柔道練習56回目『内股』『跳腰』『払腰』

Sさんがお休みで、Kさんと練習した。

「たいさんはこの技も打ち込みをやっておいた方が良いです。」と言われたのは、『内股』『跳腰』『払腰』に共通する入り方だった。


足捌きの確認。
右足を90度左に向けながら相手の右足前あたりに出し、左足は踵が相手に向く向きで右足と横に並ぶ位置に出す。

釣り手は上に、引き手は手前に。
自分が近づくのではなく、相手を持ってくるように引き付ける。

上体は正面をキープして相手の体がぶつかってくるようにする。

次の動作をスムーズにするため、顔は後ろに向ける。
ここまでは内股、跳腰、払腰で同じ。
相手の状態で何をかけるか決めて良い。

相手と胸があった状態から、釣り手と引き手で大きく円を描くようにしながら上半身を下半身の位置まで横回転させる。
この動きの時に右足をどう出すかで技の名前が決まる。
縦回転は釣り手の方向に発生するが腕だけではなく、跳ねあげる足と上半身の傾きによりおこなう。


体が大きい人は奥襟を持って最初から払腰、足の長い人は初めから内股を狙ってもいい。

うまくいったときは相手の体がふわりと浮いてくる。
上半身から崩して足を掛ける足技とは異なり、腰に相手をくっつけて回し投げるので、足を使わなくても相手は投げられる。

重要なのはいかに相手を浮かせた状態でくっつけるかだ。

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