接触の技法(逆らわない、ついていく、保つ)@半身動作研究会


また接触の技法に参加。我ながら好きですね。
ここでも構造動作トレの割りメソッドを少々やらせていただいてから合流。最近、割らずにはいられない。

(稽古メモ)
・(被接触)触れられたら、逆らわない
・(接触)触れたら、ついていく
・(非接触)触れずに、保つ

被接触から非接触まで。

■触れられたら、逆らわない
被接触の技法。
システマのトレーニングメニューにもあるような形。
相手が押してきたら、避けず・逆らわず押された分だけ動く。
股関節をなるべくフリーにしておくと、捻ったり、仰け反ったりしなくて済む。
・触れる前に動いてはいけない
・押された以上に動いてはいけない
・触れられたら、避けず・逆らわず、相手が動かす分だけ自分も動く

動かそうとする側は、動かそうとしたら(無意識に期待していた)相手の抵抗が無かったので崩れる。


■触れたら、ついていく
接触の技法。
恵比寿でもやった形。様々に相手に触れる形で試す。
・自分で動かしてはいけない
・方向を決めてはいけない

ついていく際、自分が楽な姿勢をとり続けると相手も崩れ続ける。

触れられた側は、触れられて動き始めたのに接触面の状態が変わらない(押されても、引かれてもいない感触)ので、皮膚からの(状態が変わっていない)という情報を元に無抵抗で崩れ続ける。


■触れずに、保つ
非接触の技法。システマのセミナーでは、アンコンタクトワークなどとも言われる。

接触の技法の稽古に非接触があるのは違和感をもたれる人がいるかもしれないが、ここで行う稽古では技の本質は同じである。

相手が触れに来たら、もう触れるでしょうというところで距離を保つように動く。
これは実際には自分で動くのだけれど、感覚としては被接触の技法と同じ。相手の圧力に負けて、動かされるといったほうが近い。

・つかず、離れず、距離を保つ
・相手のいきたい方向に相手と同じ速度で動く

触れようとした相手は、触れると思った(のに触れられない)状態がかわらないので、崩れ続ける。


ちょっとは理解が深まってきたかなぁ。。。

コメント

匿名 さんのコメント…
前に甲野さんの記事でコメントした者ですが、お久しぶりです。
「たい」さんは色んな武術の会に参加されて積極的ですね。
かなり総合力がついたのではないですか?
ところで、実は僕も武術好きとして柔らかくなくてはいけないと思い、5年ほど前から軽いストレッチはしてます。股割りは全然できませんが・・・(;-_-)
では、稽古応援してます!
空気投げ研究家 さんの投稿…
お久しぶりです。
コメントありがとうございます!
今までそれぞれ稽古していたものが、根本的なところで繋がっているというような実感が少しずつ出てきて、稽古がまた面白くなってきています。
身体の柔らかさについては、これは武術ではないのですが構造動作トレーニングのおかげで以前に比べてずいぶん動けるようになってきました。
よろしければまた読みに来てください!