスターよりも嬉しそうにしていたのが印象的。

■辰巳返し
「たいさん、ちょっとやってみて。この人は出来るようになった。」
参加者の方に辰巳返しをやってみる。
「説明は難しいでしょう?」
確かに説明が難しい。しかし、稽古をしていればきっと出来るようになる。
現に私の周りで稽古している人には、少しヒントを与えただけで出来るようになる人が少なくない。
・はじめは両手で練習すること。
・手だけであげようとしないこと。
・「飛行機が離陸するように」という比喩は言葉通り受け止めて動くこと
それでも全然上手くいかないときは「人間ジャッキ」で手を使わない感覚を養うこと。

■体幹で動く
恵比寿で方条さんとやった稽古が頭から離れない。
体の転換、180度・360度を体幹部が速く動くと言う感覚でやってみる。
講座後、帰りが一緒になったI嵐さんがこの動きが目にとまっていたらしく、「あれ、速かったですね」と声をかけてくれた。
まずまずだ。

■稲刈り
農作業の指導をされているという方に稲刈りの動作を質問されてアドバイスをする甲野先生。
この日先生が一番楽しそうに動いていたのはここだった(笑)

■一教
講座後退館までのわずかな時間に甲野先生に一教をリクエスト。
辰巳返し版が出来るようになって、同じく甲野先生の辰巳返し版が耐えられるようになった。
構造的に丈夫な姿勢を崩さず今までになく粘っていると、
「こういう場合は座りの足裏返しで、、、」
と言ったかと思ったら吹っ飛ばされた。
「あなたが粘るので、今思いついた。」
という甲野先生の言葉。甲野先生の新しい引き出しを引き出したぞ!
それにしてもどうやっているのか?!
僅かな時間の身体の落下を利用しているということらしいが、、、
研究しておきます!

■甲野先生と方条さん@剣
方条さんも講座後の時間で甲野先生に剣のリクエスト。
袋竹刀で甲野先生が打ち込むところを方条さんが専守防衛で防ぐというもの。
恵比寿の稽古で方条さんに見せてもらった意識との分離状態、体幹の動きの速さ。
ここでも見せてくれました。
さすがに全てとはいかなかったが、驚くべき速さの甲野先生の剣に同じく驚くべき速さでついていっていた。
甲野先生が言っていた技を構成する要素の1つ「体幹部が速く動くこと。」を体現出来ている証拠。

■甲野先生がやり忘れた技
「円月抜きからの突き」
「太刀奪り」
太刀奪りはリクエストすれば良かったぁと悔やまれる。

甲野先生はじめ、皆さまからいい刺激をいただきました!!


そういえば主催者が今回からBULINKに変更になっている。
http://bulink.blog.fc2.com/
次回は12/13(火)か、、、また参加したい!

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私には権利があるぞ。ますます参加したい!
http://yakan-hiko.com/kono.html

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