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2015年4月21日火曜日

日常に活きる武術の奥義(その2)

前回書いてから約4ヶ月、またまた武術の奥義を炸裂させてしまった。
武術の奥義とは、
『最小の力で最大の効果を発揮する。』
というものだ。


昨夜22時過ぎ、最寄り駅から自宅へ歩いて帰る途中のこと。
甲野先生からの確認メールが届いていて、先日撮影したメルマガ動画を夜間飛行に送信し忘れていた事がわかって急いでいた。

急いでいたのだが、道路脇にある側溝蓋の上に黒くて四角いものが落ちているのに気がついた。
いつもなら気づかないか、視界に入っても気にならないようなものだし、何よりこの時は急いでいたのだが、何となくそのまま拾い上げた。

拾ってみるとPASMOが入った定期入れだった。

(駅に届ければ本人に届くだろう。明朝にするか、今から引き返して届けるか、、、)

いつ届けようかと思いながら、連絡先が書いていないか確認することにした。
電話で連絡出来れば話が早いし、拾ったついでだから近くなら届けてもいい。

電話番号が書かれたものは見つからなかった。住所はわかったが同じ市内だが知らない地名だった。
スマホで地図を検索しようと立ち止まって住所を入力していたら、携帯電話の明かりで地面を照らしながら私の横を通りすぎていった人がいた。

探し物をしているのがハッキリわかったので声をかけてみると、やはり落とし主だった。

話している内容と安堵の表情から察するにかなりの時間、探し続けていたようだった。
安心したのか、こちらから聞いたわけでもないのだが色々と話してきた。
・この春、高校を卒業して四月から働き始めた新入社員だということ
・スマホと同じポケットに入れていて、スマホを出すときに落としたらしいこと
・PASMOには5000円チャージしたばかりだということ
・こんな時間(22時過ぎ)になって親からも心配する電話がかかってきていること


とにかく役に立てて良かった。
「いい人に拾ってもらえて良かった。」と随分感謝された。

おかげでこちらも以前駅ナカで虫を払って以来、4ヶ月ぶりに武術の奥義を炸裂させることが出来た。


しかし今回は、私がやったというより、この若者の必死な念によって、拾わされたような気がしてならない(笑)

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