柔道練習95回目『組み手の重要』

道場OBで中高部活でやっていたほぼ現役のTさんが来館。

Tさんに乱取りを相手してもらったら、組み手がうまくて組ませてもらえない。ポンポン投げられてしまった。
これからちょくちょく来れそうとのことなので、また相手をしてもらって、組み手も練習するようにしよう。
Sさんとの乱取りでは不発ながらも『内股』を思いきって仕掛けることができた。積極的に技を仕掛けられるようになりたい。
出稽古できたAさんとは技の研究稽古。空気投げの返し技を考え中らしい。研究熱心な方との練習は刺激があって楽しい。

前回の練習からかなり時間が空いてしまった。
その間見ていた寝技の動画の内容をいくつか実際に練習させてもらった。
横四方からの逃れ
 動脈を拳で押して首に足をかけて外す
 自分の足を手につけ足の力で外す

袈裟固めからの逃れ
 鉄砲返し
 脇から腕を外して相手の首を押して起き上がる

肩固めからの逃れ
 首抜き後転で逃れて押さえ込む

上四方からの逃れ
  煽りを入れて出来た隙間から腕を差し込み回転して伏せる

亀を返す
 横三角に返す
 腹に手を回して返す
 返しながら片羽絞め
 返しながら前絞め

亀の防御
 横三角に攻めてきた相手の足を回転しながら外して逃れる

伏せた相手を返す
 足を持ち上げて自分の足を差し込み梃子を使って返す

動画で勉強した通りに動けたもの、思い通りに動けなかったものがあったが、練習にいけない間の動画を利用した脳内稽古はなかなか有効だ。
この調子で組み手争いの動画を見て次回の練習に備えておくことにしよう。

私のように練習時間が取れないものが柔道を上達するには、柔道の練習をしない時間をいかに過ごすかにかかっている。
動けるからだの獲得と脳内稽古の組み合わせは相性がいいらしい。


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