半身動作研究会@恵比寿にまた股を割るべく参加した話。
遅れてつくと少人数で「離陸」をテーマに稽古中。
先輩稽古人のOさんが顔を出されていて、年末から7kg減のご報告や食事と体調管理についてアドバイスをいただいた。
量を減らすなら質を高めて満足度を高めるといった方法は、多くの人に有効だろう。
外から与えられた思いこみの生活リズムと身体の真の要求は必ずしも一致しないという考え方には共感するものがある。
「一日3食」を守ったところでそれ以外が不規則になればかえって身体には負担になるだろう。
■体幹立ち
股割りというよりもこれをやりにきたといってもいいだろう。それくらい自分に必要なトレーニングだと思う。
AさんやHさんにやり方を紹介したりしながら、何度かやっているとやはり股関節に刺激が入っていくのを感じる。
私の場合、効果がわかりやすいのはこのトレーニングを行うと股割りのスタートポジション(骨盤が起きた状態で構える)がすんなりとれるようになる点だ。
■股割り
Hさんに股割りの状態をチェックしてもらう。
Hさんは稽古を始めた当初からの私の身体の状態を知っているので、進展度合いを聞くのにふさわしい。
道場にあったござを丸めて段差を作って股割り。
Hさんからは進展を認められた上で、「膝が内側に入ってしまっている」というのを指摘してもらったが、これも体幹立ちのトレーニングで改善出来そうな予感がある。
それからHさんに「中村先生のプリケツに近づいている。股割り中にお尻がピクピク動くところまでww」と感想をもらった。これはよい傾向だwww
■バランスボード
恵比寿恒例の1本足のバランスボード。こちらもかかせない。
この上でゆっくりとスクワットをするのだが、これが難しい。連続では出来なかったが、何度か成功。
股関節がゆるんだせいかのか、なかなか調子がよかった。
■膝の先行による動き
Hさんより。
膝抜きによる落下を使わずに身体に浮きをかける方法。
やり方は膝抜きよりも簡単。やや身体を沈めておいて膝の向きを変える動きに身体全体がついていくというもの。
その場180度回転をやると確かめやすい。
■上半身と膝の連動
これもHさんより。
二方斬り、三方斬りの剣の振りを膝の動きで先導するというもの。
見よう見まねでやってみるが、効果を感じられない。上半身と膝の動きが連動していないのだろう。タイミングだけ合わせて動くのとは違う。
■『浪之下』受け
Hさんに受けでリクエスト。
Hさんの強力な浪之下をどこまで受けられるかというもの。
『屏風座り』で感じた「寄りかからない」ことの効果を『浪之下』の受けでやってみた。
『浪之下』の受けは相手の腕にしがみつくような格好になるため、相手に寄りかかりやすい。そうなると身体の一部に負担がかかるため相手の体幹部の重みを受け止めきれない。
結果的には(いくつまであるのか確認していないが)第2段階で早くも止められなかった。
しかしHさんからは「状態は悪くない。」という感想をもらった。
これは、止められなかったときの私の身体の状態を感じての発言。一部に負荷がかかるような受けではなく、身体全体にそれなりに負荷を散らせているが、それでも止められなかったということだ。
やはり受けの状態としては進展があったようだ。
■離陸の稽古
いかに待てるか。
”相手が動いてくれる”のだから自分で方向を決めてはいけない。ただ触れられれば相手は動く。
触れても動かなかったら、そう言うこともあると思って稽古すればよい(実際には微動だにしない人はいないだろうが)。
”ついていく”も同じ。自分で方向を決めてはいけない。
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