『空気投げ』三船十段「押さば回れ、引かば斜めに」

膝の怪我で膝に負担をかける『足払』に気づいてから、強力な『足払』が生まれた。
練習する機会が少なくなって、想像を膨らませていた『空気投げ』理論から実践に移ってきた

怪我の功名とはよく言ったものだ。

三船十段の「押さば回れ、引かば斜めに」が、今の『空気投げ』にしっくりくる。
よい方向を向いているようだ。

最新の『空気投げ』は相手よりもこちらが構造的に丈夫であれば、仕掛けるタイミングもこちらでコントロールできる。
相手の力をあてにして技をかけるのではなく、こちらの力を効率よく相手に伝えて投げる。
これでは「柔よく剛を制す」に反するかと思われるかもしれないが、そうではない。
相手に力を伝えて、傾き始めた相手をわずかな力で転がすように投げる。
これを手の働きではなく、体捌きを主にして行うのだ。
うまく出来れば出来るほどに手応えはなくなる。
すなわち「柔よく剛を制す」である。

このまま研究を続けたい。





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