苦手な稽古@半身動作研究会

先日の恵比寿の話。 
前の日記は『杖』の事で終わってしまったので、その他にも忘れないように。 

私が苦手としている稽古をやった。 
「力の拮抗状態から、ちょっと方向をずらす。」という稽古。 
これをやると「相手が崩れるのでついていく。」というもの。 

他にも「出来ない」事だらけだが、これは特別に苦手意識がある。 
簡単そうなのに出来ない点やたまに出来るせいで、 
特にそう思うのかもしれない。 

それにしても成功するときに実感がない技というのは、、、 
それで良いと頭で考えていても、身体が実感を求めて邪魔をする。 
だから、この稽古は1度出来ても、すぐに出来なくなってしまって弱る。 
もともと実感が無いものを、次にやるときに思い出そうとするのがいけないのか。 
今のところ、「出来た」を繰り返すしかない。 

書いていて気がついたけど、この稽古は力の拮抗状態を作る為に 
力を入れなければならないところが難しいのかも。 
力を入れるのだけれども、加えてはいけない。 
頭で考えてたらダメだなー。きっと。 
素直になりたい


その他、色々やったので忘れないようにメモ 
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中島先生がしばらく初参加の方に付いていたので、その間にちょっと色々。 
バランス下駄。 
下駄裏の突起を一つにして歩く。 
意外と歩けた。調子に乗ったせいか、一本歯の下駄が欲しくなった。 

極短距離走。 
4、5人でドタバタ。 
蹴らない動きを試行しながら。 
蹴るから滑る。みんな滑る、滑る。 

膝行、膝退。 
これも4、5人で。 
これはそれっぽく動けたらしい。 
「出来てる!」とか言われて、道場の鏡で自分の膝行を見る。 
「袴のほうが、、、ジャージじゃ感じが出ないな。」とか、邪念が出た。 
※思い出しお詫び 
この時「初めてやった。」とか言っていましたが、 
後で考えたら、中島先生の著書「技アリのカラダになる」を見ながら、 
試した事がありました。 
まあ、そのときはがっくんがっくんして出来なかったので、 
今回のようにスムーズに動けたのは初めてですが。 
Tさんが言ってたように、床がすべるような履物をしないと難しいですね。 
とりあえずは、調子に乗ったことを反省。 

それにしても膝行は、5人くらいで一斉にやっていたので、ちょっとおかしな光景だった。 
ぶつかりそうになったら避ける機能付きの変なおもちゃが動いてるみたいな。 
甲野先生のように華麗に出来ると違うのだろうけど。 
私は膝退がぎこちない感じ。 

走りからの360回転。 
Fさんのターンがけっこう早かった。 


このあたりで中島先生がいつものモードに。 
・接触面の圧を変えない。 
両手持たせから、手首を受けの手のひらに当て、 
接触面の圧を変えずについていくと受けは勝手に倒れる。 
勝手に倒れるが大事。 
初動で受けが崩れても力を強めずに付いて行くだけ。 

・力の拮抗状態から、ちょっと方向をずらす 
いくつかやり方があって、この日やったのは、 
「肘をちょっと抜く」 
「肘をちょっと抜く。」が出来ない、、、 
「目礼崩し」 
NG。壁際で見ていた方から、「繋ってないんだよ。」の指摘を頂戴した。 
繋ってないというのは、体に遊びがあって、 
目礼の影響が途中で吸収されて消えてしまっているという事だろう。 
「胸を落とす」 
U住さんと。やっとのことで出来た。 
U住さんは、出来るように導いてくれるのでとてもありがたい。 

・立つ。 
足裏に均等に体重が乗るように。 
たとえ体が倒れても足裏に体重が均等にかかるように立つと強く立てる。 
難しいから始めは真っ直ぐに立つ。 

・連続で立つ。 
一足立ちの連続。中島先生のナンバの定義を初めて聞いたかも。 
立つ事の連続がナンバ歩き。 
でも、そうすると体を傾けて倒れそうになる時に足が出る。はナンバとは呼ばない事になる。 
ナンバの語源には興味がないが、ナンバの定義は知っておきたい。 
それはナンバですか?って聞かれるかも知れないし。 
これは今度、中島先生に聞いてみよう。 

・あとね 
プロボクサーの木村選手が来ていました。 
感じのよい人で、こっそり応援することに決めました。 
Tさんが、稽古後に「パンチ打ってください。」とか言っているのを聞いてハラハラ。 
システマのキックも受けてたし、そのチャレンジャー精神に感心。 

その後のお茶。 
T2さんとか、Tさんとか。 
・揺れる電車での立ち方。 
・ナンバ歩き。 
・ナンバ走り。 
・指相撲(思いっきり親指を抑えられた状態から抜く方法)。 

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