柔道練習(2回目)

柔道練習2回目は、市内の合同練習だった。
ここでもチビッ子たくさん。というか、一般参加は私だけ。つまり、市内から集まった何十人ものチビッ子におっさんが一人混ざって練習という、(あのおっさん誰?)という光景だ。当然父兄の皆さんは、周りで見ている。

このような状況はあまり好きではないはずだったのだが、人が変わったのだろうか?気にならない。何であれ、柔道が練習出来れば良い。


県内の強化練習で行うメニューを中心に基礎練習から。千葉県はいま、国体でも優勝するなど、日本で一番強い県なのだそうだ。

チビッ子と一緒にやると勉強になる。何のための練習か、一から説明してもらえるのだ。しかも、将来有望なチビッ子達に対する説明なので、丁寧になる。私のようなおっさん相手には、説明のしがいがないだろうから、このような機会に参加できてありがたい。


家族サービスの関係で、途中で失礼したが、バテるには十分なメニューだった。

<柔道練習メモ>
・準備運動、ストレッチ省略


・受身後受身、横受身、前受身。前受身が、大変だった。受身をしてから、膝をつかずにそのまま立ち上がる。後受身も前受身もすぐに立ち上がって、連続で行うのは同じなのだが、こちらは重心移動を使えればそれほどキツくない動作だ。

・仰向け足こぎ、うち回し、外回し。先週首を上げているのが辛かったメニューだが、今週も辛かった。
しかし、光明も。首だけでヘソを見ようとするのではなく、腰椎、胸椎、頚椎を全て使って見るのがポイントか。それから、首の筋肉痛って、頭痛に繋がるのでしょうか?!頭が重いです。肩ブリッジ。これらは、寝技の攻防で用いる。逃げるばかりではなく、攻めるための練習でもあります。


・前進その1前転、後転、開脚前転、開脚後転、倒立前転(出来ない)、倒立歩行(出来ない)、ヘッドスピン(出来ません)、倒立後転(出来ない)、側転(やってるつもり)。前回り受身。平衡感覚を養い、受身をするさいに確実に頭・首を守るための練習。チビッ子達が、ヘッドスピンでバンバン前に進んでいく光景には、驚かされました。あんたらすごいよ!


・前進その2海老、逆海老、絞り。海老:固め技からの逃げ。外側の足を使い、身体を横に向けながら小さくなる。腕も連動させる。腕は上から下へ相手を押しやるように動かす。逆海老:固め技からの逃げ。 外側の足を使い、身体を横に向けながら小さくなる。腕も連動させる。腕は下から上へ相手を押しやるように動かす。絞り:上四方固めの決め。絞るとともに胸を開く、足の指も連動させて使う。


全てのメニューが、目的を明確にして取り組まれていた。 これは練習に取り組む上で重要な点だ。
一部、ストレッチ的な動作が準備運動に含まれているのは、構造動作理論的には残念だったが、一般的にストレッチが有効だと言われている以上、まだまだこれが現実なのだろうか。しかしながら、膝を伸ばしきる動作は、癖にしてしまうと大変危険だ。膝はロックしたまま大きな衝撃を受け止める構造にはなっていないこれだけでも、練習から外して欲しい。静的なストレッチだったので、動作に結び付かないのは不幸中の幸いか。開脚で親指を天井に向けると言われていたが、背屈に繋がる動作だ。目的をはっきりさせれば、より効果的だろう。


私は、またしても全身筋肉痛。先週以上に頑張ったわりには、軽くて済んでいるような気もする。上手に動けるようになりたい。

ストレッチについては、構造動作トレーニング中村考宏先生のブログにもエントリーされていました。

ストレッチをすると怪我をする/動きのフィジカルトレーニング



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