足の『辰巳返し』

Oさん主催の恵比寿稽古会に参加した。
次週は別件で不参加なので今年はこれが最終回。


今日はみなさん都合が悪かったらしく、私とOさんの二人稽古になった。

Oさんは少し前の私のツイートを見ていてくれたようで、『謙譲の美徳』による『大外刈』を受けてもらって、その感想などをいただきながら、Oさんからも新しい感覚の投げを教わった。

主に足技の形で検証したが、教わった動きは相手に寄りかからずに動くという質的な違いが重要で、応用の幅は広いと感じた。

特にOさんの提案で試した『謙譲の美徳』で相手を動かしてからの、寄りかからない動きは、感覚を掴めば相手にとって予想しにくい質の投げになるようで、非常に面白かった。
Oさんにも言われたが、私の感覚にあった形を見つけて練習できるようになると、また違った面白さが出てきそうで楽しみだ。
是非自分の感覚としてものにしたい。

起倒流の形のいくつかも、同じ動きの質で試したが、どれも柔らかい接触面を保ったまま、重心の移動によって崩される感覚が心地よかった。


足を掛けて重心を落とした相手の足を浮かせるこの動きは、私の感覚でやると『足の辰巳返し』だった。

この感覚は面白い。

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