『空気投げ』バージョンアップ中

甲野先生の講座。

行けた。
大変なところでの仕事になって、まず行けないだろうと思っていた。
危うく参加できただけで満足してしまうところだった(笑)

この日はフランスから合気道家のご一行が参加されていて、熱心に稽古する皆さまのおかげで場が盛り上がった。


甲野先生からはKさんから聞いたという、『浪之下』を受けることが出来た。
『足裏の垂直離陸』を使ったもの。
手に持った杖の両端が同時に沈むという意識も動きに影響するらしい。
受けてみると、ゆっくりだが、突き抜けるというか浸透してくる感触だった。

『太刀奪り』では、急がば回れとでも言えるようなアドバイスをいただいた。
小太刀で受ける形をとってからの動きだとのこと。
クランク状に動く。


『空気投げ』
遠くへ崩せる形に変化した『空気投げ』をSさんに受けてもらった。
「受けるつもりでいても、油断してると対応できない。」
抵抗なく遠くへ崩す今の形はやはり有効なようだ。
問題はその前段にある。
いかに相手を崩せるか。

Oさんから、コネタの続き。
主に鼠径部の居付きを解くというアドバイス。
これは『浮落』に有効な動きで、相手を引き出し続けながら、上半身をおよがせる効果が期待できる。
普段の稽古では意識していることでも、違う形や動きのなかで常に体現するのは、練習が必要ですね。

熱心に練習するフランスの合気道家の方々から、稽古熱も注入されて、良い稽古になりました。
ありがとうございました!




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