待ちに待った健心流柔術東京セミナーに参加しました!
柔道技の研究用に購入したおニューの柔道着で張り切って参加してきました。
まずは稽古を通じて上達する方式について説明があった。
技をきちんと受けて、自分がどのような技にどのようにかかっているのか感じることから始まる。
技の受け手が、技を導くようにして相手の動きを引き上げてあげる。
すると技をかけるほうが上達する。
上達した相手が技を受け手になって、その相手を導くように動きを引き上げていく。
方向性が合った状態であれば、先生がいなくても稽古できて上達も出来るという事だった。
先生は方向付けをしてあげる役目だとも。
技の話。
大事な事は体験稽古のときに教わっていた。
この日のセミナーでも大事なポイントはすべて説明していただいた。
・相手と繋がる。
・中心を取る。
・繋がったまま、中心をとり続けたまま動く。
形は様々だが、根本的には同じ原理で動き、技にする。
繋がりは相手の攻撃する動きを使って作ることになる。
そのため、攻撃してこなかったり何か動きを感じると力を弛める動きに対しては技は効きづらい。
具体的に言うと嫁子供には技が効きづらいという。
ここからも技の原理を伺い知ることが出来る。
私が普段やっている稽古も妻には効かない(最近はほとんどかけませんが)のだけれど、質として近いところにある稽古のように感じます。
・相手の重心を前に引き出す(後ろに送る)
引き出しすぎると相手が気づいて継ぎ足などの反応が起きてしまう。
繋がるとは、相手と自分の共通の重心位置を作ること。
共通の重心位置を動かすことで相手を動かすことが出来る。
共通の重心位置なので自分も動くことになる。自分も動くということは、自分も技にかかっている状態でもある。
一緒に技にかかって相手と動き、仕掛けた自分は崩れるまえに動きを制御することで相手だけが技にかかったように見える。
繋がる、力を通す、中心を取る、崩すなどの共通認識を作るための基本稽古から。
あぐら同士で向き合って座り、相手に腕を掴んでもらった状態から腕を張ることで繋がりをつくる。
そこから体で動き、相手との繋がりを作る。このとき繋がりである腕は張りを保つだけで接触面の状態は変わらないようにする(余計な事をしなけれれば良い)。
はじめの形で根本原理を体感してからは、様々な形での技を受けて、参加者同士で試してという形で進んだ。
がっちり掴んで貰うような繋がりの強い形の稽古が続き、徐々に繋がりが薄い形での稽古に移っていく。
一番繋がりが薄いと感じたのは、これは技を受けるだけだったが手のひらを受け手が”上から”相手の手のひらに乗せた状態で”重さを乗せて”下に崩すという形。
文章にはなっているはずだが、念のためもう一度書いておくと技を掛ける側から見ると相手の手のひらを自分の手のひらに乗せた状態で相手に重さを掛けるという事だ。
普通に考えたら手が離れて終わりだが、繋がりが切れないように動くとこの形でも相手を下方向に崩すことが出来る。
講座の後半リクエストに応える時間には、どうしても感覚が掴みきれずにいた握り拳をアッパーの形で固めてた状態の相手を崩す技も沖縄体験稽古以来、再び受けることが出来た。
これも原理は同じ。
触れた箇所はまっすぐにおろす。
体験稽古で一度だけ出来た座りで相手をたたせる合気上げを受けさせていただく。
健心先生にも受けていただいて、OKをいただいた。
もちろんこれも原理は同じ。形が違うだけだ。
胸・背中・腰を使って、相手を正座からつま先立ちになるように力を導く。つま先立ちになった相手の重さがかかったらそれを相手が立つ方向に返してあげる。
参加人数が多いと聞いていたのであまり技を受ける機会がないのではないかという少々の不安があったが、参加された方がみなさん熱心で、その上楽しんで取り組まれる方ばかりだったおかげで当初の不安はどこへやら、最初から最後まで楽しい稽古になった。
あっと言う間に3時間が過ぎたけれど、密度の濃い充実した時間になった。
健心先生からも短時間になるべく健心流の術を伝えようとしてくださっている気持ちが伝わってきて、こちらとしても楽しみつつ受け止めようと必死になりつつの3時間だった。
まだ2度参加しただけですが、健心流の稽古は、私が普段やっている稽古とも方向性が近く、体験稽古する前から自主稽古で健心流の稽古メニューを稽古仲間に紹介して技の研究をしてみたりもしています。
健心先生にはこれを機会に何度でも東京にきていただいて、我々の稽古の方向性を確認していただきたいものです。
私のブログで健心流の東京セミナーを知って参加された方も3名ほど確認出来ました。
東京セミナーを実現してほしいという思いから当ブログで何度か紹介した成果(?)が出て良かったです。
柔道技の研究用に購入したおニューの柔道着で張り切って参加してきました。
まずは稽古を通じて上達する方式について説明があった。
技をきちんと受けて、自分がどのような技にどのようにかかっているのか感じることから始まる。
技の受け手が、技を導くようにして相手の動きを引き上げてあげる。
すると技をかけるほうが上達する。
上達した相手が技を受け手になって、その相手を導くように動きを引き上げていく。
方向性が合った状態であれば、先生がいなくても稽古できて上達も出来るという事だった。
先生は方向付けをしてあげる役目だとも。
技の話。
大事な事は体験稽古のときに教わっていた。
この日のセミナーでも大事なポイントはすべて説明していただいた。
・相手と繋がる。
・中心を取る。
・繋がったまま、中心をとり続けたまま動く。
形は様々だが、根本的には同じ原理で動き、技にする。
繋がりは相手の攻撃する動きを使って作ることになる。
そのため、攻撃してこなかったり何か動きを感じると力を弛める動きに対しては技は効きづらい。
具体的に言うと嫁子供には技が効きづらいという。
ここからも技の原理を伺い知ることが出来る。
私が普段やっている稽古も妻には効かない(最近はほとんどかけませんが)のだけれど、質として近いところにある稽古のように感じます。
・相手の重心を前に引き出す(後ろに送る)
引き出しすぎると相手が気づいて継ぎ足などの反応が起きてしまう。
繋がるとは、相手と自分の共通の重心位置を作ること。
共通の重心位置を動かすことで相手を動かすことが出来る。
共通の重心位置なので自分も動くことになる。自分も動くということは、自分も技にかかっている状態でもある。
一緒に技にかかって相手と動き、仕掛けた自分は崩れるまえに動きを制御することで相手だけが技にかかったように見える。
繋がる、力を通す、中心を取る、崩すなどの共通認識を作るための基本稽古から。
あぐら同士で向き合って座り、相手に腕を掴んでもらった状態から腕を張ることで繋がりをつくる。
そこから体で動き、相手との繋がりを作る。このとき繋がりである腕は張りを保つだけで接触面の状態は変わらないようにする(余計な事をしなけれれば良い)。
はじめの形で根本原理を体感してからは、様々な形での技を受けて、参加者同士で試してという形で進んだ。
がっちり掴んで貰うような繋がりの強い形の稽古が続き、徐々に繋がりが薄い形での稽古に移っていく。
一番繋がりが薄いと感じたのは、これは技を受けるだけだったが手のひらを受け手が”上から”相手の手のひらに乗せた状態で”重さを乗せて”下に崩すという形。
文章にはなっているはずだが、念のためもう一度書いておくと技を掛ける側から見ると相手の手のひらを自分の手のひらに乗せた状態で相手に重さを掛けるという事だ。
普通に考えたら手が離れて終わりだが、繋がりが切れないように動くとこの形でも相手を下方向に崩すことが出来る。
講座の後半リクエストに応える時間には、どうしても感覚が掴みきれずにいた握り拳をアッパーの形で固めてた状態の相手を崩す技も沖縄体験稽古以来、再び受けることが出来た。
これも原理は同じ。
触れた箇所はまっすぐにおろす。
体験稽古で一度だけ出来た座りで相手をたたせる合気上げを受けさせていただく。
健心先生にも受けていただいて、OKをいただいた。
もちろんこれも原理は同じ。形が違うだけだ。
胸・背中・腰を使って、相手を正座からつま先立ちになるように力を導く。つま先立ちになった相手の重さがかかったらそれを相手が立つ方向に返してあげる。
参加人数が多いと聞いていたのであまり技を受ける機会がないのではないかという少々の不安があったが、参加された方がみなさん熱心で、その上楽しんで取り組まれる方ばかりだったおかげで当初の不安はどこへやら、最初から最後まで楽しい稽古になった。
あっと言う間に3時間が過ぎたけれど、密度の濃い充実した時間になった。
健心先生からも短時間になるべく健心流の術を伝えようとしてくださっている気持ちが伝わってきて、こちらとしても楽しみつつ受け止めようと必死になりつつの3時間だった。
まだ2度参加しただけですが、健心流の稽古は、私が普段やっている稽古とも方向性が近く、体験稽古する前から自主稽古で健心流の稽古メニューを稽古仲間に紹介して技の研究をしてみたりもしています。
健心先生にはこれを機会に何度でも東京にきていただいて、我々の稽古の方向性を確認していただきたいものです。
私のブログで健心流の東京セミナーを知って参加された方も3名ほど確認出来ました。
東京セミナーを実現してほしいという思いから当ブログで何度か紹介した成果(?)が出て良かったです。
そうそう、セミナーの中で健心先生に見ていただいた私が攻撃されたら嫌な範囲(参加されていない方には何のことかわからないと思いますが)。
私から見て右側のエリアが極端に狭い件についても、次回見ていただけたらどう変わっているか(いないか)楽しみにしたいと思います。
健心先生、アシスタントで参加された方々、参加された皆様、ありがとうございました!!
コメント