こんにちは。
空気投げ研究家の田島です。
空気投げ研究家の田島です。
わたしの取り組んでいる『空気投げ研究』が月刊秘伝の7月号で紹介された(される)ことで、
8月13日に名古屋で開催する『空気投げ』の研究稽古会に興味を持たれる方もいるかも知れません。
あるいは稽古会には行くいかないはともかく、面白そうだと思っていただけたかも知れません。
少しでも興味を持っていただける方が増えればうれしいです。
今回秘伝に掲載されたのは、他の先生方のように武術の実力が評価されたのではなく、
やっていることの面白さに注目されてのことです。
逆に言うと秘伝の編集者の方に、実力不足を補って余りある面白さを感じていただけたということです。
ですから名古屋の研究稽古会では、研究の面白さを参加者の方々にお伝えしたいと思っています。
映像に残る伝説の柔道家三船久蔵十段の『空気投げ』をどこまで紐解いたのか、最新の研究をご紹介します。
技を研究する面白さをお伝えできればと考えていますが、もちろんまずは最新の研究段階にある空気投げを紹介する予定です。希望者がいれば受けていただきます。
技の仕組みを掘り下げるのも面白そうです。
受け身が取れない方にも、技の仕組みの一部を取り出した『空気投げ崩し』を受けていただくことも出来ます。
その他、『空気投げ』研究を支える稽古も一つ一つが面白くて、全てをやろうとしても時間があっという間に過ぎてしまいそうです。
空気投げの申し込みページにはたくさんのメニューを書きましたが、全てをやると内容が薄くなってしまいます。
8月13日の開催まで、まだ少し期間があります。
当日の限られた時間でどうしたら面白さをお伝えできるか、何をやれば楽しんでもらえるか考えながら過ごしています。
また、今より少しでも研究が進んだ空気投げを紹介できるように引き続き稽古を続けます。
空気投げ動画(三船久蔵十段)
田島による空気投げ『隅落』動画
月刊秘伝の取材時に撮影したものです。
受けの五十嵐さんが上手なのできれいに投げられてくれてます。
三船十段の手順に基づいたこのやり方の説明と希望されるかたに受けていただくのが研究稽古会のメインになると思います。
研究を支える稽古『謙譲の美徳』(松聲館の技法)
壁と人を相手に。
この動きの原理を空気投げにも使っています。
※これも受け手は五十嵐さんです。体をしっかりまとめている相手ほどきれいに跳ぶ傾向があります。
研究を支える稽古『辰巳返し』(松聲館の技法)
※動画が取れたらここで紹介します。
正面からこちらの片方の手首あたりを両手でつかんでもらい、そのまま腕立て伏せ状態で体重をかけてもらっているものを(見た目には)片手で持ち上げる動きです。
おそらく時間の関係で全てのメニューを皆さんと稽古する時間は取れないと思います。
動画でご紹介しておきます。
わたしが新たに定義した『八方向の空気投げ』は次の形です。
※左右横隅、左右後横隅への空気投げは『隅落』です(左右組み合わせてです)。
残りの前隅、後隅、左右前隅への空気投げをご紹介します。
(動画は右組み版のみです)
前隅への空気投げ『浮落』(もともと柔道にある技です)
左右前隅への空気投げ『渦落』(形、名称とも田島のオリジナルです)
後隅への空気投げ『浪落』(形、名称とも田島のオリジナルです)
見た目の形は違いますが、すべて『隅落』の技の仕組みに基づいて技をかけています。
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