柔道練習89回目『くっついて投げる』

やりたいテーマがたくさんあって、時間が足りない。

この日は『腕返し』『背負投げ』『山嵐』『空気投げ』『小内刈』『甲野先生の大鷲投げ』などを打ち込み、投げ込み練習で検証した。これらを乱取りでどう仕掛けるかまでやりたかったが時間が足りなかった。

『腕返し』は落とす位置が定まらず宿題とした。
『背負投げ』は打ち込みと投げ込みで検証したところ、相手の重さを感じないように回す感覚で投げられるやり方が、空気投げの原理に通じていることが確かめられた。
『山嵐』は空気投げの原理に大外刈の足の払いを組み合わせると良さそう。これはまだ検証が必要だ。
『空気投げ』は乱取り中の相手の状態によって、どの形で仕掛ければよいかを検証した。
腰を引いて防御姿勢をとっている相手は一見して前隅に崩れているように見えるがそうではない。また足幅を広げていることが多いため『隅落』には入りにくい。
ここで有効なのは真ん前に引き出しつつ、目の前からいなくなる『渦落』だった。
相手の体勢によってどの方向への空気投げが有効なのか、検証を続けたい。
『小内刈』は背負い投げに入るようにして相手の右半身をロックし、『谷落』をかけるくらいの深さで足を差し込んで相手もろとも倒れるように足を刈るやり方を試した。
Sさんが言うには背負い投げを得意とする人はこの入り方をするそうで身につければ有効そうだった。
『甲野先生の大鷲投げ』は先日やった通りのやり方でSさんに受けていただいた。
今までにない感触で投げられるため防御が難しそうだ。

乱取りでは相手との距離を詰めるというのをテーマにとにかくくっついてから投げることを試みた。
くっつくところまではいくが、くっつくとSさんの『内股』が待っている。
くっつきつつ技を出せるようにしなければ。






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