武蔵一族の稽古に「虚空(こくう)」というものがある。
座った状態で短刀(木刀)や十手を持ち、後ろから剣を任意のタイミングで打ち込んでもらい、それを気配を察知して受け止めるという稽古だ。
座った状態で短刀(木刀)や十手を持ち、後ろから剣を任意のタイミングで打ち込んでもらい、それを気配を察知して受け止めるという稽古だ。
初見先生の武神館で近い形でやられているのを動画サイトなどで見た人も多いと思う(武神館のほうが有名ですし)。
思っているよりもわかるし、実際に止めることができたりもする。
お互いにスポンジ製の剣を使って、娘に後ろから打ち込んでもらい、それを見ないで私が受け止めるというものだ。
見てないのに止めるというのは、手品みたいで娘も面白がるに違いないと思ったのだ。
娘はパパを叩けるというのが面白いらしく、最初から最後まで気配が出っぱなしだった(笑)
パパ「『いいよ』って言ってから始めてね。」
娘「うん。」
パパ「いい・・(バシッ!)」
娘「ぎゃははは!」
×数回
これでは稽古にならないので、私が最初から防御しておいて、それを外してからスタートというルールに変更した。
パパ(構えている)
パパ(外そうとしてずら・・(バシッ!))
娘「ぎゃははは!」
娘「わかった。」
どうやら飽きてしまったようだ。
ライトを打ち手にしか見えない位置にセットする。
打ち手にライトをみていてもらう。
スタートの合図から、ライトが二回光ったら打ってもらう。
これならうまくいきそうだ。どうだろうか。
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