柔道練習55回目『返されない袈裟固め』

KさんとSさんと練習できた。

打ち込み
・大外刈
・小内刈
・大内刈
・背負投げ
・体落

乱取り
・2分を2本
・アドバイス 数点

寝技
・亀を返す 前から
・亀を返す 後ろから
・返されない袈裟固め
・上からの攻め
・下からの防ぎ

乱取りは少な目だったが、寝技の練習が充実した。
おっさんになってから上達するのは体力的になかなか大変だが、理論的な話はこれまでの経験が理解の助けになってくれる。
無駄な練習をしないで済むのがせめてもの救いか。
部活の時とは違って、楽しいので体力と時間が許せば、いつまででもやっていたい。
やればやるほど、上達するのだから当然だろう。
子供たちに教えたいのは、試合の勝ち方などではなく上達の楽しさだ。
今のところ指導者になるつもりはないが、せめて一緒に練習する子供たちには、練習態度でそれを伝えていきたい。



乱取り
『謙譲の美徳』による『大外刈』を仕掛けたつもりだったが、Sさんに思いきり返された。
動きのなかで効果的にかけるには、感覚変化を起こしておく必要がある。
掛けたつもりで、掛かってないのだ。

Kさんからのアドバイス
・背負投げの入り方
見た目には自分が相手の懐に低く入り込む形になるが、動きの質は自分が技を掛けたい空間に相手を引き出すように仕掛ける。
引き出す空間が必要なので、あまりに引っ付きすぎた状態からは『背負投げ』に入れない。

・投げきる足技の掛け方
足だけだしてペチペチやっても何も起きない。牽制に使う方法もあるが、投げきる足技も使えた方が良い。
背負い投げ同様、くっつきすぎると相手を引き出す空間が無くなってしまう。
引き出したらなるべくくっついて技を掛ける。

・足技の返しかた
相手の足技が来ることがわかっている場合は、堪えつつ腰を落として、刈り返すと良い。

・近距離でもつれたときの投げ方
腰を相手に密着させつつ、タイミングを見計らって腰を前に入れ、『大腰』をかける。
私がSさんとの乱取り中、横から帯を持ったときはチャンスだったが、捨て身気味に投げを打ったので、足を出してこらえることが出来た。体を密着させて崩せば投げきることができる。

寝技詳細
亀を返す 前から
帯と襟で相手を引き出して、左足を相手の右脇腹から差し入れて相手の右腕脇に引っ掻ける。
同時に右手で相手の左肘の胴着を掴み、左に横回転してひっくり返す。

亀を返す 後ろから
帯を持ち上げて相手の腰を浮かせ、浮かせて出来た両脇腹の隙間から両足を差し込む。
足を差し込んで確保した隙間から、同じく両腕を差し入れて、左右の襟をそれぞれ左右の腕で掴む。

袈裟固めの逃れ
相手と並行になるくらい追いかけて密着し、肩ブリッジの角度で『鉄砲返し』を打つ。
他の寝技からの逃れかたも同様に、肩ブリッジを打ちやすい位置を取れれば『鉄砲返し』の要領で返すことができる。

返されない袈裟固め
「これを教えると逃げられなくなるので教えたくないのですが。」
という前置きで教えていただいた。
相手に密着されないように逃げる。
腰を相手から遠さまけ、背を見せないように仙骨を畳につけるようにする。

足を絡まれないように、膝は立てない。



からの、娘とアイススケート。
ちょっとしんどかったが、重心位置を探るいい練習になる。
娘も楽しめて一石二鳥だ。

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