手裏剣試行錯誤(水天宮自主稽古会)

無源会O氏の計らいで好きなタイミングで稽古が出来るようになっている水天宮の稽古場。 

この日は色々と参加したい稽古会がある日だったが、仕事の関係で稽古はあきらめていた。しかし当日、実際はどの稽古会の開始時間にも間に合わないという中途半端な時間に仕事が片づいた。 

いてもたってもいられず、急遽水天宮自主稽古会を開催することにした。 
テーマは「手裏剣」 
手裏剣しかやらないと決めた。というか一人なので手裏剣が好都合。 
忍者道場では十字手裏剣も稽古するが、ここでは甲野先生の棒手裏剣のみ。 

一人だし、投げ放題状態だが、投げれば良いというものではない。 
技術的な事は今よりもっともっとマシになったら書くことにして、『集中』である。 
一言でいえばこれだけれど、的に当てる事に『集中』するのではない。 
自分の動作に集中すると言うことだ。 

・剣(手裏剣のこと)を持ったときにどうなっているか 
・剣を挙げたときどうなっているか 
・剣を投げたときどうなっているか 
・その過程はどうか 

先日稽古した韓氏意拳でいう『状態』を確認するのに近いかも知れない。 
実際、思い切り影響を受けた状態での手裏剣稽古となった。 
いくつか気づいた点をメモしておこう 
・いかに真っ直ぐ剣が抜けていくか 
・直打法は『離れ(はなれ)』 
・集中が切れたことに気づくこと 
・自分からはみ出さない 
・剣に思いを込めない 
・的を狙わない 

最後の2つは身体が前のめりにならないほうが良いという事だ。 
2時間ほど打ち続けたが、だいぶ良いのが飛ぶようになってきた(写真は一番良かったやつ)。 

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