第11回骨盤おこしセミナーの話。11回目の参加。
前にも書いたけど、自分のトレーニング方法が間違っていないか確認できる貴重な機会だ。
前回書いた通り、今回は中村先生に『股割り』を見てもらおうと”MATAWARI JAPAN”Tシャツを着て気合いを入れて行きました(笑)
『股割り』について、トレーニングで意識すべき点が2つ明らかになった。
といってもこれまでも聞いている話。
1つは股割りの準備動作『小指』の重要性。
開脚して足首を伸ばし、足の小指側を床につける。
床につけるときに骨盤がおきるようにするのだけれど、
この時大事なことは小指を床に”押しつける”という動作だ。
強く押しつけることによって上体が”前に”押し出されて骨盤がおきてくるのだ。
おきてくるのだと書いたが、”出来たらそうなる”という話。
今は全然駄目でも、そうなるように意識してトレーニングするということ。
これまでのトレーニングではこの準備動作をまだまだおろそかにしていたことに気がついた。
もう1つは股割り中の『踵』の重要性。
準備動作で(自分の中で)めいっぱい骨盤をおこしたら、足首を背屈させて床にお腹をつけるべく上体を倒していく。
このお腹を床につけていく動作で重要なのが、”踵を床に押しつける”という動作だ。
押しつける動作によって上体が”前に”移動し始める。
”前に”が重要。上体が前に移動した結果として股関節から折り畳まれるのだ。
はじめから股関節から折り畳もうとして頑張ると、
たいてい腰を曲げてしまったり、顔が下を向いてしまったりしてしまう。
このトレーニングは、身体のやわらかい人のほうがはじめの頃に苦労するそうだ。
腰を曲げて前に倒しても、膝も足首も伸ばして180度まで開脚しても、その動きは骨盤おこし式股割りとは異なるもの。
身体がやわらかいと目標とする動きを見た目にはクリアしてしまうので、その相違点を理解して修正するのが大変なのだそうだ。
私の『股割り』はというと、中村先生に見てもらったところだいぶ前に倒れるようになってきていて(以前の私と比べての話)、やり方としても悪くないようだ。
やり方が悪くないのは、ミスター(身体が)硬派と言われるほどガチガチに硬い身体が幸いしたと言うべきだろう(笑)
課題は『踵』。もっともっと床に押しつける必要があるとのアドバイスを頂いた。
始めた頃は、全く出来る気がしなかった『股割り』だけど、この日わかったポイントに気をつけてやっていければ、
いつか床にお腹がつく時が来るという期待が持てるようになってきた。
始めた頃には想像もつかなかった世界が近づいてきているということか?!
しかしやることは変わらずちょこちょことトレーニングを続けるのみであります。
目指すのはここ!!!
http://www.youtube.com/watch?v=jFyaNCkXSP0
その他にも忘れないようにメモしておこう。
■LSD
ゆっくり走れなければ速く走れない。
今回は20分くらい走っただろうか、走り終えた後の足の軽さといったら!!
運動したあとで足が軽くなるように動かないとならないというのも納得。
■四股相撲
S水さんの四股相撲がやたら強い。
自分なりに丈夫な姿勢を取って押し合うのだけれど、ずるずる押し下げられていく。
やっている人は違いますねー。
励みになります!
中村先生、中島先生、S水さんをはじめ、
参加されたみなさまありがとうございました!!
※写真は”MATAWARI JAPAN”Tシャツ
http://takahiro-n.cocolog-nifty.com/nakamura/2009/03/matawari-japant.html
から拝借(^^)
追記)
■セミナー後
セミナー後はファミレスでお茶。
ファミレスなのに盛大な飲み会が開催されていた中村先生のテーブルとは離れてしまったが、
中島先生と同じテーブルで初参加の方の骨盤をおこしたり、技の稽古をしたりして一粒で二度おいしいお得な時間を過ごすことが出来た。
皮膚を操作する技を受けたが、この系統の技はいつ受けても面白い。
指一本を掴まれた状態から動き出した時に発生する皮膚同士の接触面の臨界点(とでも呼んだらいいのか)をキープすると相手が動き出す。
弱すぎれば動かない。力任せに引っ張っても相手が反応して止められてしまう。
手首を掴まれた状態から、掴まれた手を潜り込ませるように動かし、皮膚の接触面をピンとはったままキープすると相手が動き出す。
手のひらで相手の腕をはさみ皮膚をずらすと相手が動き出す。
上に向けた手のひらを上から押さえられた状態から、
指の腹で相手の手のひらを滑らないようにこすると押さえられていた手が動き出す。
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