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2014年12月3日水曜日

日常に活きる武術の奥義

柔道では『柔よく剛を制す』というが、武術の奥義とは、
『最小の力で最大の効果を発揮する』
というものではないだろうか。

どうも私は気づいていなかっただけで、武術の奥義をマスターしていたようだ。

先日、会社帰りに駅ナカにある閉店後のコンビニ横を通りすぎた直後、おそらく学生アルバイトらしき女の子の「どうしよう」と困っている声が聞こえた。
振り替えると明日の準備のためだろう、雑誌の束が店の外に置いてあり、どうやらそれを店の中に入れたそうなのだが、入口のドアの中から様子をみるだけで、運ぼうとしない。
雑誌の束に目を向けると蜂のような形の、黒い虫が乗っかっている。
(ああ、あれか。)
と思い、ちょっと引き返して虫を払ってそのまま電車に向かった。
店の入口からアルバイトの「あのサラリーマンの人超優しい!どかしてくれた!」という声が聴こえてくる。
さらに何か言っていたようだが、これ以上は聞こえなかった。

虫を払っただけで、この評価!
『最小の力で最大の効果を発揮する』 
まさに武術の奥義であった。

これは家庭内でも発揮している。娘も妻も虫が大の苦手なのだ。
『蚊』以外には触ることができない。
「パパー、虫がいるー」
(さっと捕まえて外へ逃がす)
「パパがいるときで良かったねー!」
といった具合だ。
ここで小さな労力を惜しんで
「ほっといて大丈夫」とか、
「それぐらい自分で何とかしなさい」とか言ってはならない。
ここが奥義の使いどころなのである。

これににた事はいくらでも見つけられる。
エレベーターで開ボタンを最後まで押していたり、車の運転中に進路を譲ったり。
みんなも奥義を炸裂させまくれば良いと思う。

これだけ奥義をマスターしているというのに、会社では死ぬほど働いてもたいして出世しないのはどういう訳だろうか。
私の出世の話はどうでもいいですね。

そんなことより『空気投げ』の研究がしたい。

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