手裏剣試行錯誤(水天宮自主稽古会)練習のやめ時

開催決定が当日の2時間前でしかも夜中ということで、結果的に誰もお誘いできずに一人稽古。 
水天宮と言えば手裏剣。 

この日最大の収穫は、 
”手のひらを前に向けて手裏剣を打つと真っ直ぐ飛ぶことがわかった。” 
というもの。 
何をいまさらと言うような当たり前のことだが、出来ていなかったのだからしょうがない(笑) 
これを疎かにすると手の操作がしゃしゃり出てくる。 
手が出てくれば剣は回りすぎて刺さらない。 

この日はやたらと手裏剣の手触りがサラサラしていて、打つとすっぽぬけるような感じがした。 
横方向にも滑りやすく、方向もぶれやすい。 
この感触が余計な手の操作を引き出してしまったのかも知れない。 
親指でガイドを作るように押さえるとすっぽ抜ける感じは減ったがこれが果たしてよかったのかどうか。 

とにかく手がでしゃばってよろしくない。 
これまでの工夫を試すが、どうしても手の余計な操作が出てしまう。 
・前後の重心移動をやめて正座で打つ 
・手の振りの工夫をやめて、手を上げて下げるだけの動作で打つ 
何かをする工夫ではなく、何かをしない工夫に切り替えて試す。 

これをやっていたら最後の最後、時間切れギリギリになって冒頭の内容に気づいたという話。 
ギリギリに気づいたのでやめ時を逃してしまい、あと少し、あと少しと練習していたら終電を逃してしまった。 
甲野先生から「手裏剣の稽古はやめ時が難しいでしょう。」と言われていたが、、、 
終電はやめ時ですよね、反省しました。

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