足元3年@構造動作トレーニング基礎編


構造動作トレーニング@基礎編に参加した話
講師の中村考宏先生は、最近著書にDVDが出て依頼セミナーは毎月満員御礼。


ここ最近、本当に多忙すぎて帰宅後のトレーニングが出来ていなかったので、ここぞとばかりに腰割り、股割り、胸割り。
常連参加者として初参加の方に股関節で動くことや、腹圧の説明などお手伝いさせていただきなたら、目立たないようにセミナー会場後方の端っこで自分もトレーニング。

基礎編の説明内容は聞いたことがある話ばかりのはずだが、あらためて言われるとハッと気づかされるところがある。
「腹で割っていくのが股割り」
股割りでこれを忘れると背中が丸まってしまう。
背中が丸まれば股関節の回転が止まってしまい、すなわち股割りが止まってしまう。


まずはここから
■股関節の位置・股関節で動く
正座での前後運動で股関節の位置を確認する。
股関節の感覚は、動くようになったらでないとわからない。
股関節が動いていない方の骨盤は後傾していて、股関節は、運動のはじめから終わりまでお尻の下敷きになって潰れていた。
これまでも同じ説明を受けていたが、今回ようやくその説明が指す状態がどういうものか、ハッキリと理解できた。

中村先生に呼ばれて私と初参加の方との動作比較。
中村先生「違いがわかりますか?」
参加者「お腹から折れているか、折れていないか」

股関節から動くと、前後運動とともに座骨結節の位置が移動する。
前傾に伴って座骨結節がお尻の後ろ側に移動するのを確認出来る。
骨盤立位の目安となる座骨結節だが、骨盤後傾の状態で探し出すのは難しい。
座骨結節がお尻の中に入ってしまっているのだ。
とにかくお尻の後ろ側で座骨結節に触れたら、それが骨盤立位目安です。


■身体の作り方
セミナーではいくつかのトレーニングとその効果が説明されるが、はじめのうちは覚えるだけで精一杯。それを”正しくトレーニングしなければ!”なんて思ったら出来るものも出来なくなってしまいそう。
その点について、中村先生が最後に説明されていた。

中村先生「これだけでいいですからやって下さい。」

それは足指の握り。
足首の背屈・底屈を繰り返しつつ、足指を握り続けるという動作。
私はこれをやるといまだに足裏がつってしまうのですが、
中村先生は「つってもいいですからやって下さい。」
と言う。
地面と設置する部分がしっかりしてないと、いくらその上をやっても効果が期待できないとの事。

中村先生「足元3年」

だそうです。
私は3年経ちましたがまだまだやっていかないといけません。
足元見られちゃいますね(^^)


■股割り
今回は基礎編なので股割りはなし。
ということでセミナー後に質問させていただいた。
私「股関節の外旋は、足首屈曲時の小指側をつける事で実感出来るのですが、外転方向のトレーニングはどうすれば良いのでしょうか。」
中村先生「腹で割っていく。」

これはつまり、正しく股割りトレーニングをすれば、結果として股関節全体の可動域が広がっていくということ。
地道ですなぁ。

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