都内で棒手裏剣の練習が出来る貴重な場所、中野棒手裏剣稽古会に参加しました。
前回は上腕の力こぶが筋肉痛になって、振り下ろしの腕を止めるのにかなり力んでいたと後になってわかったので、今回は振り下ろしまで意識すると心に決めて取り組んだ。
私の棒手裏剣のテーマは
『軽く、早く、強く。』
これは投げにも通じる。
甲野先生が言う捻らない体の使い方を探ることにもなるので、棒手裏剣も普段の稽古の延長線上にある。
斬り手にすると脇が締まり、背中の筋肉が働いて楽な感触で強い力が出せる。
打剣は斬り手を意識して特に剣が飛んだ後も背中が解けないように丁寧に打つと、打ち終わりのブレーキで生じていた上腕への負担は激減した。
主宰の菅さんをはじめ、居合いや中国拳法をされている参加者の方々の武術が手裏剣に現れるところが実に興味深く、お互いに打法を介して技術交流しながら自分の打法をあらためて確認する大変貴重な機会になった。
練習後は同じ会場で開催された手裏剣BARに参加。
お酒を飲みながら手裏剣したりお話ししたり、こちらも新鮮で楽しい。
主宰の慈猿さんから説明を受けて棒手裏剣を使ったゲームにも挑戦したが、普段狙わない位置に向かって打つ必要があったり、勝敗がつくというゲーム性から、稽古会で丁寧にやっていた打法はどこへやら(笑)夢中になって遊んでいた。
そんなわけで今回も筋肉痛確定です。
普段の稽古の話になって空気投げを少し紹介したところ、投げ技はほとんど経験ないという方にも興味をもって聞いてもらえた。
手裏剣をやっている人にとっても空気投げは面白い。
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