気づき、手放す@ノーブランド柔術研究会

久しぶりにKさん、Sさんにも会えた。
『何もしない』ノーブランド柔術研究会の話。
力みを取るぞー!!と力んでしまったどうかは知りませんが、
途中何度も動けなくなってしまった。
肘ーーーー!!!!!

相手の状態が鏡に写したように伝わってくる。
伝わってきた力みに気づき、手放す。
・気づけるかどうか。
・手放せるかどうか。
これが稽古。
こちらが脱力すれば相手も脱力する。
相手が自分の脱力に気づけないと、ほんとに軽い感触で動ける。
気づきあいの手放しあい。


■八光捕り
肘の力みが取れない。
意識して脱力しすぎれば引いてしまうし、引かないように意識すれば押してしまう。
む、む、むむむ。。。
強く掴まれると誘われてしまうのだ。


■引き投げ@脱力
肩、肘を弛める。これも特に肘をかためないこと。
肘は動きの途中でもかたまるので要注意。
私は骨盤おこしトレーニングのくせか、股関節から回ってしまって下に崩れずに横に回ってしまう。
半身の動きで自分の身体を引き裂くように手を引く。
引く側の足に重心が乗るように。


■引き投げ@呼吸
吸気で相手は後ろに動かされるので、ここというタイミングで技に入ると相手は動き出す。
広沢先生は私の呼吸だけで壁まで飛んでいってしまった(笑)


■背落とし
相手の状態が移る。
膝をロックした状態とロックしない状態。
触れられている場所は肩だけなのに、広沢先生の膝がロックされているかどうかが伝わってくる。
ロックされた状態で技をかけられると(崩れたくても)崩れられない。
ロックされない状態で技をかけられると、こちらも膝から崩れ落ちる。


■咬ませてから動く@強く咬ませる
掴まれた手を引いて、遊びをとってから動く。
体重をかけて強く咬んでいる場合は、相手の状態に影響を受けやすい。つい相手の力に対抗して引き返す動きが出るが、こうなるともう動かない。
強く引かれても接触面を直接操作せずに膝の抜きなどで、動くと大きく崩れる。膝を抜くときに接触面の咬んだ状態をキープできるかがポイント。


■咬ませてから動く@座布団2枚の上から
座布団を2枚重ねてかかえて立つ。
技をかける方は拳を座布団に柔らかくあててじんわりと押す。
この時座布団を抱えた人がやはりじんわり反応して、拳に寄ってくる。まさに寄ってきた瞬間「咬んだ」状態が発生するので、拳をもう少しだけ押し込むと相手が崩れる。


■咬ませてから動く@座布団6枚の上から
2枚のときと同じ


■咬ませてから動く@座布団2枚持った3人重ねで
2枚のときと同じ


■宴会芸
両手押さえバージョンを披露。改善の余地はあるけどアリはアリ!
同じ形で広沢先生が片手でやると、ひっくり返された。
私が出来なかったのは単に未熟だったからのようです(笑)

みなさまありがとうございました!

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