腰痛明けリハビリ稽古@半身動作研究会


腰のリハビリにと思って参加した半身動作研究会。
構造動作トレーニングでは禁止されているストレッチを少々。
自分の動作ミスを正すべく、今まで猫背にしていた腰の一部をピンポイントで反るというストレッチ。

気づいてみれば単に腹圧のかけ方が間違えていたのと、腹圧を保った状態の動き方が間違えていただけ。
胸割りと腹圧をかけるのをセットでやらなければいけないという、構造動作的には当たり前で、自分でもわかっていたつもりのことに気づきなおした。
腰痛については別の機会に反省点などまとめておこうかな。

色々動いているうちに痛みもほとんど気にならない状態にまで回復(というよりいったん散ったような感じだが)した。

稽古の方はリハビリどころか、韓氏意拳をされているU田さん登場で普段以上の稽古が出来た。

U田さんと。
■斬り込み入り身
「たいさんが出来るようになりたいと言っているのは何でしたっけ?」
「斬り込み入り身です」
というわけで始まった稽古。
色々アドバイスと感覚をもらったが、言語化が難しいのでキーワードだけ残そう。
・上下の感じ
・手で見る
・誘われない・騙されない
・触れるだけで働く
・相手から離れる癖
・腰で切る癖
・手を引く癖
・手で避ける癖

■ドンチーの復習
だいぶ前に韓氏意拳駒井教練の初級向け体験講座で教わったものだをU田さんに見せてもらって復習。
すぐに応用するのはよした方が良いようです。
だいぶ前の駒井教練の初級体験講座の日記( http://vtotai.blogspot.com/2009/12/blog-post.html

中島先生
■井桁崩し
この日の稽古テーマだったが余りやらなかったようだ。
腰痛のおかげで気づいた胸割りによる井桁崩しをやってみたかったのだが、、、

■先端から動く
先端から動くと止められない。
手を動かすときの先端は指先。指先から動かす。
指先を蛇の頭に見立てて、相手の腕に蛇が絡んでいくように動く。
とか、指先で相手の皮膚をちょっと擦ってから動くとか。
要するに指先から動くということだ。
肩・肘が固いと指先の動きを邪魔してしまう。いわゆる「追い越し禁止」の問題が発生する。

■崩され方
中島先生の技で崩される私をみた方条さんが「崩され方も身体がまとまっているのが面白い。」という感想を漏らした。
やられっぷりがいい感じになっているというでしょうか。

方条さんと
■浪之下
先日I上さんとの稽古で浪之下を止められたとき、”ちょっと”の精度を上げるべきだという結論に至ったらしい。
受けてみると質が変わっている。

■剣の体幹受け
方条さんの動きに私がついていく形。
上下が遅い。特に斜めの上下が左右に比べて自分でもわかるほど遅い。
しかし方条さん曰く、腰の痛みのせいか動きが遅いけど丁寧になっているらしい。
このまま速くなれば腰に負担をかけずに速く動けるということだからむしろ理想に近い。怪我の功名というやつですね(まだ遅いままですけど)。

■稽古後
稽古後はいつもの通り、ファーストフード店でお茶。
新しい技あり企画で縁の深い中国拳法のK井氏を招いての講習会を予定している話とか、牧神の蹄の説明動画の話などを伺う。
ゴルフのベン・ホーガンや、意拳の諸先生方の動画を見る。
みんなすごい動きなのに誰一人同じじゃないところが面白い。

■宣伝
半身動作研究会中島章夫先生執筆の記事が月刊秘伝2月号(発売中)に掲載されています。
私もちょこっとお手伝いしています。
そのときの日記(http://vtotai.blogspot.com/2011/12/blog-post_15.html

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