柔道練習111回目『柄杓投げ(ひしゃくなげ)』

背負い投げの打ち込み

左足に体重がかかり過ぎているとの指摘で、中間に重心が来るように修正すると、受けを取るKパパの体が打ち込みの度に浮くようになった。
これで入れたら軽い感触で投げられそうだ。

練習後、Kパパに空気投げを受けてもらった。
右足で踏ん張れそうな感じがするという感想を受けて、体捌きを素早くしたところ今度は耐えられない感じがするとのこと。
実際の早さは相手の受けによるが、仕組みは共通で、相手が重心をコントロールできないでいる内に作りが終わっていないといけない。

もうひとつ、先日甲野先生に投げられた空気投げである『柄杓投げ』も受けてもらった。
合気道の天地投げに近い形で投げる技で、釣り手は相手の首に親指の背を書けるようにしておき、相手に密着するくらい近づきつつ、引き手をあげて相手の頭を下げる。
ここから右回りの体捌きで相手の目の前からいなくなるようにすると真下に投げることが出来る。
Kパパも今まで受けたことのない感触が面白かったようで、何度もリクエストされて投げることになった。


今回Kパパに受けてもらって整理できたのは、柔道技としての空気投げは梃子の原理で相手を投げるが、甲野先生に教わった空気投げは、そうではない原理で投げているという点だった。

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